<引越シリーズ④>バッグ作りには小さな当て芯にしか使わない反物ハード厚芯、引っ越し中の包丁の刃をふんわりと守ってくれる安全性に感謝【884】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年2月頭に引っ越しをしまして、その際の工夫や学びの情報を<引越シリーズ>に綴らせていただいております。

①-⑭のこのたびは④です。

引っ越しの段ボールへの詰め込みのアイテムで特に気を付けたいものが刃物。

包丁やカッターナイフとかぜんまいのような鋭利なアイテムです。

こういったものの梱包例として、ハンドメイドバッグに過去に内蔵していた、「ハード厚芯」を使用したケースをご紹介したいと思います。

1mm程度の厚みがあり、刃物もふんわりと包むことができますし、お皿などの割れ物も包む万能な不織布です。

ハード厚芯:以前はトートバッグに内蔵したこともありましたが、現在は小さな当て芯にしか使いません。

ハンドメイドバッグにも使用の「ハード厚芯」が刃の部分を遮断、安心な梱包で無事の引っ越しを願う

ハンドメイドバッグ製作で、底板をカットする時に使うハサミ。鉄の部分があり重いので、先端が非常に危険。

このはさみは使いながらヒヤヒヤするような鋭利さを感じまして、落とすことすら非常に危ないです。

使っていない時はその辺に決して置いておかず、カバーをして引出しの中にすぐ収納しているほど見てすぐに分かる程の恐ろしさです。

この運搬ですが、最初こういったプチプチを利用してみました。

しかし、プチプチを突き破って飛び出すほどのパワーがあるので、ハード厚芯の出番です↓。
折り曲げるのにも少し力が必要なハードさがあり、刃物を包み込むと刃のガードになります。
包丁を直接ハード厚芯に包まず、まず1段階ステップを踏みます。
まずは、アルミホイルでふんわり包みます。
包みましたが、さらにここにハード厚芯で包んでいきます。
この硬めの感触伝わりますでしょうか。
刃の部分は軽めにビニールひも。持ち手の部分は絞って、すっぽり抜けないよう固定も兼ねて締めて固定。

あとがき

段ボールに直接などは、段ボールの紙の壁を突き破って、けがの原因です。

ぜんまいなども先端が非常に鋭利ですので、こうした包みにくそうな刃物こそ何とかしてふんわりと覆う包み方を工夫してあげると良いです。

刃物は、それ自体が動いていなくても危ないことがあるということまで想定する必要があります。

刃が突き出したところへ近づいて行った場合を考えると少し恐ろしいです。

引っ越しの大切な機会にお怪我などされませぬよう(^-^)。

<引越シリーズ③>こんな時に利用価値がある、マチ30cmもある大きな裏地キルト内蔵のセルヴィッチデニムバッグが引っ越しに活躍【883】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年2月頭に行いました引っ越しの中から工夫や学びが得られる場面を切り取り、シリーズとして①-⑭の投稿にまとめました<引越シリーズ>、このたびは③です。

前回の②ですでに登場していたのですが、引っ越しの際に活躍の大きなバッグというアイテムをもう少し深堀りしてご紹介させていただこうかと思います。

元々はンドメイドで「ヘルメットバッグ」として考案したもので、マチが30cmもあります。

もしかして、ヘルメット入れよりも「引っ越し用バッグ」の特化の仕方の方がニーズが生まれやすいかもしれません。

ヘルメットバッグとしてはなかなか受け入れられなかった大容量バッグを引っ越し用に使ったら、大変優れていた

元はヘルメットバッグとしてハンドメイド製作した特大バッグ、マチが30cmもある大容量です。

ヘルメットを守るために、内部に中綿キルトをダイヤ柄でかけて、とても手間が込められています。

トートバッグ特有の両サイドのでっぱりは必要が無ければ内部に折りたたんで全体が立方体に近くなるフォルムです。

やや細かいことなのですが、ヘルメット収納用に十文字に留め具を設置していたこともかなり役に立っています。

飛び出してどこかへ行ってしまわぬよう、ある程度入口で固定してくれるDカンとナスカンコンビのタブの存在も大きいと思いました。

持ち運ぶ時の十分な取っ手の長さも運びやすさの1つです。

ただ、セルヴィッチデニムのここまでの14ozもの厚手が原反生地ではなかなか見つからない希少さ。

だからこそ、この時のバッグは貴重だったかもしれません。

運ぶ時には、随分擦れたり摩擦があるのが引っ越し。

それでも、セルヴィッチデニムであることで、かえって味わいが生まれると思います。

引っ越し業者様がもしこうしたものを「資材」みたいな意向でお求めなら製造したいです。

むしろ、ヘルメットバッグよりも受け入れられるかもしれません(^_^;)。

中に物を入れて、こんな風に積むことも可能。ボックスと似た役割もあるようです。

あとがき

普段は置き場所に困るようなやぼったい大容量バッグもいざとなると活躍してくれるアイテムだということです。

おうちのどこかに1つあると良いのえすが、2つの効果も大きく、上述のように縦に重ねて置くことができますので空間を有効に使う「物入れ」にもなると思います。

ここに入れるものは、他のたくさんの段ボール箱との差別化なのでやはり早くそこから取り出すようなものであり、最初に使っていくものというような考え方がうまくマッチすると思います。

