まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、私がお作りしているハンドメイドバッグの副資材とも呼ばれる材料である附属品にスポットを当てたいと思います。
附属品は、メインのものではないけれど、バッグの機能を担当する役割として非常に重要です。
裏地・芯地・縫い糸に関しては、それぞれ別の記事でアップさせていただいておりますので、このたびは、それ以外の附属品になります。
ファスナー
ファスナーは、バッグにとって、警備のような役割です。
ファスナーが1本付いているだけでもバッグに付加価値が生まれます。
ファスナーは、すべて50cm以上の長いものです。
ファスナーの注意点は、意外に早い段階で必要なアイテムなので、すぐに使えるように前もってキープしていることが望ましいです。
ということは、生地があるので、その色目に合わせて、無関係な色を選ばずに、的を得た色でストックはある程度は可能です。
マジックテープ
ここ数年の中で、マグネットボタンは磁気があるので、カードなどの磁気を壊すことがブランドバッグで実際にありました。
よって、マグネットボタンは100%安心な留め具ではないと私としては結論づけました。
実際に私は、ブランドバッグのマグネットボタンでATMのキャッシュカードも通帳も、クレジットカードまで一度ずつ壊した過去があります。
ネットの情報では、バッグのお店の店員さんは、磁気は強い物ではないということをおっしゃるそうですが、それはやや苦しい説明だと思います。
実際にはカードなどが片っ端から壊れることが起こっているからです。
それに、マグネットボタンを一切避けるようになってから、カードや通帳の磁気が壊れたことは一度もないです。
よって、バッグを作る際にも、当然ながら、マグネットボタンに代わるアイテムとして、マジックテープを使うようにしています。
革ひも
ショルダーカン
ブランドネーム
自作のバッグを製作するときに必ず、こういった織ネームを縫い付けることで、製作者名を名乗るような意味もあるのかな。
アイレットカン/ハトメカン
2019年に入ってから、新型として、巾着バッグをよく作っていますので、それには、8セットのハトメカンを取り付けます。
まず穴をあけてから、2つのパーツをセットしてかしめるので、2段階の作業をふみます。
かしめるというこの聞きなれない言葉ですが、工業の部品パーツなどの業種の仕事ではよく使われるようで、圧力を加えて、2つのパーツを密着させて固定させることです。
私が使うのは、片面ハトメというものなので、突出した真ん中に穴が8mmほど空いたパーツとねじのワッシャーみたいなこれも真ん中に8mmほどの穴のあいたパーツの合体です。
穴開けは、金づちでコンコンとたたくので、少し大工さんのような作業です。
打ち込みは、たまたまこういう器具がありましたが、アルミ素材専用のようで、ゴールド色だと地がアルミではないので話が変わります。この器具では不可能です。
ループエンド
ループエンドのloopは輪とか円形構造を指すようですが、ひもやロープの先端に取り付けて使うことが通常です。
このループエンド1つで、バッグがとてもかわいくオシャレになりますので、結構なポイント箇所です。
底板
底板は結構大切だと思います。
これが入るので縫いにくい場合もあり、工夫も必要ではあるのですが、底が沈むバッグのみっともなさは悲しいと思っている人が多いようです。
底板は、生地で覆いスタイリッシュに製作するのが良いと思います。
表から見える場合は断然生地でくるむタイプが高級感あるバッグになります。
内蔵して表からは見えない場合は、角を丸くカットしてそのまま使うのですが、この角をカットすることも生地に突き出して生地を破らないなどの対策になります。
伸び止めテープ
あとがき
この部分は、かなり後になって書いている部分です。
こうしていろいろな附属をそのデザインのバッグの製作には必要であるからというきっかけでいろいろ使ってまいりました。
その中で、後になって辞めたものも多いです。
とても驚かれるかもしれませんが、なんと織ネームを2022年で在庫がなくなり次第使用をやめています。
やめることは、ある意味、新しく使い始めること以上に深いですしとても重要なポイントになっています。
附属品もいろいろ飾ると華やかであるという考え方を見直し、絶対に無くてはならない箇所にだけ使っていくということを常に意識すると意外と多くは必要がないことに気づきます。