<経理>個人事業主がお財布を1つにまとめた時のデメリット、経費ではない購入ものでも事業の現金を使ったということになるため「計上する」必要性【966】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで、「個人事業主」をスタートしてからというもの、毎月クレジットの引落日・末日とその他時々コンスタントに現金の残高を帳簿と合わせて確認の作業をしています。

特にあれこれ外出して現金を使用した時が現金の現物が帳簿と不一致が起こりやすいです。

それだけ、あの細かい現金と名の付く物体が紛らわしく、管理が大変な「アイテム」であることを痛感してきました。

できるだけ現金を使わないようにするキャッシュレス化はそういった意味でも余計な調べ作業が少なくなる点では日々の活動に貢献できることだと思います。

「必要な物以外はできるだけ購入しない」という心がけは一理ありまして、未だに現金オンリーのパン屋さん・ドーナツ屋さん・喫茶店では毎回「うーん」と思うことがあります。

パン屋さん他いずれも行かなければ良いのだと思い直す部分もあり、逆の事業者様の立場になってみますと、クレジットを導入していない単価の¥1,000以下の事業の厳しさを垣間見ます。

どのお店も質の良い内容であり気に入っているのですが、いつか、そういった質の良い商品があるということをを越えて便利さが勝り、お客様が遠のく悪循環になってしまう可能性があるのです。

当事業もクレジットカードを導入していないので、同じです(^_^;)。

現金残高の帳簿との不一致が起こる原因がお釣にあった点からの決断

今まで、過去の記事でもご紹介したことがありましたが、現金の帳簿との不一致の原因は、「お釣」にあることが多かったです。

記憶をたどると、「お釣」を「コンビニ」様が間違えたという件も1度だけありましたが、あれも、今後人間が数えるのではなく、機械になり始めてきました。

人間がやることというのは完璧ではないのです。

そして、よくやっていた圧倒的に多かったケースが、事業用の財布からの支払いの「お釣」を個人の方の財布へうっかりと入れてしまったということ。

財布は事業用の物を出しているにもかかわらずお釣を個人用の財布へ入れるなどということを無意識にやってしまうものなのです。

この頻度の多さから、いよいよ、財布を事業用のみに1本化するということを決断。

今まで、事業用の財布と個人用の財布と2個持っていたのを、事業用だけにしたのです。

会社員時代から使ってきた5年間くらい使用の個人用の財布が角が傷んできたことも後押し、この際事業用だけにしました。

そもそも財布が2つあることが間違いの原因を作っているわけで、その解消になると思ったからです。

とはいえ、その分1つ注意するべきことが出てきます。

それは、個人用に現金で購入のものも事業用の現金を使ったに等しくなりますので、会計ソフトに計上をすることになります。

すでにクレジットカード支払いをしたものは、個人用の購入の分をクレジット引落日に、集計した合計金額1本で、

50,000事業主貸-普通預金50,000                               ※〇月分事業外費用(総合計)支払 〇〇カード:〇〇銀行

と仕訳計上をしてきました。

現金の場合反対に、その都度でなければ大幅に狂う可能性が出てきますので、都度計上です。

では、現金支出のその根拠(エビデンス=証憑)は。。となった時に、たとえ、おにぎり1個でもレシートが必要になると思います。

そんな時、仕訳は、

100 事業主貸 - 現金 100

※おにぎり1個 〇〇屋 

という計上です。

この計上をするにあたって、レシートはやはり必要、クレジットの1個ずつの明細と同じことです。

同じような金額で比較してみると、蛍光ペンを購入した時は、事業用の意向で購入しますので、

100 消耗品費 - 現金 100

※蛍光ペンx1本 コンビニ〇〇店

と借方の科目が事業用の経費に該当する科目になりますが、おにぎりの場合は、全く経費には認められない個人の費用なので、

100 事業主貸 - 現金 100

 ※おにぎり1個 〇〇屋 

と「事業主貸」科目を使用して、経費ではないことを表示します。

会社や事業をしていれば、「ほとんどすべてを経費にできる」というような考え方というのは、実は「間違い」です。

個人事業主が購入する¥100周辺のもの:上は事業用の経費で「消耗品費」、下は、個人用なので、「事業主貸」。

同じ事業用の財布からの支出でも、上下で大きな違いがあるという点が、事業用、事業外の違いです。

ただ、現金の出どころは事業用の現金でまかなったので、おにぎりも、計上には登場してくるわけです。

この辺りが、「計上をする」ということと「経費にする」ということを混同してはいけない重要なポイントになります。

あとがき

こうして、事業用のお財布1本でやっていくということは、今までよくあったお釣を入れ間違えて差異が出ていることに少しの間気づかないといったことは回避できますが、その反面、ちょっとしたお菓子でも計上することになるのです。

その辺りは前向きにとらえています。

余計な衝動買いをしなくなるのではないか。。

そんなことを期待しています。

どのみち、事業に専念していくと決断した上での「個人事業主ライフ」ですので、できるだけ現金も事業に投資していく方向であるということの裏返しなのかもしれません。

元は一重仕立て、三脚専用の巾着袋に、10cmダイヤキルト中綿入りの内袋を「後から追加設置」は、一重の巾着袋への裏地追加に引用できる【965】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

主にYouTube撮影用で使用しております、カメラ用の三脚。

三脚の中では王道のブランドらしいのですが、「Velbon(ベルボン)」様のお品です。2018年購入の¥7,000代。

三脚もレベルがあるようですが、比較的良質のまずまずのレベルということを「ビックカメラ」様の店員様と相談の上購入。

キャンプグッズの「Colman:コールマン」様くらいの位置付けらしいです。

手ブレがありますので、三脚の安定感はとても有効だと後で動画を見直しても感じます。

ずっと同じ三脚を使わせていただいていますが、そのしっかり感は大変安心なものです。

このたびは、元はそのまま保管していた三脚を一度一重の巾着袋を作ったものの、更にふんわりと包み込むような収納ができるために、中綿キルト付きの保護性の高い内袋を設置することに致しました。

その完成の様子をこのたびご紹介したいと思います。

割れ物やハードな機材にはこれ、カメラの三脚用巾着袋に、裏地中綿キルトをかけた裏地の後付けのやり方

最初の附随のナイロンのケースがあったのですが、何か味気がなかったのと、マチもわずか、お部屋で使うのにそのケースがちょっと違和感がありました。

その後ケースは売却。

そしてある時、「著作権」が行使されている「商業利用不可」をうっかり何も考えずに購入してしまい、自分使いを余儀なくされた過去の生地がそのままであることを思い出し、自前の三脚ケースにしようと決意。

イタリア製で原色マルチカラーの大花、大変美しいプリント生地です。

生地がたまたまふんわりとした厚みがある程度あったので、とりあえず、一重仕立てで作り、しばらく使っていました。

使っていく中で、不安定で置く時に「ゴンッ」と音がして、薄さが気になり始めます。

ただ袋に入れているだけで、中身が守られている感じがしなかったのです。

そこで、最近作業机を1つ、引っ越しによってやめました「デスククロス」として使っていた生地も余っていました。

この生地をまるっと利用するとサイズ感が合うという嬉しいミラクル、この生地を裏地に利用させていただくことにしたのでした。

そして、10cmのダイヤキルトを中綿入りで作り、裏地として内側に設置。

イメージ:表地含む中表に取り付けます。こちらは全体としては内側にあたり現在ひっくり返している状態。

赤い点線は入り口から3cm程下の位置、ここへ完成したキルト裏地袋を後から縫い付け。

巾着袋の裏地付きは、裏地の方に返し口を作ってそこからひっくり返して作りますが、この場合はもっと単純です。

裏地単独で表地よりも縦のみ3cm短い出来上がりにマチ付き袋を作っておいて、そのまま表地(中表にした状態)を裏地(外表にした状態)の内部に入れ、図の赤い点線(上から3cm)に縫い付けるのみ。

赤い線はちょうど表地の巾着紐のホールのステッチが位置するところ(上から3cm)。

裏地縫い付けの際のステッチが余計な場所に汚く出てしまうのではなく、巾着ホールのステッチに重なるという見かけの綺麗さのキープも兼ねます。

<裏地:オリーブグリーン>インテリアジャカード:フィーユ、ポリエステル/100%、日本製。
底の部分:マチ付きでほぼ正方形になっています。
10cmダイヤキルト:中綿が入り厚みができました、もとのジャガード生地自体が厚手ですので相乗効果あり。

あとがき

このたびの方法で証明できたことは、どんな一重仕立ての袋であっても後から裏地を追加して取り付けることが「可能」であることです。

この度の上から3cmが巾着ひもホールのステッチに一致する位置ということも後から取り付けたデメリット解消の大切なポイントなのです。

こうして一重仕立てに後から裏地を取り付けることが可能、使い道の大幅変更や気持ちのリフレッシュにも良き効果、そして物を末永く持ち続けるためのアレンジとしては大変意味があることです(^-^)。

「はぎれ」はコスパ最大限の使用の結果であるべき、本来使い切りが望ましい生地の調達、生地幅によって左右されることから「面積」で常に考える【964】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、小さい面積のはぎれの整理整頓をしました。

その際に、どんなデザインで何を作るかも決め、接着芯を貼ってから、型紙に沿って裁断。

細かいパーツは、接着芯は粗裁ちの状態で貼っておいてから、型紙に当てて裁断とういう順序が断然がベスト。

この方がカットが正確です。

このたび、夢中で極力表地と裏地の組み合わせがなくなるまで、はぎれの整理整頓を行いました。

整理しながら接着芯を貼って、裁断→積んでいくを繰り返しました。

夢中で夜まで突入。

最後に貼りますYouTube動画では、細かいパーツをコスパ良く使っていく組み合わせを考えた残布製作前の準備の姿をその組み合わせのご紹介と共にお伝えしました。

一方、当ブログ生地では、そもそも最初の調達の時点でコスパを工夫する購入の仕方を伝えしたいと思います。

生地幅による調達の長さの違いは区別すると良い、型紙の面積の合計の「数値」を持った上での「全体面積」を考えた生地の調達

当然と言えば当然ですが、はぎれが出るということは、生地中心ではなくデザイン中心であるということ。

型紙に沿って生地をカットしていくので余るのです。

企画続行中の「インテリア収納袋」連続製作は、それほど決まりきったサイズでなくても良いことから、おおまかに、大・中・小の3種ほどのラインナップで、生地のストックに合わせて型紙を後から作った製作。

余る部分は、ほんの縁の方の細長い切れ端や、マチを削る分の正方形のみ。

もともと同じ分量ずつ生地を集めてきました過去。

1m購入と半分の0.5m購入とでもかなりの違いがあり、これまでは、ほとんどが0.5mで調達してきたのでした。

高級生地の場合はたまたま幅広であったこともあり、もっと最低限の0.35m-0.4mが中心でした。

0.3mだといくら広幅の生地でもパーツが全部とれないことがありましたので、それは少な過ぎ。

生地幅がダブルの140cm以上もあれば、0.4m、シングルであっても0.5mでだいたい面積は同じくらいになる計算でした。

幅が違う生地の時に、面積で考えるのが良いのです。

140cm巾で0.55m2(作ってきたコンパクトなバッグ)などという面積を基準にして、0.55÷1.4=0.4m(140cm巾の場合の用尺)くらいと導きます。

これが112cm巾の場合だと、0.55÷1.12=0.5m(112cm巾の場合の用尺)などとざっくり計算して、最低限の用尺分だけを集めることができます。

それでも、こうしてはぎれが存在することは、型に生地を当てはめていくやり方だからということが大きいです。

↑この裁断したはぎれ布の山の中では、唯一手前の黒い色の表地と裏地のペア「インテリア収納袋」製作用の余り。

ハギ合わせてやっととれたぐらいで、ほとんどはぎれは生み出されなかったのです。

大部分の残布が、過去の型紙に生地を合わせていったものばかりです。

このことは、今後の製作に大きなヒントになりました。

このヒントから1つ考えたことは、そもそもデザインを考える場合に、どんな幅の生地であっても残布が出にくいようなサイズ・デザインということを盛り込むことです。

小さいパーツなのでこうしてビニール袋にほつれ防止と紛失防止対策をして保管します。

あとがき

肩の力を抜きながらリラックスして作るには、はぎれはとても良い機会です。

小さいので短い時間で隙間的に時間が費やせますし、今日思ったことが明日も継続しているとは限らず、リアルタイムで今思うホットな気持ちの内に作ってしまえるといったものです。

何日もかかる製作のものは、途中で包んで保管しっ放しが結構ありまして、いくつかの途中の風呂敷(スカーフを利用)包みが点在しています(汗)。

はぎれ製作は、一気にその場で夢中で完成させてしまえることがその良さだと思います。

1点物でこの状態ですから、量産で出る生地のもったいなさといったら計り知れないものです。

旅行用の下着や靴下などをカバーを兼ねて入れるためだけの巾着袋、たとえ小さめでもマチがあった方が使い勝手が良い【963】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまでの長年の在庫生地の一掃で、2022年は主に「インテリア収納袋」を連続製作しています。

短い日数(1日)で製作可能な理由は、ポケットや取っ手が付かないということも大きいかもしれません。

とはいえ、接着芯をきちんと貼り、裏地も付く何らお仕立てに関しては手を抜くところはありません。

今回は、2点同時製作。

全く同じデザインで同じサイズの2点なのですが、違いを出すために少し工夫をして、附属品や裏地を変えての2点と致しました。

2点同時に出来上がったお品をご紹介したいと思います。

「マチ」は付加価値になる、「マチ」10cmで出来上がった巾着袋、次回からはミニマム15cmは取ろうと決意

特に、全く同じでもそれは意向として構わないかと思いますが、何か気持ちが納得せず、やはり1点物重視な方向でどこかを変えて製作したくなりました。

よって、表地だけ同じで、裏地・ひも・ループエンドの色を変えました。

今回は、和柄。こんな感じで朱色や藍色や若草色がマルチカラーに。元々幅の狭い着物用の反物の生地でした。

この生地は、「大塚屋」様での購入です。

少し、こうした着物用の幅の狭い反物も見つけることができます。

ひもをしばった状態です。ここ最近の製作の中では小さめです。<サイズ>縦24cmx24/33cmxマチ10cm。

マチについては、このたびの完成によって、次回からマチ15cmは最低限とるように型紙変更をする決意をしました。

その理由は、マチ1つで使い道の幅が広がると思ったことです。

10cmの場合は、本当にそのまま収納だけの為の巾着袋だと思います。

15cmあると、お弁当・立体的な物入れ・救急袋など用途が広がります。

また、縦にしっかり座るという意味でマチの効果が期待できるのです。

10cmでは袋がしっかり座らない時があります。このサイズなら15cmのマチでも可能です。

今まで、マチ無し、マチ付きを両方作ってきたハンドメイドバッグでも、お客様の反応としてはマチ付きの方が手ごたえがありました。

マチが付いていること自体が「付加価値」になるのです。

同じデザインの3箇所を違ったものにする工夫、裏地の色、紐の色、ループエンドの色を変えた

違ったものにしていこうと意識的に思うというよりも、全く同じということに違和感を感じるタイプ。

よって裏地とひもの2箇所のカラーを変えました。

<表地:マルチカラー>正絹プリント、絹/100%、日本製。<裏地1:紺>フランス原産ピュアリネン、麻/100%、フランス製。<裏地2:モカ>生地名不明(千鳥)、混率不明、日本製。

