ウエストが小さくても、このお直しで、一流ブランドスカートがおしゃれにはける夢あるリフォーム【207】

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

とっても素敵なスカートなのに、ウエストが小さいせいであきらめざるを得ないと思う状況という経験をされたことがあるかと思います。

今回は、そんな時、ある条件によっては、はけるようになるかもしれないという夢あるリフォームのお話です。

小さいウエストがリフォームではけるようになる条件とは?

とてもうれしい夢のあるお話です。

何もウエストなど気にせずに、気に入ったスカートがすっぽりはければよいのですが、特に今回お直しすることになりますタイトスカートなんかは、ウエストが小さすぎるのはもちろんのこと、大きすぎても、かっこよくないものです。

ちょうど体にフィットする感じの履き心地が一番カッコイイのです。

ということで、小さすぎるウエスト60cmほどの細いタイトスカートを今回はピックアッップしました。

クリスチャンディオール(プレタポルテ)のヒッコリーストライプの裏付きタイトスカート:黒x白

なんとクリスチャンディオール♪。

私は、よくこのブログでも語っておりますが、古き良き味わいのデザイナーズブランドが好きで、一流ブランドの古着を探しては、着ています。

このタイトスカートもなかなか凝っていて、ダーツの部分とタックの部分に分かれているという面白い作りです。

タックの部分というのは、前にポケットがあり、そのポケットの延長のデザインを兼ねて、タク型になったラインが自然です。

そして、さらに、前の左右共に、タックが、そして、後側には、ダーツが、左2つずつの計4本が。。。と非常にダーツやタックを多く使って、全体に立体感を出しているデザインであるといえます。

さて、このダーツが、まず1つ目のポイントです。ウエストは60cmしかない細身の状態ですが、これだけたくさんのダーツやタックがあるということは、それをほどけば、広がるのです。

となると、この数の豊富さは、かなり夢がつまっているではありませんか。

通常、どのタイトスカートもダーツは、1つまみ、1.5cmほどが目安です。1つまみで1.5cm分ということは、倍なのですから、3cm分が1か所において広げられると考えてよいです。

今回の場合は、すべて、ダーツをとってしまうとウエストが広がりすぎますから、一部分残したいところを選択できるというすばらしい環境があるわけです。

そして、2点目のポイントとなりますが、ヒップも調べる必要があります。

せっかく、ウエストは小さくできても、ヒップが小さければ、バランスが悪く、結局窮屈なままです。

このタイトスカートは好条件でした。ヒップもウエスト60cmのヒップにしては、意外な88cmほどもあったのです。

サイズ表記もSのこの商品ですが、ウエストは、60cmほど。ヒップは通常L相当の履き心地である88cmありました。このヒップがゆとりがあったことが、大変好条件となりました。

なので、そもそも、ウエストの細すぎるタイトスカートをお直しするために目を付ける点は、①タックやダーツが多めであること、②ヒップもかなりゆとりがあること、この2点の条件がそろうと、お直しが成功してかっこよくはける可能性が高いということが言えます。

どのダーツを残すかの選択をします

ところで、先ほど、全部のタックやダーツを取ってしまったら、ウエストが広がりすぎるということを書きました。

そうなんです。意外と、ダーツって、前述のように、1か所で、3cmも広げられるので、それを左右ですでに6cmも可能です。

ということは、今度は、広げすぎないようにバランスを考えねばなりません。

ちょっと、写真を見てみましょうか。

スカートの前側のタックとダーツ:脇側から順に見ていって、まずポケットがあり、すぐその隣にタックがあります。そして、ダーツが来ます。

まず、前側を見ますね。少し写真が見にくいかもしれません<m(__)m>。

スカートの脇から順に見ていきます。

まず、ポケットが現れます。そして、ポケットの延長のようなデザインで、ポケットの一部として、タックが現れます。

そして、その後、再びタックが現れます。

左右対称なので、反対側も同じことです。

そうすると、このポケットの一部になっているタックを触るとポケットまで形が変わってしまうことになるかと思い、今回、この前のポケットのすぐ隣のタックの左右とも残すことに決めました。

そうすると、消去法で、前側のタックを左右まずは、取ることになります。

次は、後側を見てみましょうか。

スカートの後ろ側のダーツ:左右2本ずつあるのがご確認いただけるかと思います。

後ろ側は、タックはありません。

2本ずつのダーツが左右に対象に入っています。

今回考えた結果、お尻の一番高い位置に近いダーツを残し、脇に近い方左右を取るということにしました。

ということで、全体で、4個取るという作業をしました。

リフォーム出来上がりを見てみます

動画内では、ミシンで縫うところなど作業箇所が全くないのですが、次回そういった箇所の身をアップさせていただくようにしますね。

全部ほどいたわけではないので、残してあるところはその上から、再び、ダーツを取った部分は当然ほどけていますから、きちんともとの縫い線跡にできるだけ沿って縫います。

元のように地縫いをし直します。

最後に、ベルトを別生地で延長して取り付ける作業をします

さて、地縫いが終わると、あとは、ベルトです。ここで1点難関がおとずれます。

そっくりさんの生地を探したのですが、ぴったりって見つからないものだということです。

この季節ヒッコリーストライプはたくさん生地も出回るようで、確かにたくさんあったのですが、この柄と全く同じとなると、微妙に色が違ったり、柄の大きさが違ったりで、結局のところぴったり一致のそっくりさんは見つからなかったのです。

それで、どの基準を大事にするかを考えました。柄基準なのか、色基準なのか。。。

意外に、合わせてみると、柄は大きさが違うことよりも、色が違う方がはるかに違和感がありました。

ということで、見つけたそっくりさんは、極細なんだけど、色目がぴたっと合った生地。

不思議と柄の大きさが違ってもあまり違和感は感じないので、これでOKとしました。

その選んだ生地が、こちらです。

ベルト継ぎ足し用の別生地:極細のヒッコリーストライプで、色のトーンはほぼ一致しています。同じ大きさの柄で色のトーンが違うものは、逆に違和感がありました。

そして、中のベルト芯も継ぎ足すのですが、よくバッグ作りに私が使っているハード薄芯を継ぎ足しました。

中側に見えている白いベルト芯の延長は、ハード薄芯でつなげ、本体は、極細のヒッコリーストライプ生地でつなげて、アイロンで割り、開いた部分を内側に隠れるような位置でくるみ込み、ミシンでたたいて、閉じます。

そして、出来上がったつなぎ目が、これです。

極細ストライプ別生地で完成しまし:11cmくらいの長さのつなぎ目部分です

こうして、ウエストが最終的に72cmとな

りました。完成です。

タック部分が前に残り、ダーツが後ろ部分

に残り、デザインを完全にはくずさずに、活

かしたままのお直しができました。

あとがき

今回このような大胆なな60cm→70cmというウエストのリフォームができたのも、もともとのデザインや作りに助けられての成功です。

ということは、そもそも、品物をチョイスする時点で、目の付け所を、ダーツとか、ヒップに置き、そのうえで購入するというところのその最初の時点こそ重要です。

大まかに言ってしまうと、高級なものは、お直しもしやすい作りであるということも言えるかもしれません。高級なものは生地を贅沢に使っていますから、ゆとりが多いものです。

逆に安いお品物は、コストを抑えるために、最小限のことしかしていないことが多いです。

結局安いお品は、コスパが悪いともいえますね。

こんなところもご参考になったらと思います。

では、YOUTUBE動画を貼りますので、どうぞ、こちらもご視聴くださいませ。

今回は、リフォームするにあたっての可能性の見極め方が中心で、作業が全く動画に残されていなくてすみません。

違う機会に、作業の場面をお届けできる動画をお作りします。

けれども、そもそも、リフォームが十分可能な見極めが、商品購入時にあるということがとても重要でもありますので、今回も今回で大切な点をご紹介させていただいています。

是非どうぞ。

ありがとうございました。

私がお作りする、バッグの販売もしております。よろしければ、是非こちらも、ご覧くださいませ。

こちら

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