<仕立て直し>希少価値の高い服地花柄の過去製作のボツ品バッグ、一部解体しで作り直した横長ミニバッグ【87】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

過去の投稿【15】【16】でそれぞれ製作したバッグは、後日の判断でボツ品となりました。

せっかくの美しい生地をうまく活かすことが出来なかった未熟さがありました。

失敗作やボツ品は後に大きく挽回していく決意をするのですが、その最初の一歩として、「仕立て直し」をすることが具体的な行動の1つと言えるかもしれません。

このたびは、解体して、良い部分のポケットをそのまま切り取りながら、別のデザインに仕立てていきました。

美しいレア生地のバッグの失敗作のリベンジ、良きポケット部分をそのまま引用して作った横長ミニバッグ

表地:トリアセ転写プリント、トリアセテート67%、ポリエステル/33%、日本製。裏地:先染ストライプ、綿/100%、日本製。

【15】【16】では、この組み合わせはしていませんので新鮮です。

表地の縦にストライプが透かしで入っていることに裏地のストライプ先染めがリンク。

この美しいボタニカル柄生地の難しさとして、暗い色も盛り込んである点、このダークカラーのおかげで柄に重厚感を感じるのです。

ただ、どうしてもその暗い色のパンチに気を取られ、暗めの色のファスナーを選んだり、ダークな裏地を選んできたことに対しても後に見直すように。。

左上は過去製作のポケット周りをそのままくり抜いて利用していきます。右下は共布ショルダー2枚ハギ製作中。
接着芯に加え、ハード薄芯を貼りハリコシあるバッグにしていきます。底の角はバイヤスフォルムにしました。
ポケットのアレンジ:左上-本体とポケットの底を重ねました。右上-ポケット上部は3mm飛び出しておきます。

3mm飛び出した理由は、その部分にステッチをかけて本体面に固定するからです。

左上:裏地と表地を合体し、入り口1周をステッチ。右下:入り口開閉のマジックテープ、グレー色です。
横長ミニバッグ完成:<サイズ>縦12cmx横29cmxマチ無し。ミニバッグにしてはなかなかの横幅です。

1990年代後半に流行の「ハイブランド」様こぞっての「アクセサリーポーチ」というミニバッグがありましたが、サイズ感が似ています。

ショルダーの長さ:ほんの肩にかける程度のハンドバッグ用の長さです。銭湯などの小物ケースとしても。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.11.15からおよそ5年半後の2025.03.28にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

この「仕立て直し」自体への熱の注ぎこみ方も重要です。

残布を使った製作と同様、適当に作ってしまうことは時間と労力がかえってもったいないと言えます。

どんな経緯や背景の製作でも製作品は全く別物、すべての製作に同じようにフラットに熱を注ぐことを決意。

「はぎれだから適当で良いのだ」などと作ってしまうと、作らないで他の新作を作った方が良かったということになりかねません。

どうしても原価を考えて、こうした時に少々色が合わなくてもストックの附属品を充当してしまいがち。

そんな点も「どうせ残布だから」というバイヤスの姿勢が出来上がりに現れる、製造者自らがその価値を落としてしまうことをしているのです。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

雨の日の憂鬱さをおしゃれ感で吹き飛ばすリュックへ、生地の裏面を利用のモカグレーストライプリボンが応援【86】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ある括りでグループを作ってハンドメイドバッグを連続製作する企画を続行中でありまして、現在は<雨の日シリーズ>です。

【84】ではリュックとしては王道の素材「ナイロンオックスはっ水加工」の黒無地・黒白水玉・ハイパロン加工黒無地との3種のコンビでファスナーリュックを製作。

このたびも素材が変わりますが同じファスナーリュックです。

せっかく【84】で「切替え」をしたおしゃれ度からのヒントを得ましたので、このたびはリボンアップリケを盛り込みたいと思いました。

リボンアップリケのストライプ柄は、表地の無地ライクの裏面である点が生地の有効活用となります。

別生地を調達する必要無し、隙間に生まれた残布を利用できるのです。

こうしたコーティング素材であっても、ジャガードのように裏面が利用できる素晴らしい可能性をこの機会にお伝えできればと思います。

<雨の日シリーズ④>布ライクな撥水加工の素材、裏面使用のストライプリボンアップリケ付きのファスナーリュック

表地(モカグレー):ストライプコーティング、綿/100%、日本製。裏地(焦げ茶):ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。
糸選び:表地と裏地それぞれ糸の色を選んでいます。上糸と下糸が別の色という場面が出てくることになります。
ファスナーポケットの完成:ここでは作り方は割愛させていただきますが、今後このポケットは多く引用予定。

何といってもファスナーはセキュリティー性が高い機能です。

ただ、実際の使用では開閉のストレスが伴うことがあり、どうしても安全性が必要ではない場所に設置する場合はファスナーは無しが良いという考え方を持つように。。

ファスナー上部の屋根の部分の縫い合わせ:ファスナーの表面とマチ布の裏面を重ねて作る点が特殊です。

右上のように端から4cmのところにファスナの裏面の右端が来るよう印付け。

出来上がりの屋根のひさしの分量感の元となるのです。

ファスナーを取り付けたマチ布の完成:2列の縫い線がスタイリッシュに表面に出ました。
リボンアップリケ:型紙は、ノット部分が正方形でリボン部分が台形-上辺5cm・底辺10cm・高さ7.5cm。
ファスナーリュック完成(リボンアップリケ付き):<サイズ>縦36cmx横29cmxマチ12cm。
ショルダー(焦げ茶):「ニフコ社」製のプラスチックパーツと共に「トーキョービニール」様にて<m(__)m>。
リュックのてっぺんの複数個所:左上から時計回りに、正面から見たファスナー部分→上から見たてっぺん→内部。

下のようにリュックを開けた時にファスナー裏が丸見えであり、だからこそ美しい2列のステッチを馴染むように縫い付けることを意識したのです。

お洋服とのコーデ例:ジャケットのバイヤスストライプとリボンのストライプがちょっとしたリンク部分。

なかなか写真でも解説しづらいのですが、実は、寸法の矛盾が起きています。

ファスナーの前に明らかに飛び出す部分があるマチ布がサイドの下部で、幅の違う底布となんとなく重なっている点が曖昧。

それぞれの寸法の違いがちゃんと重なる策がまだ徹底出来ていないのです。

「ハイブランドリュック」様では、斜めのラインになって、マチ幅が変化しながらぴったりくっついていくように作られているのではないかとお見受けしました。

同じ課題を、そのような形で解決されて徹底されたのだと思います。

ピクチャレスクは、この研究に費やすパワーが足りておりませんでして、このデザインが現在の流行だからなおさら。

やはり、いずれ飽きられる流行入りのデザインは苦手なのだと実感しました。

あとがき

さて、もともと4点で終わる予定でしたが、もう1点この後同じファスナーリュックのモデルで更にもう1点を製作してこのシリーズを終えることに決定。

これまでの4点は生地がもともと撥水加工済みのものばかりでしたが、5点目は通常の生地に撥水剤を別で調達し、自主施工していく場面を伴います。

この5点目の大切さは、生地に条件を付けることなく、好みの生地なら無限に撥水施工を実現できる可能性の部分を検証する点。

是非、この動向を見守っていただき、【89】のブログ記事で5点目の完成をお伝えしたいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

<仕立て直し>マチ無しドーム型バッグの失敗作の正面のポケットをそのまま切り抜き別物に活かすアイデア【85】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、本製作では【12】の「ドーム型マチ無しショルダーバッグ」の失敗作を廃棄せずに、良い部分を引用した別のミニバッグに仕立てていきました。

ファスナー取り付けのゆがみが最終的にどうしても受け入れ難く、完成後に厳しくボツ品と判断したのです。

しかし元は高級生地、うまく活かす方法を考えました。

失敗作などがあった場合に、100%悪い判断をするのではなく、当時の労を自らがねぎらい、せっかく作った品物を部分的だけでも引き継ぐことができないかを考えるのです。

良い部分を活かした別の製作品へのご考案の際には、是非このことを思い出していただければと、こうして記録に綴りたいと思います。

マチ無しドーム型のファスナー付けの失敗作、解体しポケットそのままを利用したポケットバッグ

表地(ピンク系):フクレジャガード、ビスコース/60%、ポリエステル/30%、綿/10%、イタリア製。裏地(チャコール):アムンゼン、ポリエステル/100%、日本製。
生地のズーム:表地は@¥5,980/mの高級生地の部類。チャコールグレーのアムンゼンのぶつぶつも高級感あり。
ポケット周りを縫い代を見込んでカットしてあります。裏面に設置のハード薄芯もそのまま利用します。
縫い代を整え、裏地を2枚ハギで繋いで、表地と同じサイズに生地に当てて裁断。型紙を作るべきだったと反省。

こうしたものも型紙を作り、ずれを起こさないことが綺麗に出来上がるコツとなります。

この時は、変なバイヤスな目線で製作を見ていたと、猛省です。

「外表」の仕立て:表地も裏地も共に縫い代を内側に折り込み合体のステッチをかけて縫い合わせです。
完成。ポケットそのものがメイン容器になったミニバッグが新たに誕生。裏面にもポケットが付き充実♪。

持ち歩くのみならず、お部屋の壁にかけて入れ物として使ったり、旅行用にバッグの内部に設置したり、また、首から吊り下げるような更なるアレンジも見込めます。

ポケットバッグ(仕立て直し):<サイズ>縦14cmx横21.5cmxマチ無し。ポケットがそのままバッグに。

あとがき

「失敗を無駄にしない。。」とはよく言われるフレーズ。

しかし、実際に実行に移している割合はどれぐらいのものでしょうか。

失敗の教訓を長い目で見て挽回していくことは失敗の時点では決意します。

更に、そのための第一歩を即座に行うということこそ、挽回に向かっていく現実的な道に乗ったと言えるのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

水玉と黒をスタイリッシュに切替えたナイロンリュック、雨がファスナーの入り口を避けて下へ滴り落ちる屋根を持つ【84】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ製作を数点連続し、ある分類で括る「〇〇シリーズ」を続行中。

現在は、<雨の日シリーズ>というものを行っています。

雨の日専用の素材に特化、作りに関しても雨対策を意識したものに工夫する研究をしながら、連続してリュックを製作しています。

1-2点目はどちらかというとクラシックな巾着開閉型の入り口フラップ付き、3-4点目は、ファスナー開閉の現在ではプチ流行のファスナーが屋根で覆われたタイプで行きます。

このたびは3点目、ここから2種目のファスナーデザインのフリュック製作へ移ります。

黒のナイロンオックスはっ水加工生地の無地と水玉を切り替えながら、ハイパロン加工という裏に白いゴムのような防水的水よけ加工がされた生地をミックス。

<雨の日シリーズ③>雨の日でもおしゃれ度は追求したい、ナイロン黒の水玉と無地を切り替えたリュック

ナイロン/100%素材のリュックは、至る所に見つかるほどの定番アイテム。

そのような環境の中で、あえて王道のナイロン黒を選択。

しかし、ここからが差別化、もとも残布同士を不足の補填に集めまして、ナイロンオックスという細かい生地の分野に特化しました。

更に、雨が入り込みやすいとされる底角を含む下側パーツには、より強力な撥水加工の別生地と全3種の生地を使用していきました↓。

左:表地の黒白水玉柄。ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。中:表地の切り替え用黒無地。ナイロンオックスハイパロン加工、ナイロン/100%、日本製。右:裏地の黒無地。ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。
生地のアップ:組織が分かるようにとズームで見てみます。真ん中のハイパロン加工は、下側の白い裏面が特徴。
切替え案:生地不足の補填にと表側をあえて水玉と無地の切り替えデザインでかえって攻めたものに。
ファスナーの縫い付け:「中表」に作った長いマチ布パーツにファスナーの表とマチ布の裏をくっつけ2列縫い。

ポイントは、写真の手前の部分でファスナーが内側にひかえて縫われていること。

この「ひかえ」がファスナーの上の屋根を作るのです。

先程と逆サイドのファスナー単独と本体パーツの表面(正面のネーム付き)と縫い合わせしている場面です。
本体の表面と後ろ面それぞれ「外表」でマチ布と縫い合わせ。
Dカンタブは、本体パーツの表地と裏地「中表」で縫い合わせるというかなり初期段階で挟み込んでいる必要あり。

ショルダーベルトは一番最後で良いです。

比翼をめくった時のすっきり感:ファスナーに二列にステッチしたことが、このすっきり感を作ります。
ファスナーリュックの完成(ナイロン製):<サイズ>縦36cmx横29cmxマチ12cm。

実は、底布に水玉を配置していたのでした(^_^;)。

お洋服とのコーデ例:黒の無地ライクな水玉ジャガードロングワンピースに合わせてみました。

あとがき

少し腑に落ちていない箇所としましては、ファスナーの始めと終わりの周辺の縫い付け箇所があいまいなこと。

途中で切り替えることの難しさがありました。

理由は、ファスナーの位置がこの切替えを作らざるを得なかったからです。

もし、真ん中にファスナーが付いていたら、一繋ぎでそこまで繋がるイメージができていました。

ただ、もっと深く考えれば、途中でファスナーが終わる時のその縫い代始末を工夫することで一繋ぎが可能になるのかもしれません。

とにかく、このデザインは、2019年当時の巷でのプチ流行のデザインでした。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.11.10からおよそ5年半後の2025.03.25にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

その後のハンドメイドバッグ製作のスタイルとしては流行を決して追わないものになりました。

今後も末永く続けていくためには、流行やブームに翻弄されることはしないと決めたのです。

いずれこのファスナーの上に屋根が突き出した流行デザインも、懐かしくなる時が来るのかもしれません。

その時に、いささか「時代遅れ」を感じさせてしまうかもしれないのです。

末永く着ることができる流行を色濃く出さない「ハイブランドヴィンテージ服」のいつまでの変わらない姿を見ると、そこにヒントがありような気がします。

流行のさなかでも少しは引用するものの、根本的には変わらないスタイルを持続できること、これが長い長い永久を可能にしていくような気がしています(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

めったに化粧をしない派でもこれだけは欠かさない、30年来のルーティーン「米ぬか石鹸泡立て洗顔」の硬い泡が作る肌【189】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年の定番ワード「ルーティーン」。

コツはできるだけ生活に馴染んでしまうような続け方が正解、無理な背伸びは禁物なのです。

当たり前に自然に続けていくところにこそ素晴らしさがあり、ある一定の時間を使っていくことで毎日のスケジュールが自然に決まる1つの「整い」と言えるのでは。

このたびはなんと30年来のルーティーンにもなった「米ぬか石鹸」による、毎朝・毎晩の「泡立て洗顔」をご紹介したいと思います。

毎日のお肌の調子を探る1つの目安、両手を頬に軽く置いてみた時のふんわりもちもち感を常に感じていたいですね。

きっかけは実演のあの日から。。お化粧であれこれカバーする以前に重視したいのはベーシックな「米ぬか石鹸泡立て洗顔」

そもそもお化粧など上手くもない私。。

遡ること30年前、学生時代の最後の頃に化粧品ビジネスをしている美しい女性からの声掛け。

その化粧品の中の1つ、石鹸を試してみることに。。

デモンストレーションをするために友人とおうちにお邪魔して、初めて固形石鹸の泡立て洗顔を習ったのでした。

その後、高額な化粧品は購入することはなかったのですが、ここ近年台頭の「米ぬか石鹸」にそのまま引用させていただいたのです。

人から習うことがこれほどまでに長く人生に影響を与える素晴らしさを何十年後の今実感しています。

米ぬか石鹸:メーカー違いが複数ある中で、この「牛乳石鹸」様の「カウブランド」が一番でした。

何を他と比較したのかと言いますと、泡立ちのボリュームとさっぱり感です。

一時的に泡を立ててくれるものでも油っこかったりして、その後の心地が良くないお品も多々ありました。

ぬるま湯を張る:だいたい体温程度の35-36度くらいをマックスにぬるま湯です。熱すぎはお肌には敵となります。

30年前に指導を受けた時は洗面所のシンクを使用するやり方でしたが、洗面器でもOK。

シンクの場合気を付けたいのは、洗顔前に内面を綺麗に洗ってあることです。

厳重注意としまして、掃除の「塩素系」の液などがふき取っていなくて残っていることは非常に危険ですのでくれぐれもお気を付け下さいませ。

石鹸を手のひらにこすりつける:結構塗りたくるようなイメージでたっぷりです。

ここからは、石鹸の泡をつぶさないよう、ふんわり扱っていきます↓。

泡立て:最初に適量のお湯を石鹸に加えて(加え過ぎ注意)調整、きめの細かい硬めの泡を作っていきます。

片方の手の平を平らに、もう片方で前後に泡立てます。

泡をつぶさぬように、加えるお湯は少しずつの調整、一度に加えるとそこでもう泡が粗くなってしまうのです。

こんもりと野球ボール程度に盛り上がったらOK、お顔に手を触れずに泡だけ静かに載せていくのです。

成功した野球ボール大のきめ細やかな硬い泡:手の平を横に向けているのに泡がくっついて落ちません。
ダメな例と良い例の比較:最初のお湯の加え方が肝心で、ほんの少な目の意識が失敗しにくいです。

その他、季節や石鹸の新品の頃はうまくいかないことも。。やや難易度はあるのです。

洗い流し:シンク内のぬるま湯でパシャパシャと片方の面ずつ丁寧に流します。手は皮膚に触れずに行うのです。
タオルでふく:フェイスタオルをこうして4枚仕立てに折り、やさしくふんわりと置くように拭きます。

洗顔も、ふき取りも「ゴシゴシ」は決して行いません。

現在使用の洗顔後の保湿グッズ:毎朝・毎晩の見慣れたグッズ。コットンは茶筒にストック、2枚重ねで使用。

以上、「米ぬか石鹸泡立て洗顔」のルーティーンの様子でした。

あとがき

少し脱線するのですが、きっかけの冒頭の同級生の美人先生は、当時ネットなどの情報もほぼ使われていなかった時代に、こうして実演で人を呼び込みながら「伝える」ということをされていたのです。

きっと、今はどこかの企業の社長様などをされているのではないかと想像します。

特に何も考えもしていなかった社会人スタートの直前の素晴らしいノウハウ、その後夜更かしや決して良くない生活スタイルだった時代でも欠かさず続けてきた泡立て洗顔。

お肌のトラブも特に起こらず、こうしたコツコツとした毎日のルーティーンの素晴らしさのきっかけの30年前に感謝したいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

大の仕事好きが時間を節約しながら工夫、肉や魚に火を通したストックを1週間で使い切る日本人らしいシンプルメニュー【232】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

短い時間でおいしく食べられるシンプル和食メニューに助けられています。

そのきっかけは、かつて自らが「ブラックな働き方」とも呼べる選択をしていた「仕事人間時代」に短い時間でできる自炊のメニューを考えた工夫からです。

そんな無茶な時代は2017年でいったん終焉を迎えます(退職しました)。

ただこの工夫したメニューだけがその後の新しい働き方(個人事業主)をする日々に引き継がれました。

もしかしたら、多忙にかこつけただけで、どのようなスタイルにも当てはまったものだったのではないかと、このたび一気にご紹介するに至りました。

コンセプトとしては、当たり前のシンプルな和食こそおいしいのだということ、日本人らしい典型的なメニューで味付けもシンプルです。

手間はあらかじめ焼いておく場面のみ、電子レンジ・冷凍も不要のお肉とお魚の焼き置きストックを盛り込んだ簡素な和食メニュー

お魚やお肉のストック:左上から順に、いか・たらの切り身・豚肉ミンチ・豚肉もも薄切り・鶏むね肉。ALL国産。

これは、すべて焼いてありまして、時々お酒を飛ばしてあります。

これだけを見て、メニューをイメージして1週間で使い切っていきます。

これまでの自炊からは、どんなメニューがシンプルかつおいしいのかがある程度分かりました。

たらのストックと三つ葉のコンビ:土鍋で炊いたご飯に混ぜ合わせるだけでメニューが1品生まれました。
豚挽き肉のストックを利用した三色丼:甘辛い味が好み、ストックの時の豚挽き肉を利用したのです。

生のひき肉のままでは足が速く、一度火を通すことでゆったりとした計画の中でメニューを選択することができるのです。

一方、生のままで豚挽き肉を使うバージョンとしては、「ミニハンバーグ」。

玉ねぎすりおろしだけを入れ、塩・コショウで味付けしたシンプルなもの。

ナツメグの代わりに、クミンをスパイスに入れます。

ご飯とも合いますし、パンにレタスやトマトなどと共に挟めば、ハンバーガーなどを購入するよりもはるかに無添加な1品です。

ミニハンバーグは3-4個、大きなハンバーグ1個よりも火の通りが良く、時短です。

しじみ味噌汁:しじみが体に良いということで積極的に作っている1品です。「イオン」様の真空パックを利用。

しじみも、海で獲れた状態の生のままではなかなか入手しにくくなった昨今、安定的な真空パックは、無添加寄りな加工品であると解釈。

酢の物:わかめは「お刺身わかめ」を利用すると時短になります。もずくやめかぶの時もあります。
目玉焼き丼:玉ねぎのすりおろしを目玉焼きと一緒に火を通し、盛り付け後に醤油小1で完成。青ネギでもOK。

このメニューの楽ちんなところは、目玉焼きが半熟でもOK、しっかり火が通っても成り立つことで、あまり火加減に気を使わなくて良いことです。

始終強火で早々と火を止めてしまえば出来上がっているのですから。。

より味わい深いのは半熟の方です。

目玉焼き丼のアレンジ:玉ねぎの部分をかいわれにも代用できます。その他はもずく酢とセロリのコンソメスープ。
シンプル和食の例:左上は5mm幅にカットの大根の残りをレンチン後バター醤油焼き。たくあん・納豆と共に。。

あとがき

シンプルでも美味しくいただけることが幸せであるという考え方。

パンやパスタも時短には有効なのですが、遺伝子レベルで根付いた白米の良さは、日本人こそが知っていることです。

当ブログ記事は最初の投稿の2020.10.04からおよそ5年後の2025.08.22にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

この投稿当時にあった国産のいかやたらの切り身は、国産で見つけるのはなかなか難しい存在になりつつあります。

安定的に調達できる食材に感謝し、再びごはんを無事に迎えられたことに感謝、「いただきます」「ごちそうさま」にはそんな日本人の魂が継承されているのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

雨をしのぐだけが取り柄じゃない、PVCならではのリュックの出来上がりのふんわり感こそ宝であるという新しい発見【83】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ただいま続行中のハンドメイドリュック製作<雨の日シリーズ>。

雨をしのぐ素材に特化、フラップや屋根のようなパーツで雨をしのいでいく考案を伴う企画。

ヴィンテージ物の合皮素材の部分的劣化の実体験から、PVCは永遠の素材ではないことを知りました。

「PVC」「ポリ塩化ビニール」「ビニールコーティング」、言い方の違いはあってもすべて「PVC」を含むまたはそのもののことを指します。

この素材は、「空気に触れた瞬間から劣化が始まる」という性質を持っています。

空気に触れた瞬間からですから、バッグの場合、保管しているだけでも使わなくても消耗してしまうということになるのです。

大切に収納しておいても起こるこの状態を前向きに受け止め、使用機会の多さに繋がる方向へ持っていければと思いました。

実際にこの素材で製作していく中でもう1つの利点を発見、「形作る形状に立体感が出やすいこと」を知ったのです。

実際に製作したことでこのような更なるメリットが見つかったことこそ素晴らしい機会だったと言えます。

このたびは、いくつかの屋根のような形状の機能を設置しながら完成していったレオパード柄のPVC素材のリュックをご紹介したいと思います。

<雨の日シリーズ②>PVCの防水的役割以外の新しいメリットの発見、立体的な形状維持の素材の性質

あまり、今まで扱ってこなかった素材であることから、イメージにとらわれ過ぎてなかなか気付けなかった魅力、それは形状維持のような素材の特性でした。

<表地:カーキレオパード柄>グリッター白金、ポリ塩化ビニール(PVC)/100%、日本製。<裏地:黒>ナイロンオックスはっ水加工、ナイロン/100%、日本製。

これまでたくさんの混率を拝見してきた私が思うに、表地の素材の実物にはツルツルのレオパード柄の表面の下に綿/100%のようなもう1つの生地が敷かれていて、「基布:きふ」の存在があると思います。

そう考えますと、表地の混率の表現が不足していて、基布:綿/100%、柄:ポリ塩化ビニール(PVC)/100%などと表現した方が納得できます。

ただ、事情は分かりませんので、基布の部分を生地と認めていない、曖昧に材料の一部と解釈されているのかもしれません。

そして、基布が綿/100%とは限りませんので、これは私の予想に過ぎません。

ポケット作り:半月型にファスナーが付いたモデル。接着芯は必要無いと判断。縫い代が全くほつれません。

右上のようにひらひらとおさまりが悪い状態を、右下のように片倒しステッチで固定することですっきりと仕上げました。

ポケットをのぞくとこの白い部分が見えるからです。

裏地付きではこのような始末はしないのですが、PVCならではの仕様なのだと思います。

ファスナー付け:奥のファスナーのサイドを本体に縫い付け。左下のように縫い代を裏地の黒で装飾的にカバー。

ほつれない素材とは言え、あまりに目につく場所はヒラヒラとした縁を覆うということが望ましいかと。

見た目がすっきりとした方が良いですので、手を抜くというようなことは避けます。

本体に取り付けたファスナー&フラップ付きポケット:フラップは一番最後に設置しました。屋根のような役割。

後の反省点は、フラップの横の長さが足りない点、ファスナーを完全に覆うような長さが望ましかったと思います。

フラップリュック(レオパード柄):<サイズ>縦27cmx横29cmxマチ10cm。この立体感は素材の特性。
後ろ面:背負う時の背中と接触の面です。すっきりとしたフォルムです。ベルトはシートベルトの黒。
お洋服とのコーデ例:モノトーンなデニムコーデに合わせました。黒・茶・ベージュと広いコーデの可能性です。

あとがき

途中で写真を掲載できていませんが、ポケットを本体に付ける際に場所と向きを徹底する工夫をもっとするべきだとこちらも反省点がありました。

縦横の位置が把握しにくい中、場所をしっかり指定する仕付け糸をもってしても少し歪みました。

結構難しい部分なのだと思います。

さて、このたびの素材は、一度膨らむと「形状記憶」のような維持があり、それがポケットを立体的に仕立てやすかったり、見た目の良さへつながったと思います。

これまで、PVC素材のデメリットばかりを見ていたような気がして、本当は良い点があったのだと雨をしのぐ役割に加え更なるメリットを発見できたことが非常に良き収穫でした(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

元々寿命ある素材を理解し雨の日専用のリュックとする、丸いかわいい椿柄の雨をしのぐ素材に加えた屋根の構造【82】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

特に季節の変わり目には雨は多いもの。

お気に入りの本革の高価なバッグというのは雨の日に持つことは大変躊躇されます。

雨で革にじんわりと変なシミもできることがありますし、変形もします。

ファスナーが入り口に付いたバッグでも、雨が染み込んだのは、底の角からが最初でした。

雨の日には本革バッグを持つことを避けたいもので、代わりに合皮素材を選択。

このたびのハンドメイドバッグのシリーズは、<雨の日シリーズ>に決めました。

そもそもリュックであることが雨の日の傘を持つ手が塞がる代役として有効です。

数点のデザイン違いのリュックをこのシリーズで連続製作していきたいと思います。

まずこのたびは、入り口にフラップが象徴的に付き、雨の屋根のような役割で水が下に滴り落ちる斜めフォルムを意識したクラシックなデザインのリュックが完成。

加えて、外ポケットにも「屋根」のようなパーツを共布で取り付けたところも初挑戦であり、是非見ていただきたいと思います。

<雨の日シリーズ①>雨の日でも素敵なリュックを背負いたい、丸いマルチカラーがかわいい椿柄のリュック

<雨の日シリーズ>の第一弾は、クラシックな大きなフラップ付きのデザインでトライ。

素材の特性を良し悪しでまとめた表:私見も入りますが、共感していただける部分もあるかと思います。
表地(焦げ茶ベース):ラミネートプリント、表面-ポリ塩化ビニール(PVC)、基布-綿/100%、日本製。

上の表の2に該当する生地です。

購入してから気付いた生地の耳のメーカー名、「コスモテキスタイル」様へ問い合わせし、商業利用がOKの生地であることを確認済みです。

著作権に対しては「コスモテキスタイル」様は非常に寛大、こうしたパターン系の柄はほぼ商業利用OKにしてくださっているようです。

動物のキャラクター性を感じる柄はどこのメーカー様も「商業利用不可」であることが多く、都度生地の耳には注目するべきです。

裏地(焦げ茶):ナイロンタフタはっ水アクリルコーティング、ナイロン/100%、日本製。

裏地は表地の背景の焦げ茶に合わせて決めました。

ポケットの屋根のイメージ:ファスナーポケットの上側(向きによっては右側)を二つ折りにして屋根状に設置。
ミシンの押さえの臨時交換:滑らない素材は元の金属からこの白いタイプに交換すると多少良いです。
ファスナーポケット作り:左-下側に当たる部分は通常の設置。右-上側に当たる部分は屋根を立体的にして設置。

右側は、反対側(裏面)から縫い付けをしている場面で、縫い付けは上下共に2列のステッチで丈夫に固定します。

屋根付きポケットの完成:ここで屋根付きポケットはいったん完成。随分変な形で非常に違和感を感じました。

何しろ初めてで、あまり上手ではないこともあり不格好なのが気になって仕方がありませんでした(^_^;)。

巾着紐ホールの作りとショルダーパーツ:左上-巾着紐ホール。課題としては絞り切れずゆとりある構造へ要変更。

右下は、黒のプラスチックDカンと共に車のシートベルト素材でショルダーを設置。

Dカンは「ニフコ」様製造のものを、ベルトと共に「トーキョービニール」様にて購入、ありがとうございました<m(__)m>。

絞り切れない巾着:今後の課題。ここがちゃんと閉まるには、ごわつき素材を一緒にしぼってはだめなのです。
<雨の日シリーズ①>のリュックの完成:<サイズ>縦30cmx横25cmxマチ10cm。

あまりに、屋根付きポケットが不格好だったので、隠す意味も込め、最後にポケットに更にフラップをかぶせたら、なかなかスタイリッシュになりました(^_^;)。

後ろ面:雨の日にここまでの明るいかわいい柄は、どんよりとした重い気持ちを軽くしてくれるかも。。
お洋服とのコーデ例:無地のお洋服にグッド。とはいえ、レースに柄が入る編み柄やジャガードなどの織柄にも。

あとがき

最初の「表」に立ち戻りますが、このたびは「2:合皮レザー」の部類に属する素材でした。

表のデメリットの部分からも、いずれこの素材は劣化しぽろぽろとはがれてくる運命です。

ただ、そうと分かっていながら、メリットの方だけを雨の日専用に使う目的で引用するということなのです。

デメリットがあっても活躍の場があるという「理解」「受容」の部分がユーザー様に一番お伝えする時の重要ポイントだと考えます。

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書き手:ピクチャレスク

部屋で気軽に使える簡易ケースのような存在、「外表」で組み立てる柄物残布を利用した裏地付き眼鏡ケース【81】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

近視の方はお部屋では眼鏡をかけられることが多いと思います。

外す時は、お風呂に入る前と寝る時くらい、お出かけのときは、コンタクトレンズ装着ということも。。

このたびは、わずかに余った素敵な柄のはぎれを利用し、裏地付きの眼鏡ケースを4点同時製作しましたのでご紹介します。

残布の分量に合わせて、10分丈と8分丈に分かれるラインナップの工夫もあります。

残布がわずかに足りないことで決してあきらめず、ユニークな展開へ運べるようなヒントになればと思います。

表地に合う裏地選びもはぎれストックからチョイス、お部屋で出し入れのストレスなく使える柄物の眼鏡ケース

これらの4種の柄物のはぎれを存分に利用していきます。左1種のみ残布が多めなので10分丈、右3種は8分丈です。
裏地は2種を合う柄と組み合わせて利用します。ブルーグレーの方は左2種に、グリーンの方は右2種に利用。
生地詳細(左から右へ):①紬シルクプリント、絹/100%、日本製。②シャンタンプリント、ポリエステル/100%、日本製。③ジャカード、綿/55%、ナイロン/45%、イタリア製。④ジャカードプリント、ポリエステル/100%、日本製。⑤ジャカード(ブルーグレー)、ポリエステル/100%、日本製。⑥プリズマン(グリーン)、ポリエステル/100%、日本製。

このたびの表地の中では、以前のメイン製作にも表地だった生地は上段の左から3点まで、右の樹木柄含む下段の2生地は以前のメイン製作でも裏地でした。

表地に関してのみの情報ですが、【36】【50】で上段の右から2つ目の生地を使用したウエストポーチとドーム型ミニショルダーバッグを製作。

【19】でミニボストンショルダーバッグを上段の左から2つ目で製作。

上段の一番左は、【41】でバニティーショルダーバッグを製作しました。

型紙・裁断・芯貼り:10分丈の型紙の底2.5cmを折ると8分丈です。カーブはもっと削った内側の線へ変更。

右下は接着芯全面貼りに加えて、更にハード薄芯をボンドで貼りました。

そうすることで、出来上がりが眼鏡ケースみたいなハード感を出してくれます。

裁断の向きは要注意、「アシンメトリー」なので一緒に組み合わせる仲間は対称に裁断しなければ重なりません。

このゆるやかなカーブが、完成後の使用時の出し入れのしやすさに影響すると思います。
返し口を直線の位置で決め、縫い代1.5cm(1cmの方が良い)で表地と裏地を縫い合わせしてひっくり返します。
左は、ひっくり返し後の外回りのステッチの固定、右は、その後2パーツを「外表」で縫い合わせ完成へ。
眼鏡ケース4点完成:<サイズ:10分丈-左>縦17cmx7.5cm。<サイズ:8分丈-右3点>縦14.5cmx7.5cm。
8分丈と10分丈の眼鏡を入れたサイズ感:頭少しはみ出す感じが左の8分丈、右の10分丈はフルにかぶります。

あとがき

こうしてはぎれ製作をした者が言えることがあります。

確かに利用したのは残り物の捨てていたかもしれない残布。

しかし、何か物を作ってしまえば、もうそれはどのような経緯の材料かなど関係がないとうこと。

すべての製作品に対しては同じように時間を注ぐわけであり、そのパワーと価値を大切にします。

よって、適当で良いのだというバイヤスな見方をやめ、どの製作も丁寧に平等に熱を注げると良いと思うのです。

はぎれで作ったのだという経緯は、後にエピソードとして添えることで、そのストーリー性の価値も加わることがあるのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

マチ付き四角バッグの3種類のチェック柄のサイドの柄合わせ、最低限の段差(ボーダー向き)の解消のみで十分【80】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ製作をその着目点ごとに括るシリーズ企画を続行中、<〇〇シリーズ>とまとめることで、その製作の目的や深みをお伝えしやすくしました。

このたびは<チェックシリーズ>という3種の違った形のチェック柄を同時進行で仕上げ、ミニサイズのショルダーバッグが完成。

一度で完結するもの、投稿を複数回に分けるものと分かれますが、このたびはこの1回で<チェックシリーズ>は完結です。

2枚ハギ合わせの四角いマチ付きバッグでは、前面と後ろ面が合体する部分のチェックの柄の出方に視線を集めるものです。

とはいえ、それほどのビッグチェックではないことで、しかも狭い面積のミニサイズを作るということですので、完全な縦横の柄合わせをする必要がないという具合をお伝えできればと思います。

ボーダー柄は前後面のハギ目は段差がそろうように、一方ストライプ柄はハギ目付近に柄が美しく左右に展開していくように。。と考えます。

ではチェックはどうなのかというと、本来は両方。

しかし、ストライプ柄の場合はあまり効果は劇的ではないということから、ボーダー柄の合わせ方の「段差の解消」という向きをチェックでも採用していきました。

<チェックシリーズ>3種類のチェック柄の箱型ショルダーバッグ、サイドのハギ目の柄が自然に映る最低限の柄合わせ

表地も裏地も同じ生地を共通に使用しましたので、3点作るための3種のみの生地の登場です。

箱型ミニショルダーバッグを製作するための3種の生地:どれも共通に「チェック柄」であるというシリーズ。
①手織りジョントン綿、綿/100%、タイ製。ジョントンは、タイの北部のジョムトン地方で織られる織物。
②起毛チェック、綿/100%、日本製。名前からの毛羽立ったイメージよりも実際ははるかになめらかです。
③先染チェック、綿/97%、ポリウレタン/3%、日本製。ネイビーよりもマイルドで感じの良いカラー。人気色。
裁断での柄合わせ:本体が重要。並べ方はチェックの柄の元の作り方をよく見て現実的な向きで並べ方を考案。
ギンガムチェックは上下左右共に対称の柄であることから比較的易しい柄合わせです。右下はポケット製作場面。
ポケットと背景の柄合わせ:ポケットの柄合わせが可能。難しい場合ポケットをバイヤス裁ちするという手段も。
入り口開閉はマジックテープにて(左上)。裏地を表地の中に入れて口を縫い閉じの場面(右下)。
取っ手付け:取っ手は観音開き折りで外枠一周をステッチ+真ん中にもう1本追加の3本。右下は取っ手設置後。

このたびは、紙袋型のようなボックスデザインに相性が良い片面ハトメを打ち込み、共布製の取っ手を通して作りました。

更に、対角線上にDカン+ショルダーも付きました。

四角バッグのサイドのハギ目の柄合わせ:3種とも横段のずれがありません。しかし、左右は対称ではないのです。

どうでしょう、段差さえ解消していれば、ハギ目の位置が分かりにくく左右が対称になっていなくても気になるものではありません。

つまり、チェックでありながら、ボーダーの柄合わせを引用すれば十分であると言えるのです。

段差のずれは、柄の本当の配置を知らなくても誰が見ても気になるものでありますが、横の柄同士の並びは柄の元の配置を知らなければそれほど気になるものではないのです。

3点同時完成のミニ四角ショルダーバッグ:<サイズ>縦17cmx横16cmxマチ10cm。

サイズを拡大したり変更したりすることで様々な可能性が生まれると思います。

あとがき

シリーズ企画1回目の<同素材シリーズ>と真逆のこのたびの<チェックシリーズ>は、デザインが全く同じなのに、同じチェックの柄でさえ別物になるのだという素敵さがお伝えできればと思いました。

チェック一括りにしてもここまでの違いが生まれるということをじっくり味わえます。

柄合わせをしながら美しく仕立てる工夫をすることで、新しい発見が得られるのです。

柄や素材のみに頼って適当な製作をすることは製作者自らのアウトプットが足りません。

最終的にはこの自らのアウトプットこそ、元の素材の素敵さを敬い活かした相乗効果になるというものです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク