日本らしいジャズ喫茶文化・難破船で発見された物品の背景の謎・象の生き残りが今も高地にいる実態を教えていただいた【1546】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版 2026年4月号:田中祐子 発行人」を拝読。

後で貼りますYouTubeショート動画では、この中から4つの項目について少しずつご紹介しています↓。

1)日本らしい「Jazz喫茶」という文化、1960年代-1970年代が全盛期、現在はごくわずかに残る老舗が紹介されていました。

かつての「レコード」が全盛期であることと並行していて、現在の衰退の理由は言うまでも無くネットで聴けるからです。

2)「アブダビ(アラブ首長国)」の「自然史博物館」は2025年スタート。

地球・生命・宇宙の歴史を伝え、地球の歴史には欠かせない「恐竜」の展示があります。

本書の中では骨などの大きな物体を、慎重に当博物館に世界中から集める途中の様子も映されています。

3)クロアチア沖の難破船の残存物の中にあった純金のベルトバックル。

地図上のイタリアの右端のアドリア海が舞台、時はビザンチン帝国の時代の装飾が見られた彫りデザインや高級天然石の付いた物品を持ちこんでいたのは誰なのか、その目的などのヒントに。

4)アフリカのアンゴラの奥地にひっそりと身を潜め、人間に警戒して高地に隠れている象がいる実態。

***

これらショート動画でご紹介した項目の中から、最後の4)について、当ブログ記事ではもう少し自分との関わりも含めて綴りたいと思います。

今起こっていること・今は失われつつあること両方の情報、アンゴラ高地の象が複雑な地形を持った奥に身を潜める実態

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アフリカ大陸の湾が入り組んだ部分にある「アンゴラ」という国、かつては1970年代-2002年の間に内戦がありました。

ヨーロッパ勢力の植民地化からの独立で、独立勢力自体がグループに分かれて争い他国の介入で長期間に渡りましたが、「停戦合意」をもって2002年に落ち着きました。

その後の現在のこの地域には、大昔には人間と共存さえしていた象の姿が消えていたのです。

ただ、この間にも生き残りの種が人間を嫌い、複雑な地形の高地に身を潜めている実態が研究の結果分かったという記録です。

かつて「象牙」のペンダントを古物で持っていたことがありました。

生成りというような白色のツルツルとした質感は、非常に神秘的でチェーンを付けて装飾してしまっていましたが、実はその神秘さも「生命力」の1つだと言えたのではないかと振り返ります。

その後2010年代に象牙製品の売買が本格的に禁止になったことで、持たなくなりました。

こうして、自分も含めて人間は、動物の魅力的な部分を装飾にしていた歴史があります。

象がいる国においても生計を立てるために高額で売れる象牙を生業としていた時代があったのでした。

奥の方に身を潜めて静かに暮らしている現在の生き残りは、「アフリカサバンナゾウ」という生粋の野生のゾウです。

あとがき

この4)のゾウの実態についてのルポタージュは、「サステナブル」色に溢れた内容になります。

この雑誌は、「日本経済新聞」の関連雑誌であり、文化・生物・地球などの切り口にバラエティーがあります。

最初に引き付けられたのは、2026年4月号の表紙の場合はJazz喫茶のマスター様が映っていることで、普段Jazzを聴くこともある者が親しみを持ったことがきっかけでした。

そうして読み進めていくと、このきっかけを越えた2)3)4)のような内容も拝読できました。

手に取った本はよほどの読み辛さが無い限り読み切りたいという全読派。

思いがけない内容も知れたことも、こうした形式の雑誌の良さだと思ったものです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<仕立て直し>ハンドメイド初期製作のペンシルポーチの20年後、パンクした浅いラッピングを深く改良した永久的な構造【1545】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイド歴も2026年ではおよそ20年になりますが、今でも開始当初のポーチを持っています↓。

2007年当時の初期型ペンシルポーチ:一重仕立てが特徴、まだ接着芯貼りや裏地設置のノウハウを得ていない頃のもの。

ハンドメイドバッグ製作を始める入り口として、一重仕立てのファスナーポーチとA4縦のこちらも一重仕立ての今で言うエコバッグを生地を替えてたくさん作りました。

そんな初期の頃の1つ、お店では特殊サイズとしてなかなか見ることが無い幅が細いファスナーポーチ。

主に収納のみで使用してきたこともあり、この20年という歳月を無事に経ることができました。

ただ、実際には、こんな風に初期の頃の拙い作りや技術のせいか、ラッピング布がパンクして中から縫い代が飛び出していることに最近気付いたのでした↓。

ラッピングのパンク:ラッピングのやり方さえままならない頃、一気に挟み込んだ既製品を利用したやり方。一気縫いは外れ易いです。

このたびは何十年の年月を経て「仕立て直し」という形で、貴重な過去の製作品をこの先の長持ちを願いながら解体して作り直しました。

2007年製初期型ペンシルポーチの内部のパンク、2026年のノウハウで裏地付き水平型へ安定的に完成

今後も長く持つものにと、結果的には3通りを試しながら時間をかけて完成していきました。

1案(不採用):元の姿の再現のような形。そのままパンクを補修、結果は元の状態よりも悪く映り貧弱で美しくありません。
2案(不採用):ここで水平型に変更、接着芯を全面貼り、裏地を新しく調達。両端のレース装飾は縫い代のラッピング兼用。

焦げ茶なのであまり目立ちませんが、右のファスナーの留め具周辺の固定ステッチが丸見え、非常に汚い仕上がりにしかなりませんでした。

この汚い部分が隠しきれていないことが、2案の不採用の決定打でした。

3案(採用):2026年現在も行っているしっかりとしたラッピング方法を引用、ラッピング布にも接着芯貼り。

接着芯を貼り裏地を設置した2案から物品が膨らみ、迫力が増したことが分かります。

副資材の重要性をここで改めて実感することになりました。

その他の角度:上は裏地を設置した内部、同じ焦げ茶のジャガードのボタニカル柄。下は底面、2枚ハギの線が真ん中に入ります。

やはり、水平型はファスナーに無理な動きがなく安定します、作っていて非常に心地も良かったです。

「製造時の心地」というものまではなかなか伝わりにくいことですが、ストーリーとして大切にし完成後にこの気持ちをアウトプットすることにしています。

使用生地(全3種):表地(焦げ茶)-ブッチャー、綿/100%、日本製。裏地(焦げ茶)-ジャガードインテリア地、ポリエステル/100%、日本製。ラッピング(茶系)-ストレッチチェック、ポリエステル/64%、レーヨン/34%、ポリウレタン/2%、日本製。

あとがき

さて、この先このペンシルポーチはどれぐらい持つものでしょうか、また長い期間のスパンの実験としていつかご紹介できる日があればと思います。

一重仕立ての頃は、「ブッチャー」という表地の融通性もあって「耳かき」をぴったりで入れていました。

ただぴったりというのはこのたびのようなパンクの原因にもなると思います、「ゆとり」あるサイズ感の製造は今では方針になっています。

仕立て直し後は、一重仕立てよりも縫い代を多く必要としますし、途中でやり直しをした際に短く整えたこともあって縮みました(有効サイズ18cm)。

最後に現在のこのポーチの活躍の姿を見て終えたいと思います(^-^)↓。

仕立て直し後の使用風景:シャープペンコレクション3本を傷が付かぬよう隔離収納、残りのペンシルはガンガン使うもの。
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書き手:ピクチャレスク

表面には大きな薔薇で後ろ面は無地ライクの使い分け可能、A4横マチ無しショルダーバッグが映し出すチェックの整い【1544】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1つ前の投稿の【1543】では、ボックスキルトをかけたコットン無地の白に赤のタータンチェックとライトグリーンベースのタータンチェックを組み合わせた大きな薔薇アップリケを完成させていました。

このたびは、アップリケ含むA4横マチ無しショルダーバッグが完成しました。

地の白い生地は服地であり、滅多にバッグに使用されることが無いようなもの、どちらかというと看護師様などのユニフォームのような素材だと思います。

このたびの学びはファスナーカバータブの付け方、二段階に分けた固定です。

一気にあれもっこれもひっくるめて同時に行うよりも一区切りおくということの良き効果をお伝えします。

白地に赤い大きな薔薇が広がるA4横ショルダーバッグ、チェックが3種類集まった柄同士はすっきりととまとめ上げられた

使用生地(全5種):左上から右下へ①②③④⑤と採番します。詳細は次の通り↓。

<生地詳細:①-⑤>

①表地(白):コットン無地(ピケの一種ではないかと)、綿/100%、日本製。

②裏地・ポケット(ビビッドグリーン):ツイル、混率不明(綿混)、原産国不明。

③薔薇の花びら(赤):デッキングタータン、綿/100%、日本製。

④薔薇の葉(ライトグリーン):サマーウールチェック、毛/100%、日本製。

⑤ベルト・タブ(濃グリーン):生地名不明(ギンガムチェック)、ポリエステル/100%、中国製。

ファスナーカバータブ(2個):観音開き折りを縦・横と繰り返してファスナーの両端にキャップのようにかぶせ縫い付けます。
ファスナーカバータブの縫い付け方(2段階):1段階ごと。最初はファスナーの真ん中固定の二重ステッチ。次に外枠二重縫い。

これまで一気に外枠二重ステッチをしていましたが、非常に歪みやすく先に真ん中固定を終えて外枠ステッチに移った方が結果整えられました。

A4横マチ無ショルダーバッグ「羽二重餅」の完成(コットン無地白ボックスキルト):<サイズ>縦30cmx横40cmxマチ無し。

ショルダーは2cm幅で120cmの型紙で観音開き折りの4本ステッチ構造、完成はDカントップから計り65/114cmが長さの範囲です。

斜め向きの角度:人の目からはこのような角度に映ることが多いです。
アップリケのズーム:1枚1枚のパーツが少しずつ重なっています。1パーツは縫い代1cmで折り込んだ変8角形。タータンチェックがお揃い。
4cmのボックスキルト:表地にも裏地にも同じようにかかっています。裏地の貼り付けポケットにもかかっています。
ファスナーパーツデザイン:サイドタブは均等配置、隙間が大きい特定場所を作りません。先端はすずらんループエンドと本革ゴールド。
その他の角度:側面と底面。ボックスキルトの重なりや支柱ベルトの重なりがポイント。
使用イメージ(AI使用):デニムセットアップの上下、パンツはワイドタイプでエレガントな方向寄せ。

あとがき

これまでのいくつかの薔薇アップリケは2019年ごろから時々デニム生地に配置してまいりました。

アップリケはややカントリー風でカジュアルに映るものです。

そのようなカントリー風な装飾でさえもエレガントに寄せていくのがピクチャレスクの「テイスト」であり、挑戦でもあるのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

真っ白キルト生地の横40cmに広がる薔薇アップリケ、花びら・葉っぱ共にタータンチェックという洒落を利かせた【1543】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

これまで幾度かバッグ正面の装飾として、薔薇アップリケをミシン仕立てのスタイルで引用してまいりました。

ネットのすでに世に出ている写真を真似るよりもお勧めしたいのは、まずは自分の目で現物の薔薇を見ることです。

数か月前にウォーキングの途中、お宅の外に咲いている薔薇をちょくちょく拝見したものです。

意外と薔薇を育てていらっしゃる方が多いもので、薔薇というお花の人気を実感することもできました。

アップリケのミシン縫いはカーブはあまり得意としませんので、多角形パーツの縫い代を折り込み幾何学的なデザインを作っています。

これまでと違う点は1種類のサイズのみの花びらで重ねていたことからの発展、3種類の花びらのサイズを周囲1cmずつのサイズ差で表現していったことです。

幾何学的デフォルメの薔薇アップリケ、花びらと葉っぱが共にタータンチェック柄でA4横のバッグの横幅いっぱいに広がった

使用生地(全2種):薔薇の花びらと花芯(かしん)-デキングタータン、綿/100%、日本製。葉-サマーウールチェック、毛/100%、日本製。
型紙作り:アパレル専用用紙を使い、変8角形を縫い代1cm込みで作図。大を最初に、中と小はそれぞれ1cmずつ周囲を削除。
花びらと葉っぱの型紙完成(1cmずつの縫い代込み):花びらは大x6枚・中x3枚・小x3枚、葉は花びらの中を兼用でx4枚。
1cmの折り込み:1パーツずつ全面的に接着芯を貼ってあります。縦向きの線から先に折り、次に横線、斜め線は最後。
ミシン縫いの順番:最初に実際に花びらの外側である大x6枚から順番に重ねて1枚ずつ区切って縫い付けていきます。
花芯(かしん)が最後:小が3枚集まった花びらの付け根の部分に設置、5cm四方を横と縦に均等折りです。

ファスナーカバータブにも使うパーツと同じ構造、最初の左右を縦に折り込んだ直後、上下の真ん中部分をミシンステッチの返し縫いで固定すると安定的に仕上げられます。

完成した薔薇アップリケ(横40cm幅):バッグのA4横サイズいっぱいに広がる配置です。今までの中で一番大きいと思います。
完成した薔薇アップリケの裏面:もともと4cm四方のボックスキルトをかけています。キルト芯としてハード薄芯「ハイボン」を利用。
アップリケ完成後の支柱ベルト付け:薔薇アップリケは背景になります。前面に出すと支柱ベルトの機能が薄れるからです。

あとがき

作りながらワクワク感を伴いましたことが実感ですが、使用生地がプレーンな場合には、アップリケを考案してみると表情が出ると思います。

例えば、類似の配色の場合などにもアップリケ1つで別のバッグのように感じてもらえることができるかもしれません。

こうした考案は、長い間1点物の古着スタイルを続けてきた者の普遍的な考え方です。

無地で行わずタータンチェック同士でペアにした点はアイデアの中の強い個性、そのまま同じデザインであっても違った薔薇アップリケが展開できると思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

8オンスでもデニムらしさは健在、緻密な生地組織は一重仕立ての四角エコバッグを立派にそびえ立たせた【1542】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

5点連続製作してまいりましたエコバッグ「切餅:きりもち」のラスト5点目が完成しました。

順番に定番3モデルのバッグを数点ずつ作っていくスタイル、また「切餅」の出番が来るまでひとまずここでいったん終了です。

このたびの素材は8オンスデニム、ここ近年面白いと思っているのが本来の生地の表面ではなく、敢えて裏面を使うことです。

新品ではなかなか出会うことが無いライトブルーデニムらしいカラーの裏面にむしろ魅力を感じたという理由からの判断でした。

人気のライトブルージーンズのイメージで作る、ライトブルーx黒地のブルー系小花柄が美しく映える8ozデニムエコバッグ

使用生地(全2種):表地(ブルー)-岡山県産デニム8oz、綿/100%、日本製。配色地(黒xブルー系小花柄)-生地名不明(予想としては「トリコチン」)、混率不明、原産国不明。

8ozで「ライトオンス」と呼ばれる部類ですがデニムはデニム、他の服地に比べて圧倒的にハリコシがあり緻密な組織であることを感じました。

配色のベルト用には、ニット風な斜め右下がりの急傾斜が特徴の綾が美しい生地「トリコチン」だ野ではないかと見ています。

ポイント①:黒ベースの生地でも黒糸を使わず、柄のカラーを見ながらブルーグレー色の糸を選択。ステッチが柄を遮らない1つの解釈。
ポイント②:このたびは悪い例。山のように膨らんだタブの外枠ステッチには、ミシンの押さえの右側に厚い生地を挟み平らにします。

次回から、この手法を取り入れてハギ目カバータブの外枠ステッチをもっとビシッと美しく仕上げたいと思います。

ポイント③:トップの三つ折りは1.5cmずつ。厚手の生地にも対応できる1.5cmずつが全ての生地に対応できます。

これまで作ってきた別の生地の時にポイントとしていました、サイドの三つ折りの内部の1枚分のL字カットを当然このたびも行っていまして、三つ折り同士の重なりもスムーズに縫えました。

エコバッグ「切餅」完成(8ozライトブルーデニム裏面使い):<サイズ>縦42cmx横37cmxマチ17cm。
角度違いの見た目:ピンタックが四隅に入ることで、どこから見てもスタイリッシュに映ります。
縫い代ラッピング:底と左右のマチの縫い代は6.5cm幅のラッピングをしてすっきりと内部を整えます。内部は1cmを二重縫い済み。
その他の角度:左右の側面と底。紙袋型なのでフォルムがはっきりとしています。
たたみ機能:最初に底から順番にたたんでいきまして、右の姿までが可能。
使用イメージ(AI使用):エレガントなセーター+デニムスラックスをチョイス、エレガントな男性にも是非。

あとがき

このデザインは、どちらかというと「使い倒す」というようなバッグをイメージしています。

そうするとまずはデニムや帆布から作り始めてみようというのがこのたびの5点連続のシリーズでした。

ハンドメイドバッグに使用させていただいている生地の分類として、「デニムライク」と呼んでいます。

ここにはコットン素材で王道の「デニム」「ダンガリー」「シャンブレー」「カツラギ」「帆布」が入ります。

ただお好みによっては、収納の融通の方にも力点が置かれたしなやかな服地素材も決して見逃したくはありません。

結局はどんな生地でも作ることができる仕様のバッグなのです。

いずれコンテンツにまとめ、バッグの作り手様に向けた切り口からもアプローチしていきます。

条件があるよりも、隅々まで広い範囲から自由に材料が選択できるバッグ。。これも非常に素晴らしい価値だと思っています(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<仕立て直し>元のナップサックの長いショルダーをそのままの長さで利用、取っ手が長い抜け感あるファスナーバッグ【1541】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

少し前の投稿【1539】では、4年前に作ったナップサックを毎日使い続けた今の状態を確認。

巾着部分の絞る動きによる摩擦でトップ周辺の裏地が擦れて穴が開くところまで行っている現状がありました。

その他、ショルダーの部分的な擦れは、こちらも巾着の絞る動きによる圧力の集中によるもの。

残る大部分はまだこの先も10年に向かえる耐久性があるとみなし、このたび仕立て直しに挑戦です。

様々な仕立て直しの過程をほんの2分のショート動画に詰め込みましたが、全体の大きなポイントがあります。

それは、4年という歳月による使用感を鑑み、モデルチェンジによる追加材料の調達を「持ち合わせ」から選んだという点、余計なコストをかけないのです。

表地の黒に対して裏地が濃紺の薔薇柄でしたので、新しく調達しなくても手元にあった紺色のファスナーやパーツ生地を選んでいます。

そして、あまり行われないことなのですが、2本の短いファスナーを使い真ん中で繋げて設置しています。

このような、追加部品の配置の様子も是非注視してご覧いただければと思います。

驚くほどの別モデルへチェンジ、ナップサックから取っ手が長い四角バッグで新たなスタートを切る

仕立て直し前のナップサック:ジョーゼットの黒の表地は生地屋様からのいただきもの。裏地は薔薇柄の紺x白です。
解体とお洗濯:ショルダーを外し、表地と裏地の合体をほどきます。表地にのみダイヤキルトがありキルトはそのまま残しました。
てっぺんの5cmカット:傷みのひどいトップ5cm分は、表地・裏地共にカット。横の寸法は変更しません。
追加パーツ:ファスナー開閉の四角バッグが新しいモデルです。ファスナー関連のタブパーツは手持ちからストライプがかった紺色で充当。
裏地にも3cmのダイヤキルトがけ:表地と同じダイヤキルトをかけた裏地(左)と新たに加えた紺色無地のキルトポケット大。

元のポケット小は表地のジョーゼット製、大きなポケットが加わったことで使いながら入れ場所に悩んできた4年間の気持ちを解決。

長いナップサックショルダーを支柱ベルトへ利用:そのままの長さで(1.5mずつx2本)縫い付け。8角形タブを紺色無地で追加。

全体で見ますと、追加した紺色のパーツ生地は2種(無地ライクとストライプ柄)。

どちらも服地の裏地に使われる薄手ですが接着芯は全面貼り、必要に応じてハード薄芯を加えて貫禄を出せます。

2本の短いファスナーの繋ぎ方:ファスナーの先端を折り込みステッチ留め。新たにカバータブで混み合った汚い部分を覆い隠します。
裏地に設置した返し口:通常返し口は裏地の力がかからないサイド部分に決めています。縫い閉じは紺色の糸で手まつりしました。
取っ手カバーの設置:一番最後の作業。ちょうど取っ手の真ん中部分が以前の巾着の傷みがひどい部分に合致。隠す役割も兼用。
マチ付き四角ファスナーバッグの完成(ジョーゼット黒3cmダイヤキルト):<サイズ>縦24cmx横32/42cmxマチ14cm。

取っ手の高さが40cmありまして、素敵な抜け感が出せます。

斜め掛けも、短めですが可能だと分かりまして、なかなか優れたファスナー付きのバッグに変身できたと思います。

ファスナーとファスナータブ:ファスナー先端カバータブ2点・サイドタブ2点・繋ぎ目カバータブ2点の3種類はすべてシンメトリーな配置です。
使用イメージ(AIにて):バッグの表地が無地であるコーデのメリットは、黒ベースの柄のワンピースならばほぼどれも粋に装えること。

改めてモデルチェンジの変化の姿を確認してみます↓。

仕立て直しの前後:ここまでのモデルチェンジができるという可能性を感じていただければと。変更後の方が中身が安定するようです。

あとがき

こんな風に、その時だけの価値ではなく、4年という歳月を経て分かる価値を見出せたことが良き収穫です。

なかなかこうした長年の中での検証はされないもの、一瞬の短い間では分からなかった新しい素晴らしさをこうしてお伝えできたことも同時に喜ばしいことです。

実は、現在の定番モデルにもこの体験を落とし込んでいます↓。

ナップサックの「餅巾着」というモデルから何年後かにA4横マチ無しの「羽二重餅」が作れるというトリックがあるのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

支柱ベルトには素敵なクロスステッチ刺繍生地、カーキグリーンのカツラギバッグをセンス良く持っていただける願いを込めた【1540】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

5点連続のエコバッグ作り、このたびは4点目です。

手順としましては、5点まとめて裁断し次の段階で底ベルト作りと支柱ベルト作りも5点連続、そして組み立て縫いの段階に入ったら1点を集中的に作り上げていく段取りです。

このたびは、「カツラギ」を表地に使用、ミリタリーなグリーンはカジュアルへの落とし込みが大半です。

そんなところに、新しいエレガントさの息吹を吹き込めれば。。というのがこの製作の挑戦です。

前後でハギ目カバータブのカラーを変えて表情の違いを表出、カーキグリーン色のカツラギが頼もしいエコバッグ

使用生地(全5種):一重仕立てなのに配色生地が5種にも渡りました。上段は表地と支柱ベルト、下段は細かいパーツ。

<生地詳細(左上から右下へ)>

①表地(アーミーグリーン):カツラギ、綿/100%、日本製。

②ベルト(白xマルチカラー):クロスステッチ刺繍、混率不明、原産国不明。

③ハギ目カバータブ・底ラッピング(赤):生地名不明(デニムライク)、綿/100%、日本製。

④ハギ目カバータブ(ブルーグレー):生地名不明(デニムライク)、綿/100%、日本製。

⑤マチラッピング(濃紺):インディゴデニム6.5oz、綿/100%、日本製(岡山県産)。

***

ではここからは、製作者自身も学んだ新しいノウハウをお伝えしたいと思います↓。

支柱ベルト周りの皺防止策:待ち針をまめに打つこと、しかも待ち針の向きを内側に頭が来るようにしてみました。

縫い付けは、外側から内への渦巻きで進むステッチ、今後もう少し待ち針の向きなどに関しては引き続き研究ます。

今回は、待ち針で固定することで前回のストレッチ入りで起こったような皺は防げた感触。

ストレッチは入っていないですが、待ち針の固定は基本的な作業としてどの生地に対しても今後は打ちたいと思います。

サイドの三つ折りの厚みの解消策:左から右の順番。内側の1枚分だけ四角く削ぎ落して薄くしておくというもの。
サイド三つ折りシミュレーション:1枚分薄くなった三つ折り後の上からの三つ折りを見込んだ対策だったのでした。
左側も同様:右側と対称に同じことを行います。斜めカットを過去にしたことがありましたが、四角の方が効果的です。
その後の入り口の三つ折り:ここで先程の薄くしておいた効果が出ます。それでも厚みがあり「樹脂槌」でたたき潰してここを平らに。
カラフルな底とマチのラッピング:他で余った生地をセンス良くこうした部分に充当。赤は表のハギ目カバータブと同じ生地です。
支柱ベルトの柄合わせ:限られた分量の隙間の多い生地、自由はありませんが、可能な範囲の合わせ方をしています。

「可能な範囲」の内容は、左右ではだいたい同じ位置に同じ形の柄が来るようにしました。

また、ベルトになった時の表面と裏面とで華やかな柄の出方と控え目な柄の出方の違いがありましたので、華やかな柄の出方の方を表向きに統一しました。

アーミーグリーンのカツラギのエコバッグ「切餅」完成:<サイズ>縦42cmx横37xmxマチ17cm。(取っ手は2cm幅高さ20cm)。
正面:カツラギは厚くてハリコシがありますのでツンと立ちます。
ハギ目カバータブのカラーが違う両面:お洋服に合わせてお好みの方を見える方に向けて持ち、表情が変わる素敵さがあります。
その他の角度:サイドと底面。
使用イメージ(AIにて):コットンや麻のカジュアルスーツによく似合うバッグです。

余談なのですが、試用イメージはAI様にこのように依頼したのですが、何度かのやり直しでも、必ずカジュアルに解釈するようです。

いかにネットに溢れ返るアーミーグリーンの使われ方がカジュアル一辺倒なのかと。。そんなところに一石を投じることができるチャンスでもあるのです。

あとがき

いよいよ次回がエコバッグ「切餅」の連続5点製作の最後5点目になります。

上述のように全体を通して、こうした使い倒すようなバッグは、「デニム」「帆布」「ジャガード」など目の詰まった硬くて厚みもある生地が有効です。

ただ、畳めたり必要な時にだけ使用したいという収納の融通にも対応するには、やはり全ての生地を選択肢とした方がユーザー様のご希望にはまりやすいと考えます。

とりあえず王道のデニムライクを並べるところから始めていますが、ニーズによっては、服地であったりイメージの範囲を超えた素敵な生地でも製作が可能です。

製造者側から見ますと、このバッグの作りは、全ての生地幅にほぼ対応できる条件の無い自由さがあることも併せてお伝えしておきたいと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

4年前に完成し毎日使用の巾着バッグ、重みや絞る圧力による擦り切れの一方でキルトや角擦れが長持ちという貴重な資料【1539】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび大変貴重な検証を行いました。

遡ること4年前の2022年11月に製作していた「キルトサック」と呼んでいたバッグ、過去の投稿の【1159】でその少し前に作った同じ型の高さを5cm低くした比較の製作でした。

この時の5cm低くしたコンパクトな方をこの2026.08.24現在に至るまでほぼ毎日使わせていただきました。

お出かけはしなくてもウォーキングは毎朝のルーティーン、今朝もウォーキングの時にこのナップサックを背負って歩いてきました。

なかなかこうしてハンドメイドバッグを長年をかけてその「質」の面にフォーカスした研究は発信されていない現状おらず、その後の「長持ち」についてが見過ごされがちなのです。

大量生産品では、最初から作業の効率化のために意図的に一手間を省かれることが多いと見ています。

そのような工業製品とハンドメイドバッグという丁寧な製造物を、決して同じに考えていてはいけないのです。

量産品は見た目の最初の印象に重点を置かれた、これまでと変わらない表面的なファッション性を追求されていることが相変わらずです。

むしろハンドメイドバッグの作り手は、そういった世の手に入り易いお品物の実態に決して翻弄されずに、むしろ反対の事を追求していくべきだとこの回でお伝えできればと思っております。

4年前に作り上げたダイヤキルトナップサックの4年後の今、劣化した場所と丈夫な場所を検証し今後に活かした

2022年11月完成のナップサック:<サイズ>縦30cmx横34cmxマチ14cm。表地には3cmのダイヤキルト。
ナップサックの内部(2022年当時撮影):内部に表地を利用した黒のフラップポケットを小さめサイズで設置。

投稿【1159】では生地の詳細については記録していませんでしたので、ここで一度振り返ります↓。

<使用生地>

表地(黒):ジョーゼット、混率不明(おそらくポリエステル/100%)、原産国不明(おそらく日本製)。

裏地(紺x白薔薇):生地名不明(サテン調の綾)、混率不明(綿/100%だったという記憶)、日本製。

***

当時、素材の記録漏れにより曖昧になってしまいました、いずれも服地です。

表地のジョーゼットは生地屋様からの頂き物、紺の薔薇柄はネット購入でした。

2026年(新品から4年後の姿):一見ちょっとした使用感のみに見えますが。。この後細部を見ていきます↓。
傷みが感じられた箇所:上から時計回りに、①裏地の巾着ひもホール擦れと破れ②織り糸の飛び出し③巾着ひもの部分的擦れ。

②の織り糸の飛び出しは、ジョーゼットの糸が擦れて飛び出してはみ出した現象でして、キルト糸ではなかったことを確認しています。

では、次に反対に4年経過の現在も丈夫で長持ちしている箇所です↓。

傷みが起こっていない健在な箇所:左から時計回りに、①3cmのダイヤキルトが1つも切れていない②③両端の角の擦れが無し。

キルトの切れた場所が1か所も見つからなかった素晴らしさ、30番糸でかけるキルトバッグの利点の証明、キルトは生地の固定にもなっています。

また、マチ付きのトート型では起こりやすい角の擦れが4箇所すべて起こっていないことが素晴らしいです。

この理由は、キルトをかけた効果というよりは、元の素材のジョーゼットという生地の傷みにくい特性、およびポリエステル/100%の耐久性ではないかと考えます。

あとがき

さて、この検証結果により、身近過ぎて気付かなかった巾着ひもホールの裏地側の劣化を直していきたいと思いました。

この続きとして、裏地を取り換えることを含めた仕立て直しをしたいと思います。

2022年当時は、現在2026年のナップサックと違い巾着ひもホールを本体に設置していました。

これも裏地の擦れが酷い原因となっていて、2026年現在の仕様の「巾着ひもホールタブ」の別付けでモデルチェンジを兼ねたお直しをする予定です(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

エコバッグ作り手はこう体感している。。底とマチのラッピング布は6.5cm巾の四つ折り観音開きが作り易く成功率が高い【1538】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは1点バッグが完成、ここ最近連続製作していますエコバッグ「切餅:きりもち」が素材違いで展開されます。

全部で5点、このたびが3点目となります。

エコバッグは2026年に確定した「定番3モデル」の中では唯一の一重仕立て。

一重仕立てというのは、贈答品などにも多く登場するのをよく拝見します。

消耗品ではあるのですが、「粗悪の作りでも十分なのでは。。」という考え方に対しては対極のスタンスをとっています。

やはり末永くお使いいただける一重仕立てのエコバッグであることが一番望ましいと信じていることが根底にあります。

土色ヘリンボンにブルー幾何柄をベルトに配したエコバッグ、服地の風合いを持つことがお洋服に合わせやすいことを願う

複数を連続製作する中で、いよいよ本格的にノウハウ自体を「動画コンテンツ」にまとめていくための確認の段階が訪れていると感じています。

製作の1過程ずつの中でポイントになる部分や手順のメモを記録し、以前一度完成した説明と見比べながらの製作でした。

これまで数多くこのモデルを作ってきていますが、まだまだこの製作で得た新しいノウハウもあるほど。

コンテンツ作りがいかに奥が深く、決してたやすいものではないことを実感しています。

使用生地(全2種):表地(濃ベージュ)-綿混デニム調ヘリンボーン、混率不明(綿混)、原産国不明。配色(ブルー系幾何柄)-幾何学模様綿プリント、綿/100%、原産国不明。
配色生地のコントラスト:茶系とブルーの珍しい組み合わせはある意味挑戦でした。
マチのラッピング:先に本体を等脚台形に折り、端から1cmを二重縫い。次に6.5cm幅の共布をくるみます。
くるみ込む様子:「パイピング」とも呼ばれる縫い代のカバーです。右は縫い閉じ部分のアイロン。
下のステッチ線を的確に隠す調整:生地の厚み+αを最後の縫い閉じの分量で調整。赤の点線は飛び出しのカット。

やや難しいのは、厚みが均一ではなく、真ん中の底のラッピング部分との重なりが原因で山のように膨らんでいることです。

下のステッチ線の隠れ方は、ぎりぎりで隠れている状態でなければ裏面とのラッピング布の幅が合いませんので、覆い過ぎは注意です。

完成した底(1か所)とマチ(2箇所)のラッピング:裏面にも同じような幅で貫通していることが成功です。

ステッチはやや多めの3mm程度、浅くしがちですが反対側に確実に貫通するための塩梅です。

ラッピングの交わり:底ラッピング(横向き)に対して垂直に走る両サイドのマチラッピング(縦向き)。型紙6.5cm幅は作り易いです。

どうしても裏面の端からの距離が縫った側と揃わないことがありますが、綺麗な方(縫った側であることが大半)を最終的に見えやすい方に計算します。

この「向き」の解説については、またの機会にお伝えしたいと思います。

完成したエコバッグの内部:一重仕立てなのですべての縫い代が隠されています。三つ折り・ラッピングは丸見え。
支柱周りの皺の原因:このたびの生地におそらくストレッチが入っています。これが皺の原因です。

そもそもポリウレタン入りは元は服地、一重仕立てバッグには不向きなのでしょう。

どうしてもストレッチ入りの生地を選ばざるを得ない時は、待ち針で支柱ベルトの縫い付けを固定することである程度解消できるかもしれません。

濃ベージュヘリンボンのエコバッグ「切餅」完成:<サイズ>縦41cmx横37cmxマチ17cm
斜めの角度:他の人からはこのように映ることが多く、ピンタックがスタイリッシュに紙袋風に映ります。
その他の角度:サイドや底。底の支柱ベルトの井の字が美しいです。
畳んだ様子:サブバッグ的な存在の袋物の良さはたためること。使わない時の収納し易さと丈夫さとのバランス。
バッグ使用イメージ:スーツライクなモデルのバッグ、ここまでの正装にも違和感無し。

あとがき

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別名「土色」とも呼ばせていただいているほど、赤味の薄茶色です。

この田舎っぽくなりがちな色をいかにスタイリッシュに仕上げるのかは配色生地が重要になります。

出来上がってみると、「花柄だったらもっと良い組み合わせがあった」などと思うところはありますが、この配色生地は非常に魅力的なマリン系のような幾何学模様。

また後日の別モデルの製作で表地のヘリンボンは登場しますが、その時には2度とこのたびのブルーの配色生地は登場しないのです(このたびで使い切り)。

このような一発屋的な点が生地の多品種小ロット製造の実態です。

お世話になっているメイン材料である生地、この製造実態の性質を活かすとやはり1点物との相性が良いと思うのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

賑やかなカラフルエコバッグの中で一際落ち着きあるデニムエコバッグ、勤務先からの帰宅途中のお買い物にも違和感無し【1537】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、「切餅:きりもち」と名付けたエコバッグが完成。

完成のテンポが良いのも一重仕立てだからということが大きいです。

ただピクチャレスクとしましては、一重仕立てこそ隠す場所が限られ整然さがより追求されるモデルであると捉えています。

結び目一つであっても可能な限り目立たない場所に配置する工夫を考えます。

定番モデルとなったこのデザインですが、主に2種の生地を組み合わせて本体+配色(支柱ベルト)といった2ペアで構成します。

このことが、無限の可能性をもたらし、このたびもブラックデニムに対してコントラストあるオフ地の小花柄を配置しました。

もうこのコンビはこのたび限り、1点物意識で常にお作りしています。

大半がインディゴの中では個性的、黒デニムxダーク小花柄の揃いが静謐でスーツライクなコーデにも合うエコバッグ

使用生地(全2種):表地(左)-岡山BKデニム硫化染め(9.5oz)、綿/100%、日本製。裏地(右)-生地名不明(ブロード風)-白地x濃紺小花柄、混率不明(おそらく綿/100%)、原産国不明。

裏地の白地はベージュに近いオフカラー、小花柄は濃紺で茎や葉っぱの部分がグリーンというレトロ感に溢れた素敵な柄です。

四つ角ピンタックの結び目隠し(底):底のハギ目の溝の中に入れ込み、極めて目立たなく収納するところまで。

内部に通すことはしていません、一重仕立てなので結局内部でも晒されることになるからです。

四つ角ピンタックの結び目隠し(トップ):トップの場合は内部に針で通してピンタックの溝に収納できます。
サイドとトップの始末:最初に重ねて端から5mmで二重ステッチ。次のサイド三つ折りステッチも二重です。

右の2コマの写真は、サイドの三つ折りの内部が1枚分カットして薄くしてある状態を三つ折りステッチしています。

それでもデニムなので結構厚みが増してしまい、「樹脂ハンマー」でトントンとたたいてつぶすことで縫いやすく平らにすることをしています。

機能と装飾の両方を兼ねたカバータブ:この下には長い支柱のハギ目があります。

ハギ目を隠すための「機能」、バッグの顔の表情を作るような「装飾」の両方の意味があります。

一重仕立ての内部:1つ後から気になった点は、タブの四角のステッチの下糸を上糸と同じ糸の色で縫ったこと。

もし、下糸を白にしていれば、もっと内側がすっきりしますが、ただ黒と白程の極端なコントラストはどちらかに片方の糸の色が出てしまうことが起こることがあります。

この場合はこれが正解と言えるかもしれないのです。

完成した9.5oz黒デニムエコバッグ「切餅」:<サイズ>縦42cmx横37cmxマチ17cm。
取っ手の高さはトップから20cm、9.5ozのデニムは比較的柔らかめです。中身にはあんこを入れて撮影。
その他の角度:左から時計回りに、サイドの縦向き・サイドの横向き・底。
畳んだ様子:底も折りたためます。右側が一番小さくたためる限界の姿。
使用イメージ(AI使用):肩からかけた姿が現実的な持ち方である縦長バッグ。スーツライクにもマッチ。

あとがき

製作した者からお伝えできますリアルな感想ですが、間近で見ていて、非常に迫力があります。

それでもモノトーンで、可愛らしい小花柄というギャップも面白いものです。

ピクチャレスクの製作では、デニムや帆布などのカジュアルな素材なども「エレガント寄せ」がいつものテーマです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク