ユーザー様の声は惜しみなく拾いたい、一方同業者様やライバル達を調査し過ぎて自らの軸が揺さぶられる模倣癖とは無縁【1470】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、事業活動におけるたった1つずつの「やって良かったこと」と「やらなくて良かったこと」の対極の2つをお話する回としたいと思います。

複数の羅列よりもたった1つずつが印象に残り、事実一番感じたことですので、当方の価値観も含めてご参考にどうぞ。

事業活動でたった1つずつの「やって良かったアクション」「やらない方が良いアクション」、対極の2項目を同時にお伝えします

①「やって良かったアクション」・・・ユーザー様の声をできる限り漏らさず拾い上げる

取り入れ活かすという前に、「参考にさせていただく」という段階があります。

ここには出来る限り多様で豊富な量の情報をいただけた方が有難い、日々の何気ない会話の1コマにもアンテナを巡らせます。

家族・友人・街中で耳にした会話すべてに対してです。

この拾い上げの結果、ハンドメイド活動でもレンタルジュエリー活動でも発展があったという感触を得ています。

特に、固定観念の塊のような一人間の「努力」の1つとして、自分の考えの範疇以外の考え方や声に耳を傾ける姿勢です。

頑固で凝り固まった固定観念いっぱいの自分、この一歩の譲歩のようなこと、柔軟な態度がその後の発展に繋がるのです。

かつて、ジュエリーを集めていただけの時代では、K18YGに偏り「ダイヤモンドは透明、色の無い味気ない宝石だ」などと重視しなかった過去。

しかし、実際のユーザー様はダイヤモンドを好まれるのでした。

そんなリクエストもあり、ダイヤモンドにも目を向けていき、プラチナという金属の素敵さも重視していくように。

とはいえ、集めていた時代でもなぜか惹かれるようにダイヤモンド物を調達していたことがありました。

単純な考えで、「透明で物足りないから大ぶりなものならいいかな。。」などという気持ち。

結局、その後ダイヤモンド5ct・10ctなどが希少品になっていった時に、目の前に持っていたこれらはレンタルジュエリーにまさに相応しいジュエリーとなっていたのでした。

「勘」のようなものもいかに大切か、そして変な「やめておこう」が無かった突っ走った過去の収集の姿勢も後からは奏功ということに。。

そして、ハンドメイドバッグの方です。

こうと決めたら他のデザインなど聞き入れもしない頑固さに、ふと守備範囲外のようなデザインを希望され聞いた時。

「いやいや作るつもりはなかったな。。」と思う一方で、そのお声はいつまでも残りました。

結局、お聞きした声を全部拾い上げこの数か月順に挑戦していった結果、結局すべて出来上がったのでした。

今まで作ってもみなかったデザインが作れるようになっていたのです。

そして、新しい部分も多く、勉強しながら技術も同時に高まったようでした。

こんな実体験から言えることは、これまでと違う部分に手を付けてみる一歩を踏み出すこと、これがその後の驚くような結果を生むということでした。

巷でよく言われる「コンフォートゾーンからの抜け出し」に等しいものです。

②「やらない方が良いアクション」・・・模倣から始まる製作スタイル

特にハンドメイドバッグ作りに関わることです。

もともと、他の方の発信はじっくり見ていないこれまで、模倣は嫌っていました。

自分自身の製作物は模倣OKにしているのに矛盾のように感じますが、そうではありません。

ハンドメイドを広める活動としては、模倣OKで著作権フリースタイルは間違いなく引用率が高くなり効果的だという判断は変わりません。

ただ、模倣を基軸としたこれまでのアパレル業の大半を見ると、いよいよ永続的なスタイルではなくなってきたことが、その崩壊のような姿に感じます。

基本的な「軸」があっての分からない・不明な点の参考で他の方のノウハウにお世話になるという順番であるべきです。

すでに売られているものを「市場調査」として分析するその時間は、ユーザー様にご希望などを募ったり、アンケートなどで何を考えていらっしゃるのかを掴み取る活動の方が気が利いています。

あとがき

アパレル分野・アッション分野は大量生産が成り立ちにくいのではないかと考えます。

なぜなら、複数になればなるほど平均的にならされ味気ない出来になってしまいがちだからです。

「衣・食・住」の「衣」でもありながら、芸術に重なる点もあると思っております。

小規模の良さは、この「芸術寄り」を丁寧に伝えていけることが強味、有名ブランド様の模倣から始まる企画がいかに的外れなのかということです。

小規模でも良い、ちゃんとした軸を持った独自の考え方・メッセージを伝えていける活動であるべきです。

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書き手:ピクチャレスク

たくさんの古着の中から優れた1点はこうして選ばれた、エモーショナルなブティック風ブランドネームと確かな老舗の品質表示【1469】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ワードローブすべてがくまなく古着というスタイルです。

古着を警戒し避けておられる新品派の方には、是非日本製の古着の良き状態をお伝えしたいものです。

古着調達では、特に「新品同様」を念頭に良き状態の物品を選りすぐってまいりました。

「古着」というワードが持つボロボロのイメージはただの固定観念、長い目で見ると安価なファスト的なお洋服よりもレベルが高く味わい深いものです。

このたびは、こんな古着ライフを長年続けている者が素敵で良質な古着を選ぶ際の着眼点を、具体的・理論的にお示ししてまいりたいと思います。

古着好きはこのようにして選び取ってきた、お品物のみならずブランドネームや品質表示が教えてくれるレベルや使用感

古着は襟の形やスラックスの裾のライン。。お品物の節々に当時の流行が表れます。

古着にこの先のご提案のような新しい息吹を吹き込むことがテーマ、古いそのままを愛でるということよりもやや攻めた活動なのです。

まずは、良質さを見抜くということ、お宝の発見のようなところに導ければと思います。

本当に古い物の価値:左は実際は最近の物、右は1980年代もしくはそれ以前の古着らしいものと読み解きました。

「ヴィンテージ」「年代物」というワードに翻弄されない確かめ方として、そもそも「手作り」というのが右の黒です。

ブランドネームや品質表示が付いていない点から予測できることも。。

左は、最近でもよく知るタイプの量産的なワンピースだったのでした。

一緒に並べた理由はウエストの構造がよく似ているからです。

昭和時代に、ウエストゴムのワンピースは流行がありました。

ただ、そのウエストゴムの上には前開きファスナーがコンビで設置されたワンピースが多数。

「前開きファスナー付きのウエストゴム」という構造で昭和時代のワンピースであると予測する1つの着眼点になります。

そして、右の黒は、昭和時代のある時期の襟にアコーディオンプリーツを装飾的に引用する流行もあったと見ています。

その流れの中で、思い切ったプリーツ仕立てが象徴的な手作りワンピースが生まれたのだと解釈しました。

確かに左のピンクのようなスタンド襟+フリルのワンピースも昭和時代の古着にも多いですが、「流行のらせん状の繰り返し」から見ると、「ヴィンテージっぽさを取り入れたここ最近のモデル」という見方です。

古着のワイドパンツのライン:2020年代の「ガウチョ」「フレアー」などのパンツのラインとは違います。

特徴あるパンツの裾ラインは、古着では「一癖」になり、気になる部分。

とは言え、こんないつの時代でもはいていける癖のないワイドパンツは「アルマーニ」様の古着でよく見つけます。

正確には、当時はやや流行の傾向の1つだったワイドのラインなのかもしれません。

そんな部分的な流行に乗り過ぎず、凸(とつ)り過ぎなかったデザインは、その先何十年も変わらぬ心地で着用できる「優れた洋服」と捉えています。

前ボタン一連タイプ:左から、シングルボタン・ダブルボタン・ベストのボタンに引用されていました。

どれもお気に入りで、なぜかこうした前ボタンずらりのモデルが好みなのです。

理由は、シンプルな真っ黒の中のポイント部分であるというバランスが素敵だと感じているからです。

もしかして、過去の「軍服」のイメージがあり、「戦闘態勢」「強さ」を受け取っているのかもしれません。

ウエストリボン:予想するところ1980年代ではなかったかと。スカート単体にも付けられていたと思います。

では、ここからは、ブランドネーム・品質表示が教えてくれる情報。。というような切り口で、お洋服以外の内部の「文字」に注目してみます↓。

古着の様々なブランドネーム:実に多様ですが、会社名そのものとブランド名とに主に2種に分かれます。

ブランドネームを見た時の印象が、なんとなくブティックらしさを感じる情緒があり楽しいです。

古着の様々な品質表示:混率情報による高級感の判断・メーカー名の情報による信頼、札そのものの傷みによる使用感を見抜けるのです。

左下などは、汚れもあり縁がほつれている様子から、「使用感」などを図れます。

また、印刷が真っ白で文字が消えてしまったものは、何度もお洗濯が繰り返された着古されたものだという証明。

品質表示の姿は意外と正直、ここから読み取れることは多いです。

あとがき

ここ最近では、「祖母のものだった。。」というエピソード付きのものが、非常に良質で味わい深いと感じ始めています。

昔はおばあ様が着られていたのかもしれませんが、今度はもっと年下の者が引き継ぐこともできる点は、垣根でしっかりと年代を分けられてしまった新品にはない自由と幅広さです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

古着ライフの黒コーデのまとめ方ノウハウ、上下黒無地同士のそれぞれの映り方の濃淡や素材違いで起こる凹凸現象【1468】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ALL古着でしかも黒コーデに特化したワードローブを作っています。

独自の特徴としては、上下を着回すスタイルとは対極の、渾身の1セットを決めてしまい、セットアップとして把握することです。

これも嗜好のようなもの、このスタイルが一番自分にとっては納得するものであり、事業活動のレンタルジュエリーのセットスタイルにもこの嗜好を反映させています。

結果としてはアイテム数は多くなるのかもしれませんが、ワンピースの占有率もなかなかのものですので、分量としてはほどほどでミニマム。

このたびは、「黒同士の組み合わせ」にポイントを置き、上下の黒同士を古着で別方向から寄せ集める時に起こる現象を実体験からお伝えします。

その現象は時に課題や悩みとなり、解決した場面も含みお伝えしてまいりたいと思います。

ALL古着生活における黒同士の上下の組み合わせで気付くこと、黒というカラーの多種展開と素材別の見え方の違い

3種類の黒:左-真っ黒であり基本的なカラーの末端。真ん中-青味の黒、濃紺よりも黒寄り。右-グリーンがかった黒、チャコールグレーよりも黒寄り。

実際にこれらのカラーは、「黒です」と説明され存在しています。

その証拠に、このような違和感を伴う上下黒コーデの失敗を経験しています↓。

ジャケットとスラックスのカラーの違い:このジャケットのメイン部分が上のパレットの中では一番右。

一方で、黒のスラックスは真っ黒で、上のパレットの一番左に相当。

写真に写したり、光に当たると余計にその違和感が際立ちました。

実は、現在手放したこの写真よりももっと真っ黒のパンツがあり、この写真は当投稿用に後から写したもので、パンツの種類が違います。

よって、以前の手放した方はもっと違和感がありましたが、この写真ではそれほど感じないかもしれない分かりにくさ、ご了承いただければと思います<m(__)m>。

その後、カラーの違和感はこのように解決していきました↓。

組み合わせの検討をし直して納得した上下:パンツも黒からトーンが落ちていて、相性が良くなりました。

所謂、「墨黒:すみくろ」同士を合わせたということになります。

パンツが柄物であることやジャガードもさらに入っていることで、プレーンな感じから離れて合いやすくなったこともあるかもしれません。

古着ライフでは、方々からの寄せ集めになるわけで、黒にも展開があることを突き付けられた経験でした(^_^;)。

素材による違いのカバー:すべて牛革。レザーは白っぽく映る特徴あり、レザー同士の上下は違和感の解消の1つ。
毛羽立った素材の映り方の違い:ベストはベルベットでその下のパンツは別珍、右はコーデュロイパンツ。

毛羽立った素材には、「並毛:なみげ」と「逆毛:さかげ」があり、向きを変えると濃淡を感じる程の違いを持っています。

同じ毛羽立ち素材の黒同士でもこうして違いがあるわけです。

ジャケットではなくベストだから上下が違っても納得できることもありますので、決して上下の映りが違うことは否定するものではありません。

また、右側のストライプ柄にアレンジのカットソーと下のコーデュロイパンツは、同じストライプ柄としてリンク、柄であることがその色の違いをまやかし解消してくれる働きがあるようです。

何やら難しいことのように思えてしまうことから離れまして、誰もがトライしやすい黒同士の違和感の解消策を2つ考えてみました↓。

①古着であっても、そもそもスーツを選ぶ:これは当たり前ではあるのですが、スーツの良さは悩みの無さです。

ただ、黒の上下はどうしても喪服のフォーマルさを彷彿とさせるかもしれません。

そこで、もう1つの策です↓。

②黒ベースのマルチカラーアイテムと黒無地を組み合わせる:とても王道な考え方だと思います。悩みなど皆無。

あとがき

黒は無難であるとTシャツなどの定番カラーとして装われますが、実はメッセージ性の強いカラー。

何とも交わらない、常に勝ることが絵の具の混ぜ作業で証明され、内なる強い気持ちの表れと共にはっきりとしたメッセージとなります。

どんどん黒コーデに特化していった者は、もしかしたらどんどん強くなることを望み決意・意志が固まっていったことの証なのかもしれません。

何度も何度もワードローブを見直した結果黒に行き着いたことから、「飽き」は極めて起こりにくいのも黒の良さ。

かつて「○○黒」などと黒の違いを幾種類にも渡って呼び名を付け、微妙なカラーの違いをかぎ分けてきた日本人の特性も是非心にとどめておかれると良いです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

お洋服の集まりもインテリアの一部と考えた、カラー展開あるジーンズ4点をまとめて縦長ストールで包む半見せ収納【1467】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

時々、自らのワードローブ事情・クローゼット事情を<コーデ>のカテゴリーにてお伝えする機会をいただいております。

「何気ない日常品の意外な使い方」という点もポイント、このたびそのような内容になっております。

事の発端はクローゼットの無いお部屋の150cm幅のアパレルハンガーラックにお洋服が収まり切らない削ぎ落しがあったこと。

比較的皺問題とは無関係なジーンズx4本を吊るしていたパンツハンガーから排除、個別に畳んで包む収納へ変更したのです。

縦長ストールを手放す前に検討したい利用価値、三つ折りで畳んだデニム4本を両サイドから包み込む「見せる収納」

最低限に持つジーンズ4本:多いのか少ないのか(^_^;)4本に絞り、カラー展開を幅広く数がミニマムな姿です。

リーバイス501はもう2020年くらいで廃止、ハイブランドデニムをエレガントな方向にはくというコンセプトの付き合い方に。。

上から、「フェンディ」「MCM」「アルマーニコレツィオーニ」「アルマーニジーンズ」様というラインナップです。

これらをまとめて収納する「引き出し」なるものが無かったので、布で包むことを考えます↓。

使わないストール:モノトーンコーデにと思ったものでしたが、一度も出番はありませんでした。こちらを利用。

ドイツ製であった点と、薔薇柄とドット柄のコンビが素敵だったことで当初はストールとして使う目的で購入。

しかし、その後一度もストールとして装う出番がなかったのです。

このたびは、この出番の無さから切り口を変えて別の使い方をしていく考え方の1つになります。

ストールによる半見せ収納:見えても良いので、とにかく「まとめる」ことだけを目的にします。

細長い面積を利用して、デニムを見せながら結びます。

長さによっては蝶々結びも可能かもしれませんが、このたびのストールでは半蝶々結びまででした。

包み込みのサイド:こちら側は中身がちゃんとストールで覆われます。

その辺に置いているだけでも、箪笥の上やクローゼットの下に置いても見つけやすいです。

こうして、一見中途半端な姿を、「だらしがない」どころか「エモーショナル」に仕上げたということになります。

あとがき

もし、行き場のないストールがあったならこんな方法で収納してみてくださいませ。

ジーンズだったからこそ。。ということもありますが、幅から考えるとふんわりとしたニットも良いと思いますし、ストール・ニット帽・手袋などの冬の小物のまとめにもお勧めです。

物をたやすく手放さない、別の使い方があるかもしれない。。そのような意識を持ち、一度購入したお品物にある程度の責任を持つことも大切です。

とは言え、心境の変化がある場合は手放したくなるもの、それも人間らしさだと許容する寛容さも必要かもしれません。

そんな手放しの際には、「CtoCマーケット」(「メルカリ」様など)で出品され、このような使い方もできるご提案を一言説明欄に添えると、別の価値観の方々が理解を示し購入していただけるかもしれません(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

レアな四角型マチ無しリュック、ラウンド型では悩まぬストレートラインのファスナーの隙間問題はマジックテープで解決した【1466】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、研究製作期間の1点のリュックの完成をご紹介したいと思います。

研究製作の理由は、定番アイテムのナップサックの大きな面積には不足の事態や、表地と裏地の組み合わせが見つからなかった最後の生地を別の切り口から消化していくという事情。

定番アイテム製作よりも前に行っていくことで、新しいノウハウをバッグ製作者(私)が得て、タイムリーにそのノウハウをアウトプットしていくというサイクルを作ります。

当製作では、「ハンドメイド作家」などという名誉は無し、とにかくハンドメイド文化の素敵さを広め集合的な1つの気質のようなものができないだろうかという活動です。

このたびのポイントは、「マジックテープ」の新しいポテンシャルをお伝えできればと思います。

ポーチなどの開閉によく使われるイメージですが、「固定」の機能の役割を見出しました。

マジックテープには固定の役割もある、入り口がファスナーのA4縦の四角いリュックでありながら両サイドの隙間を解決

使用生地(全4種):表地(ブルー)-ダンガリー、綿/100%、日本製。裏地(マルチ迷彩柄)-生地名不明、混率不明、原産国不明。別布①(ライトグレー)-先染コットン、綿/100%、日本製。別布②(シルバーグレー)-綿ポリ混ストレッチツイル、混率不明、原産国不明。

生地の情報が曖昧な点が複数あり申し訳ございません。

生地入手時には可能な限り情報を得ているのですが、どうしても入手元様も情報をお持ちでない場合には、このようにお示しすることになってしまいます。

正確な混率というのは、実際に生地を織った「川上:かわかみ」なる位置の機屋(はたや)様のみが知るところ、たくさんの過程を経た生地作りで、「川下:かわしも」まで確かな混率が伝わることが難しいこともあるようなのです。

ただ、原産国不明の生地は、おそらく日本製と予測、その緻密な織りの良さはミシンで製作した製作者本人が体感できました。

A4マチ無しリュック完成(ダンガリー):<サイズ>縦36cmx横34cmxマチ無し。ショルダーは、幅2cmx42/80cm。
外ポケット:やや平坦なダンガリー生地なので象徴的なフラップ付きで外面を盛り上げてみたのです。
マジックテープの役割の発見:開閉とは無関係に、両縁の隙間を埋めカバーするような役割で設置しました。
ボーダーキルト:表地にも裏地にも共通で4cm幅のボーダーキルト掛け。裏地の横うねり織柄に馴染みます。
サイドと底:ペタンコながら自然に膨らみができる「中表」の素晴らしさ。
高級感ある裏地:これを表地にしがちですが、あえて裏地に控えます。非常に美しい迷彩柄のペールマルチカラー。
背負う面:別布②のシルバーグレーでショルダーを共布製作。4本ステッチが美しく映ります
お洋服とのコーデ例:青味繋がりでライトなカーキグリーン濃淡の抽象柄のセーターとミドルデニムコンビ。

更には、サマーセーターの柄が内側の抽象的な迷彩柄にも相性が良いのです。

あとがき

研究製作をやって本当に良かったと思います。

人々はどんなバッグの形を欲しているのか、その声を日常的な何気ないアンテナとコミュニケーションで得た貴重な拾い上げの結果です。

組み合わせが決まらなかったという一時の悪い状態は、その後新しいノウハウを生み出すチャンスだったと言えます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

今立っているこの場所に一体化し溶け込んだ人間の一人という自覚、今後の移民問題は全員が熟考する必要がある【1465】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび拝読したのは、「風土:和辻哲郎 著」。

紹介されていたのは、新聞だったと思います。

私くらいの世代で「戦争」とイメージするのは、第二次世界大戦の1940年代。

この本は、それ以前の1928-1929くらいからまとめられ1935年に出版された、「戦前」と呼ばれる時期に生まれた本です。

今この古い本が意味するところは非常に大きく、過去の民俗学の専門家がいかにも大切なメッセージとしてその後の未来への懸念や警告をしてくれたようにも受け取れるほどの内容。

現在の「移民問題」に大いに通じる内容だからです。

気候や環境によって国民性は根を張りながらしっかりと作られてきた、まずは自国の特殊な部分をよく知ることから。。

多くの外国人が訪れる日本、現在の物価高背景の中での円安傾向の旅行は非常に分かり易い人々の動き。

ただ、もっと長期的な問題は人口減少であり、自国民だけでは事業者・消費者共に不足の事態で商業が成り立たなくなるということが考えられます。

外国人の労働者の手を借りながらでなければ本当にどうしようもないものなのでしょうか。

少ない人数でも成り立っていく手は本当に無いのでしょうか。

「最後の民族」というような貴重な存在は、長い長い年月の経過と共に消滅してきたことが、ある地方の古い民族の最後の人のインタビューで見ることがありました。

その表情は切なく、その土地の文化や精神を受け継いできた誇りも同時に感じたものです。

この本の中にも取り上げられていた「モンスーン」の気候の特色を持つ日本、特に台風の多さの特徴などからもアジア地域の中でも独自性を持ったものであるようです。

一方で、砂漠の地の人々の国民性、ヨーロッパの人々の国民性と異色のその他2地域を主に取り上げて比較されています。

芸術面でも、数学的配列や規則性を重んじる絵画や彫刻にその土地のヨーロッパのシンメトリーな考え方が表れます。

一方で、左右非対称でありながらも全体としての調和が出来上がった「盆栽」という芸術品の世界観は日本の独自性の表れという見方。

列を作ることが周りとの調和を重んじる日本らしい精神として映る一方、イギリスの「パブ」では、列になど並ばないことこそ文化であり、カウンターに腰かけたお客様の順番を店主の裁量で順番に平等に捌く文化があるとのこと。

必ずしも列を作り並ぶことが絶対的で世界的ではないということの1つの例です。

この本の中にあった一番印象的な部分はここ↓。

「風土がそれぞれ別物で分かれて区分されていることこそ、それぞれの特性が平和な形で活きる」という考え方です。

なるほど、混ざり合わないことこそがかえって「バランス・調和」なのだということには非常に納得しています。

あとがき

ある一定期間の海外旅行と住みつくということは「全くの別物」という程の大きな違いがあると思います。

家をかまえて住むところまでの状態は、ある意味「覚悟」のようなもの。

本当に自分が生まれ育って根付いた考え方や精神を持ったまま、他の考え方や精神に本当に馴染み切ることができるのかということ1つ。

そして、もう1つはそこにあった良き文化や精神が消滅してしまう懸念です。

「おじゃまします」「失礼します」「良き塩梅」「それとなく」。。日本語のワードの中にある良くも悪くも日本人らしさ。。決して失いたくないですね。

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書き手:ピクチャレスク

「WhatsApp Business:ワッツアップビジネス」の開設最初のプレゼント企画、「作りの良いポーチ:通帳サイズ」先着14名様【1464】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび新しいSNSに着手しました。

「インスタグラム」や「X」などは有名ですが、実は「公式LINE」や「WhatsApp Business」もSNSの1つなのです。

単純な電話番号を使用した伝達のやりとりを、「メッセージ」「画像」で展開することでシンプルながら1つの立派な媒体となっています。

事業者目線ではございますが、お客様とのより良き接点に活用できればということもあり、将来必ず「サポート」の際に必要になるであろう「チャット」がしやすい構造ということで先に始めておこうと。

途中「公式LINE」にも一度申し込みましたが、「認証バッジ」の審査に落ち、取りやめ。

理由は「規約に抵触」というもの、それ以上は問い合わせてもご回答いただけないのです。

確かに「ハンドメイドバッグのノウハウのダウンロードコンテンツ」を制作したい意向をHP内に書いていますので、当方は正当とは言えこれが原因だと思います。

実際「情報商材」による詐欺事件も起き、「懸念のある事業」という認識なのかもしれません。

仕方がありませんが、正当な商材だと胸を張れますので、相性が良くなかったときっぱり諦めたのでした。

そんな中、別の「WhatsApp Business:ワッツアップビジネス」を知り、「WhatsApp」が世界で一番のユーザー数を誇るということを知りました。

日本人には馴染みがありませんのも、大半が「LINE」ユーザーだからです。

この運命を今後、①より良き「情報商材」を作るという目標②日本人のみならず他の国の方々ともコミュニケーションできる価値で、巻き返していきたいと思いました。

「WhatsApp Business:ワッツアップビジネス」を開設、心を込めてお作りした「作りの良いポーチ:通帳サイズ」x14点

「通帳」という文化は、他の国々がレシートのようなもののみで存在しない日本らしい文化であることを知りました。

最初のキャンペーンとして、新規登録者様の先着14名様に「作りの良いポーチ:通帳サイズ」と題した三つ折りポーチをプレゼントする企画を考えました。

裏地が付き、14点すべてが1点物の作り、同じ生地でもキルトの種類が違い裏地の種類が違う別物同士の希少性。

同時に、ハンドメイドバッグ活動の残布を最後まで使い切るという活動の一部でもあるのです。

「作りの良いポーチ:通帳サイズ」:<実寸>縦13cmx横18cmxマチ無し。

三つ折り仕立ての裏地付き。通帳がビニールケースごと入るサイズなのです。

先着14名様分のプレゼントの完成品ポーチx14点:どれもそれぞれ1点物の作りです。
14点の採番:実際にこの番号の通りでエントリー。早期であればすべての中から選べます。
裏地の違い:共通の裏地でも表地が違いキルトの種類が違います。
「WhatsApp Business:ワッツアップビジネス」のアイコン:電話番号をベースに置いた象徴的なロゴマーク。
登録用のQRコード:まずはアプリのダウンロードからです。お友達追加という1ステップはありません。

登録後、即チャットが開始できます点がスムーズですが、ご遠慮なくなんなりとやり取りしましょう(^-^)。

あとがき

じっくりと末永く続けて行ければと思います「WhatsApp Business:ワッツアップビジネス」。

このたびは、「通帳サイズ」でしたが、「スマホサイズ」「カードサイズ」「バンドエードサイズ」「小銭サイズ」のその他4サイズもこの先お作り出来ます。

生地を隅々まで使用し、残布の小さなこうしたアイテムは国外の方々にも喜んでもらえることを願いスタートを切りました。

今後、コンスタントにキャンペーンを行い、お客様と繋がりたいと思います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

マチ無しでも広々と利用できるA4横、落ち着いたセピアカラーが大人向けのギンガムチェックの提案になった【1463】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2025年は残暑が長期間に渡り、10月後半でやっと雨と共に小寒くなってきたと感じる異様さ。

当ハンドメイドバッグ活動の製作においては、夏のイメージが強い白を秋半ばまで持ち越してしまいました(計画の実行のずれです(^_^;))。

このたびは、白のセルヴィッチデニムを主役としたA4横マチ無しショルダーバッグが完成。

こちらは研究製作の1つであり定番モデル以外のデザインです。

大きい面積の残布や定番モデルでは表地と裏地のコンビがどうしても見つからなかった余り生地、これらを更なる新しい展開として改めてコンビを見つけていきます。

そして、最終的にはすべての生地を丁寧に使い切っていくというスタイルです。

ネット画像検索で「A4 マチ無し バッグ」と入力すると、出てくる画像は大半が「A4縦」。

少数派が気になる私としましては、是非A4横に挑もうというのがこのたびの決意でした。

「A4バッグマチ無し」の検索では大半が縦長、ややレアな大人風な白デニムで「A4横マチ無し」をスタイリッシュに製作

すでにメイン製作を終えた残布を利用した表地、【1446】でナップサック「餅巾着」を製作した時の残布です。

A4横をゆったりと入れられるたっぷりな容量が実現できました。

初めての作業が2点ありましたので、先にそれらをお伝えしたいと思います。

ファスナーのサイドタブx8個の設置:入り口の2周ステッチで一緒に縫い付け。【1448】のA4縦とは違うやり方。

類似品のA4縦バージョンの【1448】、この時はタブを浮かせたまま表地と裏地のみを固定しました。

その結果、最終的にファスナーが盛り上がって浮いてしまいまして、結局は後からこのたびの姿と同じように固定し直したということがありました。

それならば、入り口の2周ステッチと同時の方が無駄なく進めていけるのです。

使用生地(全3種):表地(白)-セルビッジデニム8oz、綿/100%、日本製。裏地(カーキ)-コットン生地チェック柄、綿/100%、原産国不明。別布(カーキ)-麻混無地、麻/55%、ポリエステル/45%、日本製。
A4横マチ無しショルダーバッグ完成(白セルヴィッチデニム):<サイズ>縦29cmx横40cmxマチ無し。
サイドと底:ボックスキルトがハギ目でピタリと重なり、支柱が前後で重なるすっきり感を徹底。
ファスナーサイドタブ:本体との接結の橋渡しのような役割。直接ファスナー縫い付けは強度が弱く曖昧です。

A4縦型の【1448】ではサイドタブは全6個でしたが、A4横型では全8個。

ファスナー自体のタブと全く同じ面積で入り口のセキュリティー性を均等に隙間の偏りをまやかします。

裏面のポケットのコントラスト:大人の可愛さを表現、カーキ色が白とのコンビで良きセピア色の世界観を演出。
ファスナーのはみ出し:横40cmの出来上がりに対して選んだ40cm。左右2cmずつがはみ出します。
お洋服とのコーデ例:グレーイッシュな濃淡はバッグのセピアカラーに良き相性。黒が入らない優しい表現です。

あとがき

白のセルヴィッチデニムを生地で初めて手にした時、「何てシンプル過ぎるのだろう」と思わず心の中でつぶやいてしまったことを思い出します。

そんな表地を、同じく「何となく味気ないな」という第一印象だったカーキ色のギンガムチェックと組み合わせたことで新しい姿が生まれました。

生地の詳細が存分には分からない生地でしたが、裏地のギンガムチェックにはセンスがあったのです。

生地だけを見ていては気付かなかった良さ、随分鈍感なバッグ製造者が表地と裏地とのコーデによって新しい希望を見つけた回でした(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

毎日1記事ずつの過去記事の手直し、全文の綴り直しに加えアイキャッチ画像を目次で奥深く見通せるよう仕様変更した【1462】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2025年1月スタートの、1日1記事ずつの当ブログ記事の「手直し」。

昨年2024年1年では、1日3記事ずつというタスクを見事に成し遂げた1年間。

しかし、結果としてはあまり大きな手応えを感じず、何しろ本人が以前とさほど変わっていないという客観的な感想だったのです。

致し方がない点もあり、1日3記事ということの大変さがありました。

あまりに無茶な目標を立ててしまったことで、緻密さが追求できなかったのです。

ただおかげ様で、ざっくりとこれまでの1,400以上に及ぶ記事すべてを見直すことができたのが2024年です。

「数をこなすということを一度諦めねばならない。。」そう思い直した2025年は、1日1記事のじっくり型でスタート。

「もう逃げも隠れもできない、1日1記事なら徹底的に改良できるはず、そして効果を必ず出せるはず。。」と強い決意を持った「リライト」2年目が2025年です。

いよいよ2025年も最終章のようなこの10月、一度本人の実感をアウトプットできればと思います。

誠に僭越ながら、劇的に改良することができたと思っております。

このたびは、記事全文を綴り直すのみならず、劇的に変わった「アイキャッチ画像」に注目し、見る側目線でブログ記事の「目次」のスタイルの変化をご紹介したいと思います。

過去の発信内容の磨き上げには重要なブログのリライト、一目見て魅力的な読み手目線のアイキャッチ画像の追求

ホームページの最初の画面:上部の2段に並ぶ項目から「ブログ」を選択、その中に10個のカテゴリーがあります。

カテゴリーの中の「9/10:コーデ」の目次を開きますと、縦に目次がアイキャッチ画像と共に並んでいます。

「アイキャッチ画像」差し替え前のもの:1ショットのみ。過去はこんな風に1枚の抜き出しのみ。

そもそも画像のスエードロングブーツが際立っていない画像であることも拙さです。

2025年では、この画像の周りに白い空間部分を徹底して浮き立たせます↓。

背景の白を徹底した画像編集後の写真:特に技術はありませんが、茶色の台を撤去した効果が美しく出ています。

ただ、これも1アイテムのみでどこまでメッセージを伝えられるのかと言えば、「浅い」という判断です。

バットを振り切っていないような不足を感じる画像:これでも修正したのですが、これも過去の拙さです。

このシャツの画像も、もっと改善の余地がある未熟な画像、おそらく2026年の2月くらいに順番が回ってきた際にこの画像もじっくりと丁寧に差し替える予定です。

2025年に差し替えたアイキャッチ画像:写真とカラーパレットが混在しても見やすくストーリーみたいに。。

こうしたアイキャッチ画像の差し替えは、一目見て楽しめる「4コマ漫画」がヒントでした。

もしかして。。将来AIが進化を遂げ、こんな風に自分で画像処理をせずとも、枠内に記事内の写真を動画みたいに表示する「のぞき窓」みたいな機能などというものが生まれるのかもしれません。

ただ、今この時点でできる限りのことは、早めに終えていきたいと思っております。

あとがき

こうした作業は、1日や2日のことでは決してない、更には1か月や1年のものでもないのです。

その先の結果など分かることではない、信じたことを計画とともに実行していくタスクこそが後で振り返ると「あの時努力をしていたのだ」と思えるということなのかもしれません。

見やすい魅力的なコンテンツは、発信者にとっては当たり前の責務、それが不足していた過去が良くなかっただけなのです。

この作業は2026年も終わらず、2027-2028年までかかると思います。

ただ、実際にやってみて1日1記事のペースは自分で感じる範囲内だけでも劇的でした。

ヒントを得た4コマ漫画がコンパクトで可愛らしい。。その着想もあったアイキャッチ画像、画像が可愛らしくさえ思えてきたのでした。

その後記事をじっくり読んでいただけるのかそこまでなのかの導線は結果でしかありません。

ただ、「ようこそ」と100%のおもてなしでお迎えする「アイキャッチ画像」を今後も侮ることはありません(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

生物の進化が事業活動に無関係どころかリンクする理由、生き残りの少数がその先の発展に向かう理論が全く同じ【1461】

アイキャッチ画像1451

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1990年代の終わり頃からだったと思います。

恐竜に興味を持ち、当初は最古の生物が恐竜だったなどという狭い見方(間違い)からのスタートで恐竜展などに出かけていました。

その後の2010年代のパワーストーンブーム、これらの美しいストーンは、どれもが平等に地球の歴史の証なのではないかと感じるように。。

今でも煌びやかな宝石と同等に、原石そのままの鉱物の姿のネックレスも立派な宝飾品だと見るニュートラルな見方をしています。

恐竜好きと天然石好きは決して別物ではなく繋がっていたということなのでした。

このたび、「恐竜最後の日:ライリーブラック 著/田中康平 監訳/十倉実佳子 訳」を拝読。

こうした本は幾度か目、手を取らずにはいられない魅力を感じ毎回引き付けられるのです。

長い長い地球の歴史からは、当初の恐竜含む陸地の生物の多種に渡る存在は、酸素が陸地に豊富になってきたことによるのだという俯瞰した見方に変わりました。

このたびは、こんな過去の生物の歴史など関係ないのだと思うことこそ大きな勘違いなのかもしれない、今があるすべての元なのだということがお伝えできればと思います。

大量絶滅の証「k/pg境界線」を乗り越えた少数派が今の人間に繋がった、「少数の生き残り」は様々な成功のカギ

「k/pg境界」というのは、恐竜が反映した時代の最後の時代「中生代」とその次の哺乳類の繁栄の「新生代」との狭間の瞬間のこと。

この瞬間は、あっという間の1秒以内であろう「隕石の衝突」を地球が被ったことにあったことで歴史的な大量絶滅が起こったという説です。

あくまでも説ではありながら多くの研究者が賛成する確かな説。

当時の繁栄を誇る恐竜類が全滅するほどの威力、自然の威力には怪物的存在でさえ叶わなかったということです。

3年間は太陽が届かない暗闇の時期が続いたそのような致命的な打撃の中、哺乳類が特に象徴的に反映に繋がる生き延びを見せたのでした。

その中の1種、ネズミのようなサルのような画像で知られる「プルガトリウス」というコンパクトサイズの小動物が人類に繋がる「霊長類」の初期の姿。

巨大な恐竜の繁栄時代にもいた哺乳類、ひっそりと陰に隠れながらも大災難を乗り越え後に生命を繋げてきたパワーを持っていたということに。。

このような自然界の生物の進化は、様々な事のヒントになるという見方をしています。

大規模であることだけが末永い繁栄ではない脆さもあるということ、小規模であっても末永い継続が可能であるということを示した1つの長年をかけた現象。

本当の「パワー」は面積・重量・強度という数値ではない別のところにあるのだということを、我々まで繋げてくれた進化が教えてくれているような気がしました。

あとがき

大量絶滅時にもなお生き延びた生き物らが、「過去を振り返りくよくよ悩む」などということをしてきたのでしょうか。

おそらく、そのような選択肢など皆無、前向きな方向一択を貫いてきたと思うのです。

「マイナス思考」は、その後の複雑な構造の人間ならではの感覚、こうしたもう1つの選択肢がある意味贅沢過ぎるのです。

人間も動物の1種であることを時々思い出すと良い、シンプルな生き様を持つ過去の生物がこのような生命線の維持を成し遂げている姿を(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク