まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、少し風変わりな構造の記事を書いてまいります。
ハンドメイドのミニポーチを作りながら、人間関係のお話をさせていただきたいと思います。
現在は個人事業主でございますが、以前は会社員でした。
会社員は組織での分担仕事、メンバーは大勢です。
そんなメンバー、または、外出時のお取引先様との人間関係をよりよくする秘訣として、自身の人間関係に関する「メソッド」に後の大きな効果を感じたことをお話致します。
製作したものは、コスメ分野の上下二層式の厚みのあるファンデーションケース用ポーチx3点
今回のこれらの素材は、チェック、花柄、ボーダーと違ったものになっていますが、ある1つの共通点が。。
それは色味で、原色の赤が中心になってビビッドな色使いをしているところが3点共に共通した点です。
これを一緒に1つのセットで、同じデザインのファンデーションケースのみを作っていくということをします。
そして「人間関係」のお話へとシーンが映ります♪。
陰口=悪口とも限らない、本人がいないところで他の人に話す良きエピソードは「かげぼめ:陰褒め」と呼ばれその後の信頼関係に繋がる
ありがちなのは、ヒソヒソと目立つ人の言動や行動を陰で指摘して話し合うこと。
その時はホッと一息できて楽しいのかもしれませんが、一番卑怯なやり方です。
悪口は人と共有しますので、そうしてある程度他の人へ移り渡って行き、時には本人の耳へもやってきます。
ただ、その途中のバトンタッチで良識ある人が自分の中だけで食い止めて、本人に伝わる手前でストップをかけてくれるのであればと願うのですが、いやはやスピード感あるものなのです。
この連鎖を逆の発想で行っていきます。
本人のいない場所であえて、褒めるということをするのです。
会社のメンバーの良い所を本人に直接言うというのももちろん良いのですが、よりぐっと心に突き刺さるのは、意外に「良い陰口」こそが効果的。
あえて、本人がいないところで、「〇〇さんは、すばらしいねえ。」などと別の人と褒める会話をします。
すばらしいの内容はこうこう、こういう点などと具体的がよいです。
その言葉は、まずは聞いた相手にぐっと刺さります。
そして、ほぼ確実に最終的に本人の耳にまで到達するようなのです。
良い内容なので、聞いた本人は更に他の人にそれをチェーンのように話すことに何のためらいも持ちません。
皆様会話の何かしらネタがほしいものなのです。
そうして、到達した本人にもいよいよたどり着き、それを聞いてぐっと心に刺さるのです。
当の本人というのは、直接聞いたよりも、むしろ人づてで聞いた自分への褒め言葉がとても嬉しく、むしろ真実味を感じるというようなことです。
そして、その褒め言葉を発した出所の人自身も、前向きな言葉のパワーにじわじわと発した本人が影響を受けて、とても気持ちが良いのです。
間違いなく、悪口を言った後の罪悪感、もやもやした気持ち、暗い気持ちと全く反対の世界がそこにはあります。
良い関係は長い意味で「宝」である、気づくと年月を経て信頼とか信用に値する関係性が想像をはるかに超えて構築されていた
こんな風にして、人づてに陰で褒めるということをした結果の人間関係は後にも大変末永いものになると思っています。
悪口で短期間で台無しにするのか、それとも長い年月をかけて信頼関係を築くのか。。
他人の良い所を常に発見していく意識は、他人の足元を見るなどということよりもはるかに大きく、次元が高いことであると考えます。
これは、「宝」といえるのではないでしょうか。
その後退職して、メンバーと会うことがないにしても、ある地点のその良い陰口がずっと気持ちの中に宿っていくもの。
そして、耳に届いた本人は自分の良い所を再認識できて、のちに、「自分はこう言われたことがある」などというエピソードとともに人に語り継いでいくのです。
会社ではあるあるな場面。
このエピソードと感触は紛れもなく実体験から得たことです。
どうぞ、何かの折に思い出していただければと思います(^-^)。
ファンデーションケースが3点出来上がり、赤が主体のマルチカラーの柄違いの勢ぞろい
再びハンドメイドの方へシーンがカムバック♪。
3点出来上がっています。
あとがき
この次の記事の【266】もこのたびと全く同じ構造でやってみました。
よろしければ、【266】の記事へも是非。
これらの記事を通して、「人の心をつかむ」とは一体どういうことなのか、「信頼をしてもらえる」とはどういうことなのかを考えていくヒントにでもなればと思います。
気が付いたら、自身が想像する以上に得られるものに驚くことがあります。
それはあれこれ計算してできることでもなく、このたびのことも決して「テクニック」などというものとしてではなく、自然にそういったスタイルが心地良いのだという気持ちに従ったものであってほしいと思っております(^-^)。