古着の中から未使用品や綺麗な物を選りすぐれば新品と同等、古着ライフ10年以上の者が語る本当の品物の価値【683】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

大切な事柄であるとブログ記事では3度目に引用させていただいた本です↓。

「グリーンファッション入門―サステイナブル社会を形成していくために:田中めぐみ 著」をこのたび読み終えました。

たくさんのサステイナブルへの試みや意識が、この本が書かれた2010年代よりもはるかに加速した昨今。

できることがたくさんあるということに気づいていきます。

このたびは、古着に対しての抵抗感が大変誤解であると感じていただき、サスティなブルに対しては一番ことが大きく動く細かい単位の一人一人が可能なこととして注目しています、「古着ライフ」の勧めを綴りたいと思います。

新品を製造されている業者様は、「新品を購入してもらわないと成り立ってゆかない」といつまで訴えることができるのでしょうか。

その新品の製造に対してちゃんとその行く末までも考えた企画をされているのでしょうか。

とはいえ、お洋服がとても大切なアイテムであることも同時にお伝えしてまいります。

今後は少ない中から最も合った1点を選ぶような選び方が大切になるのではと予測をし、今ここでスタートしておきたい1点物の見つけ方にご共感いただけると大変嬉しいことでございます。

大きく事が動くのは、消費者の行動にかかっている、一人一人今すぐ踏み出せる一歩、本当に良い物を手に入れる文化の広まりへの期待

ファッションの業界では、製造業者はこれまで、大量の洋服をはじめとする、物品を過剰に作り出してきました。

そうでなければ事業がまわっていかない事業自体の構造の事情も含みます。

そして、結果、現在そういった方式がもう成り立たなくなってきたと言ってよいのかもしれません。

この大きな転換の時期に最小限の量の製造数に大きく調整せねばならないことが望まれます。

そうすると当然、大量ということで成り立ってきた事業は過去のままでは、パンクしていくことに。。

例えば、自ら製造し、供給した洋服を、古着としてまた買い取ることでバッグし、リサイクルの循環を作り、「ループを閉じる」というような、廃棄が伴わないサイクルが出来上がるのが理想だとも説かれます。

自社の製品を責任を持って、その行く末を見届ける、これも1つの良き役割の例だと言えそうです。

そうして、先に、製造側が「サステイナブル」を強く意識した動きをしていくことで、今までのように手あたり次第ごろごろ転がっていたような安価な洋服が、数が少ないことで、高額/良質なお品となってゆきます。

この影響で、購入者側は、あれもこれも購入できないので、渾身の1チョイスを大切に、洋服を少しだけ持ちながら着まわすようになると。

そして、更に必要な場合、新品では高価すぎる場合に、古着の出番。

古き良きお品の中から、渾身の1着を有難い価格でゲット。

こんなシナリオを浮かべてみました。

古着に今まで目を向けなかった人も、そういった分野にも目を向けざるを得なくなるということに。。

小規模事業者ができることは、今後持つべきお洋服に対する「考え方」のご提案を発信することである

ハンドメイドバッグにしてもレンタルジュエリーにしても事業内容としては、ファッション関係。

今まさに、とても大きな問題と、その転換をせねばならい時期のさなかに自分もひっそりと存在しています。

1消費者でもある私ができることというのは、古き良きお品の古着をご紹介して、「こんな真新しい古着もあるのだ」とか、「古いお品というのはこのような魅力がある」、「とても作りの良い手間が込められたレベルの高さ」などの発信です。

とはいえ、古着への抵抗がある方もまだまだ大勢いらっしゃいます。

汚れている物を着たくない、質が劣るのではないか、古臭い物を着てプライドがへし折られるなど。。

そのようなことを説得していくことができるのは、そもそも、いつしか古着が新品よりもある意味魅力的な事に気づいたことがまず1つ。

その後、10年以上も古着だけのスタイルで来ているという紛れもない事実から十分な説得力というのは持ち備えていると自負。

ここ最近、洋服の量がミニマムで、クローゼットの中がとても気持ちの良い収納になったことで、気分が上がっています。

余計な量を購入しなくなったのです。

不思議なもので、こんなこと1つで随分大きく気持ちが変わるものです。

インテリが好きであったこともあり、クローゼットがすっきりすると、インテリア映えが、より一層高まったことにも感動します。

少ない洋服を着まわすことの楽しさというのが一方であるので、「少ない=だめなこと」という、固定概念は捨て、逆に素敵なことなんだということ、これにも、事業をしている者が発信して説いていくことが可能な見込みを感じます。

あとがき

こうして、見てみると、単純な話が、古着に切り替えるだけで、かなり大きな一歩が踏み出せるということです。

「サステイナブル」がもとめる最終目標というのは、「地球の本来あるべきより良い姿」ということ。

あまりにも身近なことでほんの些細なことかもしれないけれど、一人一人が簡単に始められることが大きな力を生み、大きな成果を生むのではないかと思えて仕方がないのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

当店picturesque(ピクチャレスク)が「本物志向のレンタルジュエリー」を通してお伝えしたいことは何なのか【682】

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2020年7月より新規スタートをしましたレンタルジュエリー事業「本物志向のレンタルジュエリー」がございます。

紆余曲折ありましたが、ずっと今後も継続していきたい事業でございます。

きっかけは、2010年代に思いっきり集めてきたジュエリーの多くを自らが付けるということをしない収集にとどまっていた実態を俯瞰し、お求めの方へレンタルとしてご提供を考えた2020年の開始にあります。

そのままずっと同じ物ではなく、レベルアップのための変遷が随分ありました。

お客様がレンタル中においても、何とかその間のタイミングを見つけ、「差し替え」などもあったのが2021年。

そうして、2022年で、ジュエリーのラインナップが、すべて「高級地金+宝石」という完全特化に完成。

今後もセット数を増やしたりニーズをくみ取っていきたいのですが、こうした活動から何をお伝えしていきたいかということを、このたびは綴りたいと思います。

「装い」が「自分表現」である重要性に気づいている人がまだ少ないことをレンタルジュエリー活動を通してお伝えしたい

高級地金と宝石のコンビの本物ジュエリーを身に付けて、何も感じないことは決してありません。

気が引き締まったり、心地の変化を感じるものです。

そういったジュエリーがお客様の人生において、何らかの良い影響となればと思っております。

高級地金や宝石は「地球活動の証」とも言え、自然の中からの贈り物のような存在としてにありがたく拝受させていただいております。

こういったことは、「商品」というものを越え、「鉱物」の実態や歴史を学ぶことで影響を受けてきたことです。

お洋服に伴って、バッグ・靴・ベルト・ジュエリーも人間に装い纏うもの。

これらを「ただの装飾だから必要ない」という「アンチファッション」のような考え方も、自明に「スタイルの意志表示」です。

「そういった考え方をしている方の装いはこのような服装です」と示されるほど自明のものなのです。

そう考えると非常に装うことの重要性が見えてきます。

「自分表現」というのは、「人生」「生きざま」さえ表すものであると考えると、どれくらい装うことが大切な事かを考えることになるのです。

お手持ちのジュエリーの存在は重々承知、重ね付けやパンチの効いた大ぶりが中心な理由

おそらく、レンタルジュエリーをご利用いただく方は、お手持ちのジュエリーがいくつか存在している状態であることも。。

レンタルジュエリーの意義というのは、一緒に混ぜて使わせていただく時の役割があると思っております。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は、「大粒」とか「大ぶり」とか「ロングチェーン」というのがキーワードであり、特に目立つタイプのアイテムを取りそろえております。

普遍的なジュエリーの良さは飽きずに毎日使える日常的なアイテムになれることです。

まずは個人でそろえる際におそらくそれが成されていることと想像します。

そうしますと、同じ類の品物はレンタルには求めないかと。

それよりもお手持ちのジュエリーが活かされるような互いに出番のあるジュエリーになればと特徴を際立たせたラインナップを考えたものになります。

重ね付けも差があることが素敵だったりしますので、希少な見つけにくいロングチェーンの存在、大粒と小粒が素敵にコラボできるために希少な大粒をレンタルでご提供してまいります。

そうした隙間の役割を考えまして、元々好みとの合致で全体的に「大きい」「長い」「広い」というキーワードが盛り込まれているのです。

あとがき

何をしている時が一番幸せかというのが、仕事をしている時、つまりレンタルジュエリー活動をしている時なのです。

人生はお仕事を懸命にしていくスタイルと決めていますので、その熱はこうした活動に表れていきます。

そのように「生きがい」の部分がレンタルをしてくださるお客様に繋がり、一人の人生に潤いをもたらすような影響をお届けできれば。。と思っております。

物質世界における自然から生まれた奇跡的な鉱物の姿がジュエリーになって人に関わり、人間の心にも通じるような存在になれるのではないかと解いた考え方になります。

特にパワースト―ン的な考え方は無く、どのストーンもフラットに「感じ方」で見ています。

よってダイヤモンドのカラットを競うような、地金の重さありきの考え方はしておりませんが、とりあえず情報としては必要かと1ct以上を数値として提示しまして、重さもすべてのラインナップに提示しています。

数値を見ていただくとなかなかのレベルだと感じていただけるとは思いますが、あくまで数値の提示に過ぎません。

すごく曖昧だと言われている言葉ですが、「雰囲気」とか「テイスト」とか「何となく」とか「ぼんやり」などの言葉もとても大切であり、それこそが本当のことを知るカギなのかもしれないのです。

まだまだ話は尽きませんが、お伝えしたいメインは綴ることができました。

どうぞ、「本物志向のレンタルジュエリー」にご注目いただければ大変光栄でございます(^-^)。

あの和風な「切子:きりこ」ネックレスが洋風に、縦長の長方形フォルムをそろえたプラチナジュエリーのエレガントな演出【681】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

かつてはジュエリー収集の時代があり、半端ない量を集めていき、その目的地がある時「お客様」となったのが2020年のこと。

そこから自分のジュエリーは研究のための題材のような役割とし、優れたジュエリーはすべてレンタルジュエリーへ献上。

より一層お仕事をしていく人生を歩み始めたと言えます。

そうしてレンタルジュエリーのスタート当時から数多くのジュエリーの見直しと改良の末、多彩なラインナップをすべて「高級地金+宝石」の本物ジュエリーで並べるところに至りました。

かつては、「K18YG」のあの黄色っぽさに惹かれたものでしたが、この事業のおかげと言いますか大きく影響を受けて変化、シルバーカラーを好むように。。

これまでイエローゴールドの割合が占めていましたが、おそらく今後もっとK18WGやプラチナの割合が占めていくようになると思います。

この銀色の地金の魅力はいかにも自然体なさりげなさに好感度があります。

イエローゴールドももちろん華やかですので、継続なのですが、新しく混合使いのバイカラー地金タイプも取り入れています。

現在2024.05.13に、2021.08.01に投稿の写真だけのブログ記事を「手直し」している最中です。

当時は、レンタルジュエリーのラインナップの写真そのままをブログ記事と兼ねている構造でしたが、廃止や改良をするとそのブログ記事が上書きによって消えることになってしまいます。

最初からちゃんとそれを見通せば良かったのですが、過去の廃止のものは、今こうして「手直し」の際にブログ記事に変更しながら過去の記録を残しています。

特徴の3点を1セットにまとめるスタンスは複数のジュエリーで作るミクロの世界のようなもの。

廃止や改良をしてもお手持ちのジュエリーの組み合わせの考案のヒントになることがあれば。。と思っております。

このたびは、これぞプラチナの良さが存分に思い切って花咲いていると言ってもよいようなセットをご紹介したいと思います。

「切子:きりこ」は昭和時代のネックレスの中では人気のアイテムで、直方体に近い1つのパーツの内部に地金がぎっしり詰まり、全体がずっしりと重厚感あふれるのが特徴です。

そして、なんと言ってもその間をつなぐ装飾的な透かしパーツの役割も見逃せません。

この度ご紹介のネックレスは、その透かしパーツの部分が、その後も見ることがなかった素敵な装飾が入る、切子の中でもダントツだと思ったネックレスです。

どうぞお楽しみくださいませ(^-^)。

和風な「切子」が洋風になる時。。レースのようなパーツの存在はエレガントに映るための重要な演出

3点セット:これ以外に変更したことがありません。3点すべてのメインフォルムが縦長の長方形です。
〇ネックレス:PT850素材の切子と透かしのコンビネックレス2連仕立て。長さは40.5cm。

名前が分からないのですが、切子にコンビニくっついてくるしずく型のパーツの存在も重要です。

その間をさらに針金を曲げたような細工の透かしパーツが渡ります。

これがぱっと見の「洋」の印象に重要なキーとなる存在だと思っております。

随分古い物だと思うのですが、こういった切子のネックレスを見たことがないので、おそらく特注品だと見ています。

〇ブレスレット:K18WGのずっしりと重みのあるあずきチェーン2連。
〇リング:PT900台のグリーントルマリンの大粒スクエアに透かし装飾が美しいるリング。13号。

リングの周りにも透かしがあることでネックレスと関連付きました。

すべてのアイテムの中に縦長の長方形モチーフが配されていますので、集まった時のまとまりがすっきりと成り立ちます。

https://youtu.be/UZR9pg0b__Y

あとがき

月並みながらも、「同じ」ということがいかに素敵なのかという例がこのたびの組み合わせ方です。

その逆もあり、違うことの素敵さももちろんあるかと思うのですが、難易度の高さと理解の難しさです。

発信側の本人以外分かりにくいところがありますので、現在のレンタルジュエリーでも「同じ」ということを基盤にして組み合わせることがほとんどです。

ただ、難解である「違う」ことも引用の仕方1つで、「何となく合う」ということで時々取り入れまして、同じということがなかなか難しいフラワーモチーフなどの場合に使う方法です。

こちらももっと例が増えてまいりましたらメソッドとしてご紹介したいと思いますが、非常に難解であり、今のところ研究中です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」もまだまだ発展していく最中(さなか)にあります。

どうぞ、一度お試しくださいまして楽しんでいただければと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

バッグのファスナー先端カバーになる別布タブ、生地が横からはみ出さない裏側に隠されたテクニック【679】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ製作の際に、ファスナー使いの部分には決まってファスナーの先端を別布カバーでまとめています。

このタブの作りは、何度か折りたたみながら丈夫なものになっていくのですが、折りたたんでいく途中で生地が横からはみ出すことがあります。

このはみだしが気になったことを解消すべく、はみ出さない研究をしました。

そこで考え出した「縫い留め」の方法がございまして、こちらをこのたびご紹介したいと思います。

ファスナーの先端タブ意外でも応用が利くような技術になると思います。

ご共感いただけたあかつきには、是非引用してくだされば光栄でございます。

美しく作るために生地をきちんと重ねる意識、追求したファスナーの先端の美しさ

縦に真ん中に向かって両端を折ります。そして、真ん中を橋渡るように、1cm程の幅でミシンの二重ステッチ。

これで次の段階の生地のはみだしが解消されます。

次に、真ん中で横向きに折ります。縫い目が隠れていく様子を注視していただきたい。

この折りさえも、先ほどの縫い留めでやりやすくなっています。

さらに、真ん中へ向かって横向きに上下から折り込みます。先ほどのステッチが完全に真ん中に隠れました。

はみ出した部分はどの部分がはみ出しているのかを分析したことで、ピンポイントの対策をしたことになります。

こうして、ファスナーにかぶせてステッチで固定。横サイドからの生地のはみ出しが解消されてました。
サイドに注目してみるとミルフィーユのようにきれいに重なっています。縫い留めの大きな効果と言えます。

今回のステッチはほどこすのとしないのとでかなり大きな出来栄えの違いが出ました。

美しく仕上げるための「隠れた技(わざ)」のようなもの。

ステッチは結局は内側に隠され目に映るものではないのですが、実は内部にはこうした工夫が隠されているのでした。

あとがき

我流ではありますが、ちょっとしたテクニックなどの効果が出たときにはご紹介してまいりたいと思います。

特に基本的な手法の本などには書いていないようなニッチな部分でも、掘り起こしてみるとまだまだ眠っている工夫があると言えます。

本には掲載し切れないほどのささいで細かい部分もあるからです。

そして、これまでの製作の経験で思うことは、お洋服の仕立ての手法がバッグに活きることもとても多いです。

よって、ハンドメイドバッグを作っている方以外の分野、時には「建築」など、業界の違うところからヒントをいただくこともあるのかもしれません(^-^)。

ペンダント・ブレス・リングを共通の「形」でリンクさせる演出、楕円モチーフを共通にサイズも類似にそろえることで実現したのは「粋」な姿だった【680】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という宝石のレンタルをさせていただいている事業者です。

あらかじめ3点セットが設置されているところが特徴、1セットを1つの装いとした単位をあらかじめご用意するのが私のお仕事です。

誰かに決められたわけでもなかったのですが、レンタルの特徴の強化と自然にそういった組み合わせこそが「生きがい」ほどのことである者にぴったりの任務ではないかと始めたことです。

私がこれらのジュエリーを身に付けて着飾り遊び回ることはありません。

すべて、こうした高級ジュエリーをお客様にご利用いただいております。

このたびは、ダイヤモンドパヴェにあしらわれたペンダントに足並みをそろえるように同じ形の楕円で組み合わせていった3アイテムのコーデをその後の変更の様子も一緒にご覧いただきたいと思います。

2箇所の楕円のリンクのみの過去の組み合わせからの更なる「徹底」への飛躍

3点セット(旧案):1ctのダイヤモンドのペンダントが中心。リングの正面が類似の楕円とサイズ感でリンク。
〇ペンダント:K18YG台の1.03ct。トップは、バチカンを含まず、縦15mmx横11mm、チェーンは60cm。
〇ブレスレット:ペンダントチェーンと同じ種類のツイストのK18YGの2連仕立て。
〇リング:K18YGとK18WGのコンビの透かしのうろこ柄の透かし。透かしの線もチェーンに類似。サイズは13号。

その後、更に楕円のリンクを徹底していきます↓。

3点セット(新案):これで腑に落ちることができました。徹底的に楕円がリンク。すっきりとまとまりました。

すべてサイズ感をそろえたことが功を奏したとも言えるのですが、楕円のサイズに大小付けたタイプも悪くないとペンダントそのものを換えてみます↓。

3点セット(別案):これもありだと思います。むしろ迫力が出ますこととアメジストがブレス内にもあります。

別案の方がおそらく個性的な存在にはなるでしょう。

その他、こんな楕円のフォルムのそろえ方もあるという例はこちら↓。

3点セット(その他の案):ペンダントそのものの枠組みが楕円。すべてのモチーフが楕円。

グリーン色のリンクも翡翠同士のトップとリングとは違い、ブレスはトルマリンです。

違うストーンでも共通の色があれば「リンク」は可能なのです。

あとがき

ジュエリーのコーデにおいて、「同じ」ということを追求して組み合わせていくことがまずはコーデが成功しやすく、出来上がりが「粋:いき」になります。

着回し術があるように、付け回し術もあるかと思いますが、いくつかの共通のアイテムを使用した身に付け方は同じアイテムを使うがゆえに「優劣の差」が生まれてしまい、結局は「一番」が自然に現れてくるものだと考えております。

そんな経験からの1つの考え方として、最高の組み合わせを1セットずつのみご提案したものが、当「本物志向のレンタルジュエリー」の考え方なのです。

「出番がないジュエリー」を「出番があるジュエリー」へといざなうような役割でいたいと思っております(^-^)。

展示的なネックレスの収納をしたいディスプレイ向きと感じた「扉付き」木製ジュエリーボックスを手放した【678】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

事業用のジュエリーはすべて「高級地金+宝石」の「本物」のイメージに合致の品物です。

一方で、私物ジュエリーは数が少なく、「コスチュームジュエリー」も含むような展開です。

高級な品物はすべてレンタルジュエリーへご提供済なのです。

このたびは、私物のジュエリーボックスをいろいろ楽しませていただいた数年間の後、手放すことになったタイプをご紹介。

手放すものをご紹介などとは変な勧めなのですが、一番最初に入手した時点では非常に良い物だと思ったからです。

木製であることや作りの面は非常に納得しています。

ただ、作りにクセがあり、取り出したり収納したりがスムーズではない点が引っ掛かりそれが原因です。

結果的には、「見せるタイプ」のお店などのディスプレイ用が向いているとジャッジしたところに行き着きました。

見せかけの素敵さと、現実の使い勝手とのギャップがあったということでの手放し。

随分物1つ持つにも奥が深いことが分かります。

このたびは、個人の収納でコレクションする際のジュエリーボックス選びのご参考になればとその記録を綴りたいと思います。

明るいオレンジ茶が素敵なエレガントな木製ジュエリーボックスのどこが使いにくかったのか

さて、その木製ジュエリーボックスとはどんなものなのか早くご覧になりたいかと思います、こちらです↓。

手放すことに決めたジュエリーボックス:オレンジのような茶が素敵な木製。てっぺんは蓋を開けると鏡が。

引き出しのつまみも異国情緒あふれ凝ったもの。引き出しの中敷きなどがピンク色でエレガント。

問題は、右下の扉の中のネックレスフックにあります。

こういったタイプは、決まってオルゴールが内蔵されています。

オルゴール好きな方はあえて、その価値を重視されるかもしれませんが、オルゴール内蔵がむしろ無いタイプに価値を感じました。

ここまでの形状からは付いているはずのオルゴールの内蔵が無かったことが購入の決め手だったとも言えます。

ジュエリーと音色はあまり結びつくものではなく、内蔵されていなくてすっきりすることが価値となるのです。

見た感じ、「オルゴール内蔵だ」と思うデザインのように見えて、実は内蔵されていないということが非常に「レア」なのでした。

当初、いろんなジュエリーボックスのデザインに手を付けたくて、こちらも1つのデザインのタイプとして入手した経緯があります。

ただ、その後の使い勝手こそ最も重要なのだとつくづく思いました。

扉の中の構造:扉を開けると中に、サークル状にフックが。これを回転させてネックレスを複数の中から選択。

ただ、フックが見えにくく、頻繁に取り出す際のストレスが生まれ始めます。

取り出しにストレスを感じてしまったお品はどれほどかっこよい見栄えでも、価値が落ちることになります。

結局、見栄えがものを言うのも最初の短い期間。

後の残りは、じわじわと感じる使い勝手の良さ、気の利かいた作りが勝るのです。

このことが、大変教訓となった1つのお品でした。

ただ、頻繁には出し入れしないケースがあるのです。

それは「ディスプレイ」。

これがお店の内装にあったら、ものすごく素敵です。

そう考えると相応しい持ち主がきっといるはずだと思わずにはいられません。

あとがき

これ以降、こうしたディスプレイのような作りとは対極的な引出しオンリーのデザインに「収納」に注視してジュエリーボックスを探すようになります↓。

現在2024.05.12にブログ記事の手直しとしましてこの記事を「リライト」致しております。

最初の投稿である当記事の2021.07.31からおよそ3年の月日が経過。

私物のジュエリーボックスの嗜好としてはこのような引出しタイプの大部屋が確保できるミニチェストタイプにたどり着きました。

ジュエリーの数が少しである(10セット程)ということでゆったりと自由に収納できるメリットがあります。

そして、何よりこの素敵なインテリア性の高いミニチェストが別の使い方にもポテンシャルを秘めています。

数が多いと仕切りが多くお部屋がたくさんあった方が整うこともありますので、お手持ちのジュエリーの数に応じて形状が変わってくることがあります。

とにかく、一番大切なことはジュエリーボックスが「幸せを呼ぶ」ような存在であることです(^-^)。

かつて存在していた「事務」という会社の部門はお気楽では決してない、「折衷」「経理」「外出」と多分野に渡る重要な任務であった【677】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前「経理事務」を勤め先で担当していたことがあります。

特に事務作業というのは複数の種類の違う項目を掛け持ちして同時に仕上げて提出ということも多いです。

複数というのはなかなかバランスよく進めることが難しいと思ってしまいますが、今回、そのような焦りとか不安も起こりがちな複数の同時進行のちょっとしたコツを一例としてご紹介です。

何かの本を読んだわけでもない、ただの実体験からのご紹介となります。

最初に少しずつ手を付けておくということがとても大きな効果となる

このようにABCと3種のお仕事がある場合を想定。打ち合わせ、複数の人との絡みでは、それ1本に集中。
ピンクのマーカーは、進捗度です。最初にどの作業も少しずつ手を付けておくということ。これが秘訣です。

ほぼ同じ分量にしてしまいましたが、作業の種類によっては、ちょっと多めだったり差があっても良いかと思います。

ただ、「少しずつ手を付けておく」というところが肝心です。

どこまで手を付けておくのかというのが、その後は、ひたすら繰り返しになるだけの割と単純な作業の連続であると見込める手前まで。

その後との境界線に相応しい位置でいったんやめるのです。

このやめて他の作業に移るというのが人のタイプや性格によっては、1つを完成した後次に移りたい人も多く、無理強いはよくないです。

あくまで自分に合えばということになります。

そして、少しずつ手を付けた後です↓。

少しずつ手を付けた後の進捗状況の例:Aを完成させてしまってBに移っています。第二段階は一気に。。

時間がかかる部分はすでに手を付けて完了しているので、その後はそれほどあれこれ移っていかずとも、進捗度は増すという考え方です。

こういうやり方のメリットとしては、何も手を付けていないのに時間が迫った時の、焦りや不安が解消され、完了までの見通しが立てられている状態なので、とにかく作業する本人の気持ちがゆったりします。

何なら、その後楽しく軽やかにお仕事できるのかもしれません。

少しずつ手を付けておいた後の進み具合というものは結構大きく進むかと思いますので、この最初の見通しが立てられるわずかな部分こそがポイントです。

あとがき

このたびは、経理部時代に複数のお仕事が重なった時に、どうにかして気持ちがゆったりとして達成できていくかを考えてきたことで採用してきた手法です。

女性が「事務」という任務に長い間携わる「しきたり」のようなものがずっと昭和時代から企業においては、続いていました。

ここ最近、「女性も活躍の場を」ということで、今まで男性のみであった分野に女性が飛び込むという新しい動きも一部では見られるものの、多くが女性は事務仕事という区分のようなものがある実態だと思います。

ただ、もっと「事務」という仕事をちゃんと見なければなりません。

この曖昧な言葉の実態というのは、女性でも男性と同じように人間同士の関係が重要な「折衷:せっちゅう」もありますし、大いにコミュニケーションの場があったのです。

それに加えて、事務作業の中で伝票を打つことやお金にまつわる作業も絡み、「数字を見る目」というのも培っているのです。

「事務」という任務を決して侮ってはいけません。

マルチタスクをこなさねばならない手際の良さや配分の調整などの能力が問われる重要なお仕事なのです。

それを「お気楽で良い」と価値づけるのもまずは当の本人次第であり、今後はAIに大半が担われるであろうこれまでの人間の作業が消えた時に、それでもお仕事を任される方というのは、丁寧に多種のお仕事を着実にこなしてきた結果です(^-^)。

<経理>クレジットカードをダウンロードしエクセルに落とす、月一のクレジット明細表の自作の中身の完全把握【676】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

クレジットカードの引き落とし日は1か月の経理の作業の中では一番時間を費やします。

クレジット利用時の仕訳で「貸方」に立てた1か月前の「買掛金」「未払金」という仮の「○○金」の覚えの金額を「借方」への振り替えにより「取り消す」という意味の作業の計上を行います。

その後、普通預金の元帳の残高を実際のネットバンキングで見る残高との一致を確認することでメイン作業が終了するのです。

このたびは、この作業の中で、上述の「自作」と書きましたダウンロード後のエクセルの作り方の部分にスポットを当てたご紹介を致します。

メールに届く「今月の引落金額の確定のお知らせ」を合図にクレカのダウンロードをする

当月のクレカ引落日の金額の確定は引落日の役2週間前と決められているみたい。

毎月、メールでいただく「今月の引落金額の確定のお知らせ」を合図に、メールを見たすぐその場でWEBからのダウンロードをしておきます。

私の場合、27日に引落でお知らせメールは13日。

この日に通知が来たらすぐに合計金額の大枠の把握も兼ねて、ダウンロードをしておきます。

お世話になっているクレジットカード会社様は、この記事を最初に投稿致しました当時の2021.07.29当時ではダウンロードボタンが無く、お電話でお聞きしたところ範囲指定をしてコピーするやり方を話し合いそうしてきました。

その後、現在ブログの手直しをさせていただいております2024.05.11は約3年が経過。

「INVOICE制度」の本格開始に伴い、ダウンロードボタンが設置されました。

不思議なもので、範囲指定のやり方もかなり効率よくできていましたので、ダウンロードボタンがかえって違和感を感じてしまった変なギャップがありました(^_^;)。

ダウンロードの中身は、多くがそのようであるように、その後の加工が可能な「CSV」というエクセル対応のプログラムの種類です。

ダウンロードしたCSVはあくまで閲覧のみ、CSV内からコピーしてエクセルへ貼り付けていますので、結局今までと動きとしては変わらないです。。

1つCSVの確かさというのが、以前のWEBからのコピーだと金額も文字として扱うスタンスなので、「○○」円となっていて計算式のエクセルにおいても文字としての金額表示なので、計算機能はありませんでした。

では、エクセルに落とした表をご紹介します。

日付の右隣りの一番広い枠は内容ですが、実際の内容を伏せるために消しましたが、購入先名のお店や会社の名前が入っているのが実際です↓。

クレジットカードをダウンロード(当時はコピー)して出来上がった明細。ほぼデフォルトのまま作れます。

そして、実際の引落日に、コピーした表に、少しずつ情報を加えます。

その情報を加える部分というのが一番右。

確認を兼ねての情報を加える作業なので無駄がありません。

一番右の日付は、会計ソフトへの計上日付。

左の日付のクレカ記載日とのずれも分かりやすいです。

全くの一致などこだわるところではありません、違って当然、その違いが明確に分かるために一番右の計上日付のインプットの意味があります。

そして、この引落日に、振替の仕訳計上を会計ソフトへしていきます。

つまり、すでに会計ソフトに入力していた費用発生の仕訳、「材料仕入-買掛金」、「消耗品費-未払金」、などの仕訳に対して、「未払金」、「買掛金」という「〇〇金」を取消すための振替仕訳作業となります。

それぞれ「買掛金-普通預金」、「未払金-普通預金」と入力していきます。

当ブログ記事を最初に投稿してから手直しの現在までの間にもう1つ、2022年1月1日スタートで「電子帳簿保存法」もスタートしています。

よって、それ以前までは、紙ベースだったことが、完全デジタルになったことで変化したことがあります↓。

クレカを使用した購入時の際に、引落日を見込んで、エビデンスである納品書の下に引落日用の仕訳メモを書いておくやり方について。

ふせんを見ながら引落当日の27日に会計ソフトに入力していました。

ただ、費用計上時にクレカの引落日の仕訳も前もって入力してしまうのは「ちょっと危険かな」と思い、それはやっていません。

あくまで、リアルタイム計上です。

起こっていない事象の計上を予測で前もって行ってしまうことは、かえって現時点での事実と異なるので、ある意味それもリアルタイムの状況とは言えないからです。

「電子帳簿保存法」本格開始以降の2022年1月1日からは、紙の納品書も写真になってしまいましたし、記入するという作業自体がなくなりました。

そうしますと、以前やっていた「引落日のメモ」はどうやって覚えておくのかということですが。。

それが、デジタルならではの新しい方法を見つけました↓。

会計ソフトの中にある「ふせん」を利用、何らアナログの「ふせん」と同じ使い方でやっていくことができる

上述の、以前の引落日用の「ふせん」はこんな感じ。

7月の間に入力した計上の時の納品書等にこうして先に来る「ふせん」を付けていました。

そして、8/27当日に振替仕訳(引落による打消し)の計上をしながら、ふせんを徐々に外していくというやり方でした。

7月中に購入した時クレジットが引き落ちる8/27をふせんに記入。8/27にふせんを外しながら、ソフトへ入力。

同時に、クレカダウンロード後のエクセル表の一番右に費用発生計上時の日付を入力。

先に事業分をカーキ色のエクセル内のマーカーでカバーして示し、今度は、個人分の事業外費用の数々をレシートとの照合で*印入力でチェック済を表示。

保管してあった個人分のレシートを見ながら、変な「ハッカー」に不正利用されていないかなどを確認できます。

そして、全部照合出来たら、「事業外費用」として、1本の合計の金額の計上を行います↓。

100,000 事業主貸 <〇月分 事業外費用(総合計)> 100,000 普通預金

と会計ソフトへも入力。

事業専用にクレカを作らない方針。

個人分との合体が逆に、資金繰りとか個人の無駄遣い把握には良いのでそうしています。

そして、普通預金の元帳の合計残高とネットバンキングの普通預金の残高の一致を確認をしてぴったりだったら、クレカ表をアウトプットします。

このアウトプットも、電子帳簿以前は、印刷してファイルに保管しましたが、2022.01.01からはPDFとしてアウトプットし、デジタルで保管となりました。

PDF形式はエクセルからの転換がダイレクトにでき、「印刷画面」の中の「PDF変換」のボタンを押すだけです。

以前の紙ベースのふせんがデジタル化で無しになったことで、会計ソフト内にある「ふせん」に「8/27引落」7月の発生時にあらかじめ入力しておきます。

8/27の引落日に会計ソフトのふせんだけを見て、一番日付の古いものからクレカ明細の中にあるかどうかを見ながら順にふせんを抹消していきます。

アナログとデジタルながらふせんに関しては全く同じ機能です。

収納箱があまりにも増えた2021年度の不安を2022年1月スタートの「電子帳簿保存法」の本格スタートが解決してくれた

こうした表や納品書のエビデンスなどは、日付順に箱へ。

ファイルは穴をあけると重要な部分が穴で塞がれたりして見にくくなるので、綴じずに、箱へ入れるのみ。

いつでも調べたい時に簡単に丸ごと取り出して調べられます。

証憑保存箱:ダイソー製。なかなかのすぐれもの。厚いし、日付の後の方を調べ、底部が蓋になることも可能。

「ダイソー」様、本当にありがとうございました<m(__)m>。

その後、こうした保存箱が事業活動の活発化と共に増え、置き場所の悩みが生まれ始めます。

と、そんな頃にタイミングよく、「電子帳簿保存法」の本格開始。

ギリギリのところで、紙がそれ以上増えないことが実現。

紙ってとても恐ろしいもので、重いですし、ボリュームもある「ホラー」のようだと思ったものです(^_^;)。

まだまだお伝えしたいことは、きりがありません。

とりあえず、今回はここまでです。

あとがき

キャッシュレスとは言うものの、じゃあ、1つ1つのエビデンスを見て、よく分かるのかというと、やはり、紙ベースも良い点があったと思います。

紙が無い分、会計ソフトへの「摘要」での解説や説明が大切になってきました。

現在の2024.05.11では、デジタル化には少し遅れていたかのような「お役所関係」も随分ペーパーレスになっていきました。

もしかして完全デジタル化の未来も見えてきたのではないかと実感しています。

もともとデジタルなどという言葉を使うほど、長けていませんが、波に乗らねばどうしようもありません。

「慣れ」もあるかと思います。

「1からデジタルのソフトを作れ!」などと言われているわけではないのです。

既製品を使わせていただくだけですので、随分敷居は低くしていただいているのだとまずは思うこと。

特に2024年は大きく今までのことが覆されるほどの変化を覚悟する年。

偶然ながら、当ブログ記事のすべてを2024年1年間で手直しをいったんすっきり完了する計画を立てました。

現在は、当記事の番がまわってきたわけですが、毎日3記事ずつを地道に手直しし、タイトルを変え、画像などを追加したり、綺麗な画像に改めたりしながら計画を実行しています。

2024年12月31日をもって、これまでのすべてのブログ記事がすべてのYouTube動画の1つずつにリンクとして案内されます。

もちろん今までもうすでにやっている当記事の中に1つYouTube動画が貼られることは完了していますし、今後も続行です。

見やすくて購読したいと思うような記事を綴る「ライター」的存在に腕を上げたいと思っております。

また、是非お立ち寄りいただければ光栄でございます(^-^)。

毎日はくような日常の消耗品的シューズだからこそ、感謝の気持ちでお手入れをして長持ちする意識で接したい【675】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジャージスタイルの日常です。

はくシューズは2種。ウォーキングの時が足に負担の無い構造のハイカットスニーカー、そして自転車でのお出かけは機能性はあまり重視しないはきやすいバレエシューズ。

このたびは、リボンがちょんと付いていてキュートなバレエシューズについてのお話です。

ややもすると感じるジャージスタイルの男っぽさをバレエシューズが調和させてくれているかのよう。

このたび、天気が変わる中大雨の日々の泥の付いたバレエシューズの汚れのお手入れの様子をお届けしたいと思います。

毎日はくからこそのお手入れである所が重要で、1つの物を長持ちさせていくスタイルとしてお伝えできればと思います。

「本スエード」の高級感を持つ中古品と「スエード調」の新品のバランスを同じとみなした持ち方の根本はどちらも大切に使うこと

スエードは毛羽がポイントの素材なので、リキッドタイプは基本的に使わないことが注意点。

スエード用のリキッドも出ているようですが何となく気が進みませんでして、スプレー式の補色をしています。

では、それも含めてご紹介です。

まず、やることは、汗をかいた裸足ではいた靴の中敷きをお湯でしぼったタオルハンカチで拭いて、垢などを除去することです。

まずは、「本スエード」の方からです。

本スエードのバレエシューズ:床に新聞紙を2枚重ね。手前の点々が特に汚れている雨の泥です。
まずは、中敷きをお湯でしぼったタオルハンカチでふくということを帰宅後すぐにやっています。
次に、馬毛の柔らかいブラシでとりあえず落とせる部分を易しく除去。
それでも落ちない部分が、上の写真の手前のような泥の部分です。もっと硬いブラシで、削ぎ取るように。

スエードは何度もこするのが良くないとは思いますが、ここは普段使いのはきつぶしていくものということの割り切った気持ちから、結構思い切ってやっちゃいます。

それでも難しい場合は、お湯でしぼった先ほど中敷きをふいたようなタオルハンカチなどで拭きます。

スエードはけば立った素材なので、その点は肝に銘じてやむを得ない場合のみ湯で拭いたりをしています。

仕上げの補色。先ほどのお湯で拭いた状態が乾いてからです。「コロンブス」社のスエード用補色スプレー。
スプレーのパワーが強いので、こうして、紙でおおって中敷きに補色剤が付いてしまうのをカバー。
このようにすっきりとお手入れ完了です。

手順を振り返りますと、

①靴の中敷きをふく

②汚れを落とす

③補色スプレーを塗布

の3ステップです。

お手軽でとても効果のある身近なやり方です。

この「本スエード」も後になって消耗により買い替えることになりました。

その後は、「本スエード」がなかなか見つからず、「スエード調」で良いのを見つけました。

リピートして何度かお世話になっている「ヤフオク」の靴屋様です。

スエード調のバレエシューズ:なかなか良い作りで、中敷きのクッションやはき心地がリピ利用の理由です。

こちらも同じような感じですが、スエード用の補色スプレーはしません。

本スエードと変わらずに同じブラシで汚れを落とし、中敷きをふき、長持ちするようにとこちらも同じ扱いをしていきます。

あとがき

結局は、何のためにお手入れをするのかというのも、長い目で見てコスパの良い品物であったという結果を残すことです。

1点を大切に使っていくことは、製造業者・使い手共に喜べることだと思います。

こうした日常のいわば消耗品みたいに使っていく品物は、本革スエードであることの大きな価値はそれほどないと考えます。

ぱっと見の高級感は確かに本革にはあります。

ただ本革スエードだと中古品を購入、後者のスエード調は新品からのスタートです。

いずれも同じような¥1,000程度のお値段のバランスにより、前者が中古品である必要があるのです。

今なかなか「スエード調」でもこのような親切な価格はありませんし、質とのバランスでいうと大変コスパが良いのが現在も使用の後者の「スエード調」の方です。

バレエシューズをワンピースなどのスタイルに合わせるのではなく、仕事着の「ジャージ」に合わせているところを俯瞰して見てみて下さいませ。

毎日を無事に終えることができることに、靴への感謝もあるかと。

何を持ってその感謝を表すのかの表現の1つとしてお手入れしながら長く使うという行為と姿勢があると解きました(^-^)。

大きなデニムリュックの裏地に決めた素材、大容量に相応しくデニムに相性が良いパサ付き感も歓迎【674】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、ビッグリュックを作ろうとしています。

近所の方からのオーダーが入り、ありがたくお作りするものです。

とはいえ、十分に打ちあわせが出来ず、セルヴィッチデニムの余り記事を有効に使い、そして裏地も勝手に選定。

大容量のお買いもの用のリュックなので、当然たくさんの物が入り、重さもかなりのものになることを想定しますと、影響するのが生地の傷みです。

使っていくのだから、ある程度すれたりなどはするにしても、簡単に破れたりはやはりコスパの悪い質の劣った商品になってしまいます。

表地は頑丈でも裏地もそれに伴って頑強に仕立てていきたいのです。

ジーンズに見られる「スレキ」が良い例で、何十年もはき続けた結果、生地がもともと負けている「スレキ」が先に破れるバランスの悪い現象が起きます。

何十年もはく想定などしていないから仕方がないとも言えるのですが、これがハイブランド様では何十年も先を見越した案を考えられる様子を感じることがありました。

そこには到底及ぶものではないにしても、この考え方はとても尊敬できるものです。

このたびは、表地の経年に伴いながらも裏地も良い持ちをするような仕立てを目指します。

どんな生地を選んだのかをどうぞご覧くださいませ。

ブロードやローンでは厳しそうな場合に選択する裏地生地にもう少し肉厚の「綾織り」の先染めチェックを選んだ

表地が綿なので、裏地も綿で行こうとしておりまして、少しお洒落に柄入りにしてみました。

生地名が不明ですが、黒x白xモカグレーで成り立つシックなタータンチェックの先染め生地です。

この彩にご注目、とても丈夫な織りであると見ることができます。

お洋服をたくさん見てきた方はよく分かっていただけるかと思いますが、先染めチェック=綾織りが大半です。

綾織りというのは、生地の織り方の中でも特に頑強なのです。

端の毛は、耳の部分です。糸の太さとか密集具合がこの部分を見るとある程度分析できます。

全体に肉厚ぎみな目の詰まった生地なのです。

ストライプの先染めとも迷いましたが、このチェックに入るモカグレーの素敵さでこちらを選択。

ストライプの方にはモカグレーは入っていませんでした。

こうして、重いものを入れ、かつ大容量入れる時に負荷が裏地にも当然かかってくるので、簡単に破れたりはしないしっかりとした裏地にするためのファーストステップとして、生地の選定が重要であるということでした。

あとがき

その後なのですが、、こんな風にビッグリュックを完成。

縦に長いタイプです。

表地と裏地をあらかじめ中表にプレート状のパーツを作り、外表で組み立てていく独自のやり方です。

今までブリーフケース型のA4横をナイロンで作ったり、ボストンバッグを作ったりしてまいりました時の同じ手法です。

ただ、サイズを変えるだけで全く同じやり方なのに随分雰囲気が変わるところに驚きがあります。

このやり方は縫いやすさがあるので、綺麗にできるというメリットがあります。

製作も難易度が高すぎるものは疲れ果ててしまいます。

それよりもいかに楽に作れるかという工夫もあるべきことだと思っております。

オーダーのお客様、本当にありがとうございました(^-^)。