苦手なことはきっぱりと除外か外注、商品ご購入のお客様との末永い繋がりを「しおり下げ札」に託した【119】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冒頭からお伝えしておきたいのは、当ブログ記事は最初の投稿の2020.04.21からおよそ5年後の2025.05.01にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしていることです。

現在のハンドメイドバッグ業は、「共有型のハンドメイドバッグ」というコンセプト、自らも製作・販売しながらそのノウハウや情報も同時にハンドメイドバッグ製作者様と惜しみなく共有するスタイルです。

一人でハンドメイドバッグ文化を広げることなど到底できやしないと判断、2023年頃からこのようにして大きく活動のスタイルを見直したのでした。

その代わり、「ハンドメイド作家」と呼ばれるような華々しい地位は手放すということに決意、目指すべきところは自分が主人公になどなるのではなく「大きな手作業文化の広がり」を目指すのです。

とはいえ、同時に製作・販売活動もしていくのですから、お客様への情報伝達こそ重要です。

2020年では、バッグご購入後の発送時に附随の「下げ札」にある「仕掛け」を作りました。

一度ハンドメイドマーケット用に作りました下げ札は、以前の【114】で投稿させていただきました。

その後もっとスタイリッシュに、そしてミニマムに下げ札の存在を見直していきました。

2025年現在の「下げ札」を2020年当時との差で比較、特に改良後の姿をこのたびはお伝えたいと思います。

「しおり下げ札」に綴られた情報とQRコード、本のしおりとしてご利用いただきながら当存在を覚えていてもらうアイデア

このたびお伝えします「しおり下げ札」の着想はここから↓。

ブランドタグをしおりに:良質さあふれる質感はそのまま読書のしおりに使えるという感動からでした。
2020年時のアイデア:厚紙をステイリッシュにくり抜き、一から下げ札を製作しようと試みました。
くり抜きポンチのオーダーメイド:「金型屋」様にヤフオクでお世話になりました。結果はダンボールが限界。

上の黒い丈夫な厚紙は、このポンチでもっても、くり抜くことができませんでした。

2020年の下げ札のサイズ感:この時の下げ札は情報を存分に盛り込みたいあまり大き過ぎたと思います。

せっかくのオーダーメイドまでして道具をそろえましたが、そのやり方を思い切って中止にしたのです。

とは言えこれも良き経験、これをきっかけに下げ札の野暮ったさを解消していくことになりました。

ここからが、2025年現在でも続行の下げ札スタイルとなります↓。

2025年の下げ札の素材:厚みも許容範囲、かわいいフォルムのこちらは納得の既製品でした。これで良いのです。
リボン部分のベルベッド素材:あまり見つからない素材でしたが、シフォンよりも重厚感がありました。赤紫色。
2025年の下げ札の内容シール:表面には、透明感あるブランドロゴを、裏面には商品情報とQRコードを掲載。

あとがき

何でも自分でハンドメイドしようとしたことは、かえって2020年では壁にぶち当たったのでした。

既製品や外注に頼れる部分は頼ってしまえば良いという結論、一番大切な点は情報の中身をちゃんと伝達することにあるのです。

スタイリッシュな下げ札用の裁断してある既製品も以前は無かったと思うのです。

やがて、ハンドメイド業界がどんどん盛り上がっていくにつれてニーズも生まれたのでしょう、こうした有難い素材も見つかるようになってきたのでした。

自らもどうしても知りたいと思った、事前に情報収集済みの「生地名」「生地の混率「生地の原産国」を下げ札内に「商品ネーミング」や「商品番号」と共に盛り込み今度はユーザー様に伝達するという運び。

そして、ホームページに再び訪れていただく「きっかけ」の1つを「QRコード」を掲載すると共に作っていくのです(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「コロナ禍」初期に通用したマスク、余ったハンドメイドバッグ用生地の綿/100%デニムライクを活用の友人が卸先【118】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

まさかのマスク作り。

ハンドメイドでマスクを作っている方に対して、「器用だなあ、マメだなあ」と思っていたこれまで。

まさか自分が作ることになるとはこれっぽっちも思っていませんでした。

2020年初頭に、これまで経験したことが無い流行病「コロナ」が到来、私も含めてこれまでの花粉対策のマスクの数枚程度のストックに緊張感と不安が走りました。

そして、並行してティッシュやトイレットペーパーも、不安からの大量備蓄により入手困難になっていくのでした。

そのような一変した日常の中、友人からの声掛けで、マスク作りをすることになったのでした。

マスクの表面はデニムライクを追加購入し、内側(裏地)には、もう1つの天然素材の「麻」の柔らかいニットを共通でチョイス。

こうしたコンビでネット上のご提供いただいた型紙を利用させていただきながらマスク作りを始めたのでした。

コロナ禍の早い時期に製作に着手することで、4-6月の3か月間に渡ったデニムライクのマスク作りと友人への卸売り

表地(ネイビー):ジャカード、綿/100%、日本製。裏地(オフ):麻テレコニット、麻/100%、日本製。
マスクの型紙:ネット上から有難く無料ダウンロードで入手。マスク不測の初期モデルで長方形に近いフォルム。
裁断:鼻と顎の角度の違いから上下向きもあり、左右の向きもありますので、2枚を左右対称に裁断。
糸の色選び:表地のネイビーにはブルーグレーカラーを、裏地のオフにはオフを選択。バッグ作りのままの30番。
縫い合わせ:マスクの真ん中のハギ目の縫い代は1cm。表地・裏地それぞれで「中表」で縫い合わせ。
縫い合わせ:先ほどの縫い代1cmの印に沿ってステッチ。その後は縫い代を細かくカットしアイロンで両割り↓。
表地と裏地の合体:「中表」で上下の縫い代1cmでステッチして、ひっくり返します。
ひっくり返し後の作業:上下を端から2mmで固定ステッチ。左右1.5cmずつの三つ折りステッチでゴムホールに。
ゴム通し:ヘアピンや細かめのひも通しを使い、2-4mmの幅のゴムを通ししっかり結びます。ゴムは27cm程度。
「おしゃれマスク」完成:適当にマスクのネーミングを決めました。裁断時の幾何柄の左右対称が美しく配置。
情報の伝達:お品物を世に出す以上情報は不可欠。シールに素材の混率や日本製であることを記載しました。
量産品の梱包:個別に衛生的にビニールに入れたマスクを更にまとめて納品用の紙袋へ投入。持参型納品です。
卸売先への納品の瞬間:納品先は、過去の勤務先の同期の「VERACE:ベラーチェ」様。ありがとうございました。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.04.10からおよそ5年後の2025.04.30にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

当時、@¥800/点というお値段が何とか通ったのも、早期の着手があったからです。

今思えばほんの一瞬のマスク製作期間、いち早く行動に移す素早い提案してくれた友人はアンテナが鋭いと尊敬。

一方で、もっとチャリティー的な@¥400/点くらいのお値段であるべきであったとも振り返ります。

そして、6月くらいには、本格的に大手が量産品としてマスク製造に着手、「アベノマスク」も政府から配布していただきました。

私たちの出番はもう終わったと感じた6月の終盤。

駆け巡るような短い期間だったと今では思いますが、「流行」に似た動きを実体験できたことが貴重でした。

「もうここで潮時だ」と感じた6月末、その後も少し続けてしまったことでマスク用の生地在庫だけが残っていったのです。

「辞め時の見極め・早期撤退」というのは、ある意味前向きなジャッジなのです。

もう1つブログ記事で、その後にマスクを製作した記録が【167】です。

もうマスクは多くの方へ十分に行き渡ったと思われる時期の2020年7月でしたが、こちらは生地を送付していただいたオーダー品でしたので、背景が少し違います。

とはいえ、あれからはもうマスクを製作することが無く、溢れた量産品の中から購入しています。

「いざ」という時にハンドメイドのノウハウが役に立つということが非常に素晴らしい収穫でした(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

本革レザーで作られるフラップバッグを和風生地三つ折りタイプで製作、ヒネリ錠がワンポイントでスタイリッシュ【117】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.04.06からおよそ5年後の2025.04.29にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

当記事は、2020年に立てた目標の「フラップ付きのハンドバッグをショルダー付きで作る」というものの実践です。

所謂、ハイブランドのトリクルダウン型のようなタイプであり、あこがれから生まれた気持ちがありました。

まだまだハンドメイドバッグ製作の中では研究製作の1つであったと2025年から見るとそのように振り返ります。

ただ、2020年当時の精一杯の製作であったことは確かであり、完成までに至ったことで、記録に残したいと思いました。

立体感があるハンドバッグタイプは、「外表」で組み立てていくやり方をすると、思い描いたイメージを現実にしやすいです。

あまりのいろいろな作業に、思わずポケットを付け忘れるというハプニングもありましたが、フォローとしてポーチも作りましたそんなドタバタ劇を是非ご覧くださいませ。

三つ折り組み立てのヒネリ錠付きのフラップバッグをマチ付きで製作、側面のマチパーツは「外表」で縫い付けた

使用生地(表地・裏地共通):生地名不明(おそらくブロード)、綿/100%、日本製。パープル地の鶴の和柄です。
型紙作りのベースのサイズ感:三つ折りに組み立てるための縦の長さを縫い代込みで50cmに設定。
フラップの先端にカーブを付ける:雰囲気良く、ゆるやかなカーブを自作コンパスで円の一部を利用します。

よじれているタイプのビニールひもの先にシャープペンを結び付け、文鎮や机の脚に括りつけて固定、ビッグな円の一部を利用するのです。

描いた緩やかなカーブ:すみません。クリップの赤線が下手ですが、美しい緩やかなカーブが実際には描けました。
出来上がった先端のライン:縦向きにしましたが、このようなわずかな角度の緩やかさです。
ヒネリ錠の設置:本体に切り込みを入れて底へ設置するタイプ。ネジ式がスタイリッシュで美しいと思います。
ヒネリ錠の1セット分の設置完了:左上の「枠」の方はネジ式で本体側に、右下の「ヒネリパーツ」は蓋側に。
三つ折りのシミュレーション:このサイドの自然な空間にマチパーツを当てはめて合体していきます。
本体パーツと側面マチパーツの合体:「外表」で縫い合わせ。元々パーツは「中表」で縫い代を解決済。
ヒネリ錠の「ヒネリパーツ」の位置:何分初めてですので位置は予測で決めましたが、この位置はかなり重要。
フラップバッグ(鶴の和柄のパープル)完成:<サイズ>縦16cmx横27cmxマチ6cm。
フラップバッグの背面:歪みがあるとここに現れますので、難易度の高いデザインだと実感しました。

柄の向きをフラップに合わせると背面の柄が逆になってしまう、背面に柄を合わせると正面の柄が逆になってしまうというジレンマ。

無地を選択したり、向きの無い柄を選択しておくことは、余計な意識が必要ありません。

付け忘れたポケットのフォローのポーチ:マチ無しポーチを残布で製作。更にポーチ内にポケット付き。

実は、このポーチ内の「ぶら下がり式ポケット」こそ、1つ前の投稿の【116】で作ったものだったのでした。

バッグとポーチのサイズ感:ポーチの中にもポケットがあるので、お部屋を充実させるフォローとなりました。

あとがき

2025年の製作では、こうしたヒネリ錠が要となるバッグの製作は廃止、「縫い」の強靭さを信じる製作に特化しています。

ヒネリ錠は確かに見かけのかっこよさ・スタイリッシュさは、かつては憧れてきた存在でした。

類似品の「差し込み錠」も同じことで、いつ外れるかわからない曖昧さがぬぐい切れませんでした。

そして、その他の課題も複数あり、例えば、地面にしっかりと立たない底のラインの曖昧さも解決するべき点です。

バッグは下げて歩くだけではない、お出かけ先でしっとりとチェアーの上に安定的に置くシーンもあることを想定すべきなのです。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

YouTubeとブログでハンドメイドバッグ教室をオープン、自らも最初に学んだ一重仕立ての「ぶら下がり式ポケット」【116】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.04.03からおよそ5年後の2025.04.28にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

思えば2020.04.03は「コロナ禍」のど真ん中だったと思います。

人々が集まる場が遮断され、自宅生活が主流になった期間。

日々お出かけ好きなアクティブな方は、それはそれは辛かったことだとお察しします。

そのような中で参加予定であった対面販売ができるはずだったハンドメイドマーケットも完全中止(白紙になる)となったのでした。

そのような絶望の中であるアイデアが起こります。

ネット上の教室を開くことで、そのノウハウを伝達する場をあえて設けようと。

もともとYouTubeにしても当ブログにしてもノウハウの伝達の内容ではあったのですが、改めてカテゴリーに<HMB教室:ハンドメイドバッグ教室>を盛り込むことにしたのでした。

通常の400倍速などの早送りでなければとても完成までの過程をすべてお伝えできなかった動画投稿に毎回なってしまうデメリットもYouTubeにはあります。

当教室では、短い時間でじっくり型の部分的な解説をしていこうというスタンスです。

そうすることで、このカテゴリーの意味が生まれ、よりじっくりとその製作スタイルまでもが伝わると思ったのです。

このたびの初回は、ハンドメイドバッグ道を歩み始めた2007年頃に私も学んだ最初のポケットの作り方をお伝えします。

よくサブバッグに付いているあの一重仕立てのポケットです。

接着芯要らずで生地1枚で作ることができる点が踏み込みやすさであり、とはいえ物理的構造はなかなか奥深いポケットなのです。

むしろ貼っては見えてしまうから接着芯不要の、生地1枚のみで作れるスタイリッシュなぶら下がり式/吊り下げ式ポケット

このポケットは上部を挟み込んで縫い付ける時に利用できるタイプのポケットです。

単純明快でシンプルな初期的なバッグ製作においても必ず出てくる三つ折りに使うことができます。

使用生地:生地名不明(おそらくブロードで良いかと思います)、綿/100%、日本製。
縫い糸選び:白では味気ないことと、こういう時にこそ特殊なカラーの糸を馴染むように利用していきます。
用意する生地1枚の寸法:縦25cmx横20cm。適当でも縦長にして右下のようにポケットらしい縦横比率を確保。
上下の三つ折り:アイロンで上下を7.5mmずつ三つ折りします。折る向きは裏側に三つ折りが隠れる向き。
三つ折りステッチ:上下とも三つ折りステッチをします。
ずらしてポケット袋を確保:上から2.5cm程にずらしアイロン。この時ひっくり返した時の柄の向きを意識。

<柄の向きがある時の向きの把握の仕方>

「わ」で一繋ぎの生地で作る訳ですので、折った方の段差の低い方の正面がどうしても出来上りで柄が反対になってしまいます。

よって、折った段差の低い方の内側の柄の向きが正位置であるためには、縦長の状態で柄の向きが天地逆になっているところから始めるのです。

サイドの三つ折りステッチ:段差の大きい背面(ひっくり返しても背面です)の方に向かって三つ折りステッチ。
ひっくり返し後の作業:左上から右下へ、ひっくり返している場面とポケット入り口までのヒラヒラの固定。

この固定は無しで解説されていたと記憶していますのでどうしても必要ではありません。

ぶら下がり式ポケット完成:<サイズ>上から2.5cmが袋の入り口。ポケット袋は縦10cmx横17cm。

あとがき

初回は、「ぶら下がり式ポケット/吊り下げ式ポケット」の作り方でした。

挟み込むということが決まっているのなら上の三つ折りは無しでも良いと思います。

アレンジ方法としては、①ポーチにもなる②持ち合わせのバッグへのポケットの追加③壁かけポケットの使い方などが見込めます(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

会社の経理業務で使用の自作体験による新機能が詰まる、現場から生まれた外回り業務向きなナイロンバッグ【115】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

かつて洋服の輸入業の会社員時代は経理部として勤務させていただきました<m(__)m>。

お仕事の1つに銀行様の外為書類手続きのための訪問のお仕事が2時間程ありました。

所謂「外回り」のお仕事の1つです。

この時に、厚み5-10cm程度にまで及ぶたくさんのA4書類を持ち歩くためのバッグが必須。

ある程度慣れてくると、「ニーズ」のようなものが生まれました。

2000-2010年辺りまでは、まだまだ主流はトートバッグ、ビジネスっぽさもありながら雨をもしのげる素材の既製品がなかなか見つかりませんでした。

トートバッグでは書類が倒れてしまい、おさまりがとても追いつきません。

そこで、ハンドメイド活動をし始めた頃から自作を始めたのでした。

外回りの本人が自作するのですから、直球にその希望の機能を盛り込みました。

あれから10年近くが経過、会社退職後の現在ですが、その体験はエピソードとして残ることに。。

このたびは、ハンドメイドバッグ製作の括りを<ビジネスシリーズ>としました。

堅いビジネスシーンに新しい息吹のようなものを吹き込めればと思います。

<ビジネスシリーズ>外回り用のナイロンブリーフケース・ノート型パソコン入れにもなるキルトをかけたビジネスクラッチ

では、簡単に途中の製作風景もお伝えしながら完成に至る様子をお届けしたいと思います。

ブリーフケース1点とクラッチバッグ3点です。

使用生地(ブリーフケース):表地(ベージュ)-ナイロンオックスはっ水加工、ナイロン/100%、日本製。裏地(イエロー系小花柄)-コーティングプリント目止め加工、ナイロン/100%、日本製。
使用生地(クラッチバッグ:薔薇柄):表地(赤系)-キャンバスフラワー、ポリエステル/100%、日本製。裏地(ベージュ)-シャンタン、ポリエステル/100%、日本製。
使用生地(クラッチバッグ:トロピカル柄):表地(グリーン系マルチ)、ガーゼプリント、ポリエステル/100%、日本製。裏地(グリーンまだら柄)、ジャカード、ポリエステル/100%、日本製。
使用生地(クラッチバッグ:黒):表地(黒)-ダブルラッセル、ポリエステル/100%、日本製。裏地(グレードット柄)-生地名不明、ポリエステル/100%、日本製。
ブリーフケースの支柱ベルト:4本ステッチの強靭さ。底の縫い代は内蔵のソフト厚芯を抜きラインを整えます。
ブリーフケースのファスナーポケットとメインファスナー付け:バッグ全体で3本のファスナーを使用。

特に内部のファスナーは開閉のストレスよりも、「印鑑」などを入れるため、セキュリティー性の方を重視。

クラッチバッグ(トロピカル柄)の正ダイヤキルト:5cm巾のキルト。本体はハード薄芯、ポケットはキルト芯。
クラッチバッグ(トロピカル柄)の表地と裏地の合体:中表にしてひっくり返し縫い閉じ、三つ折りで仕上げ。
クラッチバッグ(黒)のボックスキルト:こちらはキルトの向きを変え、5cm四方のボックスキルトに。
ブリーフケースの完成:<サイズ>縦28cmx横36cmxマチ10cm。

後の複数のリピート製作があり、裏地を写真に掲載して差別化しています。

ナイロンオックスはっ水加工生地のベージュといったら、ほぼこれになるというほど豊富ではないのです。

ビジネスクラッチ完成(薔薇柄):<サイズ>縦縦26cmx横36cmxマチ無し。キルトは無しです。
ビジネスクラッチ完成(トロピカル柄):<サイズ>縦縦26cmx横36cmxマチ無し。5cmダイヤキルト。
ビジネスクラッチの後ろ面:すべて共通でこの姿です。ただ、キルトが全体にかかっていると後ろも見応えあり。
ビジネスクラッチ完成(黒):<サイズ>縦26cmx横36cmxマチ無し。5cmボックスキルト。
<ビジネスシリーズ>の4点:新しいビジネスシーンの世界観。硬いシーンでは裏地のみ華やかにしています。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.04.01からおよそ5年後の2025.04.27にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

どんどんデジタルに集約されていく流れと共に、書類のA4という枠を基準にしたこうした四角いバッグも懐かしいものになる時が来るのかもしれません。

とはいえ、そうなったとしても、「かつては書類を入れていたバッグだった」という歴史とエピソードはいつまでも残っていくのでしょう。

建築物にもこれまで引用されてきた四角く安定したフォルム、この「造形美」は今後も不滅のものなのでは(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ハンドメイドマーケットはお買い得にご提供する場、HPへのご訪問に繋がる「QRコード付きチラシ」をお渡しする場【114】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

まず、最初にお伝えしたいのは、当ブログ記事は最初の投稿の2020.03.27からおよそ5年後の2025.04.26にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしていることです。

2020年に立てた、「対面販売の経験を積む」という目標がありました。

ところがあの流行病によってその翌年2021年にまでも影響し、予約していたベストスポットの駅前ビルで開催の対面販売が中止に。。

「コロナ禍」に遭遇してしまった機会の喪失もありながら、その後コロナ明けの再開の2022年にも主催者とのコミュニケーション不足で、ブースから漏れるという事態により結局参加できませんでした。

その時の失望は大きかったのですが、「今はその時期じゃないという意味だ」と解釈し、それ以来やっていないのが現実です。

野外マーケットの体験というのは遡ること2005年辺りに友人と3人で応募し、名古屋市の「マンモスフリーマーケット」で2日間連続でお洋服を販売した体験1度っきりです。

2日間連続で随分パワーを使いましたが、本当に楽しくて売れ行きも非常に良く、ハンガーラックを小さなブースに持ち込むほどの張り切りようでした。

あの体験1度のみですが、非常に対面の手応えを感じていまして、ある人からは「あなたは対面の方がネットよりも反応が良い」とまでお言葉をいただいたほどです。

このたびは、「コロナ禍」の中、本当に開催されるかどうかも分からない中で準備した、対面販売用の2つの事をお伝えしたいと思います。

実際は中止、準備のみに終わったのですが、決してこの準備は無駄ではなかった、その後に活かされていったと思っております。

もし、この先ハンドメイドマーケットや店舗で販売をされる際に引用していただけるようなことであればと、その可能性を考えて準備した内容を掲載してみたいと思います。

マーケットの来場者様にはお得なプライスダウンのポーチ販売が良い、「QRコード入りチラシ」がお渡しできれば十分

2020年当時から思っていたことは、わざわざ競合他社(者)様と肩を並べるブース設定の場で販売をすることは、主催者様のビジネスモデルの船に乗船の1業者という構図です。

ここで売上を見込むという意気込みはどうしても違うような気がしていました。

むしろ、多くの方が訪れていただける機会を貴重なものと重視し、「チラシ」を準備したのです。

そして、商品はお得なポーチが手に取りやすいかと。

メインバッグの大きなサイズはここには持って行かないのです。

商品には「QRコード付きのしおり」を投入、通りがかっただけの人には「QRコード付きのチラシ」を。。ご購入して下さったかどうかにかかわらず広くアプローチできる2本立ての策をとったのです。

はぎれの裁断:ミニポーチは、イベント会場までの持ち運びも楽であり、業者側の負担が無いことも大切なこと。

日頃からはぎれをストックし、合間を見て製作して保管しておくと良いかと。

チラシ作り:「エクセル」シートにて画像を読み込みながら、必ず「QRコード:ホームページ」を入れます。
しおり作り:手作り感満載の拙い技術ですが、とりあえず一歩を踏み出す意味で捨てられにくい物を製作。

なぜ「しおり」なのかというのは、使えるものだからです。

ただの用紙では捨てられやすいのを少しアレンジして、機能を持った「しおり」にすることでよけておいてもらえるかもしれないという願いからです。

しおり作りの着想:「WESC」様というショーツに入っていたブランドタグを今でも読書のしおりに使っています。

その後、ハイブランド品の作りの良いタグなどは複数読書の「しおり」にしています。

あとがき

2007年スタートでここまでハンドメイド道を歩んで来ましたのに、一度もハンドメイドマーケットの野外の経験がないというピクチャレスク。

これで良いと思っています、いつか機会がある際にはやはり2025年の考え方も同じ、「ポーチ」のようなミニサイズをお得にご提供することになると思います。

間違ってもこの場で売上を立てるというような方向ではなく、今後に繋がるきっかけの場としてコミュニケーションを楽しむ場として考える方が販売者側も心が和みます。

イベントの参加は、それまでの準備期間や現地までの移動などのロスで結局コスパは良いものではありません。

また、日本人の特性として、散々検討した挙句購入を見送るというお買い物に対する保守的な性質があると聞きます。

だからこそ、その場を本番とせずに、「きっかけの場」でかえって良いという考え方です(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ハンドメイドバッグの型紙の万全収納、右下にパーツ内容のラベルを貼りラベルが見えるようたたみリフィルへ【113】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

まず冒頭からお伝えしておきたいのですが、当ブログ記事は最初の投稿の2020.03.27からおよそ5年後の20250.04.25にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

このたびは、2020年時点でのハンドメイドバッグの型紙の種類や型紙の収納を当時の状態でお伝えしたYouTube動投稿のその後、2025年ではどうなのかの現状をお伝えしたいと思います。

その後の考え方の変化や変わらず続行の部分両方がありまして、是非製作の要(かなめ)的存在の型紙の収納風景にご注目いただければと思います。

良き製作品作りを目指す根っこの部分、型紙収納の徹底ぶりはそのスタンスとして製作品の出来にも現れる

製作が完了した後に型紙などをご紹介するタイミングなど、量産品では決して無いことです。

「共有型のハンドメイドバッグ」のスタンスとして、磨きがかかったような研究し尽くしたデザインは、型紙からすべて他の方へも共有していこうという決断をある時点で下しました。

そこでようやく、この活動らしさが出てきたと喜んでおります。

では、2020年と2025年の型紙収納風景を比較しながら、まずは2020年、続いて2025年とお伝えしていきます↓。

2020年の型紙収納風景

2020年の型紙収納ケース:インテリア品として持っていた木目調のリングファイルを利用していました。

2020年当時は、デザインも絞っておらず、随分たくさんの「リフィル」が必要でして、ファイルがぷっくり膨らむようなフォルムに。。

2020年の型紙用紙:白地にグリーンのラインで5cmずつのマス目のあるものを利用。こちらは薄手です。
2020年の型紙用紙(続き):ズームです。少し真ん中の2.5cmの位置が分かりにくく、戸惑ったものでした。
2020年の型紙用紙(更なる続き):別タイプの使い易い用紙の方。素材もしっかりしていて、2.5cmの印がクリア。
2020年の型紙の収納風景:「リフィル」の表面には名称と写真を掲載。裏面に折りたたんだ型紙を収納。
2020年の型紙の収納風景(続き):型紙は小さいパーツはそのまま、20cm以上はたたんだ方がまとまります。
2020年の型紙のラベルシール:型紙のパーツ名・デザイン名と必要枚数を記載した宛名シールを右下に貼り統一。

続いて2025年をお伝えしていきます、2020年との対比がしやすいよう同じ部分の写真をご用意しました↓。

2025年の型紙収納風景

2025年の型紙収納ケース:2020年時のファイルは傷み終了。今度はレザーの大きめクラッチヘリフィルごと収納。
2025年の型紙用紙:アパレル工場専用の茶色いタイプの用紙。厚みは2020年の時の薄手と厚手の中間くらいです。

おそらく、裁断の融通性もあるのでしょう、決して厚みがあり過ぎず柔らかめなのが特徴です。

さしずめデパートの包装紙くらいの厚みに近いといったところ。

2025年の型紙用紙(続き):ズームです。2020年の時の厚手の方に鮮明さが比較的近く、2025年現在はこれに統一。

所謂「量産型」と同じでしょうか、縫い代込みの裁断ですので、型紙の外枠にぴったり沿って裁ちばさみで裁断します。

そんな中ではどうしてもハサミが少し触れて、少し削れてしまうこともあるので、時々型紙のリニューアルをしてあげると良いです。

2025年の型紙の収納風景:少し分かりにくいかもしれませんが、現在3リフィルのみ、その隣に型紙の半端を収納。

大きなハンドメイド活動の流れにおいての研究期間が終わりデザインを絞っておりまして、現在2デザインとはぎれで作る三つ折りポーチの5種をまとめたリフィルの3つのみ。

2020年の膨らんだリングファイルから思えば、随分と変化があったと思います。

2025年の型紙のラベルシール:これは何ら2020年と変わらず継続中です。5年経過しても認めている方法です。

あとがき

途中でも少し触れましたように型紙は、縫い代込みをすべてのパーツに共通にしています。

お洋服のオーダーメイドなどでは、おそらく出来上がり線で型紙を作り、接着後の伸び縮みなども確認した上で型紙を置いて周りに縫い代を付けていくのだと思います。

それをこの製作にそのまま引用しますと、パーツによっては縫い代が無いパーツもあるのです(例えば、縫い代は無く三つ折りステッチ後そのまま挟み込むDカンタブなど)。

接着芯貼り後の縮みに対しては、必ず最初に「粗裁ち裁断」をしますので、対応できるのです。

完成品の中には物理的には入らない型紙、しかし、本当はそのノウハウすべてとして製作品に溶け込んでいるのだと考えます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

表情違いのレジ袋型と紙袋型のデニムエコバッグ、いずれも一重仕立ての課題である縫い代始末を同等に解決【112】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2020.07.01からいよいよ「レジ袋の有料化」が始まります。

その画期的な変化を前に、ハンドメイドバッグ製作者としまして、「レジ袋に代わる存在」に注目しました。

自分一人のみで結論付けず、世の中の流れをお仕事仲間の目線も得ながら、2つのタイプを考案したのです。

ポイントとしては、これまでのレジ袋の気軽さを受け継いだような存在でありたいと一重仕立てに作った2種であること。

一重仕立ては、縫い代の解決に悩むことがあり、その点は裏地付きよりも大変な部分です。

このたび、セルヴィッチデニムの14ozという本格派デニムでのサンプル製作で、一重仕立てならではの良さに迫ることが出来ればと思います。

2種のエコバッグを「レジ袋型」と「紙袋型」で試作、本格派セルヴィッチデニムによって芽生えたメインバッグの可能性

早速ながら完成したタイプの違う2種のエコバッグをご覧下さいませ↓。

セルヴィッチデニム14ozのエコバッグ2種:両方共本体が37cm四方くらい。左は「レジ袋型」で右は「紙袋型」。

この写真の出来上りではやや正方形気味なフォルム、後にサイズを縦のみ5cm程追加して縦長フォルムへ変更することに決めました。

「レジ袋型」の方の入り口タブ:マジックテープを設置して荷物のこんもりとした山を覆う役割を考えました。
様々な端っこの始末:左は内部の三つ折りステッチ。右上は最終のピンタックステッチ。下は取っ手を広げた所。
「レジ袋型」の取っ手:元はスーパーのポリ製の既製品に倣い縫い代のある布製ならではのアレンジ込み。
「紙袋型」の取っ手:取っ手の付け根を変六角形のタブでカバーしながらスタイリッシュに。フラップは台形。

これら2種は全く違った作りであり別デザインであることで2種が同時に存在する意味があると考えました。

あとがき

当ブログ記事は、最初の投稿の2020.03.27からおよそ5年後の2025.04.24にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

その後は、「レジ袋型」を「B to B」的な卸販売業へ、「紙袋型」は取っ手の部分を「支柱型」へ大きく改良してフラップを除外しながらサンプルが本製作に活かされました。

更に2023年以降は、「レジ袋型」は2020年当時の卸売り先様のデザインへと譲渡、「紙袋型」は当「共有型のハンドメイドバッグ」の共有デザインへとそのデザインの存在も分かれていきました。

その後、ユニークな実験をしておりまして、「紙袋型」のサンプルの方を1年間雨の日も風の日も実際のお買い物に使っていったそのデニムの様相の変化を綴った記録を後の【463】のブログに投稿しています。

まるで、ジーンズをはいて色落ちさせていくようなかつての流行を、バッグでやってみました記録、よろしければ、【463】にこの後お立ち寄りいただければと思います。

この体験は、一重仕立てのバッグの縫い代の隠し方などのヒントがたくさん詰まり、後の一重仕立ての製作の良き引出しとなりました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

織物生地には織芯・ニット生地にはニット芯という使い分けは間違い、織物のナイロンでもニット芯がマストの証明【111】

アイキャッチ画像111

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世間の長いバッグ素材の流れの中で、ある時期から確実に市民権を得たであろう「ナイロン/100%撥水加工」生地。

ピクチャレスクのハンドメイドバッグ製作でも引用し始めました。

やや困難なカーブを伴ったバッグ、縫い合わせの馴染みなどがスムーズなのも、ナイロン自体の薄手ながらの強靭さに融通が生まれているからだと考えます。

ナイロン生地をバッグ製作に引用のし始めの頃、ある事件が起こります。

その事件の解決が、接着芯の種類との相性にあったという重要なノウハウをこのたびはお伝えしたいと思います。

接着芯貼り最中にどんどん気泡が出来てしまう「ナイロンオックスはっ水加工生地」、「ニット芯」がマストの証明

以前は、織物生地には織芯を貼り、ニット生地にはニット芯を貼るという使い分けでやってきました。

ところが、織物のナイロン撥水加工生地でこんなことが起こりました↓。

ナイロンオックスはっ水加工生地に織芯を貼った直後の姿:気泡が至る所に現れ、非常に馴染みが悪い状態。

様々な生地を取り扱う中で、いずれはこの状況に出くわす運命だったと言えます。

この原因の解明の前に、「織芯」と「ニット芯」の見かけ・性質の違いを先にお伝えしたいと思います↓。

遠目で見た同じカラーの「織芯」と「ニット芯」:何となくニット芯の方が融通を感じます。では、次にズームで↓。
「織芯」と「ニット芯」の見た目の違い:芯地自体のハリコシは「織芯」の方に軍配。ニット芯はなめらかです。

柔らか過ぎる「ニット芯」ではハリコシが出にくいと「織芯」を好むこともあるのです。

「織芯」の更なる風合い:少し立体的に風合いを感じてもらいます。何となく「パサパサ感」を感じますかね。
「ニット芯」の更なる風合い:「織芯」には無い性質として縦にも横にも十分伸びる点。ここがこのたびのカギ。

さて、すぐには分からなかったことが、後の何度かの気泡の経験によって解明。

ナイロンという素材は織物の中でも特に糸自体の性質に弾力性を持ち備えたもの。

ニット生地という分類には入らなくても、ニットのような伸び縮みの性質を持っていることを引出しの中にしまっておいてくださればと思います。

アイロンの熱によって、ナイロン生地が伸び縮みすると同時にそこにぴったりと貼る接着芯も一緒。

アイロンの熱が冷めた時に、ナイロンの弾力性が今度は戻る動きをする時に気泡が出来ると解明しました。

伸び縮みの融通性が無い「織芯」の例のように、「合っていないよ」と気泡という姿で教えてくれるのだと考えたら分かり易いです。

ナイロンオックスはっ水加工にとどまらず、混率の中にナイロンが30%-50%占めている生地の織物や、ポリエステル/100%の織物でありながら横に手で引っ張ると伸び縮みする生地は同じこと。

それらには「ニット芯」を貼るべきなのです。

ニット芯を貼るべき織物の例:アムンゼン、ポリエステル/100%、日本製。ニットみたいに伸びるタイプの織物。

2018年頃のバッグ製作で使用のアムンゼン(ポリエステル/100%)はびっくりするほどの横伸びの性質がありました。

別のアムンゼンも多少同じような伸びがありますが、このダイナミックな2018年入手のアムンゼンは特別でした。

裏面に貼った不織布芯に皺がうねるように出ていた記憶がよみがえりました(その時はただの不思議現象として通過)。

よって、分類の括りの織物が必ずしもすべて「織芯」対応ということは決してないのです。

そういったことから巷では、接着芯はニット芯1種のみ持ち合わせておけば事足りるという考え方も推奨されています。

とはいえ、「織芯」のあのハリコシはニット芯には出ないものであり、「正しい使い分け」によりそれぞれの特性を存分に味わうのが本来の望ましさではないかと考えます。

あとがき

このたび写真には登場しなかった「不織布接着芯」については、「織芯」と同様だと考えていただければと思います。

生地は購入前であっても購入後であっても、横に伸ばしてみて弾力性を確かめておくことも必要だということです。

こうしたことから、ある括りにとらわれ過ぎることの注意が浮かび上がります。

その括られたグループは皆同じ性質なのだと考えていたら、とんでもない全く別物のような性質を持っていたということです。

様々なグループ・分類で括られることでかえって見失うかもしれない真の姿、これをちゃんと見抜く大切さも同時に教えていただいたような気がします(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

どんな薔薇柄なのかまで特化、華やかさを抑え気味に静寂の世界観を示した3タイプの青薔薇バッグ【110】

アイキャッチ画像110

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグをある1つの括りで、<○○シリーズ>と題して連続製作中。

このたびは、<青薔薇シリーズ>です、<薔薇シリーズ>や<青花シリーズ>よりももっと踏み込んだ拘りを入れたシリーズであることを「青薔薇」というワードで表現。

薔薇柄自体は比較的豊富ですが、青というカラーになるとかなりニッチな存在となると思います。

それぞれ特有の「青の薔薇」であるという3点のバッグをどうぞご覧くださいませ。

<青薔薇シリーズ>ニッチな青薔薇のバッグ3点が集まる世界観、トート・ドーム・巾着の違いで一層高まる個性

使用生地(左から右へ①②③):上下は表地と裏地のコンビで並び、全6種の生地を使用。生地詳細は下にて↓。
生地のズーム:少し風合いがクリアになるかと思います。毛羽や畝(うね)など凹凸感にあふれます。

では、ポイント箇所をピックアップしながら途中の過程をご紹介してまいります。

まずは、①の楕円底トートバッグから↓。

楕円底バッグの最も重要な部分:楕円底設置は本体側から縫い寄りがちなタックをを内(左側)へ追いやります。

この当時、私もまだ未熟でしたが、楕円底の周囲と側面の直線の長さがぴったりである型紙をまずは作るべきです。

完成した楕円底:楕円底のカーブは緩やかなコンパスの半径10cm程度が作業しやすく見栄えも良いです。
取っ手ホールの片面ハトメ:3点共に共通のパーツです。裏地と共布の取っ手は後日本革レザーの紺色へ変更。

続いて、③のドーム型バッグを先に↓。

最後まで課題が残る底のライン:真っすぐのラインの型紙では出来上がりが反ってしまうので、カーブラインへ。
ドーム型のファスナー取り付け完了:難易度が高い作業。ファスナー2本を使いましたが、両開き1本がお勧め。
複数の金属パーツ:片面ハトメ・Dカン・ナスカン・両面カシメ。すべての箇所を同じゴールドで統一。

続いて、②の巾着です↓。

片面ハトメの設置(左上からジグザグに):こちらは銀色で統一。穴開け後の生地の残りを補助的にカットから。

元は、穴はポンチ+金づちでくり抜いてありますが、不発も多く、より繊維質な生地に対して行うことの限界です(本来レザー用のパーツなのです)。

片面ハトメのシルバーの方のみアルミ製で、プライヤーが附随品としてありましたので金づちによる打ち込みがありません。

穴に表面から「凸」パーツを裏面へ向かって差しまして、裏面には、ワッシャーをわずかに膨らんだ方が見えるようセットしてプライヤーでカシメます。

巾着ホール8個の設置完了:ホールの位置は上から3cm程の位置、とはいえ、内部のポケットに接触しないよう。
<青薔薇シリーズ>の3点のバッグ完成:丸底バッグから順にサイズは大・中・小となります。
①丸底バッグ:<サイズ>縦32cmx横38/48cmxマチ18cm。両サイドの巾着ひもを結ぶと四角フォルムに。
②巾着バッグ:<サイズ>縦22cmx横22/29cmxマチ10cm。縫製の難易度はこの3つの中では一番易しい。
③ドーム型バッグ:<サイズ>縦17cmx横21/25cmxマチ12.5cm。底の始末がこれで限界、少し汚いです。
お洋服とのコーデ例:すべてのバッグにお洋服を考えてみました。「赤味」を入れないことが粋になると考えます。

あとがき

こうして究極なまでにカラーや柄を特化したことでじっくりとその良さを探すきっかけになりました。

たくさんのネットに溢れた写真の中では、赤やピンク系が華やかで目立つ存在。

カラー展開では片隅に配置されがちな紺色を主役に据えたことは大変有意義でした。

紺の持つ淑やかさ、1つの静寂の表現として、新しい引き出しができました(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク