難易度高め、されど美しい、美しさを優先したあまり困難を伴いながら完成の大花リング中心のジュエリーセット【499】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よくこの<ジュエリー>のカテゴリーの記事でお話致しておりますが、クセのあるジュエリーデザインの中の1つが「フラワー/お花」だと思います。

それ1点だけだと確かにキュンと来るような強烈な可愛さがあることは確か。

しかし、その後の他のジュエリーアイテムとの組み合わせに悩むのもフラワーデザインの難しい部分だと思います。

このたび、そんな1点でも存在感抜群のデイジーのお花のリングをいただきまして、こちらを中心としてジュエリーの組み合わせを考えました。

この困難な組み合わせの結果お伝えできることも出てきましたので、こちらの投稿で記録として残したいと思います。

是非ジュエリーコレクションのヒントにお役立ていただければと思います。

大花リングを主役に、残りのジュエリーを引き立て役に配置することがポイント

そのリングというのがこちらなのです↓。

フラワーリング:K18WG台。花びらはライトカラーのアメジスト。市松のような柄が特徴ある花びらです。
3点セット:色はフラワーのみ、ほとんどが地金です。ネックレスブレス共にPT850。

アメジストは、イエローゴールドにもホワイトゴールドとも両方に組み合わせられているのを平均的な頻度で見ます。

ゴールドの地金とのコンビも高貴なカラーコンビで美しいものですが、ホワイトゴールドのシルバー色とのコンビはクールで、なじみやすいと見ています。

ペンダントトップが付いたものをこの大花デイジーのリングに合わせてしまうと、新たなモチーフが現れてしまうのでそれは「タブー」であると思います。

そんな時は地金だけでできているデザインネックレスやブレスが良いかと。

ネックレスはボールチェーンの編み込みタイプでパイプデザイン。

ブレスレットはフィガロチェーンで少し柄が入る部分です。

よって決してシンプル過ぎるということもありません。

ブレスのフィガロチェーンの柄は、ネックレスの編み込みの隙間にリンク。

細かい箇所ですが、ネックレスのボールチェーンの密集は、リングのお花の真ん中にリンクさせました。

こうして全体がそれぞれのアイテムを通じながら関連付きます。

「リンク=つながり/関連」です。

あとがき

フラワーリングはマルチカラーになったブーケタイプもよく「本物志向のレンタルジュエリー」に取り入れてまいりましたが、大花のデイジーは結構レアな方です。

これ1つの存在感は大きいです。

これを手にした瞬間、このリングを主役にするのだと決断します。

その後の組み合わせの困難を乗り越える覚悟でクセのあるフラワージュエリーに向き合うことになります。

これが大変ながらどうも楽しくてしょうがないのです。

私にお任せくだされば、その困難はこちらでご解決済みの、レンタルジュエリーではセットにご用意した付けやすい状態をご提供できます。

3点で1セットの意味がここにあるのです(^-^)。

出会うべくして出会ったかのような組み合わせに至る、パンツスタイルによく合うテーパードカットがボーダー状に配列の幅広リング【498】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ダイヤモンドのテーパードカットやバケットカットが大変美しいです。

面積をめいっぱいとった正直なカット。

削るところが最低限ということでその広い面全体が良くないと成り立たなかったであろうという考え方です。

そんなところも深堀りできるこのデザイン、スクエアなモチーフ同士合わせやすいようです。

このたびは、いろんなカットのダイヤモンドが組み合わされたものではない、テーパードだけでぎっしり配列よく並んだ素敵な幅広リングをご紹介したいと思います。

テーパードカットリングに同じテーパードカットペンダントトップを合わせた結果が大成功の組み合わせ

リングはこちらです↓。文句なしの素敵さで100点を付けたいと思います(ごめんなさい、上からみたいですが、とても素晴らしいのです(^_^;))。

テーパードダイヤがの幅広リング:ダイヤモンドの色がうっすらブラウンがかっています。台はK18WG。

ダイヤモンドのカットがいくつか混じったものも幾何柄みたいで美しいですが、1種だけをぎっしり並べたセッティングも大変粋なものです。

思わずうっとりしてしまいます。5段のボーダーが十分なボリューム感です。
3点セット:リングとリボンペンダントのテーパードをきっちり揃えることができました。ブレスも四角フォルム。

何たる偶然!、というほどのピッタリ具合、ブラウンダイヤのそれぞれのテーパードオンリーのアイテムがリングとリボンでしっかり揃いました。

実は、リボンの相手はなかなか難しいのです。

そして、ボーダーの柄みたいになったリングも相手が難しいのです。

そんな難しいアイテム同士がミラクルによってピッタリ合ったことにとても喜んでおります、私はこうしてコーデをしてセット組する担当のお仕事なのです。

とは言え、ここまできっちりテーパードが合わさったそのつなぎ役のブレスレットも重要です。

ボックスチェーンで四角いフォルムを強調、相応しい3点が完成したのでした。

このように熱を入れ込みましたが、私が装うことはございません。

このセットは、当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップなのです。

あとがき

こんな風に時々ミラクルが起こる感動を得ながら組み合わせを考えてラインナップするお仕事をさせていただいております。

事業者としての喜びは付けて装うことにはありませんでして、それまでの過程のジュエリー同士のコーデにあります。

私一人ですべてを成し遂げることなどできません。

ご利用いただいて楽しんでいただくお客様があってこそなのでございます(^-^)。

その抽象モチーフは美しい自然の活動の真実をとらえた瞬間の表現、ピンクサファイアのトーン違いの6粒が物語るもの【497】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は【497】ですが、いくつか前の番号の【488】で同じようにピンクサファイアがイエローゴールド台とのコンビになったペンダントをご紹介しました↓。

【488】記事のピンクサファイアペンダント。濃淡が配列良く段階的に扇形に並ぶデザイン。

この時は台がK18YGでしたが、このたびはPT900。

共通するところは、ピンクサファイアがグラデーションになったデザインであることです。

再びこの濃淡の配列が登場しましたのこのたびの見方でプラチナ台のバージョンとしてお話させていただきたいと思います。

トーン違いのピンクサファイアを見て想像できる地球で起こったドラマチックな事実

今回のグラデーションペンダントはもっとサイズが大きくなります。

PT900台のピンクサファイアペンダント:間にダイヤモンドが入っています。チェーンはPT850で69cm。

ロング丈にした理由としましては、ペンダントトップの揺れるような動きに合わせて、実際によく揺れることが躍動感にあふれるロングチェーン使いの醍醐味だからです。

台に地金をたっぷり厚めに使ってあるずっしりと重みを感じるペンダントトップです。

バランスを考え頑丈な喜平チェーンが安定します。

さて、このグラデーションのような素敵なトーン違いのピンクについてです。

ピンクサファイアといっても、元の鉱物であるコランダムに他の物質が混じり、こうした赤みの色が付いていったその物質の濃度や分量の違いでしょうか、こうして様々なトーンのピンクが生まれたと見ます。

それがこうして6粒集結したことに、サファイアが土の中から掘り出されたそのままの状態を宝石になった今も感じることができるという意味深い逸品なのです。

製作者様はなぜこの先の方をあえて揺れるようなデザインにしたのでしょうか。

そのゆれるデザインの所だけオレンジがかった違うピンクのトーンになっていることにも意味があるのでしょうか。

いろんな想像ができて面白い抽象デザインです。

本当のところは製作者様しか分からないところですが、受け取った者が想像するととてもロマンチックです♪。

いったん私が受取りますが、最終的には、私が装うことはございませんでして、当「本物志向のレンタルジュエリー」のお客様がご利用いただいて感じることとなるのでございます。

バックが黒で色の違いがはっきりと映りました。
3点セット:抽象的なトップのしずく型や楕円にマッチのフィガロチェーンのPT850ブレストダブルリング。

ダブルリングは同じピンクサファイアで台がPT900です。

特に突出したクセがないので、どんなお洋服にも違和感なく付けられると思います。

あとがき

このたび、3点セットをすべてプラチナの地金でそろえています。

こうして、3点セットにするときには、地金も意識して合わせます。

たくさんのジュエリーを見るとPT850やPT900はK18WGと地金の色が随分違うことがよく分かってきます。

プラチナはより白いのです。ホワイトゴールドは暗いグレーです。

この度のような青味のピンク色のサファイアなどは、どちらかというとイエローゴールドよりも台がシルバーカラーである方がピッタリだと思います。

さて、このたびのペンダントですが、抽象的なモチーフだったからこそそこからあふれ出るような鉱物時代の姿が連想できました。

宝石というのはロマンチックな品物だと思います。

それは地球の不思議と奇跡が真実として素直に現れた姿であるからだと思うのです。

そういった意味で、あえてそのままの姿を同時に表してくれたこのペンダントが魅力的に感じます(^-^)。

和風の王道「牡丹の花」が美しく彫られた小判型の18金ペンダント、一見洋風なブーケリングを加えた新しい解釈【496】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーにも、お洋服みたいに「和風」というテイストがあると思っています。

採点するならば、申し分のない100点満点の素敵な小判型ペンダントのご紹介です。

プラチナも一部混じりとても美しい和の世界観。

他のジュエリーアイテムとの同時付けに意外性を取り入れた新しい組み合わせとして行き着いたその経過も併せてご紹介したいと思います。

形の特徴をじっくりととらえると見えてくる他のジュエリーとの同時付けの案

K18YG/PT900コンビのペンダント:チェーンはあずき80cmのK18YG。

右上のPT900の小さなパーツはつぼみだと思われます。

細工がとても美しく、縦に入ったヘアラインのような筋が躍動感あふれます。

最初に考案した時のセットの組み合わせにはそれはそれは苦労しました。

もう何と組み合わせたらよいのか、てんで分かりませんでした。

最初の考案の3点セット:「和」を意識。七宝繋ぎの柄を取り入れたリングや葉っぱ部分とリンクのブレスで。

その後、リングの華奢さが気になりまして、ペンダントのずっしりとした重みに対しては不足を感じました。

もともとその不足を気にしてリングをダブル使いしていたのですが、1つのリングでもっと違うものを探すことに。

そうして、最終的に納得した組み合わせがこちら↓。

考案し直した3点セット:リングは洋風なのに和風のトップと合わせたところに固定観念を越えた解釈があります。

このリングは見たところ洋風ですが、あえてこの組み合わせを致しました。

ペンダントの葉っぱのギザギザがブレスのギザギザと、そして、リングのお花の外枠のギザギザと相性良くまとまったと思います。

常に装いの遠目から見た時をイメージしながら組み合わせております。

「和テイスト」に拘り過ぎていたとしたら、和風なリングを選んで、こうはならなかったと思います。

1つのアイテムだけのイメージがいかに固定観念だったかをこうして3点を組み合わせることで出来上がる雰囲気で知ることがあるのです。

ジュエリーが宝石のみでできているわけでは決してないということがありありと感じる和風ジュエリーです。

地金だけでも間違いなく素敵なジュエリーなのです。

そして、元々ジュエリー自体が地金が基本にあるものであるということもメッセージとしてお伝えできればと思います。

あとがき

もしかしたら、宝石が入らなくても地金だけでジュエリーが十分成り立つのではないかとさえ思わせてくれたこのたびのペンダント。

ただ、さりげなくダイヤモンドも埋め込まれていました。

それは、元々ペンダントトップだけだったこのペンダントがペンダントトップとして作られた「証:あかし」はその1粒のダイヤモンドに現れていると言えます。

見ているととてもかわいく思えてくる和柄ジュエリー。

「和」という言葉だけのイメージにとらわれず、見た目の率直な感想を大切にした結果生まれた新しい組み合わせ方でした(^-^)。

物足りなければペンダントチェーンとして使用すればよい、単独使いをペンダントトップを加えて腑に落ちた幅広ネックレス【495】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よくきらめく程好いK18YG製のボールチェーン幅広ネックレスをご紹介したいと思います。

メッシュのように隅間がある作りがすっきりとしていて軽いイメージなので肩ひじ張らずに気軽に付けることができると思います。

単独でも美しいのですが、その後ペンダントチェーンへと使用方法を変えていきました。

そんな経緯も感じ取っていただければと思います。

幅広ネックレスもペンダントチェーンになりうるという1つの「可能性」をこの度ご紹介したいと思います。

合わないお洋服なんてあるのだろうか、どんな装いにも気軽に装える使えるネックレス

K18YGのネックレス:隙間があっさりと爽やかなデザイン。40cm。

この細かい編み目がとても綺麗です。

ただ、ボールチェーンは切れやすいと業者様にヒソヒソとこっそりお聞きしたことがあります。

その心配を補うかのように両端にレールのようなラインが入っています。

それでも丁寧に扱う必要はあるかと思いますが、とにかく付ける効果は抜群の素敵な1アイテムになることが予想できます。

縁を作る太めの横向きの上下の線のパーツは固める役割に加え、見かけのラインをはっきりさせてくれているとも感じます。

K18YGの地金だけでこんなに美しくできているというところが18金という地金のすごさです。

最初の組み合わせアイデア:メッシュつながりでブレスもボールチェーン製を選択。リングも透かし。

ただ、その後、ネックレスの物足りなさをお客様ではない、レンタル事業者である本人が感じ始めました。

そこで、何日も何日もこのことを考えて悩んだ挙句、1つの答えに行き着きました。

「これはペンダントチェーンなのだ」と。

こんな風により豪華にペンダントトップも更に加えてみました。

幅広チェーンとして使用する場合の注意点は、よじれて傷まないよう、空洞の大きなトップを選ぶことです。

一番良いのは、チェーンの平面が天地を向くように(横に寝るかのように)トップに通せるコンビです。

チェーンを傷めにくいことは、長く使えることに繋がります。

あとがき

幅広のネックレスは美しいです。

18金イエローゴールドの場合そのネックレス1アイテムだけ見ると大変ゴージャスなものもヴィンテージ物で見つかります。

ただ、あまりにインパクトが強過ぎるとかえってごつくなってしまうので、お気を付けを。

そして、先ほどのお写真のように、ペンダントトップのバチカンが小さい場合は、無理やり通そうとせず、優しい気持ちで、バチカン自体を横向きに幅広チェーンが入る大きさへリフォームという手もあります。

そうすることで、そのペンダントトップにベストマッチなチェーンも調達しやすく、何もこの度の幅広ネックレスを通す場合でなくても他にも融通が利く可能性が広がります。

最終的にペンダントトップを加えた理由は7mmだと幅広と言っても存在感が少し薄いと思ってしまったからです。

この辺りは価値観であり、十分7mmでもそれ単独で活用できるという考え方もありますし、過去はそうしていました。

それでも腑に落ちない引っ掛かりからペンダントチェーンへと変えていったのです。

ネックレスと言ってもいろんな使い方がある例だと思います。

デザインがシンプルだとチェーンにもなるのだということを1つの引き出しとしてどうぞしまっておいてくださいませ(^-^)。

ハーフエタニティ―にパヴェが並ぶ華やかさは0.5カラットの事実を越えてゆく【494】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ひし形のモチーフを含むリングがないかと探した中、同じひし形の透かしリングを見つけました。

もともとあるペンダントにマッチするリングを探すところをスタートとした探し方。

ネックレス、ブレス、リングの内、どのアイテムを最初に決めるのかの軸のアイテムはネックレスが断然多いです。

それは身体の中心に近い位置だからですし、視線が一番行く場所の真ん中だからです。

このたびはその多いケースの探し方の1つとなりまして、すでにあるペンダントに合うと判断したリングの選び方でした。

ひし形の透かしデザインがレアであることで探していた条件と一致の出会い

K18YGダイヤモンドリング:0.5カラット強ほど。パヴェダイヤがこれだけ並べばなかなかです。

実はこのリング、ペンダントのトップのモチーフに歩調を合わせたものになります↓。

華奢なチェーンにひらひらとしたパネルパーツが固まったひし形を形作ったペンダントトップです。

セットコーデ:ジュエリーだけで複数を組み合わせをあらかじめ決めておきました。

どのアイテムも特に際立った主張があるわけではないこういった集め方も普段使いの例としてご提案致しました。

トップのひし形とリングの透かしのひし形がリンクしてまとまります。

リングの重ね付けのミラーボールデザインはブレスと全く同じでそちらもリンク。

1アイテムごとでは目立つ存在ではありませんが、こうして集まると素敵に金と銀も程よく混じりながら相応しいセットになっていきました。

あとがき

ダイヤモンドが1カラットを下回るジュエリーは昨今では豊富です。

地金の高騰により、「華奢がスタイリッシュで美しい文化」もあるようで、そうするとこのたびの0.5カラット強は華奢とも言えない頑強さがちゃんとあるのです。

とにかく古い物の方が地金の作りは頑丈で、g数などを気にしなくてもぱっと見にたっぷりと下存在感として現れるのです。

とはいえ、地金をたっぷり使ったジュエリーは、「正直な品物」だと考えます。

それくらい地金をたっぷりにしないとちゃんとしたリングと呼べないのだという考え方から、作られたものだと感じるものは信用ができます。

現在地金価格高騰の中で、その姿が正直な姿をしているジュエリーなのかどうかも選ぶ視点としてはお勧めしたいところです(^-^)。

昭和真っ只中のブレスレットが今新鮮に感じる、のこぎりカットがカッコイイ透かしブレスと同時代のネックレスが再会を果たす時【493】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ヴィンテージ物のブレスが特徴あるデザインであり大変美しいのでご紹介致します。

とても驚くミラクルがあり、すでにあるネックレスのデザインと全く同じブレスなのです。

とても変わったデザインなのに、もともと同じ企画(?)で作られたものが再び時を経て近づいたかもしれないところがドラマチック。

もともとあったネックレスは、昭和のお品ですので同時期と予想してよさそうです。

「全く同じデザインだから合う」という最も王道な合わせ方

K18YGのブレス:のこぎりの刃みたいな変形デザイン。透かしになってかっこいいです。巾6-8mm。

ちなみに、もともとあるネックレスがこちら。↓

K18YG/PT850コンビネックレス:以前から持っていたショート丈ネックレス(元は祖母のものでした)。
そっくりな更なるもう1点のネックレスをその後発見:よく見るとゴールドとシルバーの配置が違う2本です。

ヴィンテージジュエリーを見ているとたまにこういったミラクルが起こって楽しいです。

実は、このネックレスと同じツートン使いののこぎりの刃デザインのブレスも入手しそうになるところまで行った出会いがありました。

しかし、お品物がどこかへ流れていったみたいで、結果入手できませんでしたのでそれは残念でした。

そうすると、「ここまで偶然が重なるなら、それほどレアでもないのかな」とも思えますが、何かこのデザインにご縁があったかもしれません。

その後、PT850オンリーのブレスもネットのお写真で拝見しました。

ちなみに、このもともとあったネックレスは、今は無き百貨店などの宝石売り場のガラスケースの中で販売されていたもののようです。

あとがき

ブレスレットのデザインはそれほど多種あるわけではなく、似た感じを多く見かけます。

そうすると個性的なデザインは貴重です。

幅広のブレスは重さはそれほどなくてもネックレスよりも安心で存在感も感じられます。

いろんなブレスレットを見ている中で、ブレスレットに関しては地金だけで透かしになったものが特に美しいと思います。

ネックレスとリングをうまくつなぐ橋渡しのような位置と役割があると思っておりまして、ブレスレットの存在は大切だと思います。

ただ、ネックレスやリングに対して入れ込む強いパワーとは別のゆったりとした遊び心も持てるのがブレスレットの位置付けだとも思っています。

豊富な1カラットダイヤモンドリングはパヴェの広がったデザインがお勧め【492】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ダイヤモンドリングの1カラットは非常に数が多いです。

ダイヤモンドを持つこと自体が「ステイタス」であり、「それならば、ミニマム1カラットはあってほしいのだ」というような希望やニーズがあるのだと思います。

1カラット相当は比較的見つけやすいのですが、数が豊富ということは普遍的でしかないということだと物足りません。

突出した何かをカラット無視で更に求めたいものです。

その時に、パヴェセッティング仕様のデザインを重視します。

このたび、雰囲気としては「かわいい」と思える18金リングをご紹介したいと思います。

このリングを「かわいい」ととらえたところから始まるその他のジュエリーの集め方

K18YG台のブラウンダイヤリング:ちょうど1カラットのパヴェダイヤ。12.5号です。

ダイヤモンドを可愛くデザインしてある点に個性を感じました。

雲のようにもくもくとした枠組みデザインが柔らかさを演出。

ベージュのセーターなどのやわらかいオフカラーにも相性が良いイメージが浮かびます。

ダイヤモンドは「かっこよく見せる」ことが意識されていることも多く、このかわいらしさがそういった中では個性的だと見たものさしによるものです。

3点セット:ペンダントのミックストルマリンと合わせてみた時の組み合わせです。

まあるいリングの雰囲気を大切に、ペンダントもカーブがかったスクエア、チェーンがラウンドチェーン、ブレスはサークルモチーフのまあるい透かしで「丸」を徹底的に意識。

そういったことで、リングの枠のふわふわが引き立てられます。

あとがき

1粒の1カラットはそれほど迫力があるとは言えません。

やはり、パヴェがお勧めです。

1カラットあれば、結構な華やかさなので、1カラットということが普遍的な基準として考えると良いこともあります。

とはいえ、カラットだけでダイヤモンドの価値が決まるとは思いません。

宝石は地金の存在も大きいですし、デザインの優れたものはダイヤモンドの質量など遥かに超えたところに魅力があると思っています。

カラットに拘り過ぎると素敵なジュエリーを逃してしまうかもしれません。

そういった固定観念のような考え方で、有名どころの世界4大宝石にこだわるのも反対に狭い見方なのかもしれません。

とにかく鉱物として地上に上がってきたこと自体、ストーンの種類関係なくどれも平等に神秘的なことなのだと考えます(^-^)。

アンティークの雰囲気ぷんぷんのフラワーブレスレットのミラクル、同じ作りのロングネックレスにぴったり合った喜びが沸騰した!【491】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ペンダントやネックレス、ブレスやバングル、リングと3アイテムを1セットにする苦労を先にしておいて、お洋服との装いの時に時短でこなすというお勧めがあります。

集める時も数が偏らず、まるでスーツやセットアップのような感じで考えます。

その際に、身に付ける位置の中間の位置のブレスレット選びに結構悩みます。

ただ、ブレスレットは重要な位置付けであるとも思っておりまして、首元のネックレスと指先のリングの橋渡しになるような役割を持つと考えております。

類似のお品が多い中、その組み合わせにはマストであったと言えるようなベストマッチなブレスレットを選ぶことが挑戦となります。

K18YGの透かしブレス、フローラルな雰囲気を作っているカギとなる四つ穴パーツに注目

ヴィンテージ感あふれるデザインのブレスレットをご紹介します。

K18YGの地金のみで作られていながら、柄が入り華やか。

その柄を作るのは、プレート状のゴールドの地金板を折り曲げたその細工にあるようです。

K18YG透かしブレスレット:薄いプレート板を曲げて細工の古典的な作りが魅力。

これを見てなぜ「お花」のキーワードが浮かぶのでしょうか。

つまり、四つの小さな円の部分ですね。

抽象的でありながら、誰の心にも「フローラル」だと聞こえるこの言葉によって生まれた「感覚」が、後の薔薇のリングを呼ぶことになったのだと。

そして、年月の差がありながら、ネックレスも類似のものを呼び寄せ、「ああ、これだ」というセットに出来上がったこの嬉しさといったらありませんでした。

その嬉しさというのは、私が身に付けるためではございません、お客様のための「本物志向のレンタルジュエリー」になっていくからなのです。

3点セット:全く同じじゃないですがここまで合っていれば上等でしょう♪。作りは全く同じ手法のよう。

この組み合わせに行き着くまでにはいくつかの苦労がありました。

リングに柄が入ると混沌としてしまうのです。

そういった失敗を経ながら、ここへ行き着きました。

基本的にはジュエリー同士を組み合わせるには難易度は高めなのが「柄入りの透かし」のようです。

あとがき

前述の「感覚」のお話なのですが、組み合わせにおいて、この「目に見えないもの」を実は大切にしています。

理屈だけでは言い切れないのに、組み合わせが成り立ったその理由がこのたびの「フローラルな雰囲気」を感じたということからの薔薇のリング選択となったような例が今後も出てくると思うのです。

こうしたことは、普段宝石だけでなく、いろいろなものの姿や形を眺めることでその時に感じた「感想」のようなものをよく持つようにしています。

何気ない何でもないことでも良い、「この柄が〇〇に見えてしょうがない」など自分なりの見え方にこだわって見ること、こういったことからひょんなところで役立つ時があるかもしれないのです(^-^)。

ヴィンテージリングに多いダブルリングは2倍の華やかさが期待できる【490】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界四大宝石の内の1つ「ルビー」。

ジュエリーそのものだけを見ていると大変美しい赤色なのですが、お洋服とのバランス良いコーデとなるとまた話が別。

ルビーは、カラーは目立ち過ぎてしまうので、眺めているだけにとどまることも多いのではないでしょうか。

本当に事実用的な装いアイテムとして出番が多数あるのでしょうか。

この度ご紹介のリングは、ヘビロテが可能な出番を多く見込んだルビーリングです。

ルビーの粒が細かいですが、1か所に密集していますので、程好いアクセントとなってくれるかと。。

ヴィンテージジュエリーに多いダブルリング、先端にルビーが入ると華やかさが倍増の優れたお品のご紹介

羽デザインダブルリング:先端がルビー、台はK18YG。

ルビーがぎっしり並びす過ぎるとくどいことがあります。

ダイヤモンドと組み合わせられ、一定の等間隔空けて設置されている方が見ていて落ち着きます。

そうは言っても、今回のこのリングは、ずらりとは並んでいます。

ラインだけを描くような小粒が程よいバランスなのです。

それほど主張の強いものではないけれど、地金が分厚くしっかりとした作りなのがヴィンテージジュエリーらしさ。

ダブルリングはシングルよりもはるかにエレガントで華やかなので1点持つことのお得度が高いデザインだと言えます。

モチーフが抽象的なのでそれほどクセがない点も、いろんなお洋服にほぼオールマイティーに合わせられるかと思います。

地金の18金ゴールドだけよりもこうしてルビーがあることで「このお洋服にどんぴしゃ」というコーデが生まれる可能性を秘めます。

指に巻き付くようなフォルムも手の部分にアクセントを与えてくれます。

ここでパールのタイプのダブルリングもご紹介したいと思います↓。

パールは結構ダブルが豊富のようです。

下の方にパールのダブルリングが3つほどラインナップ。やはりボリュームが増して華やかです。

ベビーパールのダブルリングにつきましては、ツインでさらにダブルになっていて特徴があります。

あとがき

実はメインがルビーのジュエリーはなかなか入手できていません。

まず、色のパワーが強すぎてコーデしにくいこと、そして、良質と呼ばれるものが見つかりにくいことです。

ルビーを求める人は世界中に多数いらっしゃいます。

そんないわば「奪い合い」の中でこれぞというルビーのリングを手にすることができる真贋と自信がないのです。

良きプロフェッショナルにお助けいただかずしてルビーは難しいと考えます。

そこで、ルビーが一部使われているジュエリーに目を向けることが多いです。

パワーアクセントの強いルビーですので、マルチカラーの中ではすごく大切な役割も担っています。

ルビーだけが集まったジュエリーの他にもルビーが混じるジュエリーの中でもその役割にも目を向けてみて下さいませ。

マルチな配置の中でのルビーの効果や役割もきっとあると思います(^-^)。