<新新17>中身が詰まる地金たっぷりのずっしり感は価値、切子ジュエリーの四角パーツを活かす「形」からのアプローチ【1482】

アイキャッチ画像1482

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当ブログ記事は、「本物志向のレンタルジュエリー」のラインナップの過去から現在までで未紹介の分を後追いで掲載しています。

これまで内容のレベルを高めるために、開始の2020年から途中の部分的差替え・2022年の大改良・2024年の大改良を含む何度もの変遷がございます。

前向きな意味での連物・ブランドコスチュームジュエリー・真珠の「廃止」もありながら、2025年現在は高級地金の18金やプラチナに特化し宝石質なストーンがコンビの本格派ジュエリーに揃いました。

とは言え、装いのご提案としては過去のラインナップのものも当時の最高のセットとして考案したことで、ラインナップの説明としていたお部屋をブログ記事に「手直し」と共に改良しているのです。

当記事はそういった意味では新規投稿となりますが、ブログ内の形式は同じに揃えセット別に同じ視点でご覧いただけます。

ジュエリーは極端な流行が無い点や高級地金が色褪せない永続的な素材であることで、常に良い状態でご提供できる点は当事業の永続の見込みです。

このたびは、古き良き時代のアイテムながら、かえって現在はあまり作られていない貴重な存在である「切子:きりこ」ジュエリーを含むセットをご紹介したいと思います。

古物のイメージの「切子」を、新しい形でご提案できればと思います。

和風テイストによく合う昔ながらのジュエリーの切子ネックレス、菊柄やデイジー柄との相性を見つけた

<新新17>全3点:切子の四角いパーツの特徴にフォーカスし、すべてが四角に映る意識で集めたセット。
<新新17>ネックレス:PT850の切子、82cm、最大幅3mm。

「切子」はK18YG製でも年代物に多いです。

このたびのプラチナバージョンも多いですが82cmという特殊な長さが特徴です。

四角柱に葉っぱ型の彫りが美しく、途中の繋ぎ目パーツのしずく型の役割りも重要。

このしずく型パーツのみでできたチェーンもございまして、エモーショナルなデザインであると別のセットでも取り入れています。

<新新17>ブレスレット:K18WG台、アメジストxダイヤモンド、18cm、最大幅6mm。
<新新17>リング:PT900、平打ち花彫り、19号、幅12mm。

細かい点ですが、お花の形の花びらは、切子ネックレスの彫り柄に合っています。

平打ちリングは、こうした正面からの写真でもわかるように、指に付けた遠目に映る形は長方形、つまり四角フォルム。

切子の四角柱、ブレスレットの四角エタニティーに足並み揃う相性良きリングでした。

お洋服とのコーデ例:目立たぬようでも気になるお花の形、お洋服の菊柄ジャガードと相性が良いリングです。

上下黒コーデにブレスレットのカラーストーンの差し色効果があります。

和風にも寄せ過ぎずにバランスをとる役割が、どのアイテムにもある「洋」の要素。

物品1点ずつの選び方がいかに真剣勝負なのかということを常に思いながら、自前のお洋服・撮影用のお洋服を入混ぜています。

あとがき

2025年末までの投稿で、これまでのラインナップを網羅できると計画を立てました。

2026年は大半が<ジュエリー>というカテゴリーにおいての「手直し」の順番に該当。

必ずすべての<旧><新><新新>に対してこのたびのようなお洋服コーデを付けたいと思います。

目次を見ていっただけでも、アイキャッチ画像でジュエリーとお洋服との相性例をご参考いただける構造です。

今後も、ジュエリーをレンタルするという活動をしながら、全体コーデのご提案をしていくことをしてまいります。

レンタルをご利用いただける方がほんの一部であっても、コーデに悩む方の解決という見方からはかなり多くの方に寄り添えるのではないかと思っております。

そんな風に事業活動の「寄り添い」重視が今後の進むべき歩みだと考えております(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<新新16>縦長バーモチーフだらけのジュエリーに感じるかっこよさの源、徹底的に揃っていることが「粋」に通じている【1481】

アイキャッチ画像1481

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ジュエリーは非常に特殊な製品だと思うことがあります。

大量生産的に作られたとしても少数であり、年月が経過するほど同じ物が見つかりにくくなり希少な存在になるような気がします。

近年の同じお品物が並ぶ風景に見慣れた我々。。確かに安定的な供給という面では必要な姿なのだと思います。

その対極があっても良い、ジュエリーはそのような日常からふと独特な世界観に浸れるアイテムなのです。

それならば、1点ではなくジュエリー同士が関連付き織り成す世界観があったら素敵なのではないか。。

そのようなスタンスで、3点1セットに組み合わせられたジュエリーをご提案することを、「本物志向のレンタルジュエリー」という事業活動でアウトプットしています。

このたびは、ネックレス・ブレス・リングのすべてに縦長モチーフが入ったセットをご紹介したいと思います。

レンタルジュエリーとしての意義はここにあり、思い切った突き詰めでダイナミックになれることです。

個人の収集では「無難」「付け回し」も意識され、普遍的なモチーフが良しとされる傾向も納得できます。

そのようなところに新しい息吹を吹き込めれば、レンタルをご利用いただける意味も高まるのではないかと考えています。

縦長柄が特徴のジュエリーの集結、普遍的なモチーフの集まりが全体コーデでは際立つことになった

<新新16>全3点:パッと見てすっきりと感じるのは、すべての柄が揃っているからではないでしょうか。
<新新16>ネックレス:PT850製42cm、幅10mm。

トタン板のようなパーツがエタニティーに配された美しい個性的な幅広ネックレス。

<新新16>ブレスレット:PT850、幅5mm。

ネックレスと同じ構造の偶然、こちらはトタン板のようなパーツに柄が入っているというネックレスからのムーブメントがあります。

<新新16>リング:K18WG台、ヘマタイトxガーネットxダイヤモンド、ストライプ、13号、最大幅23mm。

ヘマタイトがこうした地金台のジュエリーに組み合わせられていることがレア。

「宝石とは世界四大宝石の事を指す」などという固定観念を打ち破るような姿に、かっこよさとストーンの区別をしないどれも美しいのだというフラットな目線を感じました。

お洋服とのコーデ例:マニッシュな雰囲気をお洋服にも投影、レザーベストとスラックスの黒コーデです。

カットソーの別珍ストライプジャガードに対して、同じ縦畦のコーデュロイのスラックスが「I:アイ」という線状の縦長の繋がりを表現。

このようなとことん柄を揃えた粋なジュエリーセットは、「ストライプ」と名付けました。

あとがき

当「本物志向のレンタルジュエリー」のスタート時は、特に準備をすることなく今まで集めてきたたくさんのジュエリーを事業へALL献上という形。

その後、実際のユーザー様の希望や好みを反映し、自分で集めている時代にはなかった部分を汲み取り改良し続けた現在です。

現在は内容がレベルアップ、高級地金と宝石質なストーンに特化した本格派ジュエリーが揃います。

そして、事業者である本人はもう自分のコレクションという領域から離れ、ちゃんとお客様のための商品となったのです。

たやすく触れることさえ必要最低限、当方が華やかに装い街を歩くなどということはありません。

「使わない時間はさえも眺める時間が埋めてくれる」というコンセプトと共に、今後も素敵なジュエリーを組み合わせながら高めていくお仕事を続けてまいりたいと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<新新12>多彩なリボンモチーフジュエリーの中のリボンペンダント、その他は際立たせないコツを打ち破ったリボンリング【1480】

アイキャッチ画像1480

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」においては、お手持ちのジュエリーとは違ったタイプがかえってレンタルの意味があるという考え方により個性的なアイテムを厳選。

このたびも超目立つ存在のビッグリボンペンダントのまとめ例をご紹介したいと思います。

まずはジュエリー3点でまとめ、その後お洋服と合わせてこのご提案が完成します。

一癖あり、しかも多彩なリボンジュエリーの組み合わせに挑んだ中には「ミラクル」もありました。

リボン以外の一癖あるモチーフにも引用していただけるのではないかと思います。

リボンジュエリー同士が含まれるケース、現実的な動きを模したフリル同士が離れた位置で良きリズムを刻んだ

<新新12>全3点:リボンモチーフが複数登場しながらも調和することができたのも、偶然の類似によるもの。
<新新12>ペンダント:K18YG製のメッシュリボン縦5cmx横6cm。チェーンはK18YG/K18WG、45cm

リボンモチーフは、四角と相性が良いですので、チェーンは平らな四角いタイプを選択。

リボンが蝶ネクタイのような代用品になればと45cmという無理のない範囲内のショート丈をとりました。

<新新12>ブレスレット:K18YG/PT850、あずき束ツイスト、18cm、幅4mm。

金銀が入り乱れて柄のように映る様子が大変美しく優し気です。

コンビの地金はイエローゴールドよりもマイルドに映るのです。

<新新12>リング:K18YG/PT950、リボン、ダイヤモンド、15号、縦最長17mmx横最長22mm。

ペンダントに足並み揃うようなリボンの種類です。

デフォルメされた幾何学的な形のリボンモチーフもある中で、フリルが現実に近く模されたタイプ同士の出会いはまさに「ミラクル」でした。

リボン同士で合わせることなどジュエリーでは一見無謀のようですが、このたびが可能であることの一例になれたのでは。。

もし合わせたい場合は、リボンがデフォルメされたものか実写寄りなものなのかを最初の関門にすることも1つの判断です。

そして、付け位置が離れたネックラインと指先という配置も奏功の条件だったかもしれません。

お洋服とのコーデ例:リボンモチーフがより可愛く映るような柔らかいホワイトレースの上下です。

この上下は、別方向からセットアップ的な集め方をしたものです。

白にもトーンがあり、I字に繋がるような近い白同士の時には、セットアップ的に組み合わせることができるのです。

お洋服の柄も上下共薔薇のようなお花なので、柄同士の馴染みもOKでした。

あとがき

以前、このビッグリボンペンダントは、ブレスやリングを別のものと合わせていた過去のラインナップがありました。

その時は、リボンの水玉にすべてのアイテムの中に入る水玉を共通にして面白さと「極み」を出していました。

少し前の番号の投稿の【1476】で<新40>の番号でご覧いただけます。

なぜこのように<新新12>に改良したのかは、レベルアップです。

<新40>の時のリングはレベルはありましたが、ブレスがボタンカットの珠(一応5ct相当のダイヤモンドでしたが。。)の連物だったから地金がベースではないからです。

<新新>の番号では、たっぷりと地金が使われた宝石質のストーンとのコンビに特化しています。

こんな風に廃止した過去のラインナップもコーデ例として記録に残しています。

<新新>は「本物志向のレンタルジュエリー」の変遷の中では完成型なので、ここから先は無く、番号が増えていくだけなので現行のものと思っていただければと思います。

巷ではジュエリー1点のみのご紹介が大半ですが、本当の装いは「総合」なのです。

ピクチャレスクの活動は、この現実的な「全体コーデ」を解決し、良き装いへとお導きできるような役割をお任せ下さればと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<新新10>18金リーフジュエリーをロングチェーンで躍動的に装う、片やエレガントさも高めたい黒別珍スラックスコーデ【1479】

アイキャッチ画像1479

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

まるで自然の中に溶け込むような葉っぱを模して作られた美術品的な18金ジュエリーのコーデに挑戦してみた回です。

フラワーモチーフと同様、どうしても一癖はあると思います。

「葉っぱ」と認識できるのは、「模倣」と呼ばれるもの、「真似」という意味も使われますが、実は別のニュアンスを持った古典的な芸術品制作の形態なのだそう(最近拝読している本より)。

抽象的で無機質な万能ジュエリーよりも確かに難易度は高めです。

数々の葉っぱジュエリーがある中で際立つ存在になればと、他のジュエリーとも良き調和になってゆくことを目指しました。

この辺りは単品の素敵さのみで止まってしまいがちな、その続きの部分。

なかなか事業者からはご提案されていない現実を鑑み、コーデあってこその元の単品の良さを引出せればと思います。

葉っぱモチーフジュエリーのまとめ方、抜け感あるロングチェーンで素敵に揺らめきながらもエレガントに装う

<新新10>全3点:偶然の力もいただきながら、こんな風に相性良くまとまったことが大変喜ばしいセット。
<新新10>ペンダント:K18YG製の葉っぱモチーフは縦最長45mmx横最長15mm。K18YGパイプロープ80cm。
<新新10>ブレスレット:K18YG/K18WGコンビのコイルデザイン3連。幅1.5mm弱(3連で幅4mm)
<新新10>リング:K18YG/PT950。ダイヤモンド部分あり。13号、最大幅10mm。

個性的な葉っぱ巻き付けリングは、このたびのペンダントトップにはミラクルと言う程の相性だと感動。

イエローゴールドとプラチナのコンビである点もセンスが良いです。

ゴールド一辺倒よりも、優しい方向に緩和してくれるプラチナ混じりは非常に調和がとれます。

お洋服とのコーデ例:セーターの柄は抽象的なボタニカル柄。セーターの金茶部分がジュエリーと調和。

80cmのロングチェーンは躍動的で、ペンダントトップがよく揺れます。

そんなアクティブな動きはカジュアル感を演出するのですが、ここはバランスも大切。

黒地のセーター+黒別珍のスラックスでエレガントに寄せると、ジュエリーの高級感が高まりました。

思い切ったカジュアルな抜け感に関しましては、シルバー925やステンレスチェーンのロングでご紹介しているのが、頭に<旧>が付く番号のセット、過去のラインナップのものです。

2025現在では、高級地金に特化していますので、すべて18金とプラチナベースなのです。

とは言え、葉っぱジュエリーのコーデ例としては、925にも大いに引用できます。

あとがき

全くのお揃いよりも、別方向から集まった組み合わせの良さがあります。

「繰り返し・反復」は落ち着きはあるものの、単調になりがちな点が否めません。

「お揃い」など到底難しい環境がバネになっているかのように、偶然の相性が時々生まれます。

是非、そうした良き発見を活かす役割をピクチャレスクにお任せいただければと思います。

3点セットになっていれば、あとはお洋服に当てはめるのみというその後のスムーズさ、コーデにおける厄介なお悩みは事前に解決させていただだいております(^-^)。

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<新新9>サークルモチーフの集結は個性へ転化、ダークブラウン水玉ワンピをライトのように明るく照らしてくれる18金【1478】

アイキャッチ画像1478

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、レンタルの意義を考えた末、大ぶりで個性あるアイテムに特化すると決めています。

確かに普遍さはジュエリーにおいては万能で付け回しが効くという点では納得できます。

しかし、レンタルをご利用していただく人物像として、ベースに「ジュエリー好き」があるはずです。

決して正確には分かりはしない中人物像を想像した時に、お手持ちにいくつかのジュエリーが存在しているのではないかと。

そうなると、全く別のタイプのジュエリーをご提供する意味が生まれるのではないかという1つの考え方です。

一方、そうではなくて、ジュエリーなど持ち合わせていないという人物像があっても、なおさらジュエリーを一時的に借りることができる体験としての意味があります。

そんな時にどうしても極上の素敵さをめいいっぱいご提供したいという、言ってみれば当方の「エゴ」と言えるのかもしれません。

このたびは、そのようなジュエリーの中では、比較的普遍性も兼ね備えた幾何学的モチーフの1つ「サークル」を寄せ集めたジュエリーセットをご紹介したいと思います。

水玉柄のお洋服に相性良きサークル集結モチーフ、暗めのチョコ茶にマルチストーンが明るい差し色効果

<新新9>全3点:サークルモチーフが全てに共通する丸みあるジュエリーセット。この偏りはむしろ分かり易さ。
<新新9>ネックレス:K18YGの2連ネックレス45/52cm。直径は5mm。

丸の繰り返しは、無機質ながらもエレガントに映ると思います。

<新新9>ブレスレット:K18YG、直径7mm。ネックレスとチェーンの構造が基本的に同じ。
<新新9>リング:K18YG台13号。マルチストーンはクォーツ他。幅18mm。

無機質の連続にリングでマルチカラーが登場した効果は大きかったと思います。

このカラフルさをお洋服とのコーデに活かしました↓。

お洋服とのコーデ例:チョコ茶の水玉ロングワンピース。ダークブラウンに明るくライトのように照らす存在。

あとがき

お洋服とのコーデ例には水玉ワンピースは複数登場します。

白いドットが点在の水玉柄には、必ず相性が良いとされる真珠ジュエリー。

ただこのたびは茶色の水玉であったことで、もう少し考えを他の切り口に巡らしたのです。

ダークカラーの茶色を照らす役割のゴールドジュエリーやカラーストーン、そして、それらが良き効果になる役割を担えるのも地味目な水玉ワンピースあってのことだと。

では、どんなケースに真珠ジュエリーの水玉ワンピースに合わせる出番があるというのか。。

是非今後「手直し」によって整備される数々の真珠ジュエリーのお洋服コーデをご覧いただければと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<新新6>現物を模したようなK18YG製の薔薇ジュエリー、外枠を四角に近い解釈で美しい喜平でまとめた衣装コーデ【1477】

アイキャッチ画像1477

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

メインタイトルの頭に付いた番号は、当「本物志向のレンタルジュエリー」の過去から現在までのラインナップの1セットずつに採番した番号です。

<旧>は2020年スタート時の全67セット、<新>は2022年の大改良時の全39セット、そして現在の<新新>は2024年の大改良の全23セットです。

途中の部分的な改良やちょっとした差替えも記録は残っていますので、それぞれブログ記事に割り振って装いのご提案として綴っています。

ただ、この整備がまだ途中であるため未完成、主に2026年の1年でほぼこのスタイルが確立できると思います。

では、このたびは<新新6>という番号のセットをご紹介したいと思います。

美しいと同時に癖が強めの薔薇の難しさの解決、四角枠っぽさを捉え喜平ジュエリーと一緒にエレガントに寄せた

<新新6>全3点:「ビッグローズ」。薔薇のビッグペンダント中心の喜平を揃えています。
<新新6>ペンダント:縦35mmx横40mmに及ぶサイズのビッグローズ。K18YGの喜平60cm。
<新新6>ブレスレット:K18YG製の粗喜平。幅5mmで透かし部分が多いこのタイプはレア。
<新新6>リング:K18YG/PT850コンビのチェーンリング。幅10mm。サイズ18号。

まず、チェーンリングが金銀のバイカラーになっている点も個性的で非常に美しいものです。

お洋服とのコーデ例:ダークブラウンベースのマルチフラワーロングワンピース。この柄も薔薇柄なのです。

本当のベストマッチをイメージすると、このワンピースには、K18PG(18金ピンクゴールド)の方が合うような気がしています。

ご参考になればと、そんな印象をこうして添えておきます。

しかし、軸をジュエリーに据えたコーデの順番ですので、ワンピースを網羅し切れていなかったとも言えます(^_^;)。

あとがき

このたびの薔薇のモチーフが外枠が四角かったことで、長い間悩みに悩んだ末思い付いたのが、喜平チェーンとの相性でした。

ペンダントがビッグで存在感あるこのような場合に、周りのジュエリーはやや普遍的な方がバランスがとれます。

とはいえ、なぜその集まりなのかは、どのアイテムにも共通して入る「喜平」モチーフの存在が説明してくれているのです。

このような別方向から集まった素敵なミラクル、裏方作業の事業者が楽しみながら磨き上げるワザのような部分によくこうしたフォローが入ってくれるのです。

こうした難しめのことを先に解決した3点セットは、三つ揃えのお洋服のように一緒に移動。

あとは、お客様がレンタルでご利用していただいたこの3点セットを、お手持ちのお洋服に当てはめるだけで良いという気楽さがあるのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<新40>大胆なまでのドット柄の揃いは軽やかなリズムを刻む。。集まりのミラクルも相まった粋な水玉ワンピースコーデ【1476】

アイキャッチ画像1476

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ALL古着ライフもここで15年に迫る定着ぶりです。

20代の頃から時々取り入れて着用していたものの、現在の30年後ではすべてのお洋服が古着のみという徹底。

さらにはブランドにも特化し、着心地やラインの美しさを感じる「アルマーニ」様の古着が中心です。

とはいえ、見つからない「アルマーニ」様の補填部分は、「オーダーメイド」「手作り」「衣装」などの分野で見つけています。

これまで古着市場をたくさん拝見する中で、ロングワンピースはよく見ている分野となります。

ロングワンピース古着の中では、1点物ながらも頻繁に目にするのが黒白水玉ワンピース。

このたびは、古着の中では比較的探しやすい黒白水玉ロングワンピースが登場します。

順番としては、先にジュエリー3点を組み合わせる作業があって、そのまとまりに合うワンピースを探したという、巷でよく行われる順番とは真逆。

ジュエリーが先にあってお洋服を後から決める順番があってもいい、順番さえも融通を利かせるような考え方も一緒にお伝えできればと思います。

ジュエリーの柄に着目、3アイテムのドットとワンピースの細かい水玉柄がリンクしたコーデが出来上がるまで

<新40>全3点:すべてのアイテムにドット柄が入っていることが共通。心地良きリズムを視覚的に感じます。
<新40>ペンダント:縦5cmx横6cm。K18YG製のメッシュにドット柄。45cmのK18YG/WGチェーン。
<新40>ブレスレット:K18YG留め具にボタン珠のダイヤモンド5ct分・ルビー・エメラルド・サファイアが点在。
<新40>リング:K18YG台のV字14号。透明はホワイトトパーズ。その他はルビー・エメラルド・サファイア。

3アイテムすべてがドット柄という点、こうして別方向からの集まりのジュエリーが共通の部分があったというミラクルを活かします。

お洋服とのコーデ:黒白水玉ワンピース。よくある黒白ワンピの中ではダブル前立てジャケット風な作りがレア。

ワンピースは紺x白でもよく合うと思いますし紺無地も素敵。

せっかく18金ベースジュエリーとのコーデなので、サテンやシフォンのお出かけ用素材のワンピースがお勧め。

コットン素材のカントリーテイストを感じるカジュアルワンピースは、また別の出番があると思うのです。

綿素材や麻素材のナチュラルな田舎っぽい雰囲気のワンピースは、かえってシルバー925ベースのジュエリーで抜け感あるまとめ方に統一した方がバランスが良く素敵になると考えます。

あとがき

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者のピクチャレスクですが、事業品を私がモデルみたいに華やかに装うことはしていません。

こうして組み合わせを真剣に考えながら一番のご提案をしていくこと。。ここにこそ喜びとやりがいを感じているからです。

付ける楽しみやお手持ちのお洋服とのコーデの完成は、お客様が現実的に体験していただく貴重な瞬間です。

今後も、こうしたジュエリー同士の組み合わせの部分、是非ピクチャレスクにお任せ下さればと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<新18>連結フラワーペンダントの可愛さの高め方、まるで同じ出所のような色彩のお花畑風ワンピースとの調和を手配した【1475】

アイキャッチ画像1475

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「本物志向のレンタルジュエリー」の事業者です。

個人収集時代から好んでいたフラワージュエリー、花びら1枚ずつの丁寧な細工やダイヤモンドのおかげで美しいコントラストが、芸術的に言う「美しく模した」というような姿です。

このたびは、いくつかのフラワージュエリーを見てきた者から、「連結フラワーペンダント」の装い方をご提案する回としたいと思います。

お花モチーフというのは1点のみでは可愛らしく素敵だと魅力的に映るものの、実は一癖あるモチーフです。

その先の他のジュエリーとの組み合わせやお洋服とのコーデには戸惑うものであり、そんな点を解決する一役になれればとこうして綴らせていただきます。

フラワージュエリーのまとめ方、補色的な連結フラワーペンダントに揃えたお花が入り混じる優しい装い

<新18>全3点:どのアイテムにも入り混じるフラワーモチーフを互いの関連付きとしてまとめたセット。
<旧18>ペンダント:K18WG台モルガナイトxクロムダイオプサイト。チェーンはK18WGパイプロープ60cm。
<旧18>ブレスレット:K18WG台のピンクトルマリンxダイヤモンド。バータイプの繋ぎチェーンが特徴。
<旧18>リング:2ctのパヴェダイヤモンド。サイズは12号。真ん中に丸いお花型デザイン装飾が設置された幅広。
お洋服とのコーデ例:ミラクルとでも言う程の同じ形・同じ色味の花柄ワンピースに相性。馴染み溶け込みます。

あとがき

突然現れた頭の<新18>の番号には事情がございます。

実は、過去のラインナップも1セットずつご紹介してきたYouTube動画が、途中のあまりに複雑かつ激しい改良のためにストップしていたのでした。

大まかに、過去のラインナップの変遷は、開始の2020年版(<旧>番号)・第1回大改良の2022年版(<新>番号)・第2回大改良の2024年版(<新新>番号)の3つに分かれます。

途中の部分的な改良などは、<>の番号は採番しませんが、ブログ記事に1つずつ掲載。

このたびの<新18>は赤枠:動画の有無を確認した結果未投稿であったと判明、新規投稿したという経緯。

その他、セット番号に対して複数のブログの理由は、先ほどお伝えしました途中の改良時の投稿を含むからです。

このエクセル表は<新>の2022年版のものであり全39セット、<旧>はすべての67セットに対してきっちりと1投稿ずつのみというもの、<新新>はまだ未投稿が多く2025年末までにすべて新規投稿する予定です。

<新新>以降が無いのは、ラインナップのスタイルが<新新>で確立されたからで、現在のラインナップの<新新>内に番号を増やして追加をしていくという未来を描いています。

こういったことも、当方の事情に過ぎず、気にされず内容のみにフォーカスしていただければ大丈夫でございます。

こうして、過去の廃番になったジュエリーも、装い方のご提案としては記録に残すものとなりました。

当時は、ラインナップのスペックの説明に過ぎなかった内容から、ブログらしくストーリーを展開していく点が向こう1年の2026年の主なタスクとなります。

すべてのセットにお洋服の現物のご提案を附随するという姿に作り上げていきますので、お楽しみにどうぞ(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

創造的な活動を始め歩む者向け、その後独自の特徴を知り高めるために知っておく「センス」を構成しているもの【1474】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「センスの哲学:千葉雅也 著」を拝読。

バッグ作りをしている一端の者として、改めて「センス」という概念を学んだ本になります。

いにしえの哲学者様達がここに焦点を当てた考え方を解いてこられたと思います。

2024年の本ということで、「AI」の存在も見据えた芸術品の創造の今後なども参考にしたいところです。

哲学的な話題にもかかわらず、分かり易い文章のタッチは読み進め易い本でした。

「センスが良い」というのは、これまで携わったファッション関係のお仕事の中でもよく意識されてきたフレーズです。

では、「センス」というのは言葉で表すところ、何で構成されているものなのか。。そのような伝えにくいところまでしっかり迫ったのがこの本です。

「センスが良い」と思ってもらえることへの憧れ、「センス」という抽象的な概念を構成するものはいったい何なのか

キーワードの1つに「リズム」がありました。

詳しくは是非ご一読いただいて、著者様の考えを一度受け取ってみていただければと思います。

ここでは、かつての実体験エピソードをお伝えしようと思います。

下に貼りますYouTube動画内でもお話していなかったことで、当ブログを補足的な意味合いもこめて綴ってまいりたいと思います。

何十年も前のことですが、勤務先の上司の印象に残る言葉がありました。。「仕事はリズムだ」と。

リズムという言葉の連想は、音楽と結び付けて考えることも多いですが、仕事作業と結び付けた上司の言葉が非常に興味深いものとしてずっと残ったのです。

本にも例に出されているのが、動かぬ絵画にもリズムがあるとのこと。

リズムというのは、耳に依る情報のみならず、視覚的なものから触った感触まで、複数の感覚と共に見つけられるもの。

実はピクチャレスクの現在のハンドメイドバッグやレンタルジュエリーにおいて、「コーデ」を根本の軸の部分としています。

ここにもリズムが宿ります。

組み合わせをするのも2つに限らず複数が調和した状態の全体コーデ。

この中には、「同じである」という共通事項を「リンクしている」などという表現をしたりしながら、歩調を合わせてすっきりとまとめていくことがゴールです。

はみ出さない同等な調整もリズムの1つです。

そして、見落としがちなのは「無」もリズムの1つなのだということです。

リズムのイメージの王道である音楽に立ち戻りますと、音が出ていない空白の部分もあります。

この空白である「無」もあってこその全体が美しくまとまるということを考えると、リズムを作るものが、「on」の状態だけではないということです。

絵画でも白い縫っていない部分を残すという手法があると思いますが、同じことが言えると思いました。

よって、「センスが良い」というお洋服のコーデが素敵な人は、必ずしもガンガンと責めるような強い色使いの連続だったり、派手な装飾に偏った纏い方をするわけではないということ。

攻める部分と控え目な部分が交じり合っての全体の見え方が、非常に素敵に映るという状態なのではと。

あとがき

本の中には「リズム」のみならず、もっと別の要素も絡み合う構造が詳しく説かれています。

この先、何かを作るという創造的な活動を始めるにあたって、もしくは芸術に触れる際に見る目を肥やすというような願望を持つ時、ご一読の価値があると思います。

芸術品を観賞する際には、分かろうとしないことも重要だそう、どんな有名な芸術家の方もあちこちでそのようにおっしゃっているようです。

理解しようとするのは、遠くへ突然ぶっ飛んだような見方、そうではなく、目の前にある当たり前の姿を自然そのままに受け取るだけで十分なのです。

人間は複雑な思考をしてしまう生物だと思います。

何かを見ると、その意味を考え過ぎたり、意図することを探りがちです。

確かにそのような探究も必要なこともありますが、美しい物というのは、もっとさりげないものであり、優しいもの。。そのままの姿の感じ取りでキャッチすることの大切さがあると思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

全くの別キャラに成り切るコスプレや体に証を刻印するタトゥー、人はどこかでアイデンティティを探し求める旅をしている【1473】

アイキャッチ画像1473

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「コスプレする社会:成実弘至 著」を拝読。

この本は2009年リリース、その15年先の現在では「コスプレ」は日本生まれの文化として世界中で有名になっています。

実は、「衣装・オーダーメイド・手作り」などで検索しながら古着を見つけることがあります。

オーダーメイド古着や衣装古着というのは、着続けられていないので状態が良い古着なのです。

古着ライフと言いながらも、実は未使用品に近いような状態の良さを重視している集め方。

こんな古着ライフスタイルに、少しだけ接触する点もあったことから手に取った本なのでした。

タイトルに使われる「コスプレ」は所謂「サブカルチャー」と呼ばれる分野のもの。

かつては、「メインカルチャー」である伝統的な芸術や映画や音楽との区別のような分かれ方でこの呼び名「サブカル」が生まれています。

どちらかと言うと、高尚な芸術分野とは区別されたな立ち位置的ニュアンスを感じる分け方です。

その他、アニメ・タトゥーも「サブカルチャー」の代表的な例、同じ音楽でも「レーベル」と「インディーズ」とでメイン文化とサブカルに分かれる点がこれまでの巷の判断でした。

ところが、アニメもコスプレもここまで世界的な広がりを見せつつある変化は、もはや立派な「文化」になってきているのでは。

「インディーズ」とはいえ、動画になっていれば名が知れる確率は高まることから、「レーベル」と同等に感じます。

そう見れば、メインカルチャーとサブカルチャーの境界線など頼りないものなのです。

このたびは、表面的には派手でその一時のお祭り騒ぎの時だけの価値と思われがちな「コスプレ」に対して、根底にあるものを探る回です。

なぜ面倒なお着替えを伴ってまでもコスプレにいそしむのか、なぜ傷みを伴ってまでタトゥーを刻印したいのか。。そんな理由の部分に迫りたいと思います。

別物に成り切るコスプレの本当のコンセプトは自分探し、ぱっと見の強烈さが大きいほど自己認識への強い渇望が隠れる

かつてのイギリス生まれの「パンク」という音楽は、秩序ある社会を作るための「統制」や「従属」のストレスのような気持ちに対する反発から生まれ、「カウンターカルチャー」と呼ばれてきました。

ファッションブランドに関連付いた「ヴィヴィアンウエストウッド」様などは、そのデザインに「社会に対する挑発」を感じるもの、それがかっこよさであり流行であった時代がありました。

日本では、制服のアレンジとして「短ラン」や「ボンタン」をあえて売り出すアパレル店が存在していたのも、アニメのキャラクターと紐付く盛り上がりの最中(さなか)のことです。

その気持ちの根底にあるものは、「自分の証明」、「コスプレ」や「タトゥー」も共通に自分のアイデンティティを探究する望みがあるのです。

何を支えに生きていくのか。。路頭に迷い分からなくなってしまった絶望の中の1筋の光であるとも言えると思います。

もう一人の自分に成り替わることで探しているのは、本当の自分らしさ。。特に若い世代で行われる「コスプレ」の活動は、懸命に自分を探すための能動的かつ積極的な努力の1つなのかもしれません。

あとがき

「コスプレ」などのド派手と呼ばれる装いが極まれば極まるほど、その対極にある自由への渇望や自分を知りたいという切望があるという見方ができるかもしれないのです。

前ボタンがずらりと並ぶベストを「素敵だ」と思った私。。コスプレをするまでには至らずとも、なぜそのずらりと一連に並んだ「軍服」を彷彿とさせるデザインが気に入ったのか。

もしかして、日々の戦闘態勢のような事業活動の競争に対する強い気持ちの表れなのかもしれません。

身に纏うお洋服・衣装・コスチュームすべては、意思表示のような意味合いを持つものなのだと解釈できるでしょう(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク