そのジャガード生地、裏面も使える、2倍の価値を大いに活かした2度の使用から生まれる2つのテイスト【90】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、はぎれシリーズとして、コスメケース2点セットという2点の小さな専用ケースを作りました。

ジャガード生地の布製です。

意外と見ることが無い思い切ったサイズのミニミニポーチ。

お店では入手困難な出回っていないサイズのケースを高級はぎれで作り、希少価値のあるアイテムとしてコスメシーンに役立つものになればと思います。

裏面をメイン使いで可能性が2倍の価値のジャガード生地

エキゾチックな花柄と幾何柄が入り乱れたイタリア製の風通ジャガードという生地です。

風通ジャガードは今年から私が頻繁に取り入れてバッグを製作している生地。

この生地がはぎれとして余っていました。

そこで、わずかな余り布ではありますが、何か小さなものは作れそうだということです。

クッション性がある程度ある風通のふんわり加工をその使用目的に活かします。

ということで、割れたくないファンデーションケースと細長のペンシルケースとを作ることにしました。

2点のセットであるというところも可愛くなるかと思います。

今回は裏面使いをしていきます。

表面はもっとダークグリーンのような暗い色目です。

本来は裏面として表には向けられない面をあえてメイン使いをして、新鮮味を感じたいと思います。

裏面はエキゾチックな雰囲気で表面よりも色にややクセがあることが特徴なこの度の生地。

この「ひとクセ」こそがとてもエキゾチックな雰囲気なのです。

本来の表面がこちら。モスグリーンみたいな地で暗めで渋いですね。この裏面が少し意外なのです。
左-表地(ブルー):風通ジャガード、ポリエステル/75%、絹/22%、ナイロン/11%、イタリア製。
・・・合計100%にならないのが、混率の記載のミスのようです。
右-裏地(焦げ茶):ナイロンタフタ撥水アクリルコーティング、ナイロン/100%、日本製。

小さいケースでも裏地付きでバッグと同じ構造に仕立てる

今回は、前回のはぎれで作ったコスメケース3点セットとまた違ったテイスト。

裏地が付きます。

そして、何らバッグを作る作業と変わらないきちんとした仕立てを施します。

小さなものだからといい加減に作るのではない、何も差別を付けない大きなアイテムと同じ作りをするのです。

手を抜かずまめに作り上げると高級感のある素敵なものになります。

コスメケース2点セット:ファンデーションケースとペンシルケース

はぎれの製作では行き当たりばったり的な作業になるためハプニング続出。

その中で私自身も学び、別のバッグ製作に取り入れたり、活かしたりしています。

あとがき

はぎれだからといい加減には作ることには反対です。

やはり、製作というものは、そこへ没頭して時間を投じるわけですので、すべてのお品をきちんと丁寧に作って行く精神が望ましいと思っています。

1点1点熱を込め、工夫をして、使っている様子などを必ずイメージします。

ファンデーションを出し入れし、ペンシルケースを台に置きながらメイクする「ある人」を想像しながらです。

それが、後に、こういったものを自分使いから、他人使いへとシフトしていけることの根本の考え方になっていくのです。

どうしてもお気に入りの生地が撥水無しの場合に強力な撥水力を効かせる方法のご紹介【89】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ近年、かつては、雨がたくさん降る梅雨の季節でなくとも季節の変わり目などに激しい雨が多いものです。

かなり、季節というもの形体がが変わってきたようです。

先日、メディアで見つけた記事で、「ここ最近の夏の期間の感じ方」というのが載っていました。

東京圏の人の調査によるデータのようでしたが、夏という期間が、長い人で4月から10月くらいまでと感じている人もいるようで、結局のところ、1年間の内、半分が夏の季節感であるという感覚のようです。

確かに。早く暑くなり始めて、長い間半袖で過ごすことになってきたような。。

雨に関しても、梅雨の時期には曇り空ではあるけれど、それほど大雨続きの毎日ということでもなく、いつの間にか梅雨が明けたなどと、あいまいないつの間にか出ていた梅雨明け宣言。

かと思えば、台風の季節の秋口とか、季節が大きく変わる節目の時に、どっぷりと大雨が降ったり、連日の雨であったりという感じです。

さて、今回このように予期せぬ雨や、常に雨対策をしておきたい日常に工夫するバッグとして、リュックのデザインで、<雨の日シリーズ>を行ってきました。

今回は、最終の5回目。

4回目までは、まずは素材をPVC素材とかコーティング施工済の生地で、ある程度その後の経年劣化を妥協した雨対策一番の素材ということで取り上げました企画です。

今回の最終回では、いずれ劣化すると分かっているPVCを、たとえ雨をしのぐにしても躊躇する気持ちに答えるべく、車のシートに使われる強力な撥水剤を劣化しない普通の生地に対して施工する形を取ります。

普通の布地、何もコーティングもしていない綿/100%の生地に、撥水剤の強力なパワーのある撥水剤を後からリュックの状態に施工することで、布バッグでも雨対策ができるのだということで結んでいきたいと思います。

今回使用の生地

使用しました生地は、サッカープリントという名前の生地で、凹凸があります。

柄は黒地にモカ色の薔薇のシックな雰囲気。

左:表地-サッカープリント、綿/100%、日本製・・・黒地にモカ茶の薔薇柄です。
右:裏地-ナイロンタフタ撥水アクリルコーティング、ナイロン/100%、日本製・・・黒色です。

撥水剤を施工するにあたって心配なのは、このサッカーという生地が凹凸感があること。

凹凸があると平面でないため、撥水剤の浸透の仕方が均一でなかったりする部分ができる懸念があります。

その辺りも、良い機会。実験も兼ねまして、この生地で施工が成功すれば、他の生地はだいたい行けます。

そして、他の凹凸感あるでこぼこ生地にも対応できそうだなどの目安が分かるので、よい機会です。

撥水剤の量の少なさが原因か?2度の失敗と3度目の成功

今回、最初の生地の状態で施工しましたが、撥水剤の量が1本分の300mlの半分ほどの150ml程度を1m四方の生地に施工したにもかかわらず、実験が失敗に終わりました。

ベタベタに浸透して、リュックの中へお水が入り込みました((+_+))。

以前一度大きなボストンバッグの布製の表面に150mlほどを出来上がりに施工した時に、

玉のように水をはじいたことがあったのですが、それに比べると同じ量の撥水剤の施工で、しかももっとサイズが小さい今回のリュック。

どういうことでしょうか。

以前成功した時のバッグはポリエステル/100%で、今回は綿/100%。

以前成功した時のバッグも、ある程度凹凸のあるストライプ状に線がぼこぼこ入ったジャガードでした。

以前に、このようなポリエステル/100%の凹凸がある程度あるスジのような柄のジャガード生地のバッグ出来上がりに150mlほど「セラミックプロテキスタイル」を施工してうまく水を弾き飛ばしました。

では、失敗から成功していくまでを写真でご覧いただきますね。

一般的な水の濡れ方:まずは、ただの何も施工していない同じ素材に、水をじょうろでかけてみました。
10秒以内で浸透し、ひたひたに水分を取り込み、このようなウエットな状態に。
この様子をお記憶にどうぞ。その後の撥水施工後と比べてみてください。
1度目の施工:まず1回目のトライ。生地の状態にまんべんなく隅々まで施工しました。製品になると行き届かない縫い目の間などにも元の生地であればすみずみまで余すところなく施工することができるという理論からです。
そして、リュックを製作し終えた時点でお水をじょうろでかけてみたのがこの写真。
撥水剤が足りないのかベタベタに濡れてしまいました。
一番最初の何も施工していない布よりはわずかにはじいている部分もあるような気もしますが、
大部分が濡れて、実際中まで染み込んでいたことを確認しています。
底の部分の縫い目からも水が入ってきていました。
2度目の施工:そして、こちらは、1回目が失敗した後。
しっかり乾かし、今度はこのリュックの状態に表面に撥水剤を施工して、
乾かして、じょうろで水を流した結果です。
どうでしょう、1回目よりはましですが、
まだらにベタベタな部分と水をはじいて乾いたままの部分と半分ずつぐらい。
3度目の施工:そして、3度目のトライ。
撥水剤のceramic pro textile(セラミックプロテキスタイル)の1本分である300mlを開封して、
新規にフルに空っぽになるまで施工。液がひたひたです。
この後、からからになるまで乾かします。
じょうろで雨を再現し、全体にたっぷり雨のシャワーを降らせます。
どうでしょう。水が玉状に踊り、ころころと転がりながら、比翼から下へ転がり落ちています。
事実上の撥水成功です(^-^)。ここまで来て、やっと3度目で成功です。
1度目、2度目の150mlずつくらいの施工も加えると、
このリュック1つに、2本分(600ml)ほどの量のセラミックプロテキスタイルを施工したことになります。
何はともあれ、施工が成功したことには、大変満足です。
アップで表面を見てみると、下に落ちなかった水滴も玉状に乗っていて、
中側を調べても、少しも浸透していませんでした。これこそが求めていた防水級の撥水力です(^-^)。

実験の結果からの考察

今回の実験は2度失敗しています。

そのことも含めて、下記のようなことが言えそうです。

・生地の素材によって撥水剤の浸透力に違いがあり、多くの量を必要とする素材もある

・今回のようなサッカーのような凹凸があるでこぼこした生地は、表面が一定でないので撥水剤の浸透も一定ではなくて、同じ量拭きかけても差が出てしまうことがある

上の2点は関連しているので同じことだとも言えます。

あと、理論で思う、「出来上がりのリュックに撥水剤を施工すると死角部分のような箇所に撥水剤が行き渡らないから最初に生地の状態で施工した方がいいのかどうか」ですが、私としては、「出来上がりで十分」だと考えます。

必要な分だけで良いのかと思います。

表に飛び出している部分にさえちゃんと施工していれば、そこでシャットアウトしてくれるのだから、隠れる部分にまで広くは施工する必要がないと思いました。

よって生地で施工しても出来上がりに施工してもあまり大差はないように思っていいのではないかと考えました。

撥水剤が乾いた後の完成品のリュックを見る

これで、雨対策を施したリュックが正式に完成したと言えます。

今回のリュックは、撥水をしてあるよくあるリュックにはあまりないテイストのフリルのついたエレガントな布テイストがそのままのリュック。

こんな風にやわらかい、フェミニンなお気に入りの生地でも撥水剤でここまでのものになるということがとても価値が高まりますね(^-^)。

完成したエレガントリュック:見かけは普通の布だけれど、強力な撥水剤が施工してある、
雨対策の施された優れものとなりました。

セラミックプロテキスタイル(ceramic pro textile)の副作用はないのか?

ところで心配になるのが、このような液体をひたひたに浸透させたことによるシミとか色あせとか、生地の劣化です。

私が幾度かそこそこいろいろな生地で試したところでは、何1つ問題はありませんでした。

色の変色もないと言えます。

生地がこの施工により傷んだということもなく、変わり映えはないです。

このことから、素材にはやさしい液体なのではないかと考えます。

「副作用はない」と言ってよいでしょう。

ただ、生地も多種。すべての生地を試したわけではないので、麻とか、もともと色移りのあるような生地に施す場合に注意せねばならないかもしれません。

この液体自体が影響を及ぼすのではなく、あくまでも生地の素材の顔料とか染色液側の問題に巻き込まれる可能性は分かっていません。

セラミックプロテキスタイル(ceramic pro textile)をバッグに施工することについての課題

とても良い効果が最後に出ましたが、何しろ費やしたコストが半端ないです(^_^;)。

ここが課題ですね。

これを施工してバッグのようなやや大きめの商品にすると、撥水剤代+その付加価値でとても商品が高くなってしまいます。

私としては、この撥水剤のご紹介をして、知ってもらう方が、バッグをお買い得な出来上がりに作れると思います。

ただ、時に良かったなと思うことがあるような事前対策としてはとても良いものなので、今回取り上げさせていただきました。

すばらしい効果の撥水剤だと思います。

もともと、「カー用品」なんですね。車のシートに使うということが最初のようです。

カーコーティングの会社様で「POLISH GARAGE:ポリッシュガレージ」様のホームページで宣伝されていたのをきっかけに知ったしだいです。

近所の会社様であったために、実際に見せてもらいにご訪問させていただきました。

社長様、本当にありがとうございました<m(__)m>。

あとがき

これをバッグに施工というのが、まだまだ例がないようです。ネットでもバッグに撥水施工をしている様子が見つかっていません。

YOUTUBEでは、靴とか帽子の小さいものにたっぷり拭きかけて絶大な効果を出している動画を見かけますが外国です。

バッグはやや面積が大きくなるので、私が今回使用したくらいの量は実際必要なのかもしれません。

実際とても素材にやさしく作られている液で、安心して使って良さそうです(^-^)

体の先端部分の足先は大切、かかとのひび割れとカチコチを治した「100均」の化粧水と乳液で行うかかとのお手入れルーティーン【250】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

この記事アップの季節もそろそろ寒くなってきた頃です。

寒い季節の悩みとして、かかとのがさがさやひび割れがある方もいらっしゃるのでは。。

かつて私もかかとがひび割れ、かかと周辺のアキレス腱付近のしわの部分があかぎれっぽくなったりしたことが寒い季節にありました。

これは、なかなか気分の良いものではなく、この先もっと悪化することを考えますと不安になりました。

ここで何とかしなければと真剣にこのことに向き合い始めました。

そして、化粧水と乳液をお化粧使いのままかかとにも利用するという余計な費用の負担をかけずに、かかとをしっとりと綺麗に変えていこうと決意。

そして、まめにルーティーンとして毎日の「コト」に取り入れていく中でその悩みが解決しました。

その後は、このルーティーンをやめることなく日々続けていくのみです。

おかげ様で良いかかとの状態を季節問わずキープすることができております。

ということで、化粧水と乳液でお手入れしていく、毎日のかかとケアのルーティーンをご紹介したいと思います。

かかと専用のクリームなどはそのまま塗ると油ギッシュで、むしろ心地良くないことが多いです。

塗った感じのすっきり感があるということも化粧水と乳液では可能。

どうぞ一度トライしてみてくださいませ。

100均アイテムの「ダイソー」様の「アロエ化粧水、アロエ乳液」を使用させていただくかかとのお手入れルーティーン

ここ10年以上、「ダイソー」様の「アロエ化粧水」と「アロエ乳液」をずっと使い続けています。

乳液が「しっとりタイプ」であることも長く使ってこれたポイントです。

まったりとしたとても質の良い化粧水と乳液だという感想です。

「ダイソー」様の「アロエ化粧水」と「アロエ乳液」:両方とも「しっとりタイプ」というところがポイント。
乳液はもったりとして伸びや弾力性があります。100均のお品ながらクオリティーが高いです。

かかとのお手入れを行うタイミングとそのお手入れの様子

タイミングは、朝晩2回が望ましく、朝は洗顔直後、そして晩はお風呂から出た直後がよろしいかと。

洗顔直後に化粧水と乳液をお顔に塗りますのでその延長で。

お風呂から出た後も同様で、皮膚が水分を含みやすい状態の時なのかなと。

その時の化粧水と乳液ミックスのコットンをそのままの流れでかかとのお手入れに入るのです。

お顔の次にそのままの流れでかかとへ。そして全体に円を描くように足裏全面に塗ります。

カピカピしていた脚のアキレス腱周辺にも塗り込みます。

そのうち足裏がひたひたと柔らかくなってきます。

そして、コットンでの作業はここで終わり。その後さらに、乳液だけを手にこれくらいとります。
このようにかかとを中心に足裏全体を手の平でぐるぐると円を描きながら乳液を擦り込みます。

マッサージっぽい感じもしますね。

そして、左右の足行ったら1-2分乾かします。そのまま歩いたりしてはダメです。
乾いた後はこんな感じの出来上がりに。
右足のお手入れ後の様子。
左足のお手入れ後の様子。

あとがき

大切なのは、とにかく毎日のルーティーンにするということ。

年中無休です。

このまめさがあれば、ひび割れとは無縁になってくると思います。

足湯も朝晩行っていますので、もしかしてその効果も重なっているかもしれません。

パンプスを裸足でナチュラルにはけたり、冬も裸足が好きになったり、これ1つでいろいろなことへ広がりました。

極端な話、ファッションの嗜好も変えてしまうようなことです。

特にかかとの専門家ということではないですが、毎日行ってきた結果が明らかに出た効果ですのでこのルーティーンをご紹介するに至りました。

気持ちよく歩けることはとても有難く人間にとって大切だということがこの体験からよく分かりました。

毎日おかげ様で大地を踏みしめることができる有難さに感謝しております。

かかとのひび割れとは早くおさらばできるよう、願っておりますね(^-^)。

量産縫製で卸されるお店では実現できない個人事業主が作るミニミニサイズで作ったポーチの価値【88】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

日帰りのお出かけでは、バッグの中のコスメ関係は、最低限の分量にしたいもの。

お直し程度の必須のアイテムさえ持ち歩けば、軽い荷物になるものです。

さて、今回<はぎれシリーズ>となります3点のミニミニポーチをコスメ分野でご紹介します。

一重仕立てのかさばらないあっさりとした面持ちでありながら、ピンポイントなアイテムのメイク用具の収納ができるケース。

無駄の空間が無い、とても小さなかわいいケースを3点セットでハンドメイド製作しました。

ナイロン撥水コーティング生地のわずかなはぎれを使用

今回の使用生地は、一重仕立てなので表地だけです。

ナイロンオックス撥水加工という名前のナイロン/100%。

撥水加工なのでお水対策もできた生地です。

ごわっとしているので、一重仕立てでいっちゃおうということになりました。

表地:ナイロンオックスはっ水加工、ナイロン/100%、日本製。
・・・色は焦げ茶で、チョコ茶とだいぶかけ離れたカーキ色寄りなダークさとなります。

このような焦げ茶は、女性では積極的には小物入れにはに使わないでしょう。

ただ、それもはぎれならではなのです。

余った生地をそのまま受け入れて、仏頂面の地味さを明るくフェミニンにしていく工夫もします。

地味な色でも華やかでかわいらしいテイストを加える方法の1つに「巻き薔薇」を飾るという案がある

私が考えたのが、巻薔薇(まきばら)を装飾すること。

かれこれ10年程も前、ハンドメイド自体をスタートした最初の頃は、トレードマークになるようなワンポイントアイテムがほしくて、この巻薔薇をバッグやポーチの中央にちょんと付けたものでした。

本体が花柄であっても無地であっても付けました。

これ1つで結構かわいいテイストが加わります。

巻薔薇の威力はすごいと思います。

巻き薔薇:サテンのリボンで作られた焦げ茶とベージュの2種。

これを1アイテムのケースに2個色違いで並べてミシンで縫い付けます。

私が思うに、ミシンの方が手で取り付けるより頑丈で長持ちです。

巻き薔薇は崩れやすいので、しっかりミシンで乗り上げて縫ってしまった方が良いと考えます。

薔薇は底部分が膨らんでいるので不安定なのでややコツが必要です。

ミシンの押さえを工夫して水平に押さえ付けることができるとうまくいくでしょう。

返し縫いは必須です。

少し薔薇がつぶれますが、つぶれ方も見栄えが良いつぶれ方になるように少し技術を使うということになります。

量産品に勝てるのか、ミニミニ化粧ポーチ3点セットの完成

細長の横向きのペンシルケース、シャドウケース1、シャドウケース2と3点セット。

本当は、ここへシャドウケースを1つにして、ファンデーションケースというマチ付きを入れたかったのですが、今回は生地が不足。

また、ファンデケースは次回のはぎれシリーズでトライしてみたいと思います。

コスメケース3点セット:すべてマジックテープのタブ開閉。
巻き薔薇コンビがいろいろな配置で設置して、1点物テイストへ。
<サイズ>左上:縦6cmx横7.5cm、右上:5cmx7.5cm、下:5cmx17cm。

このような小さいサイズは、なかなか見かけません。

過去にも、オーダーメイド的に、一番下の細長ポーチをファスナー仕立てでレオパード柄で製作したことがありました。

このたびは、表地だけで製作なので、作ってみた程度のものになりましたが、やはり作ってみて思うことは、手間をかけてでも裏地も取り付けることです。

小さくて、はぎれだからこそ丁寧に作るという方向へ行く方が良いと心の底から思いました。

あとがき

先程の裏地付きに関連することですが、今回は一重仕立てであり、スリムですっきりと作ることと作りやすさの優先で、縫い代の始末をしてないのです。

入口も1つ折りのみなので、開くと縫い代が見えています。

この生地はほかの生地よりは生地が安定してほどけにくいので、一度やってみまたわけですが、やはり私自身がその縫い代が見えた部分を見て心地よくありませんでした。

鏡、ぺたんこのくしなども割れたくない何かケースに入れたいアイテムです。

そして、ファンデーションとかシャドウは粉を固めてあるので、振動や衝撃で割れてしまう心配も常にあります。

よってポーチの中にさらにこういったケースを設けることも安心な楽しいライフスタイルにつながるかと思うのです。

そのためには、小さくとも、お仕立ては、バッグと変わらないきちんとしたものにしていくことをここで決意しました(^-^)。

1990年代のアクセサリーポーチを回顧したボタニカル花柄のミニバッグ【87】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、はぎれシリーズということで、ボタニカル花柄のはぎれを使って、取っ手の付いたミニバッグを作りました。

はぎれと言っても、一度バッグにしたものを解体したはぎれとなります。

表地と裏地の組み合わせも当初のものではなく、新たなる組み合わせとしました。

二度と出会えないような貴重な生地は、ボツ品となった製作を一度解体して再度チャンスを得ていくということをたまにしています。

転写プリントという生地がどんなものなのか

表地は、ボタニカル柄が季節を問わず美しい、ピンク系のマルチカラーのもの。

途中にストライプ状にレース風なつなぎ目があるのがとても個性的。

裏地は、カーキのようなモカのような色のストライプ柄を、表地のレースの切り替えと足並みをそろえてみたものになります。

表地(マルチ):トリアセ転写プリント、トリアセテート67%、ポリエステル/33%、日本製。

この生地を一目見て気に入りましたのが最初の時のバッグの製作でした。

様々なカラーが使用されていて、神秘的な雰囲気があります。

この神秘的な雰囲気がどこから生まれてくるものなのかは、そのプリントの手法によるようです。

転写プリントというものは、こうしたぼんやりとした神秘的な雰囲気を出すプリントの方法の1つになり、とても魅力的です。

何か、大人っぽい感じなどを表現したい時には、べったりとカラーが塗られたような印象の原色カラーのキャラクター物の生地とは随分違った感じにできるのです。

裏地(カーキ):先染ストライプ、綿/100%、日本製。

今回は表地が花柄なのに、裏地も柄ですが、表地のマルチカラーの中の一番暗いようなモカグレーのような色にこの色が意外にマッチしたことが1つあります。

表地の作りの切り替えの大きなストライプに対して、この裏地のストライプがマッチするのではないかなチョイスです。

花柄+他の柄という組み合わせは高度だし、なかなか理解しづらいものではあります。

滅多に組み合わせないですけれど、はぎれなので、限られた中から、意外な良さが感じられた2種の組合わせでした。

柄+柄の時は、ちぐはぐな色だとかなり高度で、私もちょっと想像がつかないです。

なので、片方の柄に含まれている色使いがもう1方とマッチしていると関連付いてなじみやすいかもしれませんね。

今回は、色のマッチと、大きなストライプの柄とのマッチを2点のポイントで合わせてみました。

解体したものを活かすにあたって、ポケットがそのまま使えない場合の工夫

裏地は、こちらも別のバッグの解体であり、大きなバッグについていた裏地なので、ポケットも大きなポケットでした。

それを縁を2.5cm程の縫い代を残して切り取ってあり、後で使えるようなカットにしてあったのです。

ということで、ポケットをそのまま使いたかったのですが、小さなポーチに大きなポケットの場合、そう簡単にはいかないものです。

そのまま使うと入口から飛び出してしまうサイズだったのが、もう少し工夫が必要な点です。

よって、ポケットの底部分をカットして短くし、本体の底辺の縫い代に縫い付けてしまうという方法をとりました。

大きくて困ることもあるのです(汗)。

元々付いていたポケットの底部分を数cmカットして、本体の底に重ねて、縫い代1.5cmで縫いこまれます。
そうすると、縦が15cmの高さにフィットするポケットに生まれ変わります。
一から作るより、修正のカットによって、便利で早く仕上がりました。

ところで、ポケットの口の部分の縫い付け方ですが、縫い代をポケットの入り口のラインより3mmほど突き出したように内側へアイロンで折り込み、その飛び出た3mmの部分をミシンでステッチし固定した取り付け方です。

そして、ポケットのサイドの縫い付けは、もともと縫い付けられていた縫い線の上をそのままたどって縫います。

底部分は、本体同士を縫い合わせる前に仮として、1.5cmの縫い代よりもっと浅めの4-5mm程度をミシンで縫い付けておきます。

簡単に言いますと、本体同士を縫い合わせる前に片面のみで、ポケットをぐるり1周をステッチしておく下準備をするやり方です。

裏地のトライプの柄のピッチが1cm強ほどの柄合わせが可能なものでしたので、柄合わせも意識できました。

完成した90年代風のアクセサリーポーチ

携帯電話+αというようなちょっとした容量ですが、ちゃんとバッグの形になりました。

こういったハイブランドのポーチがかつて流行していた時期があったのが1990年代最終くらいです。

勤務先のオフィスでも貴重品をまとめて、手元に持っているためにこうした入れ物的な役割はとても便利で、移動の際にそのショルダーがとても活躍しました。

懐かしのああいったミニバッグは今はブームというわけではありませんが、その時の流行を色濃くし過ぎないで再現していく秘訣は、マチのあるトートバッグの底のような舟形をデザインにしないということかなと。

ファッションの流行流れもそうなのですが、過去に一世を風靡したようなデザインとか人の記憶に残るようなブームがあったようなデザインというのはそのままの利用は古臭く感じでしまうものです。

自らのフィルターにかけ、過去の香りを取り入れながらも今、この時に作ったという証(あかし)も入った方が素敵になると思います。

ちょっとしたハイブリッド型ということです。

あとがき

はぎれも多くをご紹介していますが、まずは基本的に生地をコスパ良く使い切ることの方が意味があります。

それでも余ってしまったものを有効活用するのがはぎれ製作であるべきで、今回は、たまたまこのようなもったいない余り方があったことで出来上がったお品になります。

最初からこういったバッグを作るということとは少し意味が違ってきます。

裏地の選び方も、はぎれの中から選んだ裏地がたまたま合ったという偶然も相まったものになりますので、生地の選択の仕方さえ違うわけです。

はぎれの良さというのは、もうそれだけしかなかった材料から何とか作り出したというところが、精いっぱいの作品になり美しくなるのであるということだと思います(^-^)。

雨の日の憂鬱さなど吹き飛ばす程のかわいいリボンがトリプルで応援、モカグレーのコーティングリュックの活躍【86】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

<雨の日シリーズ>をここ最近お送りしてまいりましたが、今回は4点目となります。

巾着+フラップ型が最初の2点、比翼仕様のデザインが残りの2点です。

残りの2点目になります。

前回は、ナイロンオックスという撥水加工生地で黒白水玉のシックなリュックを製作しました。

その様子は、【84】の記事でご紹介致しました。

今回の【86】は、その同じ比翼デザインで、違う生地で製作。

今回ならではの装飾も登場します。生地の裏面に柄が入っていたのです。

これは何か利用していくのが良いであろうと、リボン型の装飾をアップリケでほどこしました。

コーティングとは何なのか

表地は、ストライプコーティングというややあいまいな名前。

コーティングとは?となりそうですが、表面にツヤがあり、雨をしのぐコーティング剤が載せてあるといった感じです。

このコーティング剤こそが、PVC樹脂だということでしょうか。。謎です。

もとは綿/100%の生地ですが、コーティング剤の影響でツルリと光って、とてもまったりとしているのが特徴です。

色がグレージュと呼ばれるようなカーキベージュなので、裏地の色は黒よりも焦げ茶が相性が良いと思いました。

チョコ茶だとマイルドになりすぎるので、この焦げ茶がマッチするのではとの組み合わせです。

表地:ストライプコーティング、綿/100%、日本製
・・・裏面がモカ系の色のストライプ柄になっているところがおしゃれな生地です。
カーキグレーというような色です。

さて、このコーティングの様子、ツヤがありますが、PVCとは異なるものなのでしょうか。

PVCコーティングと記載があれば良かったのですが、そうは記載が無し。

その点が謎です。何かPVCではない材料のコーティングなのでしょうか。。

今回は推察だけですので、詳しいことが明らかになり次第当ブログに付け加えたり別の記事でご紹介したりしてまいりますね。

<裏地>ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製
・・・焦げ茶色です。焦げ茶は意外なことにグレー系と合うことがあります。
チョコ茶よりぐんとクールな色です。

撥水加工にかんしては、PVC加工と違い劣化ということは顕著ではありません。

ただ、摩擦によって撥水剤が剥がれ落ちることで効果が薄まるとのことです。

劣化するわけではない点は、撥水加工は見た目のダメージが少なそうですね。

裏面のストライプ柄でリボンアップリケを施すことに決めたいきさつ

やはり、こういった無地は何かリュックにすると素朴すぎることがあります。

それも味の1つではあるのですが、今回は、逆に華やかにしてみようと試みました。

ということで、せっかく、裏面が素敵なストライプ柄なのだから、この裏面で、映えるように、アップリケを思いつきました。

台形型の型紙がありまして、上辺が5cm、底辺が10cmという単純な分かりやすい型紙です。
高さは7.5cm。これは、以前にお花の花びらに使用した型紙です。

今回もお花のアップリケを最初考えましたが、お花は円形なので場所を必要とします。

表には隠しポケットを結構深い容量で取り付けますので、ファスナーやフラップが真ん中あたりに来るのです。

そうするとお花が大きすぎることになります。

小さいお花であると、一番下が中途半端に開いてしまうようです。

お花デザインノアップリケの考案(ボツ):今回の場合だとややスペース的に難しいということになりました。
この写真でもお花を最小限に少ないスペースで配置してみましたが、
トップの本体の縫い代がやや不足気味です。よってこちらはボツ。
リボンデザインのアップリケの考案(採用):真ん中はフラップ上にという配置で3段。
お花は6枚の花弁だったので、リボンの数とぴったり。
真ん中の花びらの中心部分は、5cmx5cmの正方形。
1つは、そのままお花用を採用、あとの2つは、わずかに余っていた捨てる予定のはぎれからなんとかゲット。
よって、トリプルリボンということになりました。
真ん中は、このようにフラップの1枚分のみに先にリボンを縫い付けておくのです。

比翼取り付けに起こる物理的な矛盾についての悩み

型紙は、比翼と底部分をファスナーの終わり部分の先端周辺で切り替えています。

ところで、比翼のパーツの幅と底のパーツの幅は同じにしてあるのですが、実際比翼をファスナーを覆うように少し飛び出して取り付けると物理的におかしなことが起こりました。

前回の水玉の時にも同じようだったので、今後改善しなければならない点です。

少しわかりにくいのですが、おそらく、正面はファスナーの務歯に向かってやや斜めになっているかと思われます。

比翼が飛び出すことで切り替え後の底の部分が幅が同じ型紙なのに、比翼が飛び出して、反対側の地縫いの線が合っているというのが、「矛盾」です。

このように明らかに1cm弱ほど比翼が表に突き出しているのにもかかわらず、
反対側がぴったりで縫っているということが矛盾です。
縫い代もきちんと1.5cmずつで中に折り曲げているパーツなのにもかかわらず、
比翼の方が幅が広いかのように目に映るところが矛盾です。

矛盾の改善方法

こんなことを考えてみました。

まるでかぐや姫の髪型みたいな現在の比翼の先端部分を少し変形して、ゆるやかに細くなっていくように削ってみるということ。

今の状態でも悪いことはないのですが、もっとすっきりするのではないかと思います。

2度同じように矛盾が起きたということは、やはり引っかかるものがあります。

一度型紙の端を少し変えてみて作ってみてみたいと思います。

それで良い方に見栄えが変化することを目標に。。

完成品ご披露

では、出来上がりです。

仏頂面になりがちな素朴なリュック型だけど、こんな風にリボンのかわいらしさでおしゃれ感が。。
リボンの型紙は、今回は、花びらをそのまま使うしかもう生地がなかったのでそうしました。
余裕がある時には、リボンをもっと縦に長い型紙で行うと、もっと華やかになるかと思います。

この後、またのリボンアップリケの機会用に、型紙を縦に細長く変更しました。

また、いずれどこかで登場させるつもりです。どうぞお楽しみに。

あとがき

次回のお知らせなのですが、この<雨の日シリーズ>4点目の今回で終了の予定でしたが、もう1回分、<特別編>をしたいと思います。

特別編では、素材頼みの今までから一転します。

好きな布が、雨をしのぐどころかお水が浸透してしまうようなよくある普通の布でもお気に入りの布であれば、それで雨をしのぐことをしてみようと。

その方法は、「強力撥水剤」です。強力であるとはいえ、優しく作られた安心の定番品です。

これがあると、劣化するようなデメリットのある布のビニールコーティング・ポリ塩化ビニール・PVCを使用せずとも、雨対策ができるというものです。

この可愛らしいデイジーのフクレジャガードを活かす以外の選択肢無し、バッグのポケットを切り抜いてそのまま再利用したミニバッグの構造【85】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

もともとハンドメイドで作ったコンパクトなバッグなのですが、ファスナー取り付けのゆがみが気になり、ボツ商品として解体していました。

ただ、そのポケットの付き方が何とも名残惜しく、このままポケットを活かそう、そういうことになりました。

この生地がそれはそれは可愛いのです♪。

この柄を是非別の形で活かしたいとと思うような素敵な花柄の生地だったのです。

もとのバッグと、その後の解体の様子

解体前のバッグ:このデザインを初めて作ったときのものです。
とてもかわいい柄なのですが、ファスナーの取り付けがゆがんでいました。

ということでボツ。こちらを解体し、使える部分を保管しておいたはぎれが、こちら。

左-表地:フクレジャガード、ビスコース/60%、ポリエステル/30%、綿/10%、イタリア製。
右-裏地(今回は表地の裏面使い):アムンゼン、ポリエステル/100%、日本製。

ポケットをそのまま活かすやり方:まずそのまま壁ごと切り抜くということから。。。

ポケットの周りに縫い代を残しておくという下準備が必要です。

今回縫い代1.5cmを見込んで残してありましたが、結果思うのは、2cmあった方が厚みのことも考えると後々作業しやすかったなと思います。

なので、残す時は、2cmと言わずできる限り最大限に残しておけばどうにでもできるわけで、わずかであると作業がしづらいことになるかもしれないのでこの辺りはポイントですね。

今回は1.5cm分なので、1.5cmに縫い代を整えて、内側に折り込みます。待ち針よりもこういった細かいものは、ボンドがよろしいかと思います。

そして、裏面であるチャコールグレーのアムンゼン生地も同じように内側に1.5cmの縫い代で折り込んで貼り合わせ、ミシンでステッチします。

この時に、余っている生地で、ポケットを作って縫い付けておいたり、貼り合わせ作業の時に、取っ手を一緒に縫いこんだりして仕上げていきました。

真ん中辺りを見ていただくと、裏面の生地が1枚仕立てではなくて2枚はぎになっています。
足りない生地は、パッチワークのようにハギ合わせてデザインのように作ってしまうのも、はぎれ作業の極意。

当然はぎれなので十分に生地が余っているわけではありません。

いかにパッチワークをかっこよくデザイン的に仕上げるかの工夫も、よくある場面です。

そうしますと、薄っぺらなポーチのようですが、ポケットが2つという充実感が生まれました。

完成品ご披露

取っ手付きポーチ完成:元のバッグのポケット周辺の良さを抜き出したようなポーチになりました。

使い道としては、取っ手のおかげて、幅が広がります。旅行バッグ内にフックを設置して側面で使用などというイメージもわきました。

また、インテリアとしてお部屋の壁にかけてベッド周辺でスマホを入れたり、眼鏡を入れたりして小物入れにお使いいただけそうです。

ちょっとした小物ですが、インテリアが楽しくなりますね。

すべては、この生地の美しさあってのものです。

あとがき

今回のデイジー柄の生地は、なかなか高級な生地です。

お値段も結構高額でした。@¥5,980/mというようなお値段です。

ピンクとダークな背景のコントラストもとても美しいですし、デイジーの花が咲き誇ってたくさん咲いているのが華やかですね。

残念なことに、最初の製作は、その生地の素敵さに製作レベルが到達できませんでした。

自身の製作技術のレベルアップを待たずに、こうした高級生地のフクレジャガード系に早々と足を踏み入れてしまいました。

しかし、こういった生地もリピート生産がなかなか見られないので、この生地もこれっきりで、その後出会うことはありませんでした。

よって、早々といっても、踏み入れたことはこの生地に出会えたタイミングがあったわけで、良かったのです。

美しいお品には相応しい美しい作りでないと、ものすごくアンバランスであるということを思い知ることができました。

そんなことで、何とかして、その悔しかった思いを今回のポーチにどれだけ託すことができたのか。。廃棄しなくて粘って良かったというところです。

更にまた、このポーチからも得られたものはあります。

失敗しても、2度作る。。そんなことをしながら、失敗したことのリベンジがいつかできるようにたくさん学ぶと良いです。

まるでおうちの屋根のような役割、雨がファスナーの入り口を避けて下へ滴り落ちる比翼リュック【84】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ただいまお送りしています<雨の日シリーズ>。

雨の日専用に素材を工夫し、機能を雨対策を意識したものに工夫する研究をしながら連続してデザイン違いのリュックを2点ずつに分けて作っています。

1-2点目は小さめの伝統的なタイプのフラップ付きリュック。

3-4点目は少し容量が大きく、ファスナー開閉のタイプで行きます。

今回は、3点目になりますですのでデザインがここで変わります。

雨の日でもお洒落に楽しくと選んだ水玉柄と無地の切り替えコンビ

今回は、ナイロン素材に致しました。

ナイロンという素材は、もともと目が詰まっているという特徴もあるし、素材自体だけでも水をはじく性質をある程度持ち備えたものです。

さらにそこに撥水コーティングという加工をして水に対する防御をしてあるという点が最強です。

しかし、その素材も撥水剤を載せてあるだけですから、摩擦などによりその撥水在剥がれ落ちていくわけで、完全永久のものであるということはないわけです。

また、素材の種類も通常の生地に比べると豊富というわけではないのが悩みどころですね。

よく見る決まったプリント柄です。

左:表地の黒白水玉柄。ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。
中:表地の切り替え用黒無地。ナイロンオックスハイパロン加工、ナイロン/100%、日本製。
右:裏地の黒無地。ナイロンオックス撥水加工、ナイロン/100%、日本製。

ところで、真ん中の切り替え生地のハイパロン加工というのは、分かりやすくは、ゴム加工のようです。ゴムが載っている感じですかね。

今回は、黒白の2色のみを使って、シックな雰囲気にしていきます。

お洋服でもそうですが、黒白の水玉はとても粋ですね。

リュックの雨しのぎの比翼仕立てのファスナーの取り付け方

ここ最近流行だといってよいでしょう。

リュックのファスナーにファスナーが隠れるようなカバーのようにおおいかぶさった仕様をよく見ます。

あれを、比翼(ひよく)と呼んでみます。コートやジャケットの前立てにも付いています比翼と同じ。

リュックの場合は、横向きにファスナーのカバーみたいに雨しのぎができそうです。

おうちの屋根のような機能になります。

実際は比翼のせいでやや開閉しづらいものですが、雨しのぎのメリットを重視して採用した形ですね。

ファスナーの場所が分かりにくい点では、セキュリティー性も多少あると思います。

ファスナーの縫い付け場面:向きは反対側から見ていますが、正面から見ると奥側のファスナーサイドに
このように覆いかぶせるように2列のステッチでファスナーに縫い付けました。
そして、一番手前になるファスナーのサイドは直接ファスナーと本体を縫い付けるというやり方です。
ファスナーがすっぽりとかくれて、ひさしのような屋根のような役割の比翼が出来上がります。
出来上がりは、このような感じの見栄えです。ファスナーが中に埋まっていますね。

完成品のご披露

比翼仕立てのリュック完成。

黒と白の水玉と、黒無地の切り替えがとても粋です。

ナイロンのよくあるリュックのイメージよりも、少しエレガントになりました(^_^;)。

今回は、ポケットをぺたんこにしまして、隠しポケットにフラップを付けたものとなります。

そんなすっきり感もコーデには粋な要素となりそうです。

あとがき

少し腑に落ちていない箇所としましては、ファスナーの始めと終わりの周辺の縫い付け箇所ですね。

何やらあいまいで、少し形がすっきりしていません。

このデザインも、ちょっと流行にのってみたもので、もっと自分の中で腑に落ちたオリジナルデザインを追求していく必要があると思っています。

比翼使用機能はあれど、丈夫ではないとか開け閉めしにくいということがあるみたいです。

きめ細やかなお肌の源、めったに化粧をしない派がこれだけは徹底して朝晩のルーティーンとして重視する30年来の「米ぬか石鹸泡立て洗顔」【189】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近話題のワード「ルーティーン」。

変に力を込めずに当たり前に自然に続けていくところにその魅力があります。

実際に「ルーティーン」と呼ぶものは、日常の生活の中に馴染み溶け込み、ある一定の時間を使っていくことで毎日のスケジュールが自然に決まってきます。

ルーティーンを増やしたその先は、すべての作業がルーティーンだらけになり、同時に特別感が特にない作業の集まりなので生活が整います。

「何の変哲もないつまらない毎日」などとは思わず、かえって「整った充実した毎日」になると実感しています。

こんな風に決まったスケジュールを当たり前にストレスなく少しずつこなしていくのが「生活」なのだと考えれば、ルーティーン1つ1つもそれほど特別なものではないのです。

コツはできるだけ生活に早めに馴染んでしまうような続け方ですね。無理な背伸びは禁物。

できる範囲のことを当たり前にやることこそが「継続」につながるのです。

ここ1年で新たに取り入れたルーティーンがあり、「朝のウォーキング」があります。

その他は、「ブログの手直し」なども現在がまさにこれをしている真っ最中。

実は、このブログは当初、ショートブログとしていたのですが、やはりブログはSNSのインスタグラムなどとは差別化をした方がそれぞれの味わいが出るという考え直しで、早い段階でショートブログをやめています。

そして、当記事の番号をリライティングする順番が今やって来たので、現在の2023年8月22日に文章を広げて2,000文字以上の文章に拡大しています。

今回は、かれこれ続けてきて30年が経過した、朝晩のお肌のお手入れルーティーンのご紹介です。

それは、「石鹸泡立て洗顔」です。

泡が立ちやすい石鹸の1つに「米ぬか石鹸」があります。

気を付けねばならないのは、泡が立ちやすくても「油」のようなものが入ったタイプも過去に経験があり、速攻やめてきました。

石鹸を落とした後の感触が良くなかったからです。

私が「太鼓判」を押していますのは、かの老舗の「牛乳石鹸」様の「カウブランド」という種類の固形石鹸です。

さっぱりとして感触がとても自然、これ以外考えられないくらいの大ファンです。

パッケージが少しずつ変わりながらもロングセラー商品。
正式の会社名はこのようだったのですね。「牛乳石鹸共進(株)」様、日本製です。

これ、もしかして、日本を訪れる外国人様にとっては、故郷へのお土産になりそうです。

私は今まで見つけていたスーパーでは販売されなくなったので、「amazon」様で12点セットでの購入をしています。

過去のレクチャーから学んだ固形石鹸の泡立て方、ポイントは「泡が硬くて細かい」と肌に浸透しやすいこと

理想の泡:きめが細かく、手のひらを横にしても簡単には下に落ちない硬さ。

このように横向きにしても下に落ちない、硬くてきめの細かい泡を片手にこんもりとなるほど作ります。

まずは、洗面器の綺麗な状態のところへ栓をし、ぬるま湯をためます。

お湯がの温度が熱過ぎてはお肌にダメージです。

お風呂までの40度は熱すぎ、35-36度の人肌程度までです。

両手を濡らし、石鹸を両方の手のひらにこすりつけます。

そして。ぬるま湯を「少しだけ」すくい上げて泡を作っていきます。

具体的には後で貼りますYouTubeでどうぞ。

この最初の「少しだけ」すくい上げるぬるま湯の量で泡立ちの成功と失敗の明暗を分けますので、実は重要なのですが、私もいまだに時々多くすくい過ぎて泡が粗くなります。

泡が粗いとお肌に浸透しないのがよく分かってきますので、失敗も成功への糧かもしれないですね(^_^;)。

片手にこんもり泡ができあがったところで、終了。

その時に泡が硬くて真っ白で隙間の無い状態だと成功です。

そして、泡をつぶさないように顔にふんわり乗せます。

くれぐれもゴシゴシこすってはいけません。

そして、洗面器に入ったぬるま湯でパシャパシャと上品に、できれば片手ずつ流します。

この時に「手のひらが肌にふれないで、間に泡があるイメージ」です。


細かい場面なのですが、この泡とぬるまゆの間の空間がやさしいソフトな空間であることが大切。

お化粧の前のベーシックな肌作りといったところですね。

「お肌の曲がり角」などという流行り言葉があった頃から、30年以上ずっと続けていることです。

今では、このルーティーン無しで生活していないほどの必ずする定着した作業となっています。

もともと、このような泡を立てて洗顔をするやり方など知りませんでした。

それ以前までは、スクラブなどの専用のチューブに入った洗顔用クリームを顔にぬり、ゴシゴシ。

きっかけは、「口コミネットワークビジネス型」の「高額化粧品」購入のお誘いを受け、同じ学校の他のクラスの素敵な同級生との出会いがあり、石鹸だけを購入してみた時に泡立て方を実演付きで習ったことです。

あれ以来、この手とぬるま湯を使うだけでやって行ける作業をとてもエコノミーだと思うようになり、当時のその石鹸は、¥1,600/個というような高額でしたが、その技術だけをご教授いただいて、ありがたく引用させていただきました。

その後のお肌の状態や効果はあったのか

自分では、当たり前のルーティーンなので麻痺してしまってよく分かりませんでした。

ただ、人からの反応がすごかったのです。

「おでこのきめ細やかさ」を注目されたり、「何か美容に関してやっているのか」などを聞かれました。

実は、エステなどは大の苦手。

ただ、この泡立て洗顔ならやって行ける作業だったのです。

あとがき

かつてのお誘いのあった高額化粧品は、2度の石鹸以外結局購入することは一度もありませんでした。

1-2度石鹸を購入させていただいただけでしたが、一度っきりのあの美人先生(隣のクラスの子)のレクチャーがとても大きな影響をくれました。

人が人に直接教えるということが結構人生には大きな影響を与えることにも同時に感動したものです。

あの一度っきりが30年以上も続けて、おそらく今後もずっと続けていくだろうというようなことになるわけですから、「親切な人との出会い」というきっかけもあったのです。

今後もずーっとこの「泡立て洗顔」を続けていくことで、すっかり「お婆さん」になった時に、また何か人からの反応があるかもしれません。

その時にこう答えたいと思います、「米ぬか石鹸の泡立て洗顔を70年続けているんだよ」と(笑)。

大の仕事狂いが生み出した自炊の時短策、お肉焼き置きストック法とその活かし方【232】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

忙しい中、短い時間でおいしく食べられるシンプル和食メニューに助けてもらっています。

そのきっかけは、かつて自らが「ブラックな働き方」とも呼べる選択をしていた「仕事人間」が短い時間でできる自炊のメニューを考えた工夫からです。

そんな無茶なお仕事時代は2017年でいったん終焉を迎えます。

そして、ただこの工夫したメニューだけがその後の新しい働き方をする日々に引き継がれます。

もしかしたら、多忙にかこつけたただのアイデアだったのかもしれません。

無茶な仕事の仕方を見直し、得意分野に特化した現在の働き方にも引き継がれた、典型的なメニュー。

当たり前の和食こそ究極のお食事だと考えています。

典型的なメニューをいかに美味しく作るかというところがテーマ。

電子レンジを持たず冷凍庫を使わなくても問題なし、お肉と魚の焼き置きストックの活用

購入後10年程で綺麗なままの電子レンジが壊れ、「こんなに早くダメになるものなのか」とショックを受けて以来、電子レンジ使用を思い切ってやめた2016-2021年までの5年間。

電子レンジが大きかったので、あれ1つなくなるだけで大変収納スペースが確保できました。

その後、2021年に引越しをしたことで、たまたま換気扇が引っ越し後すぐに壊れたきっかけで調理が出来ず電子レンジが必要になり、再びレンジを購入するまでの5年間のレンジ無しの中で生み出した方法です。

お肉や魚などの生のものは購入後冷凍せずに、冷蔵子に入れながら2日以内に火を通すことをとりあえずします。

そして、材料を熱しただけの半完成品のまま冷蔵庫にストックする方法をとっていきます。

これは、その後の調理にも大変便利で、作業も早くメニューのアイデアも浮かびやすくなることがメリットだと思います。

ハンバーグや餃子などの生からではないと作れないメニューには対応できませんが、炒めたり煮たりなど、加えるだけのメニューには十分取り入れられます。

左上から、いか:国産、たらの切り身:国産、豚肉ミンチ:国産、豚肉もも薄切り:国産、鶏むね肉:国産。

すべて購入日か翌日中に火を通して焼いておきます。

その後その週以内なら生よりもうんと保存期間が長くなります。

塩、コショウしてあるのは「たら」のみ、それ以外は酒を飛ばしています。

ぱっとこれを取り出して、短時間で1品作れます。

例えば、イカはお好み焼きにこのまま入れイカ玉ができます。

たらは皮をのぞいて細かくほぐし、三つ葉と一緒に炊きあがったご飯にまぜて和風な混ぜご飯ができます(後程ご紹介あり)。

そして、豚肉ミンチはピーマンとか卵と共に三色丼に(後程ご紹介あり)、豚肉ももは、ピーマンと甘辛炒めもよいです。

そして鶏むね肉は、インドカレーにこのまま煮込む前に投入。

冷凍は解凍する時に電子レンジが必要になってきますので、電子レンジ不在の時代をきっかけに冷凍はしていません。

電子レンジをお持ちでない方、何一つ辛いことなどありません、是非ご参考にどうぞ。

では、ここからは5選のご紹介です。

上述のストックの中から使っているものもあります。

とてもシンプルで古典的なのですが、頻繁にメニューに取り入れています。

1)定番のわかめの酢の物:他の材料を加えたアレンジ可能

おさしみわかめというパックに入ったわかめを使いました。

沸騰した湯でさっと10秒ほどくぐらせてざるにあげ(湯通し必要ないかも)、食べやすい大きさにカットして、三杯酢の典型、酢大3、砂糖大2、しょうゆ大1であえます。

冷蔵庫に冷やして保管しておいて、食べる直前に、食べる分だけオクラ、きゅうり、ちりめんじゃこ、かまぼこ、ちくわ、かにかまなんかを混ぜてわりと華やかな酢の物にできます。

それも考慮するとわかめだけだと少々ひたひたな三杯酢も程よく浸透。

ご参考にどうぞ。

2)しじみ味噌汁:これ以外しじみの調理法を知らない

しじみも頻繁に出会わない昨今、「イオン」様の真空パックをよく利用させていただいております。

しじみに特に多くふくまれている成分が体に良いとのことで、しじみ味噌汁を作る時は3食分くらいの量作っています。

しじみはあまりスーパーにたくさんも並んでいないようでよく売り切れです。

ない時は、ネットで冷凍の塩抜き済のものを買うことも1度してみました。

ネットのものは量が多いので3回ほどに分けて1か月くらいで使っていくと、高価な送料入りのしじみもコスパがスーパーと同じくらいになります。

これに使うだしは、無添加のかつおだしパック。

煮沸済みの冷たいお水にだしパックを1つ入れ、丁寧にゆっくり超弱火で加熱し、沸騰直前の炭酸みたいな様相のタイミングで色が黄色く変化していることを確認し、パックを取り出し。

その後強火にしてパック無しの汁だけで一旦沸騰させ火を止める。

その後は、保冷剤で冷やしていきます。

綺麗な指でだしを触って冷たくひんやりしていたら出来上がり。

その後冷蔵庫に冷やすなり、すぐにしじみ味噌汁に取り掛かるなりしていきます。

このいったん「冷たく冷やす」という行為が「うまみ」に繋がります。

沸騰したお湯にやみくもにだしパックを入れて即席で作るだしとの味わいの違いは「奥行きのあるじんわりと感じるうま味」が出来上がっていることです。

3)焼きたらと三つ葉の混ぜご飯:香りのある三つ葉を選択

焼いてあったストックの冷たい焼きたらをトースターでグリルして三つ葉と共に混ぜました。

結構あっさりなので、桜エビを加えたり、生卵+しょうゆをたらしたりするアレンジも良さそうです。

もう少し「味ご飯」的なもにするのならば、ご飯を炊く時に1号で塩小1/2をいれるのもOK。

4)三食丼:何度もリピート、グリーンの部分はいろいろ変わります

三色丼は食が進みます。それぞれ調理して合わせるので1品ながら少し手間はかかります。

卵が甘めであること、ひき肉が甘辛なところがとても食べやすいです。

サイドには、しじみ味噌汁。

ピーマンは少な目の塩でゆでのみ。

時々、小松の茎、ホウレンソウ、時にはアスパラなどと変わる時があります。

グリーンの部分を他の甘辛に対してシンプルに塩味にするところも「良き調和」です。

卵は砂糖大1弱、みりん大1を6本ほどの菜箸で弱火でひたすらかき混ぜると出来上がってきます。

ここへ砂糖、酒、しょうゆ、みりんを各大1ずつ、そしてショウガのみじん切りを大1弱程度投入。

そして、汁がわずかになるまでやや中火寄りの弱火でかき混ぜます。

何度食べても飽きない味です。

5)目玉焼き丼:黄身の焼き具合は気にしなくてよし

玉ねぎスライスバージョン:青ネギやかいわれ等でアレンジが効きます。

目玉焼きをフライパンで作る作業と同じ時間でできます。

目玉焼きを焼くときに塩コショウをしまして、スライスした玉ねぎをお好みの量で卵の上へぱらぱらとちらします。

そして、目玉焼きの過程と同じで、水を50ccほど入れて蓋をして蒸し焼きにします。

50ccの水だと6-7割型の半熟にに出来上がるようです。

そして、ご飯の上にのせてその上に醤油を小さじ1をまんべんなくたらします。

ここへ「チリパウダー」をふりかけます。

卵かけご飯よりも、堂々たる1品としてのメニューになり得ます。

とても忙しい日常でも自炊をしていきたい忙しく働いている方には必見の1品です。

これに何か汁物をつければ、立派なランチや夜ご飯になります。

時計回りに、もずく酢の物、セロリと玉ねぎのコンソメスープ、目玉焼き丼(かいわれVER)。

目玉焼きの塩コショウを普通に目玉焼きを作る時よりほんのわずかだけ多めにするとどんぶりの具らしい濃さになるかと思います。

かいわれは、目玉焼きと一緒に投入、ご飯に盛り付けた最後に醤油を小1投入。

ということで以上5選ご紹介しました。

左上は、少しだけ余った大根をバター醤油焼きしました。大根をレンジで柔らかくしてからがポイント。

あとがき

お料理は凝ったものは作りません。

むしろ当たり前のアイテムをおいしく作る追求をしています。

お味噌汁、卵焼き、里芋の煮物、カレーライス、チャーハン。。。

凝ったものは、外食で楽しむことができますので、おうちで作ることの良さは外食ではなかなか実現されていない古典的な食事スタイルでいること。

実は、以前10年間ほぼ毎週ご飯友達と「居酒屋巡り」をしました。

ちょうど居酒屋の全盛期とも言える時期が入っていますので、とにかくいろんな斬新なメニューに出会えました。

回数にして500回以上です。

そこから大いに学んだこともありまして、土鍋で炊いたご飯のアレンジなどは和風居酒屋さんでの感動の1品です。

そんな中で1つポイントだったのが、美味しいなあと思った印象に残ったメニューの味というのは、その「味付け」に秘密があると思いました。

当たり前の古典的なメニューを美味しく作る秘訣というのは、見た目には見えていない隠された「だし」や「調味料の匙加減」にあると思っております(^-^)。