ホワイトダイヤと交互に流れる柄のブラウンダイヤリングの活かし方、柄にマッチしたコイルデザインを取り入れた抽象的なセット【440】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタル事業者でございます。

ラインナップを途中で改良しながらそのレベルを高め、現在では「高級地金+宝石」に特化したセットを組んで、ジュエリーがすでにまとまっていることの価値や使いやすさをご提供するスタンスでございます。

このたびは、主役をリングとしながらその組み合わせを決めた2021年の前案と1年後の2022年に改良後の後案を順にご覧いただきまして、最終的に方向性が徹底した「高級地金+宝石」に行き着いた2022年後の姿に是非納得いただければと思います。

コイルの美しさを拡大したようなリングとみなし、3連コイルネックレスと組み合わせた主役のブラウンダイヤリング

3点セット(前案):2021年の組み合わせです。この時はまだブレスレットに天然石の連物を入れ込んでいました。
〇ネックレス:根元から3連でできている個性あるねじりネックレス。ずっしりした重み。長さは45cm。
〇ブレスレット:「シャンパンクォーツ」という天然石の楕円7mm程度多面カット。留め具はK18YG。20cm。
〇リング: K18YG台のブラウンダイヤとホワイトダイヤ交互の変形ストライプ。リングの幅はMAX10mm。

ブレスレットの「シャンパンクォーツ」がK18YGによく馴染みます。

その他「シトリン」「ビールクォーツ」など黄色い系統のストーンは地金だけのブレスの代わりになります。

ただし留め具は立派にK18YGの、引き輪・ダルマ板・つぶし玉というこだわりを徹底。

その後1年経過で2022年に大きく見直しをはかることに。。

連物をすべて廃止、地金ベースであってもとにかく傷みやすい繊細なパールを全面廃止、ハイブランドコスチュームジュエリーもすべて廃止の「本物ジュエリー」のみのラインナップへ。。

そして、ずっと継続してまいりましたリングは、このように組み合わされるところへ行き着いたのでした↓。

3点セット(新案):新案ではすべて1点ずつの3セットばかりに。関連付きながらすっきりとまとまりました。

ペンダントのモチーフも生き生きと映るのも周りがすっきりとまとまっているからということになります。

主役だったリングもレベルアップされた仲間に入ることで映り方もひときわ違ったものになっているでしょう。

あとがき

会社勤めにおいての悩みは、「突出した意見・考え方」を持つことが時に悪いこととみなされることがあること。

確かにあまりにそのレール上にないことは現実的ではないのかもしれません。

ただ、個人の事業においては、そんなことこそ大切であり、どんどん変化していくことこそ発展への一歩ずつだと実感しています。

どんな小さなことでも気になれば早めに見直せばよい。

見直すことが認められる、もしくは今までの事に疑問を抱き解決できるということが一番有難いです。

そのようなこの事業者の立場が大変嬉しく「生きがい」です。

どうぞ、お客様のために力をそそいだ「本物志向のレンタルジュエリー」の着用の主役に是非なって下さいませ(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

「華奢なことがしとやかで素敵」という趣味嗜好にお答えして。。重ね付けも活かしながらたくさんの細口アイテムを集結した本物ジュエリー【441】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」は「高級地金+宝石」ということに特化したものに変わっていきました。

更なる特徴は、大粒や大ぶりなどの際立つ存在感大きいアイテムが多いのですが、過去には、珍しく「華奢」な集まりもありました。

アイテムを1つのセットにまとめたセットごとのラインナップなのでぱっと見を意識した全体コーデのようなものです。

このたびは、比較的レアであった過去の2020年-2021年の間の細口なセットをお楽しみくださいませ。

更にリングの数も増やした後口の案もございましたので、「前案」「後案」という違いで順にご紹介したいと思います。

出発は祖母からの贈り物のチェーンから。。類似の点をよく見ながらコツコツとあつめていった最も数の多いセット

あれは、1980年代後半のこと。

時はバブルの最中(さなか)、祖母からもらったペンダントチェーンがありました。

おそらく地金ジュエリー集めの中での初期の頃の出会いだったと思います。

〇ネックレス:K18YG/PT850コンビの長さ40cmの細口チェーン。トップはK18YGのコーヒー豆風なパネル。

このペンダントトップはよくゆらめき、生きているかのよう。

動きが素敵なところが抜け感が出しやすいかと。

〇ブレスレット:ミラーボールカットのエタニティに繋がったそれぞれK18YGとK18WG。長さは共に18cm。
〇リング:フリーサイズ風(12-15号)のリング。ブレスと全くお揃いのミラーボール。K18YGとK18WG。
5点セット(前案):この前案でも十分に豊富。全く同じのミラクルな出会いが特徴です。

その後、ペンダントにも変化が。。

元あったチェーンと同じボリュームの兄弟のようなチェーンに出会ったのです。

しかも少しデザインが違うようだと思える違いが素敵なのです。

7点セット:リングには、ペンダントのひし形にリンクした透かしのひし形のダイヤモンドリングを投入。

後案の全7点には驚かれたことでしょう。

華奢なものを重ね付けで活かす究極の形でご紹介致しました。

あとがき

その後なのですが、後案の7点の華奢テイストのレアセットは、「本物志向のレンタルジュエリー」からは7点共廃止致しました。

他のセットが大変ボリュームがある中、あのセットは普遍的でした。

個人で集められる範囲内だと思いますので、レンタルとしてはお役目がありません。

ただ、この度のご紹介に共感していただけた部分があれば、お手持ちのジュエリーや今後のジュエリー集めにご参考にどうぞ。

大ぶりや目立つ存在感ある大粒ストーンなどの集結は、是非picturesque(ピクチャレスク)のレンタルジュエリーをご検討いただければと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

丸い輪のバングルも遠目で四角く映る、四角フォルムのセットが成り立つジュエリーの形のそろえ方【455】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーアイテムのよく利用されるものは、まず①ネックレス(ペンダント)②ブレスレット(バングル)③指輪です。

時々ピアスやイヤリングもく加わることがあり、アンクレット(足首用ジュエリー)などもあります。

このたびは、主な3アイテムのネックレス・バングル・リングを遠目から見た時にすっきりと素敵に映ることを目指すための「形」と「色」を統一した組み合わせをご紹介したいと思います。

丸いフォルムではなく、形は四角。

一見難しそうですが、長い間好みのフォルムでありまして、本当にたくさんの四角いジュエリーをいろいろ研究してまいりました。

そんな長年の実体験のレポートのようなものになるかもしれませんが、どうぞ茶色と四角い形の2共通点を統一したジュエリーコーデ、是非ご覧くださいませ。

スクエア粒のスモーキークォーツのロングネックレスから始まる四角フォルムのジュエリーセット

〇ネックレス:自作。「スモーキークォーツ」のスクエアの多面カッ1.5cm四方の96cm。留め具はK18YG。
〇ブレスレット:「ヴィトン」製の木製バングル。側面にロゴマークのゴールドパーツが埋め込み。
〇リング:「スモーキークォーツ」の四角い大粒リング。台はK18YG。側面が装飾性のある透かし。17号程度。
3点セット:遠目で見た時のバングルにご注目を。バングルは本来円形なのですが、幅広だと四角く目に映ります。

四角いバングルなどなかなかあるものではありません。

その形だけを見るのではなく、俯瞰した遠目で見た時の映り方を実際にシミュレーションしてみたりイメージしてみたりします。

リングの「平打ちリング」も同じことで、それ自体は円形なのですが、指にはめて遠目で見ると、ベルトみたいに四角く映ります。

これこそが、現実的な装いの時の映り方なのではないかと取り入れている考え方です。

こうして四角いフォルムで茶色い3点セットが完成しました。

その内のネックレスとリングのストーンが同じ「スモーキークォーツ」でリンクしていることも、よくまとまることに影響してくれています。

そして、極めつけは、ハイブランド「ルイ・ヴィトン」様のコスチュームジュエリーのバングル。

ごついイメージの木製がこんなにかっこいいのです。

あとがき

このたびは、四角フォルムと茶色という2点を共通にまとめた例でございましたが、丸、楕円、星、フラワー、ハートなどと共通の条件を替えられます。

ただこれも1つのアイデアに過ぎません、型に当てはめてしまっても窮屈なのです。

全く違う形なのに同じブランドロゴであることで成り立つこともあるでしょうし、違う色であることが効果が出ることもあるかもしれません。

ただ、目指すゴールが「粋:いき・・・すっきりと整然とした様子」となると、共通でそろえる意識は成功する確率も高いと言えます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