裏地を変えると少し印象が違うものになります。

紺の方もモカの千鳥の方も表地のマルチカラーの中の色の1つとマッチさせています。

ひもは抹茶グリーンとベージュの違い、江戸打ちひも3mmと5mm。ループエンドはシルバーとゴールドの違い。

江戸打ちひもは光沢があるでこぼこした編み込みが高級感を出してくれます、「D' Collect Shop」様のお品。

かわいいすずらん型のループエンドがエレガントな、「アイリス」様のお品を「東急ハンズ」様で注文購入。

その後、ネットで「アイリス」様の自社ホームーページを通じて直接でも購入できました。

大まかにボーダー柄と見立てて段差が起きないようにした最低限な柄合わせ

この度の表地の和柄は、大きく見てボーダーです。

ボーダーは横ラインをハギ目において合わせるのが美しい出来となります。

それ以上に縦の柄を合わせるのか。。それはボタニカルなこのたびの場合、柄が複雑過ぎますし、それほど効果が出るものでもないと無視。

横ラインで段を合わせるのは、段違いが起きているお品に比べて格段の美しさです。

タータンチェックやブロックチェックなどのチェック類はそういった意味では縦横両方とも合わせるのが本来ですが、そうもいかない場合こうして、ボーダー状の横ラインの段差だけは解消しておくと少しでもお品のレベルが上がります。

この後貼りますYouTube動画内で、その柄合わせの時のコツを2点ご紹介致しました。

①裁断の時に柄を同じ位置に合わせる

②縫い合わせの待ち針を柄合わせ中心で打つ

この2つがポイントとなります。

あとがき

小さめな巾着袋2点でしたし、同じ表地なので同時製作が出来ましたが、細かいお話が、裏地の色が互いに違うので、上糸や下糸を交換しながらという点が、少し手間がかかります。

やはり一番スムーズなのは、表地と裏地に同じ糸を使うことですが、反対側の色に糸が浮くことが起きてきます。

よって、生地を自由に組み合わせ、代わりに上糸と下糸は違う色でそれぞれの生地に馴染ませる選択をすることが多いです。

これも、どこに手間をかけていくのかという選択によって、生地になじむ縫い糸というポイントは外せないという考え方から、時間を糸の色を合わせることに費やしました(^-^)。

ブラウンダイヤモンドの濃淡が素敵な「リボンタイ」のデザインがうまく組み合わせ出来ず諦めた、1つずつのボリュームの大切さを知る【962】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

当レンタルジュエリーは、3点が1つのセットになっているのが特徴です。

ネックレス・ブレスレット・リングの3アイテムをすでにセットに組み合わせて番号が採番されます。

セットの途中のものは、セットへ完成するまで保留になりますが、このたび、1年経過しても腑に落ちなくて断念した、とはいえ、十分に素敵なジュエリーをご紹介したいと思います。

このことから、1点のみではない難しさの改めての実感と、ますますの厳選の大切さを学びましたのでここに綴りたいと思います。

セットに完成した良い結果の場合の投稿もあれば、あえなくセットにならなかった結果の場合もあるということです。

ホワイトダイヤモンドにはない魅力がブラウンダイヤモンドにはある、ここまでグラデーションが素敵な1点ずつがなぜ。。

濃淡ある展開のブラウンダイヤモンドのセットになれば。。と途中まで集めていましたジュエリーです。

しかし、ブラウンダイヤモンドのブレスレットがあまり豊富ではないこともあり、ペンダントトップとリングが1年前に組み合わせてあるにもかかわらず、ずっとブレス不在で完成しないまま1年を迎えてしまいました。

両端が長期保管分です。真ん中は重ね付け用にと追加したもの。あとはブレスレットとチェーンという状態。

左のトップより小さいという違いがあります真ん中、ダイヤモンドのカットや色味も違い類似デザインながら違いもある素敵さがありました。

この2つのペンダントトップを一緒に1つのチェーンに通してみたのですが、ぶつかり合って、ダイヤモンドや地金を傷つけることになりそうだったのです。

では、違うチェーンで段差の重ね付けは。。という案も今ひとつ平凡に思われました。

そこで、チェーンをほぼ同じ長さ同士の2本で、うんと短いチョーカーレングスの36cmくらいをわずかな段差の36/37cmで重ね付けというのが最終的にこの小さい方のペンダントトップを考えた時点での案でした。

リングも特に大胆にボリュームがあるわけではないものの、まずまずで、デザインは大変おしゃれ。

ここへブレスレットを持ってくるとしたら、ブラウンダイヤモンドとホワイトのツートンの2連辺りかなあと思ったのですが、全く見つかりませんでした。

過去にすでに1点お見かけして、入手しそびれていたのでタイミング遅しといったことだと思います。

ということで、このセットは一から考え直しということになりましたので廃案となりました。

ブラウンダイヤモンドはホワイトには及ばないと聞きますが、おしゃれ分野からの視点で見るとそういったことは関係ありません。

透明よりも色が付いていることでお洋服に合わせやすいこともあります。

ただ、ブラウンダイヤモンドは茶色に手を加えた処理がし過ぎていると茶色が鮮やか過ぎて胡散臭いので、そこはよく見て気を付けたい点です。

かえってあいまいなカラーが天然らしさを引き継いだ姿ではないかという見方をしています。

この廃案という結果から1つの独自の決意がうまれたのでした。

3セットの組み合わせとは言え、1点ずつもボリュームがあるそれぞれに厳選すること。

今後、このことが、当「本物志向のレンタルジュエリー」の特徴の「ボリュームがあるジュエリーの集まり」ということに活かされていったのでした。

あとがき

ただ、個人のコレクションとしては申し分のないボリュームはあったこの度の廃止の3点。

今後のジュエリーご購入の際のフックになればと記録に綴らせていただきました。

レンタル事業としての役割は、お手持ちに無いタイプを投入させていただくことであり、そうしたことも意識するようになった良ききっかけの廃止でした。

おしゃれはほぼ無限。

時々取り入れてみたいテイストや雰囲気に、手を差し伸べることができるような存在のレンタルでありたいと思っております(^-^)。

この先ずっと持ち続けてもこの「クラシックさ」は不変である、ミシンで1パーツずつを丹念に縫い付けた薔薇のアップリケがインテリア巾着袋になった姿【961】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当記事は、1つ前の【960】の続きとなります。

【960】では薔薇のアップリケをミシンで作り上げましたが、その続きとしまして、アップリケ入りの本体パーツで大きな巾着袋が完成しました。

「インテリア収納袋」の連続製作の5点目になります。

元はマスク製作用の生地だったストックを時代の流れと共に見直し、反対に大きくすべてを使うビッグサイズの製作へ

生地は全部で4種。表地のモカベージュストライプ、裏地のベージュのニット生地、薔薇の赤・緑のストライプ。

赤とグリーンのストライプは別生地です、コンビの白糸の色が違いますので。

<表地:ベージュ>サッカーストレッチ、ポリエステル/100%、日本製。

<裏地:オフ>麻テレコニット、麻/100%、日本製。

裏地の「麻テレコニット」のアップ:肌着みたいなさらっとした素材感。バッグに使うことはほとんどない素材。

<薔薇:赤>生地名不明(ストライプ先染というような名前と記憶)、綿/100%、日本製。

<薔薇:グリーン>生地名不明(ストライプ先染めというような名前と記憶)、綿/100%、日本製。

薔薇のパーツに関しましては、昔のパーツが見つかった為に、生地名が不明ですがたまに見かけるタイプの生地だと思います。

ロンドンストライプという織り方です。

表地もストライプ、薔薇もストライプで柄の種類を同じにしてみたことで、「粋」が生まれたと思います。

使用の附属品、「江戸打ち紐」「すずらんループエンド」のメーカー様のご紹介

<出来上がりサイズ>縦36cmx横43/64cmxマチ20cm

附属品に関しましては、結構厳しく厳選しているつもりです。

多くのパーツ屋様がある中、特に気にしていなくてもそのお店を選んでいたという結果からも、いかにお品が豊富で気が利いた良質な物なのかが分かります。

・江戸打ち紐:やはりこういったひもは、ツヤのある江戸打ちタイプには高級感はかないません。・・・「D' Collect Shop」様のお品。楽天市場、ヤフオクでお世話になりました。今回の紐も、シックなモカ茶で幅広くいろんな生地に合っていきます。日本製の紐とのことです。

・ループエンド・・・すずらんループエンドで探して見つけた、「アイリス」様の商品です。ボタンなども多く取り扱っておられ、このメーカー様内でほぼ装飾類がすべて見つかるのでは。。と思うほどです。

中に入れるもの例

よく例として登場しますが、やはり、まず、トイレットペーパーのストックです。

そして、ティッシュなども箱に埃が付いたりしがちなので、そのままここで保管。

あとは、折りたたんで小さくできることから、旅行時のお洋服入れなどもどうでしょうか。

バスタオルやタオルもばっちり入ります。

その他、ぬいぐるみストックなどにもふんわりと収納出来て良いかもしれません。

マチが20cmあることで、収納としては安定したサイズ感です。

ただ何も入れないとふんにゃりとしてしまいますので、使用しない時は畳んで収納が良いです。

あとがき

このたびのアップリケ製作は、途中で入れ込んだ思い付きですので、最初から予定していませんでした。

薔薇のアップリケが無かったら、とても表地だけでは物足りなかったところへ良き装飾的な助っ人だったのでした。

しかし、こんな風に作ったことが無かったことにトライできたことは大変有意義でした。

そして、この度の使用生地については、表地も裏地もマスク製作のストック生地です。

裏地もマスクの口に当たる方の生地のストックだったものをいよいよ、今年2022年で在庫一掃をする目標を立てたことで、違う形で使用させていただきました。

もともと、暑い季節用のマスクにと仕事仲間が選んでくれた素材、その後マスクは市場に大手メーカー様によって溢れ、我々の出番は終了。

まだ引き続き大きなバッグの製作が続きます。

その行く末を見守っていただき、美しい生地がバッグになっていく姿をご覧くださいませ(^-^)。

ストライプonストライプがおしゃれ、重なり部分の多い薔薇の花をインテリアバッグにアップリケで載せるパーツの形とやり方の実践場面【960】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近なのですが、生地のはぎれストックの中を過去にはいくら探しても見つからなかった長年保管しておいたはずのものが、別の意外なストック場所で見つかるということがありました。

それは、ストライプ柄の薔薇のアップリケを作るための裁断パーツでした。

およそ2年前、すぐに作業するつもりで細かいものだからとチャック袋に入れて保管していたはずが、どこかへ紛れ込んでしまったのでした。

諦めていたところ2年ぶりの発見、現在連続製作中の「インテリア収納袋」に使おうと決めたのでした。

このたびは、アップリケのパーツの形や、アップリケが実際にデザインとしてミシンで縫い付けられて出来上がっていく様子なども交えながら、視覚的にお届けしたいと思います。

ベージュの「コードレーン」という先染めストライプ生地に映える、赤とグリーンの先染めロンドンストライプの薔薇アップリケ

単調な「コードレーン」にワンポイントがあると素敵だとこの案を思いつきました。

アップリケパーツは全部で15枚。

1つ目は、1枚しかないパーツのお花の中心部分です↓。

バッグの本体パーツの真ん中にこれを配置。5cm四方の型紙です。
アイロンで端から1cmを折ったパーツをいったんそのままで並べていきます。
いったんデイジーの花でシミュレーションしてみました。このデザインも可能性としてはあります。
葉っぱはこんな配置に密集させた方が象徴的アクセントになるかもしれません。
決定:クラシックな薔薇の花に挑戦することに。真ん中の花の中心を囲むように花びらを1枚ずつ縫い付け。
夢中でどんどん回転するように重ねた作りですが、こうしてそれっぽく完成しました。

元の1パーツの型紙が残っていると良かったのですが、無かったです<m(__)m>。

葉っぱも花びらも同じ型紙ですので、この写真の周り1cmずつを拡大したイメージで正解です。

元々5cm四方のアパレル用型紙を元に線を引きながら作ったものです。

さて、ここでしか見ることができない貴重な裏面のショットをご紹介↓。

ハード薄芯を当てて、端っこを待ち針で固定して縫ってきました。当て芯をすると生地の負担が少ないです。
余計なごわつきがあるので、余分をカット。ハサミでカットする時に、生地を切ってしまわぬよう気を付けます。

あとは、ここから、巾着袋を製作していくことになります。

全体的に涼し気なビッグ巾着袋になると思います。

あとがき

短い時間で完成していく単純な仕様の製作を始めて思うことなのですが、短い時間で完成することに、気持ちの軽やかさというか、次々と短い時間で出来上がっていくリズムのような勢いがあります。

とはいえ、じっくりと丁寧に仕立てておりますし、1点しかないものになっていきます。

このたび、薔薇のアップリケの考案で時間を要して、巾着袋が完成しませんでしたが、次回の記事で完成となります。

裏地付きの巾着袋でありますので、更なる生地も登場します。

引き続き、この完成までの行く末をどうぞ見守っていただければと思います(^-^)。

「古物台帳」はエクセルに展開、迅速に調べることができる工夫と、必ず入れるべきワード「受入:うけいれ」と「払出:はらいだし」の文言【959】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「台帳」と聞くとかつてアパレル業の会社に勤務時代のことを思い出します。

スタイル画を貼り、色の展開が分かるように展開生地が貼られ、それ自体が在庫管理表にもなる冊子作りを経験したことを思い出します。

もう30年も前のことになりますが、思えばすべては紙ベースの時代でした。

2022年現在では、同じ「台帳」と呼ぶものを当事業で取り扱っている現実があります。

それは「古物台帳」と呼ばれるもの。

「レンタルジュエリー」の事業をさせていただいておりますが、その仕入品のジュエリーが中古品のことも多く、古物商の免許が必要であるということからの、免許取得のスタートからまず始めました。

遡ること2020年7月のことです。

古物商の免許は「警察様」の管轄です。

よってホームーページ画面の端っこに店舗地域の「警察」様の記載と共に「古物商番号」が義務付けられているのです。

免許は、個人申請でも可能だったのですが、勘違いによるとんでもないミスの心配があり、「行政書士」様にお願いしました。

結果、ホームページ(ネット)でお取引するには「URLの届け出」が必要で、それが「変更届」にイコールであるということになるということは、「行政書士」様にお世話にならなければ分からなかった知識でした。

最初からネットで行う設定の免許ではないところが勘違いしがちな部分です。

「行政書士」様の探し方は、WEB検索で見つけ、比較的最寄りで、ホームページの内容の良さで決定。

実際に事務所にお越しいただいて委任状等の書類を提出、本書類への記載は「行政書士」様に委託ということです。

思えばコロナ禍真っ只中だったと思います。

こうして、無知の分野は専門性の高い「外注」にお願いする大切さがあると思います。

「変更届」からはもう自分でやっていくことですので、「行政書士」様の助言通りに進めていきまして、「ホームページURL」が「警察」様のホームページの古物商にその後掲載されました。

このたびのお話の古物台帳というのは、その仕入時の詳細とか販売時の詳細をきちんと記入することで、盗難品が出た事件の時に該当のお品であるか否かやその行方の協力のためのものです。

同時に、その入手経路として、どのお店/人物からの入手であったかなどは記録としてはマスト。

ネットで日付を元によく表にしてある例がありますが、古物台帳の書き方は特に形式は決まっていないので、ある程度裁量で好きな形式で記載できる点があります。

とにかく仕入れた事業のジュエリーに関しては、現物写真や正確な価格と共にすべてを古物台帳に記載をしています。

形式が無いとはいえ盛り込むワードは決まっている、「受入:うけいれ」と「払出:はらいだし」を含めた商品のラインナップを軸としたの記帳方法

古物台帳なので表のようなものであると想像しがちですが、そこは、特に決められた形式はないわけで、現在の商品ごとにお部屋を設けたメモやノートのようなものがかえって分かりやすいとそのスタイルを決めました。

ただ、仕入れたときのワードである、「受入:うけいれ」と、売却したりなどの場合のワードである、「払出:はらいだし」という2つはその台帳には登場している必要があり掲載しています。

これが無いと、それに該当する内容が記載してあっても見つけにくいものであり、あえて、この言葉を使うのが必須です。

最初に思い浮かぶ台帳の作り方として、年月日を軸に作るものですが、ここには少し疑問がありました。

保管している期間が長く続くので、商品のラインナップを軸とした形態にまとめています。

エクセルシート1つで商品の番号1つ、下の図では<1>-<4>です。

まずトップに写真を読み込み、セット写真と、ネックレス・ブレス・リングの写真を並べます。

そして、その下からは、【受入】についての詳細を記載します。

古物台帳のイメージ:エクセルの1シートに3アイテム分の【受入】記録が綴られるということになります。

新たに商品のラインナップが完成した場合はここまでですが、その後の動きはこうなります↓。

レンタルをご利用いただいたした時の移動は、会計ソフトの帳簿で把握、2週間で戻りますので、ここには記録は無しです。

ただ、レンタルご利用のお客様の詳細は別のフォルダーで履歴として保管します。

今度は、<1>の商品を見直しにより改良し、廃止した際には、「売却」しますので、その時に【払出】になります。

例えば、<1>のリングを売却の場合、ここから【受入】の詳細をまるごと切り取り、「廃止」のフォルダーへ移動して貼り付け。

この「廃止」のフォルダーの中の年度別の該当の年度の中に1つのバラバラのアイテムに関して、【受入】と【払出】両方が記載されてその該当リングの記録として残るということです。

確かにこれを後から追跡するには、写真はもちろん残しますが、日付や品物のキーワードが重要になります。

過去には、たくさんの商品の改良や見直しがありましたが、ある程度品物のレベルが整ってきますと、【売却】が滅多に起こらなくなりり、当店に所有しているという状態が圧倒的多数です。

ある一定の時期に一気に「仕入」が起こる際には、この作業も忙しくなります。

ほとんどすべてが、【受入】を記載していくことであり、イコール商品のラインナップの詳細をノートに展開するということになります。

この作業を兼ねて、ホームページへの追加入力もここからコピペして行えますので、「ダイヤモンドのカラット数・幅やリングのサイズ・ストーンの名前・地金の種類・重さ」などが古物台帳にも盛り込まれるということになります。

あとがき

事業形態に見合った分かりやすさを工夫すると良いです。

「3年保管の義務」があるのですが、廃止してもう手元にないものは、【売却】後3年経過するとあまり気にすることはなくなるかもしれませんが、スタート後の3年以上でも得に削除はしていないです。

経理の計上とも大いに重複する資料がありますので、10年くらいはゆうに持っていても何ら負担もないのではないかと。

とにかく目指すべきところは、「ピンポイントで迅速に見つけやすい」という台帳であることではないかと。

決して表地のみに依存しない、薄グレーの美しい「フクレ」に対する裏地は、マルチカラーのぼかし柄が美しい「フクレ」という攻めた巾着バッグ【958】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで、バッグの素材にエレガントさと特徴を入れ込みたいと、「凹凸感のある生地」を利用させていただくことを意識してまいりました。

元々好みの凹凸感ある素材だったので気持ちからのスタートだったことですが、凹凸感と言ってもその構造は様々です。

長い間生地を集めるだけで製作の方が追い付かずにたくさんの凹凸感ある生地をためこんでしまいました。

そこで、この2022年を中心に在庫生地を短い期間で一掃し、次へのステップにと「インテリア収納袋」の連続製作を始めました。

このたびは、その4点目となります。

表地も裏地も両方同じフクレを使い、むしろマルチカラーの美しい方を裏地に選んだ取っ手付き巾着バッグ

これまでの3点の中には無かった新しいデザインで製作してみました。

ひもでキューッと絞る巾着袋の型紙でありながら、サイドリボンの巾着タイプにアレンジ。

<サイズ>縦26cmx横26/46cmxマチ20cm。中身無しの場合には完全にぺたんこです。
<表地:薄グレー>ストレッチフクレパフ服地、ポリエステル/95%、ポリウレタン/5%、日本製。
<裏地:マルチカラー>フクレプリント、ポリエステル/100%、日本製。

裏地は表地に負けず劣らず美しい生地です。

こちらを表地にするのかを最後まで悩みましたが、裏地にする良さのイメージが浮かび、表地のうねりの迫力の方をメインにしました。

製作した結果なのですが、ちゃんとしたお写真が撮れないほどくったりとしたものでした。

まさにインテリアでの収納袋に徹したものですが、少しこのことについては不満でして、あわよくばお出かけ用にも使えるように作るべきだったと。

本来バッグにするような生地ではないフクレは服地に見つかることに気付き目を向けるようになりました。

せっかくの服地の意外なアレンジですので、実際にバッグとして十分成り立つような出来上がりにしないと説得力がなかったかもしれません。

その他、ぷっくり膨らんだジャガードは、「ブリスタージャガード」として検索するともっと発見する生地が広がると思います。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.04.21からおよそ2年後の2024.08.10に過去のブログ記事の「手直し」の順番でまさにこの部分を追記しています。

これまでの文章もほとんど書き直しをしてここまでたどり着きました。

この度のフクレ生地は、過去のストックですので、このまま使用することを軸に製作しました。

ただ、フクレ生地も数は豊富ではありません。

確かに凹凸感が素敵なのですが、その後、製作者からのアウトプットが必要なのではないかと思うようになりました。

元の生地に依存するのみの製作を見直し、「ハンドメイドダイヤキルト」を定番にかけるような製作に移りました。

そうしますと、素材自体をちゃんと作り出すことを一部分なりともすることになります。

このたびのフクレ生地の場合は、反対に、キルトをかけるとせっかくの風合いが潰れて見た目の美しいうねりが変わってしまうと思います。

よって、製作の変遷の中では、このフクレの生地集めと共に製作したこういったスタイルはこの「インテリア収納袋」をもって終了になると思います。

大抵がプリント物のブロードやキャンパス地がバッグにハンドメイドで作られる中では良い差別化ではあったのですが、プリントの素敵な柄頼みとあまり変わらないスタンスだったのでした。

ただ、このような素敵な生地の存在にまず気付けたことは十分な資産だったと思いますので、こうして記録に残しながらまずはお伝えすることをして引用させていただいたお礼のようなものにしたいと思います(^-^)。

縦長トートバッグは「ピンタック」を四つ角に入れた方がスタイリッシュになると製作後どうしても気になってしょうがなかった【957】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在「インテリア収納袋」を作る企画としまして、比較的短い時間(およそ3時間程度)でインテリア専用のバッグを連続製作しております。

長い期間そのままになっていた生地在庫の一掃の目的と、存分に柄の素敵さを広い面積で味わえる、容積とおしゃれ度重視のバッグ作りへのシフトをしてみたのですす。

在庫を残さない方向ということで生地をめいっぱい使う方法に見合い、これまでの外出用に特化したバッグとは違った柔軟さも生まれています。

必要な時だけ、畳んで収納してある引き出しから取り出して使うという融通があり、室内でただ収納するためだけの入れ物となることで傷みが少ない長持ちなバッグになると見ています。

実際に昔のバッグをいつまでも保管している経験もありますので、おそらく長年の持ちに関しては確かなことだと思います。

このたびは、このシリーズの製作の3点目になりまして、縦長のトートバッグを作ります。

比較的大きいサイズの縦長は、「くったり」となりがちでそんなところをハリコシある裏地とのコンビでバランス良く工夫していきます。

では、どうぞご覧くださいませ。

表地も裏地も同じ形の薔薇柄の相性と、元はステージ衣装のようなワンピース向けの服地である共通点を持ったコンビ

このたびの生地も凹凸感がある生地なのですが、いろんな凹凸感の表し方がある中の1つとして「フロッキー」という素材があります。

ベースの基布の上にまるで貼り付けたような(実際に貼り付けるというようなことに値する構造)凹凸感です。

<表地>シャンタンフロッキープリント、生地:ポリエステル/100%、柄:ナイロン/100%、日本製。

シックなシルバーグレーx黒、この無彩色感がまたクールです。

<裏地:黒>ジャカード、ポリエステル/100%、日本製。

裏地の前面側と後ろ面側とでツヤが違いますが、奥の方、裏を向けてしまいまして、間違えております<m(__)m>。

手前のツヤのある方が表で本来の向き、奥の方は逆サイドに接着芯を貼ってしまい、ツヤの出方が違ってしまいました。

カラートーンがちぐはぐになって映ってしまい失敗ですが、接着芯が貼り付いてとても剥がせませんので、やり直しせずに作ってしまいました。

完成:縦長のトートバッグ。<サイズ>縦42cmx横33cmxマチ20cm。
縦向きは、何も中に入れていない場合に、どうしてもだらしがなく見えることがあります。
そこで、上の方だけピンタックを四つ角に施してみましたが、ほとんど効果はありませんでした。

そこで、一度中途半端に上の方だけ施したピンタックを外しまして、上から下まで四つ角すべてに入れ直していきました↓。

ピンタックを四つ角すべてに施した本当の完成:これで良いです◎。スタイリッシュに整った造形になりました。

あとがき

背丈にも関係するので、あまり縦長のビッグサイズは万能とは言えないこともありますが、横長にはないスタイリッシュなかっこよさがあります。

こうして、出来上がって思うことは、縦長は、ほぼすべてにピンタックが入っていた方が必ず素敵になるという結論です(^-^)。