まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ハンドメイドバッグ活動の中で、アイデアや技術が未熟な時期にハイブランドバッグを拝見させていただきました。
なぜハイブランドバッグに注目するのかと言いますと、ある意味「哲学的」であるからです。
そのラインにした理由、そのパーツを付けた理由など様々な理由が多くを語らないクールな表情の奥に秘蔵されているようなのです。
伝統的なハイブランド様はあれこれ苦労話やエピソードを語ることが素敵な事ではないと考えているように感じます。
ただ、時代の流れと共に、アウトプットすることこそユーザーへの理解やコミュニケーションに繋がる現在では、製造背景や現場を時々ご紹介していただくことも出てきたよう。
しかし、包み隠さずとまでは行かないのも伝統のスタイルを保持していくことこそ威厳でありプライドなのかもしれません。

このたびは、ハイブランドバッグに見られる金属パーツの良質さがずば抜けているという点に注目しました。
1点物志向を貫く当ハンドメイドバッグ製作スタイルでは、この細部にわたる良質さの追求は大いに参考になることだったのです。
製造業者様の自社ホームページ内で見つかるバッグの留め具パーツ、1点物の良きレベルアップにお助けいただいた

このお店は自社ホームページです。
写真で見ただけでも、丁寧で良質なツヤが感じられ、実際に厚みもあります。
ハイブランドバッグの金属パーツを触った時と似た感触を得ました。
更にデザインも他の普遍さからは頭一つ抜けたものを感じました。
その他、「Parts Labo:パーツラボ」様も同じく自社ホームページ。
ここはDカンなどの幅のラインナップが広く、28mmという微妙な幅もお世話になっています。
25mmでもなく30mmでもない中間の存在は有難いのです。
もし、総合的なサイトのみで探していた場合、こうした金属パーツに特化したお店のようなアイテムは見つけにくく、無難な横並びで同じ目新しくはありません。
まずはしっかりと自らの軸を持ち、「こうしたパーツを探したい」という能動的な探し方(画像からよく入っていくことがあります)が自社製造の素晴らしい附属屋様に出会えることがあります。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.08.19からおよそ5年後の2025.07.08にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。
2025年では、金属パーツ自体をバッグに使用することを極力最小限にしています。
定番モデルの「切餅:エコバッグ」では、金属パーツの使用はゼロ、「餅巾着:ナップサック」では、Dカンのみです。
既製品パーツを極力使わないことは、すっきりとしたスタイルへの変化であり、特に打ち込み式のセットになったパーツは永続的ではないという見方から全面廃止。
もしかして、調節機能が必要な線コキや取り外しのためのナスカンは今後も必要になる場合があるかもしれませんが。。
Dカンに関しては、ショルダー付きのバッグである以上必ず求める唯一のパーツとなります。
反対に、ミニマムになればそれだけそのパーツの存在感は増すと考えます。
たった2個ナップサックに付けるだけでもDカンの幅を追求し、このたびご紹介のような良質なパーツ専門の製造業者様から購入したいのです(^-^)。