以前に、小型のテレビも収納できましたし、とにかく割れたくないものも良い使い方だと思います(^-^)。

<引越シリーズ②>少し触れただけで糸が外れやすいロックミシン、1km以内の近距離転居をうまく活かしたビッグバッグを利用した自主運搬【882】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、2022年2月頭に引っ越しを致しました。

その一大イベントの中からいろんな場面をお伝えしようと、<引越シリーズ>という連載を始めました。

全部で①-⑭までを連続投稿でお届け致します。

同じケースにアイデアをご利用いただいたり、比較を楽しんだりしていただくことで掲載の意味があるのではないかと綴ることに致しました。

このたびは、引っ越しの時に、この度のケースのような「近距離:1km以内」の場合少し自分でも運ぶことも可能。

何を自分で運ぶかの選択がありました。

このたびは、自分で運んだアイテムをその理由と共にご紹介したいと思います。

多少重くても決して糸が外れてほしくないロックミシンは頑丈な中綿キルト内蔵のデニムバッグで運んだ

旧居と新居の距離が900m程で、自転車での移動で5分くらいの距離感。

このことをうまく利用しまして、ある程度自分で運ぶ分もあっては良いのではないかと考えました。

引っ越し当日までには数日ありましたので、ちょこちょこと前もって自分で運んだものがあります。

そのご紹介をしたいと思います。

まずロックミシン。

ロックミシンは、やや重みのあるものですので、家族に助っ人してもらい、運びました。

小ぶりなロックミシン。MO522という古いモデル。この糸がどうしても外れたくない気持ちが強かったのです。

直線縫いの方のミシンx2台は段ボールに入れて業者様に運んでもらうのに、なぜロックミシンは特別なのか。

これには理由があります。

写真の上の方ですが、この辺りの糸が非常に外れやすくて、少し手で触れて引っ掛かっただけでも簡単に抜けたり外れたりします。

とても単純なロックミシンのモデルであると言われているこちらでもやはりロックミシンの糸通しは複雑で時間がかかってしまうのです。

よって、常に糸を通した状態で、糸交換の際にも、上の方で糸を切ってつなげて基本的には、ミシンから糸を外さないよう常に通してある状態にしています。

ということで、こういった事情は、引っ越し業者様にもお伝えすることが大変で、お伝えした方と運ぶ方は同じではありませんので、いっそのこと自主運搬にしたのでした。

そして、こんな風に大判スカーフの風呂敷に包みんで、更に内部が中綿キルトのデニムバッグへ収納。

元はヘルメットバッグ。マチ30cmという特殊なスペックだったことが幸い。まさかミシンを入れるとは。。

まさか、ヘルメット用のバッグがここで活躍するとは意外でした。

ここまでマチが広いバッグはレアですので、ヘルメット以外の用途が見つかったことに対して、とても感激しています。

その他、貴重品の、「ジュエリー」「ブランドバッグ」も、収納場所がもう決まっているので、先に運んでおいても問題ないということもあり、自主運搬をしました。

結果としましては、正解です。

ミシンも隅の方へ配置しておき、その後の引っ越しの家財類の搬入にも差し障りがありませんでした。

そして、事業の商品であるジュエリーの保管分やハンドメイドバッグなども、重みのあるものではないので、まとめて、さらに大きなバッグへ入れて、旧居と新居とを何往復かをしました。

「土日エコきっぷ(名古屋市内の土日専用の乗り放題切符)」という1日乗車券を使い、行ったり来たりしました。

雪が連日舞った土日でしたのでとても寒かったですし、傘を携帯しなければならなかった点は持ち物が増え、やや苦労しました。

しかし、地下鉄で移動する際中にもアイデアを考える時間があり、大忙しの一発搬入とはまた一味違ったものになったと思います。

あとがき

新しい経験をすると必ず学びや工夫が生まれます。

こういったことは、同じことをされる方へお伝えすることで、体験済みの学びが活かされ、いずれ情報の質が上がっていくと思うのです。

どうぞ引っ越しを無事に終えられますよう、応援したいと思います(^-^)。

<引越シリーズ①>空っぽの新居へまず置きにきたものは、トイレットペーパーとタオル、そして床マット、とにかく空っぽの床を拭くことは今しかできない【881】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回から引っ越しホヤホヤの実体験からお伝えする<引越シリーズ>を14投稿程の連続投稿させていただきます。

まず最初は、空っぽの新居へ初めて入る日に持ってきたものです。

以前の住まいからおよそ900mという条件もありましたので、あくまで近い距離の移動の前提での記録となりますので、その点は悪しからず。

トイレットペーパー、タオル、雑巾などは空の新居には必須アイテム

トイレットペーパー数ロールとトイレ用のタオル:まずこれを設置しておけば長時間お部屋で作業可能。

日程の兼ね合いで空の新居に初めて入る日が、業者様が来られるメインの引っ越し作業日よりも1週間程前だったので、その1週間の間に下準備のようなことができました。

その下準備をしている新居に滞在中にも、水道や電気やガスはすでに開通してあるので、水道やトイレを使うことがまずは一番にあります。

下準備としましては、例えば床や壁をふいたり、窓のサンとかトイレなども掃除しました。

やはりすぐには使いたくないもので、自分で掃除してからでなければなんとなく気分が進みませんでした。

すごく「気持ち」を大切にしていますので、「そんなの後で良いのでは」と思われることも最初にやったことがありまして、これも悪しからず(^_^;)。

ということで、トイレットペーパーを4ロール程(2ロール程で実際は十分でした)、そしてトイレ用のタオルを設置。

手拭き用のタオル:これもあるべきです。

そして、掃除をしたりするのですから手を洗うので、手拭き用のタオルに加えて、石鹸もあるとなお良いです(追加でコンビニで購入したと記憶)。

そして、更に雑巾のようなもの。

新居なので、綺麗なふきんを雑巾として使用するもの気持ちが良いものです。

吸着マット・・・今回、床を始め、あらゆるところに使いました。

最後は、人によっては種類は違うかもしれませんが、吸着マット。

じゅうたんに近い毛羽立った素材が良くて、「Seria」様、「ダイソー」様でも販売の30cm四方の吸着マットを、ネットの「キャンドゥ」様でまとめ購入。

30cm四方のマットを間取りの30m2には、100枚では不足。

結果継ぎ足しを何度かして、250枚の合計にものぼりました(^_^;)。

リビングだけでなく、キッチン、洗面所、トイレなどにも利用したからです。

30cmでなくて45cm四方というのもあるので、床だけは広い面積の方でもよいかもしれません。

お値段は、100均のようにはいかなくなるようですけどね。

物件が一般的な中古であることで、床の板張りは本物の木製が使用されていたのですが、キズが多かったことと、板のカラーが明るいブラウンだったこと。

よって、すべての床を好みのダークブラウンカラーの吸着マットで覆うことに一大決心。

マットの敷き方につきましては、もっと詳しくこのシリーズの中でお伝えしてまいりますので、この度はここまで。

あとがき

床マットを敷く前に、フローリング自体を一掃しておいた方が気持ちが良いです。

実際に床を丁寧に水拭きしました。

何とも言えないさっぱり感と言ったらありませんでした(^-^)。

見えない埃がある状態だと思いますので、そのあたりは、掃除機を使っても良いかと思います。

ただ掃除機に関しましては、旧居を最後に出る日に綺麗に掃除して出たかったので、旧居に最後まで残ったアイテムとなります。

面白い対比かもしれません。

新居に最初に持っていったアイテムVS旧居に最後まで残ったアイテム。。

今回は、これにて(^-^)。

<引越シリーズ:プロローグ>連載するにあたって、普段から掃除好き・整理整頓好き、そしてインテリア好きな者がお伝えする引っ越しの姿【880】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年の2月頭に引っ越しをしました。

思えば、長い長い年月お世話になった以前のマンション。

1998年製でしたが、後で気づいたのが東京の素敵なコンパクトなお部屋の数々とそっくりな作りを早くも導入されていたオーナー様のセンスが色濃く感じ取れる物件でした。

このような長い月日の中でとても大きかった出来事が、同じタイミングで長い間お世話になった会社を退職したこと。

その後それほど期間を開けずして「個人事業主」になりましたが、その違ったライフスタイルの中で住まい兼事業所も移転という大きな変化をすることになったのです。

このたびは、今後<引越シリーズ>として①-⑭を順にお伝えしていく引っ越しの場面ごとのノウハウや工夫の記録をたっぷりご紹介したいと思います(^-^)。

目的がよりはっきりとした2022年の引っ越しが2002年の時とはまた違ったものであったこと

これからの①-⑭の投稿は、引っ越しに関する学びや工夫を実体験した記録になります。

是非引っ越しの際にお役に立てていただければと思います。

人それぞれやり方などが違うわけで、すべてを共感ということはないかもしれません。

それでも、今後を見つめるにあたっては、ジャッジの判断材料にでもしていただければと思います。

引っ越しをした大きな感想の1つとしましては、「引っ越し1つでこんなにも気持ちが変わるのだ」という驚きです。

実は住む場所は以前のところから1km弱程度の近隣の場所。

にもかかわらず、「異国の地」へ来た程の心持ちの違いがあります。

以前の住まいの出来事は、すべて遥か昔のことのように思えるほど、「今」ここに立っていることの不思議さと言いますか、確かに少しずつ進めてきた作業だったはずなのに、随分遠くへ光のように駆け抜けてきたような気持ち。。感無量です。

お伝えできることがあるとすれば、もう1つ。

新しい住まいとは言え、偶然にも以前の住まいに住んだ年の2002年製でした。

新品まっさらではな決してありませんが、古い部分もあるにもかかわらずそんなことは関係無しに別の新しさを感じました。

すべては「気持ち」なのではないかと思います。

ずっとあこがれてたまに見に来ていた物件でして、ここ以外には住みたくないとまで考えたほどのピンポイントの希望でしたので。。

重視するところは、「新しさ/古さ」よりももっと違う点に着目した方が良いということです、一番は「気持ち」が大きく頷いた物件ということになります。

あとがき

決して、ゆとりができて、高級物件への移動ではないということで、悪しからず。。

そのようなことには興味は無いのです。

贅沢やステイタスは全く重視していないので。。

まだまだ、実はこれからが本当の事業の実りに向かう努力の日々だと覚悟し決意を固めたところです。

物件は以前よりも¥20,000程お安く住まわせていただく家賃。

それでもかなり嬉しい便利な場所、広くて十分な間取り、きちんとリフォームされた綺麗なお部屋であることに心より感謝申し上げたいと思います。

便の良い同じ地域では、「レア物件」と呼ばれるところだと思います。

イメージは、かの「ガブリエル・シャネル(通称ココ・シャネル)」様が、「歌い手」をしながらの「帽子屋」時代に、ひっそりとこんな場所で努力していたのかもしれないとイメージした場所。

飛び出し型のレトロな透かし階段を駆け上ったり降りたりの日々。

こんなイメージも、「ファッション史」を読み始めた2019年から繋がったものだと思うのでした(^-^)。

<経理>今までありがとう、20年間住み続けたおしゃれ過ぎた物件との別れは、今後の本格的な事業活動に相応しい場所への重要な転機【879】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ブログが約1か月ぶりの投稿となりました。

これまでこんなに長い間空いたことがなかったというくらいお休みしてしまいましたが、理由は「引っ越し」です。

引っ越し前、引っ越し後と作業が多く、全体では最短でもこれくらいかかるものなのかもしれません。

早い人は1週間くらいで元のペースに戻れますが、なにせ、配置をこだわったり、この機会を利用して、不用品の撤去、反対に新調なども行い、気が付けば2月も終わりです。

さて、ここ辺りからしばらく15記事程引越にまつわる内容の記事を連続投稿させていただきます(実際は①-⑭です)。

タイトルの頭に<引越シリーズ>と付けまして、引っ越しの際の工夫した点などをご紹介。

この数秒の間にも、どこかで引越し作業をされている・考えている方がいらっしゃると思いますので、応援したいと思います。

まず、シリーズのスタートとしまして、「個人事業主」ならではの引っ越しにかかわる、経理の仕訳の面でご紹介したい事項がございましたので、<引越シリーズ>が属するカテゴリー<コーデ>とは別で<事業>で綴った「まえがき」のような記事となります。

これまで20年も住み続けた慣れた住まいをなぜ後にしたのかの理由

理由は、「心境の変化」が一番でした。

最初は、2002年10月に初めて「賃貸」を経験。

当時は会社員であり、2017年末の退職(「早期定年」と自分では思っています)まではおよそ15年。

その後、個人事業主になった2018年に早くも心境の変化が訪れたのでした。

おそらく、住む前の今後のイメージをしていた2002年時とイメージが全く違うものになったことがいよいよ違和感が出てきたからだと思います。

職業が変わることは、非常に大きな人生の転機だったと思います(誰でもですかね(^_^;))。

しかも、ピンポイントで住みたい物件まで見つけていまして、時々通っては外から眺めたり、近くを通ったりしていたほどの入れ込みよう。

ただ、そういった見つけ方ですので、しばらくは空き物件ではなかったのでした。

そして、そのまま4-5年が経過した2021年11月、ふと同じ物件を検索し、「現在が空き状態」であることを確認。

まだまだその物件に住みたい気持ちが変わっていなかったのでした。

「よし、今がタイミングだ」と。。そこからは、すごく早かったと思います。

そして、2022年2月頭に引っ越しに至ったのでした。

そんな中、2021年の12月には、父が突如亡くなる(心筋梗塞のようなもの)という不幸もあり、思えば2002年の引っ越しのタイミングの時も「叔母」が亡くなっています。

すごく不思議なのですが、大きな転機のたびに身内が亡くなっているという偶然が重なるのがもうこれで2回目ということになります。

先程「心境の変化」ということを書きましたが、具体的な気持ちはこうです↓。

「事業に対して努力していく場所を新たに整えたい」という気持ちです。

正直、今までの住まいはおしゃれで都会的。

友人を招いたり、素敵そうに見えるようなライフスタイルの追求がどこかにありました。

今度の場所は、そういったことは一切思わない、ただひたすら事業が実るよう努力する場所としてピンときたお部屋なのでした。

とはいえ、アパートっぽさがとても素敵で、お部屋がとても広いワンルーム。

リフォームもきちんとまっさらにされていて、いろいろな場所が綺麗でした。

かつてのフランスのデザイナー様が狭いアパートで努力する姿をファッション史を読むことでイメージ(「ガブリエル・シャネル」様のことです)。

そして、そのイメージ通りの「メゾン」という名前の、階段が外に飛び出した透かし階段のレトロな物件、「どんぴしゃ」でした。

「ああ、何という幸運なのだろう、ここで精一杯努力して行ける!」そう思ったのでした。

引っ越し費用の2種の仕訳、「引っ越し運搬費用」「住まいの初期費用」はいずれも一部を経費にできます

引越関係の費用というと、2つがどんな方にも出てくることではないかと思います。

1つは、引っ越し業者様にトラックで運搬などに関して支払う「引越費用」言葉そのままです。

こちらは、「雑費」を使っていきます。

仮の数字ですが、¥20,000かかったとしまして、事業用と個人用の住まいの割り振りの率を同じ50%ずつに計算(家賃も半分ずつでやっています)。

10,000 雑費-現金 20,000

10,000 事業主貸

と仕訳しました。

もう1つは、新居をすでに決めてあるわけで、家賃の前払い分に加えて、初期的な費用を合算の初期費用が存在します。

よってこの「家賃+初期費用」というのが結構な金額で発生します。

これを全¥50,000と仮定します。

25,000 地代家賃-普通預金 50,000

25,000 事業主貸 

と仕訳しました。

あとがき

補足的な内容ですが、「個人事業主」が賃貸で商業的な行為を営むことは簡単ではありません(パソコン作業や事務所としての利用は大丈夫、ほぼ認めてもらえます)。

やはり「住まい利用」としての契約がなされ、事業の中のミシンを使うことだったり、パソコンやネットを使っての事務作業等の許可は得ても、実際に「いらっしゃいませー」と店舗みたいな使い方は不可でした。

共有部分を独占してしまうことになったりするというのも1つの理由でしょうが、希望していた「バザー」を物件で行ったりする件に関しては将来の「実家での夢」ということにしておいて、引き続き着々と努力していきたいと思います(^-^)。

じっくり最初から最後まで一読する以外の読書方法、ぱらぱらとめくるだけ、目次からのピックアップ部分のみなど本当はルールなど無い【878】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、4冊の本を手にしました。

そのすべてをじっくり読んだわけではなく、おおざっぱな読み方も含めて、少し触れただけというようなものがほとんどでした。

それでも、一部分から知識は得られるのです。

小説などストーリーの結末が待ち遠しくて、気づいたらサクサク読んでいたというのも楽しい1つの読み方であり、1冊を隅々まで読んでいく読み方であることが多いです。

一方、読み方はそれだけではなく、目次からのピックアップの読み方やページ内のピンときた部分だけを読むパラパラ読みのような読み方もあるようなのです。

このたびは、前者の最初から最後まで一読した本と、後者の部分的な読み方を比較して、その読書の仕方の違いを体験した感想を述べたいと思います。

じっくり読んだ本は、深堀りしたい専門分野のファッション関連の本

ファッション系は得意で好きな分野なので、入り込みやすく、じっくり読んだ本に当たります。

「ビジュアル博物館 服飾:L.RAWLAND-WARNE 著」

です。

洋服の起源がどこにあるのか、などが興味深く、図鑑のようなもので、シリーズが分野別にいろいろありました。

服飾という文化をまとめた視覚的な読み方もできる本。

本来なら博物館でしか見られないような超ビンテージ級の洋服をカラー写真で掲載。

薄い本ですが、アイテムの名称などが確実に分かり図鑑のよう、洋服の細かなパーツに関して知識を深める際にはお勧めです。

じっくり読まない、パラパラとめくっただけの本やピックアップして読んだ本は、図形や物質の超専門的過ぎるほどの本

「美しい幾何学:谷克彦 著」。

この本は、ハンドメイドバッグに多角形を取り入れていて、その時はインスピレーションみたいなことで8角形を採用したのですが、他にはどんな図形があるのかなどその8角形の位置付けなども含めて読もうとした本。

しかしながら、図形は必ず数学の分野の式が入ってきてその羅列みたいに感じで、じっくり読むことに早くもお手上げ。

パラパラとめくるだけにとどめました。

少し興味のありそうな場面に目を止めて読んでみるのみといった読み方です。

それでも手に取って本を開けることをしなかったこととの違いは随分なものだと思います。

目を止めたヶ所というのがそもそも頭に入りやすいような興味あるポイントだと思うので、そんなワガママな読み方もよいのではないかと。

過去に歴史的な有名学者様達が証明してきたことが図形のスタートとなっています。

建築の分野に利用されることも多く、建築に引用されている形などの例がとても興味深いです。

2019年の本なので、読書離れをある程度意識し、見やすく分かりやすいはずです。

書庫内の古い本も一度手にしてみましたが、どれも見ることさえためらうような文字と図の羅列で、キャッチ―ではなかったです。

本も、全体的には分かりやすい読み物となって読まれるよう工夫されてきた変遷が見て取れます。

そして、「新しい物質の科学 改訂2版 身のまわりを化学する:鈴木孝弘 著」。

2つの科学と化学を使い分けたタイトルが興味深いです。

この本ではピックアップ形式で、「宝石」の事が書かれているコラムの部分1ページと、「繊維」についての生地の章のみピックアップして読ませていただきました。

「図解 ねむれなくなるほど面白い化学のはなし:科学評論家 大宮信光 監修」。

↑最後は、この本です。

タイトルが大変ワクワク感がありますが、とても身近な様々なことを集めていて、Q&A形式の書き方なので持っている疑問にも当たるものもあった親しみやすい本です。

「カーナビはなぜあんなに良い働きをしてくれるのか」などとても身近な例ばかりの集まりです。

後半の3冊は、ほとんど読んでいないような感じもしますが、目を通したり、ピックアップして一応目を通したのです。

・ぱらぱらとめくってピンと来た箇所だけじっくり読んでみる

・目次を見て興味のある章だけ読む

以上の読み方が部分的な読み方の例で実際に読んでみた読み方でした。

このいい加減そうな読書の「部分的な読み方」、実は考え方によっては「受け身ではない読み方」と言えます。

自らスポットを当てて能動的に読んでいると言えませんか。

あとがき

結局のところ、その先に、1つでもアウトプットできるくらいの知識として何か得られるものがあれば、どんな読み方でも構わないのだと思います。

こう思ったらどうでしょう、本もそうですが、すべての情報に対して、「インプット」したものは、いずれ何らかの機会に「アウトプット」するということを。

そう考えたら、アウトプットがあることで、更なるよいインプットという循環もでき、日々の生活、更には人生までに及んで良い流れが出来てくるのではないかと思います(^-^)。

アセテート混のサラサラ生地で細い8mmひもを作った結果大きく失敗、お洋服の裏地ではメリットな滑りと皺の寄りにくさがすべて悪影響のケース【877】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

製作の中である失敗がありました。

それは、幅8mm仕上がりの巾着紐

縫い線が脱線してパンクヶ所が多発。

これは、そもそも巾着ひもに向いていなかった生地だと反省。

そして、混率の大部分を占める「アセテート」の性質を実感しました。

このたびは、その失敗作の様子と、あるアイテムではメリットでも別のアイテムでは全くのデメリットになるケースとしてご紹介したいと思います。

このことを通じて、生地の性質をよく理解して利用することや、混率の大部分を占める素材の特徴が製作のやりにくさにも現れてくるということをお伝えしたいと思います。

アイロンをかけにくく跡が付きにくい素材のアセテートの性質、お洋服の裏地には抜群でも細かい作りの共布ひも作りには向いていなかった

巾着ひも製作に使用したちりめんニット:アセテート/72%、ポリエステル/25%、ポリウレタン/3%。

そもそも、この表示を見て、アセテートがこのように高い割合で入っている場合、アセテートの性質が、扱いにくさにも現れるというイメージをするべきでした。

出来上がった巾着袋に通すひもになる予定でした。
いったん2本とも完成してみました。出来上がり巾8mmです。
よく見ると、こんな風に縫い代がはみ出してしまうヶ所が見られます。
片方の面を縫いそびれてぱっかり口が開いてしまう「縫い外れ」の箇所がこの他にもいくつも見られました。
全体の太さが統一されていなくて、膨らんだり細まったりと安定的ではありません。

ここまで全体的に問題が出たということは相当です。

そもそも、縫う前のアイロンがけの時点で線が付きにくいのがこの生地。

アイロンの線が付きにくいということは正確に作れないと考えるべきです。

細いひもを美しく作る時にいかにアイロンの折り線が大切かも同時に分かったということです。

このアセテートという生地は、以前に100%の物を使用した過去があります。

なんとバッグを作ったのでした。

その時も、非常に線が付きににくくて、ラインが波打ち気味であったことが思い出されます。

その時は、細かいストライプだったと思いますので、その線に沿って何とか縫えましたが、形がぐにゃぐにゃしていたと思います。

左の奥:これでした。アセテート/100%の素材はサラサラ過ぎて、アイロンの線が付きにくい特徴がありました。

柔らかくしっとりとしているので、素敵には見える生地なのですが、実際の縫製では、一定の太さに重なりにくい不安定さと言いますかとろんとしてしまうのです。

ということで、そもそも、巾着ひもに、アセテートメインの素材を選んだということがミスだったということです。

はぁ(*_*)。

では、この、せっかく作ったひもは捨てるのか。。

反物を収納するためのロープとしてリユース:こうして見てみるとよくできた紐のように映ることが不思議。

商品にはなりませんでしたが、ぱかっと開いた部分もあまり影響がないこういった使い方なら、せっかくここまで作ったので利用したらよいと思います。

気になるようであれば、ぱかっと開いたところを上から縫い付ければよいのです。

ただ、売り物にはなりません、一度でびしっと縫いを決められなかったひもにレベルはないのです。

あとがき

今回1つの大きな学びがありました。

そもそも「アセテート」は細かい作業には向かないということです。

お洋服に出来上がりさえすれば、着ていく時に、アイロンの手間要らずで良いのかもしれませんが複雑な重なりの多い製作は大変だと思います。

以前にアセテート/100%で作ったトートバッグの不出来の時には深く考えませんでしたので、この二度目の経験でやっとピンと来たといった鈍さ。

綿や麻はアイロンで折りやすいですので、作りやすいですが、素敵な生地となると、レーヨン、ナイロン、ポリエステル、絹などの混率のものも多いです。

アセテートは、ポリエステル、レーヨンン、キュプラに並んで時々裏地にも使用されています。

お洋服の裏地にとっては、正に「しわになりにくい、滑りが良い」というメリットがあり、このたびの巾着ひもで必要とする性質と真逆だったことを後で顧み、素材の選択ミス(求める性質と真逆を選んだ)だったと反省したのでした。

<経理>クレジットカード引落日の計上にも発生時と同じエビデンスを共有して保存する分かりやすさとひも付き【876】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「電子帳簿保存法」の改正が2022年1月に本格施行されました。

率直な1つだけの感想を上げるとすれば、随分負担が少なくなり喜んでおります。

紙ですべて保存することの大変さ、ずっしりと重いその実物の重さだけではなく、気持ちの面でも置き場所の悩み・用紙やインクの頻繁な購入の悩み、複数の悩みが集まった「気持ちの重み」が一気に解消されたと思います。

インクのなくなるスピードもかなり落ちてエコノミーな状態になり、驚いております。

このたびは、紙ベースでもデジタルになっても変わらない点ということにあえてスポットを当てたいと思います。

それは、クレジットカードの引き落とし日の計上で見られました。

クレジットカードの引落日に起きた、エビデンスの「重複」、それでもそれぞれの計上に附随させる必要性

クレジット計上において、多くの方がこのように仕分けされているかと思いますやり方、日にちをまたぐ2計上に分けた記録の仕方です↓。

まずは、購入時。

消耗品費 - 未払金

そして、クレジットカード引落日。

未払金 - 普通預金

この少し期間を隔てた2つの仕訳が関連した1つのセットになっています。

これは、「発生主義」という原則に基づき、事が何か起こった時の記録を忠実にリアルタイムで表現するための工夫であり、「〇〇金」と名の付く科目はそもそもそのスピーディーに記録できるという結果を生み出す便利で重要なツール的科目なのです。

このたびのデジタル保存の場合に、購入時の仕訳時に保存したお買い物の明細や納品書をクレジットカードの引き落とし日にも共有して同じ証憑を附随するのかどうかというのが重複作業であることに少し引っ掛かりがありました。

そこで、「引落日にはクレジットカードの明細表があれば同じ証憑を附随しなくても良いなどということがひょっとしてあるのかな?」などという引っ掛かりを解決するために、「税務署」様へ質問のお電話。

その回答は、「あるのがやはり分かるので、引落日にも購入時と同じ証憑を共有して保存する必要がある」とのことです。

紙の時は、同じ1枚の納品書に左右で仕訳を記入して、用紙自体を共有して使っていたのです。

左には発生時の日付と仕訳、右側には、引落日の日付と仕訳というように、同じ用紙に2つの計上の記録を記載の過去。

それがデジタルになると同じものを2つ会計ソフトの中に保存することになるのです。

しかし、それが正解ということであり、その方が事前の計上時との紐付きを確認しながらできる分かりやすさや確かめの面からは納得。

後で貼りますYouTubeは前日投稿ですので、問い合わせ前の疑問の状態で終わっています。

こうしてたった1日でもその後の記録が大きく膨らむことも多い当ブログ記事も重要です。

あとがき

もし、クレジットカードの購入を、引落日だけに集中したら。。

おそらく、とても怠慢で不正確な帳簿になると思います。

何のために「〇〇金」という仮設定の便利なツールなる科目があるのかをまずは理解することです。

都度の計上で常に今の状態が可能な限り正確に分かる帳簿にしているということが本当の「デジタル化」の効果でありたいと思います。

過去の少なめの在庫生地を使ったリュックの製作、生地が不足の事態の裁断時にとんちを利かせた対処法【875】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

過去の時に調達した生地が数年経過の現在、製作するデザインの用尺が不足の事態があります。

過去の単純な構造から、その後の仕様の変化で生地を多く使うようになったのです。

そうしますと各パートごとの生地の不足が起こることがあり、あと1パーツ分が足りないなどという事態が時々あります。

そんな時にもご参考になるようなこのたびの対処例をご紹介したいと思います。

過去の在庫生地を使う製作でどうしても不足したパーツを別布で代用、かえってデザイン性が生まれた

まず、表地で不足したパーツが早速ありました。

表地:肝心なショルダーパーツがとれませんでした。取っ手はとれています。

こういう時に、不足でありながらも、どのパーツを不足にするかをよく考えます。

ショルダーは取り外しのもので、本体に附随していないものであるので、別布であっても大丈夫という判断です。

ショルダーパーツx2枚:裏地で対応です。ちりめんは丈夫ですので表地としても行けます。
裏地:ちりめん生地の黒無地です。
裏地のちりめんは、巾着袋の紐にも充てました。細いロングパーツ2枚です。
白の小花柄の不足:フラップの片面を裏地のちりめん黒無地で対応。違和感はなく補填できます。

ポケットのフラップにコントラストが効いて、どちらが表面に来てもデザイン性が生まれます。

巾着袋地(外):黒の最近よく使っている無地の生地です。今回は、巾着袋の外面に使います。2枚です。
巾着袋地(内):他のパーツにも助っ人しながら、巾着袋の内側部分2枚を確保。

こんな感じで、裁断しながら、より、意味のある補充で、他のパーツ用の生地の余りからの移動という方法です。

新たな生地を追加はあまりにも混沌とし過ぎるので望ましくない、4種にとどめたいという思いがこのアイデアに行き着いたのでした。

あとがき

バッグも通常2種ほどの表地、裏地くらいの使い分けでこれまではやってきましたが、最近のこの餅巾着のデザインは、コンパクトなわりに、構造が重なって、思ったより多くの生地を使うというのが特徴です。

よって、4種の生地を使うことも珍しくないのですが、不足という時には、デザインとしてうまく活かせるような補充の仕方をこの4種内でやっていく方法が1つあるという例でした。

よく、大きなパーツは残っていないけど、半分ずつにハギにして、何とか1つになるというのも似た例です。

そのハギをうまくデザイン性が高い素敵なものにすれば、ハギも継ぎ接ぎじゃなくて立派なデザインになるというものです。

ただ、ショルダーなどの長いパーツを継ぎ接ぎというのは考えものですので、フルにとった方がそれこそ高級品になり得ます。

このハギもハギでやっても問題ないのか、1枚どりの方が良いのかは後の影響をよく考えたものになると思います。

生地を贅沢に余らせて高額なバッグを作るという高級感もあるかと思いますが、生地をエコノミーに使いながら、お得に購入できる素敵なバッグという分野もあって良いかと思うのです(^-^)。