素敵なお洋服を見せる立役者、きちんと作られた良質なハンガーはクローゼット内のワードローブのレベルの象徴である【169】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ワードローブを素敵に彩るのは、何も洋服だけじゃないと思っています。

その洋服に附随するハンガー。

木製ハンガー好きでかれこれ20年以上の実体験からご紹介します、これまで集めてきた木製ハンガーの魅力。

名脇役と言える木製ハンガーをご紹介しながら、洋服とその収納環境も素敵なワードローブを作る要素なのだということがお伝えできたらと思います(^-^)。

コートやジャケット用のボリュームある非売品の木製ハンガー

お部屋のインテリアが結構好きで、洋服のハンガーもインテリアの一部だという考え方をしております。

部屋のカラーを茶色でまとめているため、ハンガーも木製の茶を好んで今まで収集。

木製ハンガー(LARDINI):ハンガー単独では販売されておらず、洋服購入と共に附随する非売品。

こちらは、イタリアのメンズブランドでトラッドな感じのスーツなどを扱ってみえるブランド「LARDINI(ラルディーニ)」様のアウター用ハンガー。

ブラウンカラーはカーキ寄りの茶色である所が、これまたクール♪。

ただ、高級度合いで言うと、その作りはいたって普通だとも言えます。

何しろ無料でもらえるということもあり、それにしては素晴らしいものであるという見方。

本当に高価で超高級な木製ハンガーは1本仕立て。

非売品のこちらは、よく見ると真ん中で接ぎ木されています。

これが通常の木製ハンガーのよく出回っているお品の作りなのでどうということはありません。

色目はこのブランドならではで、カーキ系の茶色というところがレアカラー。

このハンガーは、スーツやジャケットの購入時に非売品としもらえるようです。

・木目が美しい

・色目が美しい(カーキ系の茶色がしぶい)

・分厚くてしっかりしている

・角度が立体的で体に沿っている

など、見事な出来栄えのお品。

サイズ的なところは、ハンガーの端から端までが、38cmと40cmが持っている中にはありました。

そして、分厚いところの幅が5-6cm、フック周辺の厚みが2cmでした。分厚いです。

ヤフオクで2015年くらいに集中して集めましたが、今は当時よりもっと高くなっていますし、お品もめったに見つかりません。

このお品でなくても、木製のハンガー自体がが大変高級なお品になっている現在。

おそらく木製ハンガー自体が貴重なお品ということになります。

現在は、多くのハンガーが木製ではなくプラスチック製です。

だからこそ、木製ハンガーの価値がここで出てくるとも言えるのです。

この逆説的な考え方は、コレクター様にはよく理解してもらえる価値観ではないでしょうか。

LARDINIハンガーを使用の風景:やはりコートなどのアウター類に向く厚みです。

非売品を集めるなんて本来不可能なことをしてきた、それだけこの「LARDINI」ハンガーの魅力があったということになります。

ボトム用のおしゃれな木製ハンガーは在庫処分SALEとの出会いでゲット

次は、ボトムハンガーの木製をご紹介です。

木製のボトムハンガー(日本製):金属パーツの部分がブロンズというものはレア。ほとんどがシルバーです。

こちらは、国産メーカーのもので、私が以前「楽天市場」様でまとめ買いしたお品です。モデルチェンジか何かでとても安かったので購入できました。

確か1本、税抜きで¥100だったと記憶しています。今ではあり得ませんし、何らかの理由で処分の当時のSALEにうまく遭遇することができたことが幸運でした。

メーカー様の名前を忘れてしまいましたが、多分木製ハンガーでは、名の通ったお店だと思います。

こちらは、

・木の色が濃い目の茶であるところがシック

・金属部分がブロンズゴールドである

ところがおしゃれで、

・頑丈である

・ゴムパッドの丈夫さにも行き届いている

などがとても見どころのお品です。

ジーンズなどもよくかけていました。

ジーンズは重みがあるので、丈夫でゴムパッドがちゃんとしっかり効いているものでないと、するっと重力にしたがって下へストンと落ちてしまうことがあります。

このお品は、500g相当あるジーンズもしっかりと支えるパワーがあるように作られていますので、こういった機能的な面でもかなりレベルが高いお品だと言えます。

使ってない分は、こんな風に収納して保管してあります。

ハンガーの収納:購入し過ぎと当初あせりましたが、現在では入手困難なタイプとなっています。

手放すと、また必要になった時に、これ相当のお品が手に入らないであろうと思うと、多少場所をとっても、こちらは保管してきました。

このボトムハンガーを入れているケースもご紹介します。

収納ケース:「ルミナス」というネーミングのケース。軽くてインテリア性が高いお品です。

このブランドタグ「LUMINOUS」を深堀りしようとネットで追跡していったら、店舗什器やインテリア家具などの「ドウシシャ」様という有名なお店のブランドであることが判明。

もう、この軽いお洒落なケースはモデルチェンジしてしまったのか、今では、ネットでこれと同じブラウンが出てこないです。

取っ手も2か所についていて、収納の向きによって持ち手の場所を考慮してあるような使い手側に立った作りのお品であるとうかがえます。

ブラウンのインテリアにこだわっているので、このブラウンの色に惹かれての「ディスカウントストア」での購入がきっかけだったのですが、使っていると、商品の良さをじわじわと感じます。

では、続きまして、第二部として、その木製ハンガーを利用しながらワードローブを個性的に作っていくお話に移ります↓。

賃貸によくあるタイプの両開きのクローゼットにミニチェストを加える収納

空間みたいな隙間もなるべく利用した配置:ミニチェストはこうして場所を有効利用することができます。

洋服をかけるポールが横に2mほどわたっているにもかかわらず、ミニマム志向で洋服の数を減らしたので、真ん中が空いたのです。

そこへ、ミニチェストを思い切って配置しました。

そして、その上へさらにパンダンボックスに入った小物(ベルト)を配置。

洋服は、左側がお出かけ用の春夏秋冬の2-3コーデずつのほんのわずか。右側は、コート類と喪服。

ミニマムのわりには、コート好きなので、3着あるというかなりの割合。

どれもが定番のロングダブルトレンチコートです。

手前は普段のジャージスタイルの上にはおる中綿キルトコート。

右の赤と黒は牛革でかなり長い季節(夏以外のALLシーズン)着ることができる優れもの。

普段はベッドの引き出しにたたんで収納の黒のアディダスのジャージスタイルですのでこれらはすべてお出かけ着です。

チェストの両サイドにごろごろと転がるブランド収納袋のハイブランドバッグは、バッグ好きな者のよくある風景。

25年程にわたるブランドバッグ(ヴィトン、グッチ、シャネルなど)を一番使いやすいFENDIの収納袋に主に入れています。

ブランド様ごめんなさい<m(__)m>、ごちゃまぜミックスですが、使いやすい独自の決め方で収納袋の良し悪しにも好みが入りました(^_^;)。

あとがき

お部屋の模様替えは心機一転できて素晴らしい整理整頓の機会だと思います。

もうすでに、模様替えをしたいと思うその気持ちが現れたこと自体、「変化の兆し」なのです。

こういった気持ちの変化は、「今後の発展」を暗示するかのような大切な兆し。

思い立ったらフットワーク良く早めに手を付けていくことをお勧めします。

この度のご紹介を是非ワードローブ作りに引用していただけたり、新たなひらめきとなりますよう(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

見る人の心を揺さぶるようなデニムコーデをしたい、超不変のストレート501をパンプスをもってまとめ上げた瀟洒な表現【148】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

多くの「オートクチュールブランド」、ひいては「ハイブランド服」はヨーロッパにその起源があります。

片や「アメリカ生まれ」というブランドが希少な中で、きわめてアメリカらしさの象徴とされるデニムメーカー「リーバイス」社があります。

この中で「501」は長い間貴重な存在、かつファンも多いブランドとなっていました。

メーカー名もさることながら、この「501」という呼び名がアメリカらしさだとも。。

501という数字は、考えてみると、1でもない1000でもない途中の数字なのですが、実はこの501に到達するまでには、それ以前の番号も数多く試作品のように研究され、練り直しされ、採番されてここに至ったとのこと。

これは、数年前に読ませていただいた本を拝読の際の大きな感動でした。

様々な改良の末、行き着いた「501」は、その後続く番号の最も原点の完成品の番号。

この「501」ファンは実に多く、あれこれ細部の作りに目を向け、その細かなステッチの仕方からも、真贋を見分けたりなどはファンの得意とするところ。

このたびは、元は労働着からのスタートだったというユニフォーム的存在のアイテムが、ドレスに寄った装いになる意外さと素敵さをお届けしたいと思います。

「501ジーンズ」をいかにドレスライクに寄せるかの工夫の1つ、スニーカーではなく「パンプス」をはくこと

ライトブルージーンズコレクション:この色こそジーンズの象徴。非常にあこがれますが古着でならではです。

わずかな知識なのですが、レディースの「501」というのは、古着では股上がメンズより1-2cmほど長く作られているようです。

実際に比べて計ったり、はき比べてその情報と照らし合わせ納得しています。

また、USED品の「リーバイス501」は、メンズの方が見つけやすく、レディースはあまり見かけないです。

これまで収集してきた「501」は実に50-60点程。

どれもメンズの28インチで統一。

ここまで集めた理由は、どちらかというと骨太はこのゆとりあるわたりの寸法や立体感ある作りに体型が合ったから嬉しかったという理由です。

ぱんぱんに隙間がなくはくと、とてもかっこいいのです。

はき心地としても立体感を感じられました。

もともと男性っぽく働く男たちのために作られたメンズ寄りな501をエレガントにはくために、ひと工夫してみたいと思いました。

・足元には、スニーカーではなくパンプスを持ってくる

・ジュエリーを真珠にしてみる

・かわいい色(ピンクやブルー)をトップス、ベルト、靴に持ってくる

などで、表現してみました。

これらの工夫は、後で貼りますYouTube動画内で具体的にご覧いただくことができます。

先染めのカラー展開の少なさに希に見た「赤」の糸染め501の魅力やその他のカラー展開

ここで「501」のカラー展開について書きたいと思います。

好みの色は、グレー。

ブラックが色落ちして黒糸の色が落ち白糸が浮き出てグレーイッシュになったのです。

元の糸は「黒と白のコンビ」で織られたものだったのでした。

ライトブルーもいかにもアメリカらしさのイメージです。

薄いブルーは、元は、濃紺と白のコンビの糸染めが長い間はかれて色落ちしたとか、ウォッシュ加工をかけることで、最初から薄い色ではけるというものですが、元の糸の色は「紺」が使われているのです。

「501」にもカラー展開がありますが、カラーデニムと呼ばれるものは基本的には、後染めばかりなので、糸染め(先染め)と呼ばれる色だけに限定しますと、紺か黒しかないと言っても良いほど限定されたものです。

ところが、珍しい赤色の糸染めにも出会っています↓。

レッドカラーの「501」:これが糸染めであることが非常にレア。
多色カラーの「501」:これらは後染めのようですが、そのようなことは関係無しに、明るくてかわいい色です。

あとがき

実のところ、上に貼りましたYouTube動画は、2016年1月開始のYouTube初参戦の初期の頃のものです。

チャンネル名も、現在の「ピクチャレスクのおしゃレポ」とは違う、「アクセサリーの部屋」という名前でジュエリーをご紹介していく動画100投稿程の12番目くらいが貼りました「501」の動画。

どれも3分足らずの「パワーショット」という「Canon」社製の小さなカメラに付いた画素が粗い動画機能を使っていました。

音声の小ささと画像の粗さで100投稿はほとんど消した中で、唯一多くご視聴していただいたこともある、「番外編」のこの「501」関連の内容の動画だけ残していたのです。

なぜかこの動画だけ10分近くの長さであったこともあるのか、ある時期注目され、「アメカジ」というタイトルの再生リストにも入れていただいたようです<m(__)m>。

その後、すべての動画やブログ記事の見直しで、一度消し、後からナレーションだけ入れ直して動画を新規投稿再び。

アクセサリーのことだけをひたすらやっていたら、この奇跡は起こらなかったかもしれません。

ちょっとした茶目っ気のような「番外編」が活きた形となったのでした。

この時の体験が、今でもYouTubeでは基本と言われる「分野を絞る」ということに反してカテゴリーを10種も設置して自由に投稿するスタイルに影響しているのです。

独自の考え方では、YouTubeも分野に縛られて自由に投稿できないもどかしさを決して味わいたくないのです。

それは、たとえ視聴数がそのせいで多くならなくても。。です。

動画の画素は粗いので見にくかった「501」の動画でしたが、今では貴重なコーデの映像です。

このたびのテーマは、ドレスライクに寄せた「501」の装いをご紹介しましたが、こんな考え方でいろんな〇〇ライクが考案できるヒントになればと思います。

思いっきり原産国アメリカらしいコーデというのもあるのかもしれませんが、それは、これまでたくさん見慣れた装いです。

ドレスライクは、「501」のイメージの意外性が面白い前衛型のコーデなのです。

このたびのように、本来のジーンズのイメージと真逆のテイストを考案することで、独の装い方に「考え方」というものを吹き込む重要さをお伝えしたかったのです。

当ブログ記事は、最初の2018.03.27投稿のものをその6年後の2024.08.07にブログの手直しの順番で綴り直した文章でお届けしました。

現在の2024年では、デニムはたっぷりとしたワイドな様相でスラックスのような新しいはき方がされています。

相も変わらず、デニムにパンプスを合わせてはきますが、「501」はもう1点も持ち合わせておりません現在です。

ヨーロッパのブランドの「アルマーニ」「フェンディ」の古着デニム合計3点のみです。

ブームを一度通り抜けた「501」なのかもしれませんが、間違いなくファッション史に残る存在であると思います。

デニムの流れは、また今後もどんどん移り変わると思いますので、「501」の古着がまた再燃する時があるかもしれません。

当ブログ記事をこのように綴りましたことで、ネットには「501」のことを探る方がいつか見つけて下さり楽しんでいただければと、不変的な内容であればと願います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク