ブランドロゴのジュエリー同士の複数の組み合わせにおいては、1ブランドに絞るのがかっこいいことの証明【369】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「メンズライク」という言葉が好きです。

あえて、スラックスに目を向けたり、20代の頃デニムが流行した時代には、メンズのネクタイ(ピンクの水玉柄)も購入してみたりしたことがあります。

このたびは、「牙型」といういかにもカッコイイデザインのツインのペンダントを「エンポリオアルマーニ」製でご紹介し、3点セットに組み合わせた装いをご提案したいと思います。

作りの良いコスチュームジュエリーの域を超えたクールなデザインは「エンポリオアルマーニ」ならでは

古着ライフの中で、お洋服のほとんどが「アルマーニ」でワードローブをまとめています。

すべて古着なのですが、「ジョルジオアルマーニ」「エンポリオアルマーニ」「アルマーニコレツィオーニ」のいずれかを選んで上下を組み合わせ。

これは私の感想ですが、古着の中でもバッグやベルトやジュエリーの小物類も大変充実していまして作りが良いと思います。

〇ペンダント:「エンポリオアルマーニ」のロゴ入り牙型ペンダント。4cm程2つ共ステンレス製。80cm。

躍動感を十分に出すために元は、60cmくらいのチェーンを80cmの別物に替えました<m(__)m>。

丸紐部分も本革レザーという作りの良さ。

2種のツイン型というのが他にはなかなか無い素敵なデザインで、このモデルを選ぶ理由でした。

〇ブレスレット: ステンレス製の喜平デザインのチェーン。長さは留め具含む20cm。

まずは、ペンダントチェーンと同じ喜平デザインのブレスレットを選択。

〇リング: シルバー925製の巾1cm程の平打ちリング。ロゴマークが点在。サイズは15号程度。

いろいろなロゴの配置の仕方があるこの手のタイプの中ではダントツに素敵だと判断したリングです。

3点セット:そのまま「アルマーニ」様のお洋服にはめ込むように付けるだけです。

あらゆるアイテムに合ってくるジュエリーだと思います。

夢が広がりますね。

あとがき

牙のモチーフ1つにしてもとても上品です。

それほど数が多いわけではない「アルマーニ」ジュエリー。

それでもお洋服中心のブランドとは信じられないくらいの作りの良さとセンスです。

バッグも現在3点ほど使わせていただいておりまして、「流行」というものを感じさせない永久的な使い勝手の良さがあります。

流行が気になってしまうと、限られた年数しか持てなくなるものでありますが、そんなことすら考えなくても良いところが「アルマーニ」様の小物の優れたところかと。

このたびのまとめとしましては、同じブランドだけでジュエリーの組み合わせをまとめることの素敵さです。

別のハイブランド様でも同じことが言えると思いますので、よろしければこの考え方を引用してみて下さいませ(^-^)。

「テレビショッピング」のペンダントトップがかなりハイレベルだと感動、有難く拝受し、その後の続きを担当させていただきました【364】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

開始当初の2020年からは何度も改良を重ね、現在は、18金やプラチナの高級地金と質の高い宝石のコンビの本格派ジュエリーのみが勢揃いのラインナップに変わりました。

ただ、開始当初に並べていましたシルバー925のジュエリーもとても素敵で、こうして記録には残してありました。

今後はラインナップには並びませんが、日常の装いをいかに素敵にしていくかのヒントになればとお伝えしたい気持ちがどうしても止みませんでした。

この度は、かつて大盛況の「テレビショッピング」の「ジュエリー」の分野にあった素敵なペンダントトップから始まり、3点セットを組み合わせた様子をお届け。

実際にテレビを見てではないのですが、ネット通販で見つけたものです。

「ショップチャンネル」様でした。

その洗練されたエレガントさは大きくうなづけるものであり、長年の人気の底力のようなものを感じました。

七宝繋ぎの透かし柄を引用のオリエンタルな雰囲気のペンダントトップは、まるで物語を織りなす「導入と締めくくり」のようなもの

〇ペンダント:スクエアがバイヤス向きの透かしの幾何柄デザイン、925製。サイズは20mm四方。80cm。 

裏面は空洞。

特にビッグなわけではないですが、程好い存在感で、非常に美しいです。

「ショップチャンネル」様のセンスの良さを感じます。

先にも後にもここまでのお品物に出会っていません。

〇ブレスレット:ベリー色は天然石「モスコバイト」の7mm四方のキューブ型。925製の留め具。18cm。
〇リング:925台のマーカサイトリング。リボンは1cm四方程度。
3点セット:この時にリボンがスクエアと相性が良いようだと気づいたきっかけがありました。

よく、記事にも書いていますが、これぐらいのレベルだと地金が金の60分の1程度の銀であっても高級感あるジュエリーに見せてくれます。

旅行とか遠出の際には、高級過ぎると不安が伴い存分にその瞬間を楽しめなくなってしまうかもしれません。

安心なレベルのこうしたジュエリーの出番は、意識がジュエリーだけには向けられないようなアクティブな場面にはもってこい。

高級地金のものは宝石と組み合わせてうんと高級ラインに、シルバー925のような親しみやすい地金は組み合わせも同じレベルで均一にした方が気持ちよく身に付けられると思います。

「抜け感」コーデにもこのラインが一番合わせやすいと思います。

あとがき

このたびブレスレットに登場の「モスコバイト」という天然石はまだあまり知られていないニッチなストーンだと思います。

このように、有名なストーンではない中間色の素敵なストーンが存在しているのに知られていないことが多いのです。

究極、合わせたいお洋服に相応しいストーンを探すことも可能な程の多種ぶりなのです。

お世話になった石屋様は、ネット通販の「ケンケンジェムズ」様です。

ありがとうございます。

2010年代前半に数々の天然石でネックレスやブレスを製作する中でよくお世話になった石屋様です。

今後も素敵なストーンをご提案下さいますよう。

この記事をご覧の方で自作をしたいということであれば、特に種類が豊富なのがご紹介の「ケンケンジェムズ」様です。

店舗では「genuine」様が質が良いです。

整ったビワ真珠(スクエアのぺたんこフォルム)やシルバークラスプ(フラワーの透かし)では「genuine」様に随分お世話になりました。

連物のネックレスやブレスは、YouTubeで作り方を丁寧に解説してくださっているアップ主様がいらっしゃいます。

何も技術がない状態から、友人から始まってYouTubeで随分学ばせてもらいました。

出来上がり品は希望と必ずしもマッチするものではないかもしれません。

納得いくものが見つからなければ、「自作」はその可能性が大きく広がりますので、是非(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

似て非なる2個の美しいオニキスペンダントの透かしコーデに登場するフィガロチェーンの役割【351】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

シルバージュエリーのお値段は、地金の18金やプラチナの60分の1ほどであると、ある時期の同時買取で分かったことがありました。

同じ装いのジュエリーなのに地金の価値がこうも違うのです。

とはいえ、シルバー925である「銀」が質が悪いのかというと大変美しい天然素材であることは間違いなく、オニキスとの相性も抜群。

むしろオニキスなら、18金やプラチナよりもシルバー925の方がバランスが良いですし、「ふさわしい」といった表現が良いでしょう。

このたびは、2点の類似のオニキスペンダントを重ね付けしながら他のジュエリーも寄せ集めてジュエリーだけの組み合わせを考えました。

特徴とするポイントは「透かし」です。

透かしの素敵さでもって、オニキスジュエリーの美しさがより高まるゴールを目指し懸命に考えました組み合わせを、是非ご覧くださいませ。

フィガロチェーンは透かしと相性が良い、重くなりがちなシルバージュエリーを軽やかに装う工夫

早速ですが、6点セットです↓。

6点セット:オニキスの黒と925とステンレスの銀色以外の登場がないシンプルさ。「透かし」が際立ちます。
〇ネックレス:長い方はトップが925とオニキスコンビの95cm。短い方は925製にオニキスの85cm。

2つのペンダントは非常に似ています。

百合の紋章の方の長い方は2015年当時¥600程。

マーカサイトの短い方は、個人の方からの¥2,500程。

いずれも決して高価ではありませんが、こうして重ねることで非常に価値が高まります。

フィガロチェーンはいずれもステンレス製。

フィガロは人気のデザインですが、ロングがレアなのです。

躍動感あふれて活動的に揺れるロングチェーンを身に付けた時の素敵な様子に思いをはせました。

〇ブレスレット:天然石オニキスの多面カットバングル。内周は18cm。

オニキス自体のくり抜きバングルがレアです。

写真にはっきりと写りませんでしたが、多面カットなのです。

〇リング:幅が6mmほどの多面カットステンレス製(無刻印)リング。サイズは13号程度。

バングルの多面カットと同じ柄のダイヤ柄がリンク。

よくきらめいて美しいこちらはステンレス製。

〇リング:細身の多角形のステンレス製(無刻印)リングの同じもの2個。サイズは共に15号。

同じものを2連で付けるというボリュームの出し方があります。

こうして、透かしのペンダントのひし形フォルムに多面カットのひし形が関連付いて全体のアイテムが粋に集結する意味が生まれます。

あとがき

こうして見てみると、何ら高額なアイテムは1つもありません。

それでも寄せ集まることで価値が高まるのも、その集まりの共通点が生まれてより「粋」になるからです。

どうにでもなるその方向を決めるのは、組み合わせを考える自身となります。

どうぞ、ジュエリーの組み合わせ自体にもご注目下さればと思います。

その1つのアイテムの素敵さを何倍にも高められるのも、ジュエリー同士の組み合わせがカギを握っているに違いありません(^-^)。

昔ながらの古典的な翡翠のイメージを一転、ボタニカルな透かしが美しい黄緑色の翡翠ペンダント中心の日常ジュエリーコーデ【340】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで、ビッグな翡翠ペンダントを中心とした日常ジュエリーとしての組み合わせをご紹介してまいりました。

今まで登場したビッグな翡翠というのが、このようなペンダントです↓。

全て翡翠の直径4-5cmのペンダント:このトップに金属のペンダントチェーンが付けられることすら希(まれ)。

金属チェーンをコンビにされることすらなかなかないこれらのビッグペンダントを、ジュエリーとして完成できないかと自身がアレンジ致しまして装えるペンダントにさせていただいたのでした。

上の3点はどれも他のジュエリーとの組み合わせを考案したそれぞれの記事を綴りましたので、よろしければ、後程【311】【325】【326】にお立ち寄りくださいませ(^-^)。

さて、このたびは、上の3つともまた形が違う、初の「透かし彫り」のビッグペンダントとなります。

そして、その彫りのデザインがボタニカルで非常にエレガント。

その特徴を活かそうと自身が力を入れた部分を感じ取って下さいませ。

お花や鳥がのどかに彫られた小判型の透かし翡翠ペンダントをとりまく他のジュエリーの決め方

5点セット:一目で優しい色味が感じられます。そしてペンダントの他のアイテムでも透かしを引用。
〇ネックレス:黄緑色の希少な天然翡翠。トップのサイズは、55mmx40mmで厚みもそこそこ。80cm。

よく見ていただきたい、鳥さんの表情が幸せそうだと感じます。

それを見た私達はより暖かい気持ちになるのです。

優れた品物だと思いますので、これをちゃんと身に付けるジュエリーとして活かし、またさらにこの鳥さんの幸せを第3者に見てもらうというサイクルを作りたいものです。

〇ブレスレット:トルマリンのくり抜きバングル。ピンク色のもやもやした抽象的な美しさあり。内周18cm。
〇ブレスレット:ステンレス製のフィガロチェーン2連ブレス。長さは留め具含む19cm。
〇リング:2点。左側はシルバー925台のマーカサイトリング。一番広い部分で18mm巾。サイズは15号程度。右側は、黄緑色の天然翡翠くり抜きリング。ペンダントトップの黄緑よりも少し濃いめ、サイズは14号程度。

あとがき

このたびは、お花と鳥という優しい生物の集まりのモチーフでした。

こういったテイストは、エレガントに寄せることがしやすいです。

決して高価ではないところも良きポイント。

ジュエリーが高級なものだけだったとしたら遠出にはおちおち装って出ていけないじゃないですか。

やはりランクやレベルが分かれているところも大切なのです。

遠出でも気軽に持っていけるジュエリーとなると、この度ご紹介のレベルは十分なレベル。

それでもご心配な場合は、もっと気軽なメッキやプラスチックだけの組み合わせのジュエリーセットのレベルもご提案がございます。

とにかく、このたびは、なかなか手が付けられない「ごつい」イメージの翡翠をちゃんとペンダントとして装えるものにしようということで組み合わせを考えてみました。

ただ、できればパワーを持つと言われる天然石がどのレベルであっても組み込まれると良いと思います(^-^)。

まるで生きているかのような動くお魚のシルバーペンダント、他のジュエリーはどう組み合わせると良いのか【326】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーにおいては、「ハート」「星」「フラワー」「リボン」などはある意味、「クセ」のあるモチーフだと思っておりまして、組み合わせの難易度は高いと考えます。

やはり丸型など比べると特殊な形なので同じ形とピッタリ合わせることが困難で分からなくなってしまうことがあるのです。

このたびは、なんと「魚」のモチーフの銀製ペンダントの活用の仕方のご提案として1セットの組み合わせをご覧いただきたいと思います。

魚こそ難易度は高めですので自身も良き学びになりました。

「魚」の形を合わせることなどには目を向けない、共通の別の箇所を関連付かせながら核心に迫っていく組み合わせ方

早速ですが、ややアイテムの数が多いですがこれがセットです↓。

お魚のペンダント中心のセット:お魚の彫りがある黒翡翠のペンダントを重ね、色を入れない無彩色でまとめる。
〇ネックレス:直径5cmの円形ビッグ本翡翠の黒色の魚の彫りデザイン80cmと魚5cmの長さ70cm。

お魚ペンダントはひらひらとお魚が泳ぐ動きをするところがとても魅力。

〇ブレスレット:ブルーグレーの濃淡のメノウのくり抜きバングル。内周19cm。
〇リング:「シャネル」の同じ物。シルバー925製のもとは3連もの。ロゴが点在。サイズは共に13号程度。
〇リング:ブルーグレー瑪瑙(メノウ)の多面カットくり抜きリングの濃淡2連。共にサイズが15号程度。

色をカラーレスの領域にとどめました。

かえって明るい色を入れずに渋く。。

とてもクセがある黒翡翠の彫りペンダントですが、お魚モチーフが唯一関連付きました。

できれば和風の素敵なお洋服に合わせていただくと素敵になるかもしれません。

和柄などのお洋服だからこそ、「洋」の要素を入れていくというバランスのとり方の例も良い時があると思いますが、この場合は、素直にそのまま「和」を追求していった方が素敵だと見ています。

あとがき

その他、このようなお魚ペンダントコーデが似合う人について考えてみました。

1つは「釣り人」です。

釣りが好きな人の「象徴」としてこのお魚ペンダントの意味が深まります。

「お魚ファン」の証みたいなもの。

そもそも象徴的なモチーフの選択の時には、付ける「イメージ」をある程度した方が良いです。

以前にどこかの記事でもお伝えしたことなのですが、1つだけアイテムが決まらない時には、決まっているアイテムを持参したり写真を持ってお店に行くなど、イメージを具体的にすることです。

その組み合わせがもっともだと自他共に納得するものになると素晴らしいと思います(^-^)。

不均一で曖昧な姿は人工的な染色では決して表現し切れない、ダントツに美しいぼやけた翡翠やルチル【325】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」という事業をさせていただいております。

現在のこのレンタルのジュエリーの内容というのは、すべてが18金やプラチナの高級地金に加え、宝石と呼ばれる美しいストーンの組み合わせで成り立つお品物のラインナップになります。

とはいえ、「パワーストーン」とか「半貴石」などと呼ばれる天然の美しさ満載のジュエリーもあります。

実は、現在はラインナップからは廃止でもう今後も出ないものですが、レンタルジュエリー開始直後は随分取り入れていましたラインがあります。

その記録は、歩んだ軌跡として残しております。

当然価格も開始当初はお求めやすいものでしたが、その後のお客様からのフィードバックによって廃止に至っております。

では、その過去の廃止したものが悪かったかというと、「受け入れられなかった」というだけで大変美しいものなのです。

おそらくレンタルすることの価値を考えると身近なこの度ご紹介のようなものはご利用に至らなかったのだと思います。

とはいえ、これも組み合わせ例として、今後も引き続きお伝えして行けることではないかと思いました。

どうぞ、比較的お求め易かったり、自作できたりするようなものでもその組み合わせによって出来上がる美しい天然石の世界観をご覧くださいませ。

超高級ではない分、旅行とかアクティブなお出かけシーンには気軽に身に付けていける優れものになると思います。

これが天然色の良さ、はっきりしない曖昧なグラデーションと不統一な美しさの集まり

〇ネックレス: トップが直径5cmの円形のさらさらな手触りの本翡翠。抽象的な柄の彫り。80cm。

バチカンの丸カンは、二重リングをカットして一重にアレンジしたものでステンレス製。

シルバー925ではここまでの直径の広い丸カンは特注になってしまいますし、細くても頑強なステンレスがこの小さな穴には向いているのです。

チェーンもステンレス製で金属アレルギー対策。

〇ブレスレット:ルチルクォーツのマルチカラーの一連。長さは、シルバークラスプの留め具含む22cm。

ルチルが黄色いイメージだけだったのが、この展開を見て感動♪。

混じりっ気のある曖昧さこそ魅力なのだと思います。

〇リング:モスアゲートという内包物が藻のような石。実際は、藻ではなくクローライトという石他。17号。

眺めるだけでも立体感が感じられて魅力的なくり抜きリングです。

柄がいかにも水草の自然を表現しているかのようで素敵です。

3アイテムどれにもグリーンと黄色の中間色が入り共通です。

あとがき

直径5cm程の大ぶりな翡翠のプレートペンダントは、そもそもペンダントとして実際に使われるかというと、ただ持っているだけにとどまりがちな気がします。

ペンダントとして実際に装うには、穴にバチカンを通しチェーンを通さなければ成り立たないのです。

そうしたアレンジをして実用的なジュエリーとなるように工夫しながら開始当初のレンタルジュエリーのラインナップの中に多く盛り込んでいたわけです。

天然石がむき出しのペンダントを触った時のヒンヤリ感やサラサラの感触は「美しい」と感じることに繋がります。

目で見たごつさをスタイリッシュなチェーンを付けてジュエリーらしくアレンジしていったこの経験はその後の発展への道しるべとしては非常に貴重だったと思います。

こういったものは、コスチュームジュエリーの工業製品に比べたら雲泥の差、レベルは高いです。

どうしても高級過ぎるジュエリーは避けたい遠方へのお出かけなどの際には出番があるのではないでしょうか(^-^)。

お値段以上の価値を感じた淡水パールの編み込みペンダントトップ、その素晴らしさをたたえながらレベルを上げて装う【324】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あれはいつのことでしたか。。

天然石の連物の「genuine」様の売り場でのこと。

店員様が淡水パールの編み込みをしてバスケットに完成品を入れておられました。

のぞかせていただいた時に、思わずびっくり。

とても好みなスクエア型にふんわり編み込まれたものだったのです。

編み込みはテグスの細いタイプです。

真珠は穴が小さいですので(小さくしか開けられないということだと思います)、繊細なものになりますが、ちゃんと作られたものでした。

そして、1点購入させていただいたのです。

特にバチカンなども通っていないので、使い方は自由。

何かご提案をいただいているようでうれしくもあり、ただもうペンダントトップだと強く決めていました。

その後、編み目の細かい空間も通るステンレス製の二重リングをカットして一重にアレンジしてバチカンとしました。

金属アレルギー用にとステンレスチェーンを通すことでペンダントが完成したのです。

このたびは、この完成したペンダントを中心にして、白を含むふんわりした柔らかい雰囲気を作っていくジュエリー同士の組み合わせをやってみたいと思います。

白がどのアイテムにも入る、優しい世界観の実現

決して高価なジュエリーではありません。

ペンダントトップの編み込みも、¥500というお値段でしたので、大変有難いお品物です。

とはいえ、それ以上の価値が感じられ、さらにハイレベルにしていくには。。を考えました。

3点セット:バングルはトルマリン、リングは「シャネル」製プラリング。
〇ネックレス:2cm四方の正方形にふんわり編み込まれた淡水パールのトップ。ステンレスチェーン69cm。 
〇ブレスレット:トルマリンのくり抜き型バングル。モカグレー、白、ピンクが混ざった抽象柄。内周18cm。
〇リング: 幅は14mm程度のクリーミーなホワイトカラーのシャネルのプラスチックリング。

ここぞというポイントは、白同士の3つがどれも素材が違うこと、1つは海の中の「貝」、1つは「天然石」、1つは「プラスチック」です。

異種の素材がこんなに相性良くリンクしたところにすっきりと垢抜けた「粋:いき」が実現できたもようです。

素晴らしい作品をお作りいただいた店員様へのリスペクトです。

あとがき

ジュエリー同士を組み合わせる時に「共通」の部分をリンクさせることで引き合うように感じています。

面白いのが、異素材でありながらカラーは共通といったような、不思議な相性は唯一無二の組み合わせになるための条件かもしれません。

特に計算したわけでもないけれども結果的に相性良く共通になることを勝手に「ミラクル」と呼んで楽しんでおります。

組み合わせで楽しいのは、この「ミラクル」が起きた時です。

何でもかんでも共通だともしかして面白みがないのかもしれません。

例えば、全くのお揃いのネックレスとブレスや、ペンダントトップとリングが同じという組み合わせは同じ物を2箇所見る退屈さがありますので一度も引用したことがないのです。

全然違うのに1つだけの共通点があるという組み合わせもあるのです。

その他の共通点は「四角」というキーワードだったと思います。

ペンダントのスクエアは、目に映る四角である平打ち型のバングルやリングに相性が良いのです。

ハイブランド品のコスチュームジュエリーも結局は量産品だと言えます。

そう考えますと同じ物を持っているユーザーが大勢であり、唯一無二のコーデとして成り立つには、使い方や組み合わせ方に独自のものを入れていくということになるのです(^-^)。

「遠目で最初に目に飛び込む形は葉っぱなのか枠なのか」を四角の枠だと解釈したその後の組み合わせの行方【321】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーは意外と遠目で見ると浮き立つものです。

小さいものなのに不思議ですが、特にロングペンダントやネックレスなどは、躍動感があるため印象的に映るようです。

はっきりとは分からなくても、見えにくい影や夕日の下でも「シルエット」として映るのです。

このたびは、遠目で見た時の第一印象を意識した、3つのアイテムの、ペンダント、ブレス、リングの組み合わせをご紹介したいと思います。

四角い枠に葉っぱの透かし柄のペンダント中心にその他のアイテムを決めていく時の重視するラインは、第一に四角を選択した理由

〇ネックレス:925の変形スクエアトップのサイズは、3cmx1.5cm。マルチカラーはすべて天然石。60cm。

部分的にマルチカラーの天然石と、マーカサイトが配分良く切り替えられた葉っぱモチーフの透かし彫り。

天然石の色は、ピンク2個、青2個、グリーン1個。

チェーンはフィガロチェーンのステンレス製。

このチェーンのフィガロも「透かし」にリンクさせているのでした。

〇ブレスレット:「シャネル」のスクエアバングル。ロゴマークのシルバー色が側面真ん中に4箇所。内周19cm。

サーモンピンク色が優しく、オーロラのような素材の加工がされている素敵なバングルはプラスチック製です。

〇リング: 925台の葉っぱモチーフ。葉っぱの柄部分にマーカサイト。幅は5mm程度。サイズは13号程度。
〇リング:淡いパープル系の瑪瑙(メノウ)の多面カットくり抜きリング。サイズは、共に13号程度。

これらを遠目で見るとこんな感じ↓。

セット:四角のモチーフを第一のポイントに置いたことは正解。遠目の影ではこのスクエアが際立ちます。

第2のポイントとしては、ペンダントとリングの葉っぱのデザインの関連性。

そして、その他のポイントは、パステルカラーだらけで登場のカラーのパンチを抑え気味に統一したところ。

際立った赤色とか強い黒色が入ることは致しません。

パステルカラーでカラーが優しくまとまったところに「粋:いき」が生まれるのです。

あとがき

細かいことをお伝えすると、ペンダントの枠は角張った四角ではなくカーブが入ったライン。

これにバングルが偶然にも良い相性をくれています。

ジュエリー同士の集まりは、1つだけの関連付きよりも複数の関連付きがあるとその集まりの「意味」が分かりやすく、見る人に理解されやすいです。

確かに自分が満足であればどうということはないとも言えるのですが、なにせ装いというのは、「自身の主張や意見の反映」とも言えるのです。

そうすると、身に付けることは実は「コミュニケーション」をとっているということなのではないでしょうか。

その装いを見られることが第一のコミュニケーションをとったようなことになりませんか。

そう考えると身に付けることの深い意味として、「人間関係」にもつながるものだということです(^-^)。

1894年製アンティーク純銀製ペンダントのモチーフの解釈の難しさと克服【320】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

あれは、2015年の前半くらいの事だったかと思います。

シルバー925製のジュエリー集めの趣味の中で、イギリスのアンティーク物のペンダントを探していました。

きっかけは、かのファッションアイコン「ケイトモス」様のスナップ写真を拝見していた時のペンダントのモチーフの形がとても印象的だったことです。

遠目から見て素敵に映ることが装いの最終ゴールなのではないかと気づかせてくれた数々のコーデの中で、1つ「ロングペンダント」の存在を拝見。

このたびは、そんなきっかけがあり、探した象徴的なモチーフのペンダントを、他のジュエリーも追加しながら装いとして完成させた組み合わせの場面。

モチーフがなかなか難しいケースであり、随分悩みながら、1つ答えを出してみました。

どうぞ、ペンダントのモチーフが難しい時の組み合わせのヒントになりますよう。

なぜ難しいのかは、フラワーや単純な丸や四角ではない「ベル」モチーフだから

〇ペンダント:イギリス製の1894年刻印。純銀のため925の刻印は無し。4cmx2.5cmほど。80cm。

よく見ると、「ベル」を抽象化したモチーフだとうかがえます。

そして、周りのツタの葉はエレガント。

これが、何ともとらえにくいモチーフだと感じてしまうのです。

そうして、行き着いた先というのは、ペンダントと同じようにエレガントにもカジュアルにも寄るような受け止め方で他のブレスやリングを決めていきました。

〇ブレスレット:天然石ラピスラズリの青色にパイライトのゴールド色が混じるくり抜きバングル。内周20cm。
〇リング:シルバー925台のアラベスク調の透かしリング。 サイズは13号程度。

エレガントに寄り過ぎないツタの葉のようなラインということで、ハートをアレンジしたような羅列のデザインのリングを選択。

3点セット:いろいろ他にも選択肢はあるかもしれませんが、今はここに行き着きました。

決してカジュアルに偏らない、エレガントさを残したイメージです。

これならばスーツにも合わせられます。

そして80cmというチェーンの長さも上手く活かせると良いです。

長いチェーンは活動的で良く揺れるのです。

あとがき

ところで、このベルのモチーフだったペンダントは元は何だったのか。。

この謎については、ヒントが刻印に有りました。

どうもサッカーか何かのスポーツのチームの記念のものだったようです。

もしかしてペンダントではなくてエンブレムのようなものだったのかもしれません。

バチカンにはチェーンは無い状態でして、ステンレスチェーンは後から追加して付けたものです。

当時で¥12,000というようなペンダントトップのみのお値段。

感想としては、1894年というアンティーク級の品物なのにこういった良い状態で残っていることの軌跡が素晴らしい価値があり、コスパは大変良いと思いました。

イギリス製には銀製が豊富であり、かつての貴族のものだった「家財」から始まった銀製の文化がその後の大勢の人々の大衆文化として残っていったようなのです。

1894年というのは、現在の2020年からは、126年前です。

ものすごいことだと思います。

ジュエリーのすごさは、ほぼ永久的に残っていくことなのだと改めて感動した逸品。

うまく素敵に組み合わせた装いをしてあげることで、その価値をたたえたいものです(^-^)。

書き手:ピクチャレスク

グレー色のシェルが効果的に組み合わされるビッグフラワーのバイカラージュエリーセットの出来栄え【318】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

お花ジュエリーがすごく気持ちがほころびます。

攻めた感じではない良さがあり、ほんわかした暖か味が感じられるのです。

このたびは、直径が4cmにも及ぶ「ビッグデイジー」デザインのシェルペンダントが主役になるように、そこに登場する色を銀とレモンイエローだけにしぼった4点を組み合わせてみました。

シルバー925台やステンレス、メノウ、プラスチックなどそれほど高級ではない普遍的な素材でも、ここまでエレガントになるのだという1つの提示としてご覧いただきたいと思います。

カラーの共通の他には、透かしの共通や形そのものの共通など複数の「共通点」がカギ

〇ペンダント:直径が4cmの大きなデイジーの花の天然シェル。真ん中の黄色も天然シェル。78cm。

おしゃれです。

お花の中心にひし形の彫りが入れてあるところも抜け目がないです。

〇ブレスレット:「シャネル」のプラスチックバングル。幅7mmn程度。3箇所金属ブランドロゴ。内周20cm。

ペンダントの中心のレモンイエローカラーにリンク。

素材がシェルとプラスチックで違うにもかかわらず、たまたま色が同じというのも嬉しいミラクル。

出会うべくしてこれらが一緒になったというところに関連付きとても重要な共通点になりました。

〇リング: シルバー925の幅13mmの透かし柄で線形の太い小花、蝶、ハートがぐるり1周分。サイズは14号程度。

非常に作りの良いリングで、はめ心地も抜群。

重みもずっしりとしていて、地金をたっぷりと使った比較的ヴィンテージテイスト溢れたリングです。

とは言え、透かしになっていることでエレガントさもあり、重すぎないバランスがあります。

〇リング:巾10mm程の瑪瑙(メノウ)のくり抜き多面カットリング。イエローカラー。サイズは、17号程度。

カラフルなメノウの中のイエローも素敵な色です。

こちらも、この度のバイカラーに大きく貢献したアイテムになっていきます。

4点セット:銀色とイエローの配分が折半。細かい点では、リングの透かしとチェーンのフィガロがリンク。

あとがき

このたびは、カラーが2色のみ登場というすっきりさこそが、「粋:いき」につながる例になります。

「カラーをしぼる」ということはファッション分野全般に通じることで、引用しやすい考え方です。

色が共通で点在するだけではなく、細かい所では、バングルとリングのフォルムが相性が良かったり、透かしがリングだけに登場するのではなく、チェーンにもあるというところで、共通点が複数になり、寄り集まるべきこれらだという強めの意志表示となります。

ジュエリーの組み合わせ1つにしても、それを身に付ける人間の考え方、思い、さらには人生までも映し出してくれると言えそうです。

そういった主張が色濃い身に付け方というものには、「なぜその組み合わせなのか」などの「理由」の部分がはっきりと入れ込まれ、中身を持った装いということにつながるかと(^-^)。