美しいミシンの縫い目の実現のために。。縫い始めと縫い終わりの糸を隠す仕上げ方【124】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

<HMB教室>カテゴリーであるこちらで、ハンドメイドバッグ教室の内容をお届けします。

この教室は無料のYOUTUBEとブログの中だけの教室です。

私の目標としましては限られる人数のリアルの教室の代わりに、ネット上で何かしらの技術やコツを共有することがリアルの教室では難しい大人数に広く行き渡ればという願いを込めています。

ということで、当ブログのカテゴリーの<HMB教室>でそういったコツや技術の内容を集めていますので、ちょくちょくお立ち寄りどうぞ(^-^)。

さて、何をミシンで作るにも必ず出てくる縫い始めと縫い終わり。

これが返し縫いで糸をブチっと切っても良い時と良くない時を私は分けて考えます。

今回は、後者の方の手間をかけていきたい時の、綺麗な仕上がりになる糸の始末をお伝えします。

裏に結び目を隠す手間をかける場所とブチっと糸を切っても良い場所の区別

大きくは、こう分けています。

裏に糸の最後の玉止めを隠す必要のある時というのは、表にむき出しの箇所です。

例えば、サイドに縫い付ける形で取り付けるタイプのショルダータブなどはその例。

サイドに縫い付けのショルダータブ:糸をプチッと切らずに、結び目をタブの溝などに隠しています。

バニティバッグの場合ショルダーはサイドに縫い付ける仕様が一番使いやすくバランスが良いと思います。

この時に、今回ご紹介します糸の縫い始めや縫い終わりの部分を隠すやり方が使えます。

また、必要が無い時というのは、取っ手やリボンをトートバッグの表地と裏地の間に挟み込んで縫い付ける時などです。

内側に隠れてしまい、視界には全く入らない場合が糸をブチッと切ってしまって良いケースだという考え方です。

この後に貼ります動画は、ブチッと切らない手間をかけて綺麗に仕上げるケースの場合の糸の隠し方を細かい世界観で研究した記録をYOUTUBE動画にまとめています。

2つのケースがありまして、1つは縫い始めと縫い終わりが同じ位置に来るような、ぐるり1周などのステッチの場合です。

もう1つは直線で縫い始めと縫い終わりが別の位置になるケースです。

あとがき

確かにこの作業は、少々手間がかかるものです。

この積み重ねが時間をかけた作業となることに影響はしますが、バッグは綺麗に仕上がります。

スピードか丁寧さかどちらに重点を置くかですが、迷わず後者です。

まずは良質な物をきちんと作っていくことをベースに置いています。

大手様のコストをカットする大量の格安商品とは反対のことをしていかねば、個人では、到底お品が受け入れられないと思い意識し始めたことです。

綺麗に作ることに対して、このような手間をかけ力を注ぐのは意味のある時間の使い方であると判断した結果でもあります。

ハンドメイドバッグ教室では、「綺麗な作り方」という視点でお伝えしますので、手間をかける場面は結構あります。

この考え方が長い目で見て、その場には目に見えない「信用」とか「信頼」を獲得することへの実現へつながっていきます(^-^)。

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