K18WG台のマルチストーンのフローラルジュエリーが華やかなブーケペンダントになるまでの物語【447】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」というレンタルジュエリー事業をさせていただいております。

スタートは、ジュエリーコレクションをそのままそっくり事業への移行で2020年の夏に始まりました。

集めている時代の長いスパン2000-2015年の物がいかに「ただ何となく」であったことかを、その後の事業で実感することになりました。

それも面白い発見と言えますが、自分使いと、他人使いの違いの気持ちの入れ方が大きく違いました。

例えば、プチフラワーの集まりは、もともとそれ1個だけをペンダントとして考えていたものです。

実際は、コレクションのみにとどめていて、実際に身に付けることはなかったからこそのレンタルでの活かし方、他の方に身に付けてもらおうという発想が起こったわけですが。。

ある1つのフラワージュエリーに関して、いくつかのフラワーの集結の変遷エピソードを交えながら、ブーケペンダントに最終的に行き着いたその集大成の姿をご紹介したいと思います。

もう、完成したブーケペンダントは、私の物ではない「お客様用のお品」となったのです。

最初の改良:いつでも好きなように使えるように融通の利くバラバラ状態をチェーンに通しただけのブーケペンダント

数個の種類の違う天然石をK18WG台で統一して、丸カンや弾き輪で工夫して1本のチェーンに下げたアレンジ。
〇ネックレス:60cmのK18WG製のパイプロープチェーンの先に、小花チャーム5個。

左上から時計回りに、アメジスト、トパーズ、ルビー、シトリン、トルマリン(花びらすべてがトルマリン)。 

1個の小さなチャームペンダントより断然存在感が増しました。

〇ブレスレット:K18WG製の留め具も含めて19cm。ボールチェーンフラワーがエタニティー状に並ぶ小花2連。
〇リング:K18WG台のマルチストーンが花びら。サイドにダイヤモンドが上下2列に配置。サイズは13号程度。

フラワーモチーフのペリドット・シトリン・ガーネット・アイオライト・ルビー・アメジストが登場しています。

一時流行の「アミュレット」と呼ばれたマルチカラージュエリーと同じようなカラーの集まりです。

確かにその時代の購入のもので2005年-2007年辺りだったと思います。

二度目の改良:プチフラワーの総まとめ、すべてが正面にはっきりと映る台の上の設置のリフォームをお願いした形で完成のビッグブーケペンダント

その後、レンタルジュエリーの全体のラインナップのボリュームをじっくりと上げていきました。

その中で、チャームであったフラワーを集結したK18WG台のブーケにリフォームをご依頼。

ありがとうございました<m(__)m>。

この完成は2022年のことです。

以前のチャーム時代よりもお花が隠れずにすべてがしっかりと目に映り、より美しくなりました。

前よりも随分とエレガントになったと思います。

素敵なビッグブーケペンダントに集大成型として完成です。

黒っぽい2つのフラワーは、サファイア。リングと色がうまくリンクするのもこのダークなサファイアあってこそ。

あとがき

ここまでの劇的なリフォームはもうこれっきりで控えたいと思います。

あまりにも元のデザインから乖離したリフォームはそれを越えて「リメイク」になります。

ジュエリーは法律上「著作権」は特に認められるものではないようですが、デザイナー様もきちんとあっての製造だと思いますので、いやいや、今回のこれらに関しても気にしています。

チャーム使いの時代では、リングを赤みで合わせていたのに、ブーケに合体したら意外に青味が合うようになったという点も大きな変化でした。

色々発見があるもので大変学びになっております。

事業者本人(私)がレンタルジュエリーのジュエリーを拝借して身に付けることは一切ございません。

「モデル」として人間が身に付けたお写真もあえて控えさせていただいております。

あくまでもお写真は実物の神秘的な世界観を自由にお客様に感じ取っていただくためにこちらではイメージを決め過ぎないスタンスだからです。

すべては、お客様専用のお品であると考えているからです。

昔の個人コレクション時代よりもはるかに熱が入っていることが不思議です。

自分の物であることよりも、お客様の為の物であった方が私の場合は「正解」なのです。

今後もますます、ジュエリーをご紹介して楽しんでいただけるようラインナップを広げていきたいと思っております。

「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞよろしくお願いします(^-^)。

カラー際立つペリドットの多重ネックレスの馴染ませ方、ゴールドの地金たっぷり使いのジュエリーと合わせることから始めてみる【448】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

宝石には様々なカラーがありますが、時にうっとりするほどの美しいカラーながら、浮いてしまうのではないかという心配から、選択から外れることがあるかもしれません。

そういった際立つカラーのストーンの1つが「ペリドット」。

黄緑色がエキゾチックではあるのですが、それ1点のジュエリーだけが際立ってもも、最終的には装い全体に馴染ませたいものです。

このたびは、ペリドットの連物のロングネックレス(自作)という究極なデザインを例に、浮いてしまいがちなストーンの馴染ませ方をご提案致します。

カギを握るのはK18YGの地金、ペリドットには間違いなくゴールドカラーの地金の方を組み合わせにお勧めしたい

地金は主にK18YGのゴールドとK18WGやPT850/900などのシルバーに分かれます。

ストーンによっての相性は多少あると思いますし、互いに映えるような良い関係になる方の地金がまずは相性良しと見てよろしいかと思います。

ぺリドットに関しては、イエローゴールド(K18YG)の方が生き生きとしたジュエリーに組み立てられると思うのです。

よって、元々自作の連物のペリドットロングネックレスの留め具もK18YG製で設置していたことにリンクしてブレスやリングをゴールドに寄せ集めました。

そして、もっとゴールドのボリューム感を増やすにあたってゴールドベースのハイブランド時計も投入。

4点セット:ペリドットがそれほど浮かないように感じてくるのもK18YGの地金の影響ではないでしょうか。
〇ネックレス:2本。長さ84cmのペリドット4mmの四角。長さ74cmのペリドット6mm程度の多角形。
〇ブレスレット:K18YG製の61cmの「ペーパークリップ」デザインを3連ブレスレット使いに。
〇ブレスレット:時計をバングルのように扱います。「グッチ」製。文字盤はオーロラの白。

1990年代発売の時計です。

〇リング:K18YG台の、珍しいスクエアリング。真ん中の1粒は、ダイヤモンド。サイズは、14号程度。

とても個性的なリングで、2010年くらいの収集時代の時からのものです。

このたびのこの組み合わせのセットは、2020年に開始の「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップに当初は並んでいたものでした。

その後、2022年では「高級地金+宝石」に特化した、「本物ジュエリー」を追求してこうした天然石の連物ネックレスや時計、ボリュームが普遍的なリングなどは廃止。

このセットの中ではレンタルジュエリーに現在も残っているものはございません。

事業者として出来ることは、実際のラインナップのもの以外でもあらゆるジュエリーに関することをご提案することだと思っております。

「ペーパークリップチェーン」は、透かしが「柄」になって他のジュエリーと組み合わせる難易度が高いというのが、過去の組み合わせに悩んだ経験からの感想です。

そんな中でも、四角いフォルムのものと相性は唯一良いと思いました。

あとがき

今回は、少し大げさにペリドットが多重になってより際立つ例でお伝えしましたが、その他、「カナリートルマリン」という黄色い蛍光色のストーンなどもどちらかというと黄色みなのでイエローゴールドと相性が良いと考えられます。

コーディネートの基本的な色相環も役に立ちまして、ペリドットのグリーンとイエローゴールドの地金の黄色は隣り合う類似色同士。

なじみやすいのは「類似色」にあたるカラー同士だという考え方が入っています。

そもそもストーンと地金のコンビ自体が納得できるものなのかさえ選ぶ時点で考えるところがスタートだと言えます。

とはいえ、複数の同じストーンをお持ちであるならば、差別化としてもう1方は地金を違うものに。。など、それぞれが1点ずつのまたとないアイテムであるような集め方が豊富なコレクションに繋がるのではないかと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

18金イエローゴールドの地金チェーンとプチペンダントを取り込んだペンダント4段におよぶ段差重ね付けテク【446】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古い年代のジュエリーの中では断然多い18金イエローゴールド。

2015年辺りまでは、K18YGの方を好みこちらの方が華やかだなどと、K18WGやPT850/900ジュエリーに比較していた自分がいました。

その後2020年以来、「本物志向のレンタルジュエリー」に関わらせていただくようになり、K18WGやPT850/900のシルバーカラーの地金にも大変魅力があると思い直し、ゴールドカラーとシルバーカラーをフラットに見るようになっていきました。

ただ、現在のフラットな見方以前の時に集めたイエローゴールドベースの重ね付けもご参考になるのではないかと、当時の組み合わせをご紹介したいと思います。

その後、1点ずつの見直しの際にもっとすっきりさせるということでつながった3連への変遷なども最後の方にお伝えしたいと思います。

とにかく、ジュエリー同士の重ね付けは、間違いなくかっこよさ、華やかさ、立体感が生まれて素敵になりますので、推奨したい装い方であることは間違いないです。

クラシックな雰囲気にあふれたイエローゴールドの魅力は重ね付けのチェーンの線の美しさで映える

〇ネックレス:全4点。すべてK18YG製。パイプロープチェーン3連は下から長さ80/70/60cmの均等な段差。一番短いのは、50cmのツイストチェーンのピンクトパーズxダイヤモンドのプチペンダント。

どれもバラバラを重ねて付けているところが特徴。

時々間の2本目を抜くなど変化が付けられます。

その他、2段目と4段目のチェーンのみ2連でまた違ったダイナミックな立体感も表現でき、とにかくこれだけの豊富なネックレスの数があるといろんな使い方のポテンシャルが高まります。

〇ブレスレット:3点。すべてK18YG製のパイプロープチェーン。

3連ではなく3点というのが意外だと思われたかと。。

この良さは、1連でも可能、2連でも可能という装いの巾広さです。

ただ1点ずつ付ける手間は間違いなくあります(^_^;)。

〇リング:K18YG台のオーバル型に配置の色の展開が豊富なマルチカラーのサファイア。サイズは13号程度。

このリングはあまり行き場がありませんでした。

フォルムは横オーバル型なのですが、マルチカラーがにぎやかで組み合わせとなるとなかなか難易度の高いリング。

一番内側のプチペンダントのピンクトパーズがあったおかげでマルチカラーの中のピンクサファイアとリンクしており、リングをここに投入した意味を理解していただきやすくなります。

8点セット(旧案):多いアイテム数ながらすっきりまとまっているとも見ることができます。

その後、この組み合わせは、当「本物志向のレンタルジュエリー」においては、アイテム数を減らした接結型へ変更です。

やはり、これだけの点数は多すぎました。

1点で3連の役割を果たしてくれるネックレスを決め、すべてのラインナップにわたり、1セット:3点というまとまりに統一したのが2022年でした。

3点セット(新案):3連ネックレスはつながった1点、2連のブレスもつながった1点です。すべてK18YGベース。

レンタルとしてはこの方が良いと判断。

過去の旧案は紛失しやすかったり、移動があるため管理が大変。

個人のコレクションの付け回しのご提案としてはお役に立てそうだと、このたび記録に綴らせていただいたのです。

あとがき

重ね付けは、かなり自由度が高くアイデアをめぐらせることができます。

アイデアが自由な分、分からなくなってしまうこともあり、せっかくあるポテンシャルを利用できないこともあるのがもったいないです。

こうして、レンタルの意義を考えながら、レンタルでしか実現できないことを事業でやっていき、各々のお手持ちのジュエリーで可能なことは装いのコツとして改良前の旧案もこのようにお伝えしてまいりたいと思います。

いかにも近寄りがたい煌びやかさはないものの、親しみやすく自然にお洋服に溶け込む普遍的なジュエリーが付けたい時もありますものね。

そんなこともしっかり理解していきたいと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

四角フォルムのアメジストを集めた18金ジュエリーのペンダント、大小段差の粒のサイズをそれぞれ大粒に変更した結果【442】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

このたびのようなスタイルの記事では、セットに組み合わせたジュエリーのお洋服との全体コーデのゴールを目指すためのご提案をさせていただいております。

実際のレンタルジュエリーのラインナップにあるもの、過去のもので改良によって廃止になったものもブログ記事に綴らせていただきます。

特にこのたびのように、最初の「前案」と後の「後案」、時々複数回の改良により複数の案の変遷も可能な限り具体的にお伝えしてまいりたいと思います。

大切なのは、その改良の「理由」だと思っておりますので、その点にご注目くださいますとお楽しみいただけると思います。

ベースは18金イエローゴールド、アメジストが高貴に映えるバイカラーが織りなす美しきミクロコスモス

6点セット(前案):初期の頃の組み合わせ。ペンダント重ね付け、ブレスも3本の柄違いを重ね付けです。
〇ペンダント:下-15mmx10mm。58cm。上-10mmx8mm。48cm。地金はすべてK18YG。
〇ブレスレット:3点。いずれもK18YG製。内側から、ベネチアンチェーン、喜平チェーン、フィガロチェーン。
〇リング:K18YG台の、アメジストの四角っぽいデザイン。サイズは13号

そして、2021年にレベルアップの見直しの為、ペンダントトップのサイズを変えました。

全くの別物ということではなくて、前案の大きい方を後案の小さい方へと移行、更に大粒を後案の大きい方としての重ね付けへ変更して特徴をもっと際立たせたような改良をしました↓。

改良点:前案の大粒を後案の小粒へ。新たに更なる大粒を追加という改良内容。
7点セット(後案):リングも大粒の四角いアメジストを投入しました。

ただ、この後、多すぎるアイテム数に対しても見直しをはかることになります。

その後、単純な、3アイテムだけのセットへとすべてのセットを整えていったのでした↓。

3点セット(新案):この中では後案で投入のリング以外はすべて新しいものです。トップはアメトリン。

新投入のアメトリンのペンダントのサイズは、リングがあまりにもビッグなので対比がそれほど変わらないように映りますがびっくりするほどのボリュームです。

やや正方形に近く、厚みもありますので、カラット数はものすごいです。

ただ、そのような数値はそれほど重視しておらず、見た感じのボリュームの方を重視しています。

カラットに比例してボリュームも増すという理論ではあるものの、時々それを打ち破る面白さがあるのがジュエリーです。

確かな目を持ちながら判断するスタイルです。

あとがき

お洋服のVネックラインデザインに沿って、ペンダントの大小重ね付けはよく馴染みます。

どうぞ、この度のご紹介がお役に立てることがあればと思います。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、これまでの大改良で、過去の多くの重ね付けをすべて廃止しました。

1点ずつのボリュームあるアイテムの3セットが徹底されますので、お手持ちのジュエリーの重ね付けのご提案をブログでさせていただきながら、ボリューム感あるジュエリーを試してみたい際には是非レンタルジュエリーをご利用下さいませ(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ダイヤモンド・ルビー・サファイアが織りなすトリコロールカラージュエリーは優れた差し色ジュエリーになることの証明【444】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界四大宝石と呼ばれる、ダイヤモンド・エメラルド・ルビー・サファイアは知らない方はいないかと思います。

1点ずつの宝石なら、おそらく映像や写真などでは誰もがご覧になったことはあったことでしょう。

このたびは、良質なものが見つけにくく繊細過ぎて扱いにくいエメラルドは入れず、ダイヤモンド・ルビー・サファイアの3宝石が寄せ集まった18金ホワイトゴールドベースのセットで「トリコロールカラー」を完成したいと思います。

強いカラーの赤や紺はお洋服に対しては良き差し色になります。

狭い見方を越えた、俯瞰した全体のまとまりの見方で他人目線でジュエリーを見るという例としてご紹介したいと思います。

ジュエリーで作る「トリコロールカラー」の「白」には、ダイヤモンドに加えてホワイトゴールドも入る

5点セット(前案):小粒のサファイアとルビーの重ね付けで始まるトリコロールカラーの世界。
〇ネックレス:長い方は44cm、トップはpt900台のサファイア1cm弱。短い方は、長さ40cmのルビー。

チェーンはいずれもK18WGです。

〇ブレスレット:長さは留め具含む19cmのK18WG製のパイプロープチェーン2本。
〇リング:K18WG台の、ルビー、サファイア、ダイヤモンド、トルマリン(ピンク)、ガーネット(グリーン)。

リングに柄が入っているところが魅力です。

その後なのですが、やや普遍的であったペンダントの段差を2点共レベルアップ。

それぞれ別のペンダントトップへ改良しました↓。

以前よりもカラーがはっきりし、台の作りも装飾性が高まりました。
4点セット(後案):ブレスレットも1点だけの幅広へ交換。前案よりもわずかにボリュームが増しました。
フラワー段差重ね付けペンダント:プチペンダントの重ね付けは、モチーフを変えることでも応用できます。

あとがき

ただ、後案でボリュームをわずかに増したことは、ざっくりと見るとあまり変化がないとも取れました。

ということで、更にその後なのですが、後案もすべて廃止しました。

重ね付けの例としてご紹介しましたプチフラワーも同じ考え方で廃止です。

プチフラワーに関しては、集まったブーケ型の1点のボリュームのあるものへと改良。

「大花」や「ブーケ」というキーワードを強くしていったのです。

大花ペンダント:直径が3cmに近づくほどのビッグサイズです。台はK18WGにガーネット。
マルチブーケ―リング:フラワーの密集タイプはボリュームが増します。K18WG台。右下の紺色はアイオライト。

とても厳しい見方をして改良をしておりますので、普遍的であるものは後になって廃止していったものも多いです。

そして、四大宝石という名前にとらわれて、ルビー・サファイア・エメラルドを無理やり探すことはしていません。

良い品物はルビーやエメラルドはめったに出会えないのが現実なのです。

その辺りは変な固定観念や枠にはとらわれなず、「見つからないのだ」という実直な答えで良いのだと思います。

その代わり、他のストーンや素敵な組み合わせをどんどん高めてまいります。

「本物志向のレンタルジュエリー」、どうぞ今後ともよろしくお願い致します(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

昭和時代の水晶ネックレスはかつて夏用のジュエリーとしての別があった、透明感たっぷりの全体コーデを作るためのダイヤモンドとのコラボ【449】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者でございます。

現在のラインナップの範囲を超え、ジュエリーの装いのご提案もブログ記事に綴りながらご提案させていただいております。

この度は、2020年開始当初にはラインナップにありまして、その後は廃止になってしまった3点セットがございます。

廃止になった理由というのは、最後の方でお伝えしますが、当時の渾身の組み合わせをしたものであったことは間違いございません。

このたびは、季節感が感じられる涼し気な組み合わせとしまして水晶中心のセットをご紹介致します。

この透明感がたまらない、多面カットが美しくきらめく水晶とダイヤモンドを組み合わせた夏用ジュエリーセット

〇ネックレス:水晶の32面カットの6-10mm珠の一連ネックレス。42cm程度。留め具はK18WG。

多面カットの中では特に美しいと感じる32面カットです。

数字が高くなると球形に近づくのですが、この辺りの角が残るカットの仕方が特に魅力的です。

〇ブレスレット:入手経路は別ですが、作りは、ネックレスとほとんど同じ天然水晶。留め具もK18WG。

ほぼお揃いですが、別経路での入手なのでいわゆる嬉しい「ミラクル」でした。

〇リング:K18WG台の真ん中にサファイアが1粒、花びらはパヴェダイヤモンドの大花。サイズは14号程度。
3点セット:すっきりと透明色のリンクでまとまっています。リングフラワーの真ん中のサファイアの効果も大。

リングで初めて同じ透明感あるダイヤモンドが登場です。

大花デザイン自体クセがあり、行き場がないアイテムです。

お花だけ見ていると非常にかわいいのですが、他のジュエリーとの組み合わせとなるととたんに悩むことになります。

そんな難易度の高さのあるフローラルなタイプ、一連のこうした水晶に合わせることで出番がありました。

なぜレンタルジュエリーから廃止を決めたのかの理由、「レンタルの意義を考えたから」が答え

確かに組み合わせは「これだ」と思った2020年当時の気持ちです。

ただその後、レベルアップをはかることになります。

事業をしていれば当然の事で、内容を高めていきたいと思うのは自然なことであり、それが日々の着々と進める活動の証だと思うのです。

2022年では、天然石や真珠の連物やハイブランド様のコスチュームジュエリーは全面廃止を決めました。

そうして、「高級地金+宝石」に特化した本物ジュエリーへと的を絞っていったのです。

レンタルの意義としましては、個人の収集を越えた範囲のものをお得に身に付ける機会、楽しむ機会を得るということであり、この見直しは当然あるべき姿なのです。

あとがき

水晶の美しいネックレスやブレスは、年代物の中で比較的入手しやすいです。

ただ、過去の「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップにあったことの価値がありました。

留め具がK18WGという本格的なものにアレンジしていたということと、ブレスレットの連物の32面カットで水晶のものというくくりではなかなか見つけられないことでした。

ネックレスは見つけやすくても、ブレスがなかなか見つからないのでお揃いコーデが実現しにくいことをレンタルジュエリーでやっていたということになります。

それでも、こんな美しい水晶の古物でも実際のレンタルでは価値が受け入れられなかったという結果によってレベルアップした中では振り落としました。

こんな経緯があったわけですが、ご提案は今後もさせていただきます。

どんな小さなジュエリーアイテムであってもメッキであっても「おしゃれ度」は計り知れないものがあるのです。

それを、レベルアップをはかった事業者の私がお伝えしていくことにまた説得力が生まれると思っております。

是非今後も考え方そのものを知っていただければと思います(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

遠目で俯瞰したストライプ柄とトリコロールカラー、時計の文字盤カラーまでもリンクしたホワイトゴールドベースなジュエリーの装い【452】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界四大宝石の中のダイヤモンドは意外と入手しやすいですが、ルビーやサファイアやエメラルドのカラーストーンは良質なものを入手することが難しく、まだ実現できておりません。

当「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップにも部分的には入ってきますが、メインでのルビー、エメラルドはほぼお手上げです。

サファイアはダイヤモンドの次に入手しやすいですが、カラーが豊富なのでピンクはすでに引用させていただいております。

ということで、難しめの入手は無理に入手せず、困難であるというそのまま素直な実態を受け入れ、部分的に入るもので対応してみました。

このたびは、18金ホワイトゴールドをベースに、その他のジュエリーの部分的にサファイアやルビーが混じるストライプ柄にリンクするジュエリーセットをご紹介したいと思います。

トリコロールカラーの意識・ストライプ柄の意識・四角フォルムの意識をしながらホワイトゴールドで統一したジュエリーセットの遠目の映り方

6点セット(旧案):ネックレスはそれぞれ分かれている同じ品物x3点の重ね付けです。
〇ネックレス:長さ49cm。K18WGのパイプロープチェーンx3連(1連ずつを3連使いにて、個別に着用可)。

この3連は、遠目では「ストライプ柄」に映ります。

自分視点だけではなく、他人からの目線ということで「遠目」を意識した全体像のイメージが大切です。

〇ブレスレット:フェンディの文字盤がブルーのスクエア時計。内周17cm。
〇リング:ダイヤモンド、ルビー、サファイアのトリコロールカラーの色使いの2点のリング。サイズは共に13号。

部分的ではありますが、柄のようにルビーやサファイアが入り混じることで随分差し色になるものです。

パヴェダイヤの存在もトリコロールカラーのイメージに映るためには大変効果的です。

その後、3点を1点ずつ装着せねばならない大変さの解消も兼ね、元々多重になっているネックレスへ入れ替えをしていくことになります↓。

5点セット:ここでは時計をやめ、投入したブレスの3連がまたもや3点と分かれてしまいました。

新投入のPT850製多重Y字ネックレスでかなり整ったにもかかわらず、時計1点のかわりのブレスが3点に分かれてしまいました。

途中経過としていったん組んだセットですが、その後2022年をもって、こうしたバラバラを徹底的取りやめました。

そして、2個付けをせねばボリューム感が感じられなかった相性の良かったリングは1つのボリューム感あるリングへ置き換えるということで2点共廃止しました。

元々高級地金が使われた宝石とのコンビであっても改良することがあるというのが、厳しい見方によるものです。

2022年にはこのように、大改良を行っておりまして大切な時期だったと言えます。

3点セット(新案):ネックレスだけが残り、すっきりとした3点セットへ改良となりました。

ただ、トリコロールカラーは、最初の写真の旧案依頼ラインナップには入っていません。

ある意味、サファイアとルビーのコンビは貴重です。

比較的クラシックなカラーの組み合わせだとも言えますので、原色カラーの組み合わせのジュエリー自体が古物の証とも言えますかね。

見つけ次第検討したいと思うくらい、トリコロールカラーの魅力は忘れておりません。

あとがき

遠くから見た時には、このたびの旧案のような四角いフォルムやストライプ柄が目に飛び込むものです。

新案においても、ガラリと印象は変わったものの、四角フォルムの意識はむしろ徹底されたほどの揃い方です。

ジュエリーはカラーの組み合わせも大切ですが、全体の形が遠目でどう映るかもすっきりとスタイリッシュなまとまりになるかと見ますと、結局は「おしゃれ度」が高くなるのかということにつながると思います。

主に、3ポイントだと思っておりまして、「色・素材・形」を整えるということです。

がっちりそろえるではなく、あくまでも自然に「整える」というところを強調したいと思います。

「色」は、地金の色の統一も含めたストーンのカラーのリンクなど。

「素材」は、地金ベースを同じにしていくことでまとまるということ。

そして、「形」は前述のフォルムの意識です。

そのものが四角くなくても遠目では四角く映るという「平打ちリング」なども四角フォルムと相性の良いアイテムです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク