部屋で気軽に使える簡易ケースのような存在、「外表」で組み立てる柄物残布を利用した裏地付き眼鏡ケース【81】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

近視の方はお部屋では眼鏡をかけられることが多いと思います。

外す時は、お風呂に入る前と寝る時くらい、お出かけのときは、コンタクトレンズ装着ということも。。

このたびは、わずかに余った素敵な柄のはぎれを利用し、裏地付きの眼鏡ケースを4点同時製作しましたのでご紹介します。

残布の分量に合わせて、10分丈と8分丈に分かれるラインナップの工夫もあります。

残布がわずかに足りないことで決してあきらめず、ユニークな展開へ運べるようなヒントになればと思います。

表地に合う裏地選びもはぎれストックからチョイス、お部屋で出し入れのストレスなく使える柄物の眼鏡ケース

これらの4種の柄物のはぎれを存分に利用していきます。左1種のみ残布が多めなので10分丈、右3種は8分丈です。
裏地は2種を合う柄と組み合わせて利用します。ブルーグレーの方は左2種に、グリーンの方は右2種に利用。
生地詳細(左から右へ):①紬シルクプリント、絹/100%、日本製。②シャンタンプリント、ポリエステル/100%、日本製。③ジャカード、綿/55%、ナイロン/45%、イタリア製。④ジャカードプリント、ポリエステル/100%、日本製。⑤ジャカード(ブルーグレー)、ポリエステル/100%、日本製。⑥プリズマン(グリーン)、ポリエステル/100%、日本製。
型紙・裁断・芯貼り:10分丈の型紙の底2.5cmを折ると8分丈です。カーブはもっと削った内側の線へ変更。

右下は接着芯全面貼りに加えて、更にハード薄芯をボンドで貼りました。

そうすることで、出来上がりが眼鏡ケースみたいなハード感を出してくれます。

裁断の向きは要注意、「アシンメトリー」なので一緒に組み合わせる仲間は対称に裁断しなければ重なりません。

このゆるやかなカーブが、完成後の使用時の出し入れのしやすさに影響すると思います。
返し口を直線の位置で決め、縫い代1.5cm(1cmの方が良い)で表地と裏地を縫い合わせしてひっくり返します。
左は、ひっくり返し後の外回りのステッチの固定、右は、その後2パーツを「外表」で縫い合わせ完成へ。
眼鏡ケース4点完成:<サイズ:10分丈-左>縦17cmx7.5cm。<サイズ:8分丈-右3点>縦14.5cmx7.5cm。
8分丈と10分丈の眼鏡を入れたサイズ感:頭少しはみ出す感じが左の8分丈、右の10分丈はフルにかぶります。

あとがき

こうしてはぎれ製作をした者が言えることがあります。

確かに利用したのは残り物の捨てていたかもしれない残布。

しかし、何か物を作ってしまえば、もうそれはどのような経緯の材料かなど関係がないとうこと。

すべての製作品に対しては同じように時間を注ぐわけであり、そのパワーと価値を大切にします。

よって、適当で良いのだというバイヤスな見方をやめ、どの製作も丁寧に平等に熱を注げると良いと思うのです。

はぎれで作ったのだという経緯は、後にエピソードとして添えることで、そのストーリー性の価値も加わることがあるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

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