<仕立て直し>ほつれやすく脆い生地を接着芯とミシンステッチによって固定した裏舞台、ブルー系モザイク柄A4横バッグ【1513】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前投稿の【1457】でブルー系マルチモザイク柄が美しいショート丈のナップサックが完成していました↓。

その後元々フル丈に対する価値の無さに伴う納得できないモヤモヤがあり、仕立て直しを決意。

ショート丈に作っていた【1457】と事情は同じで、別のデザインで作ったこのたびも生地が不足。

生地の不足への対策や、価値の不足を別の価値で補填する「サービス」の部分にもフォーカスしたいと思います。

全12パーツのブロックパッチワーク、地の目の向きが違う1パーツの配置場所は取っ手やタブで隠された

使用生地(全7種):左上から右下へ順番に①-⑦を採番して次に詳細を記します。グレー色の生地違いが多種です。

①表地(ブルー系モザイク柄):椅子材、アクリル/72%、ポリエステル/28%、日本製。

②裏地/ショルダー/カバータブ/Dカンタブ(ブルーグレー):綿ポリ混ストレッチツイル、混率不明(綿・ポリエステル混)、原産国不明。

③取っ手(モカ茶):生地名不明(スカート生地)、混率不明、原産国不明。

④底板カバー(鉄グレー):コットン無地、綿/100%、日本製。

⑤ファスナータブ/ポケットフラップ-小(シルバーグレー):ラメツインクルサテン、ポリエステル/60%、ナイロン/40%、日本製。

⑥ポケットフラップ-大(チャコールグレー):ポリエステルツイル(大塚屋様オリジナル)、ポリエステル/100%、日本製。

⑦ポケット袋-大小共通(ライトグレー筋柄):先染コットン、綿/100%、日本製。

この7種の中で、後に貼りますYouTube動画では⑥が抜けていましたことと、動画と当ブログとで番号が変わっていることお詫び申し上げます<m(__)m>。

①全12パーツすべてをブランケットステッチ②ハギ目の両割り上に接着不織布芯③表からのステッチで固定。
内部の縫い代始末の俯瞰:縫い代である端以外では、表面の織り糸抜け防止に縦キルトを追加④も固定の1つ。

こんな風にして見えない部分の安心感を徹底、バッグを持ち上げた重みで内部で起こるかもしれない「崩れ」を事前に固めて予防しているのです。

全12パーツの内1パーツのみ地の目の向きが違うことへの対処:右上に配置し、タブなどで隠して分かりにくく。
2個のポケットの理由:地の目向きのどうしようもない欠陥部分を、ポケットを1個を追加した価値で補填。
タブが縦に2段の理由:仕立て直し前の巾着の時にはホール周辺に隠れていたハギ目が2段目の位置に表れたため。
厚地用のファスナーの設置スタイル:部分的なタブでファスナーを生地に挟み込まないアイデア。

このデザインのもう1つのメリットは、隙間の均等さが縁のみ開いてしまう見た目に対して均一的で「大きな穴が無い」と感じることです。

ベルト類に引用する2タイプの4本ステッチ:左2つは支柱ベルトとショルダー。右2つはファスナータブとDカンタブ。

2タイプは違った構造ですが、4本ステッチの強靭さと美しさを落とし込んでいる点は同じです。

底面:厚地をこのようにハギ目にすることは避けたいものですが、残布という事情と支柱デザインを貫くため。
くるみ底板:中身はベルポーレン2mm厚、3cm幅でカットし角を丸くして内蔵。カバー角は八角形がフィット。
A4横マチ無しショルダーバッグ(「羽二重餅:はぶたえもち):<サイズ>縦29cmx横41cmxマチ無し。

厚みある生地、そのままの有効幅のような測り方をしました。

別の中厚程度であれば、自然にできたマチの膨らみが控え目な分縦横寸法の数値が上がると思います。

お洋服とのコーデ例:通勤のパンツスーツをイメージ。スーツの色はモカベージュ。

あとがき

本来のこの生地の表面は濃紺が目立つマルチカラー、後の製作で2点に使われていく予定で裁断済のパーツは2点共本来の表面を利用しています。

このたびの裏面使いは、生地の余りを活かす時に新しい表情を見いだせないかとやってみたことです。

随分マイルドな映りで、このようなバージョンも面白いものです。

1パーツの地の目が揃わなかったことは残念ですが、こうした情報も知っている自らがお伝えするスタイルです。

物を作る時の「なぜ」のアウトプットと同時に、「事情」もアウトプットしていくことが先です。

ま欠陥の部分は、ユーザー様にどこまで受け入れてもらえるかは未知、しかしどんな結果であっても、事前に精一杯の対処をしたというところまでは今回やり切ったと言えます(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

同じ血縁者同士が愛情や優しさを育くむ一族でありたい、途中の者・末裔は悪しき「宿命」を解消し正すチャンスと役割を持つ【1512】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「百年の孤独:ガブリエル・ガルシア=マルケス 著」を拝読。

後で貼りますYouTube動画の中では、

①人物の中のキーパーソン

②代々繰り返される同じような名前の理由

③登場人物一人一人の「孤独」は一家の宿命によるもの

という3つの切り口でお話しさせていただきました。

当ブログ記事では、せっかくの2つの媒体での発信であることを活かし、新しい3つの別の部分を切り口として綴ってまいります。

1)時々登場する先祖の亡霊の存在の意味するところ

2)一家の最後の者「アンカー」の使命

3)ぼんやりと小説を読むスタイルが結果完読へ

当ブログ記事では、小説の中の出来事を我々の日常に落とし込み、必ず誰もがどこかに属している家系の中の自分の役割を見直す機会になればと願います。

近頃先祖の存在をもう少し知りたいと、この10年以内に消滅してしまうと言われている江戸時代付近の明治時代にまで遡る「原戸籍:はらこせき」を入手したいと思い始めました。

そのような気持ちが、この本との出会いにリンクしたのだと思います。

どこかの一族に生まれた皆に当てはまること。。長い家系を作る初代の人の覚悟と責任・末裔の者の見直しや使命

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1)時々登場する先祖の亡霊の存在の意味するところ

「マジックリアリズム」と呼ばれる、現実と非現実をミックスした手法がたくさん使われ、読み手を随分惑わせてくれるものです。

ただここには、この手法を通した本当の目的があると思うのです。

亡くなった先祖が日常の中に溶け込むように登場していることは、この世から亡くなってもなお過去に過ごした家に縛られ相変わらずな気持ちのままであることの表れ。

そして現在残された生きている者も、何ら亡くなった先祖と変わらぬ生ける屍のような姿であることも。

一方で冷静で地に足付けた者「ウルスラ・イグアラン」や人間離れした次元の高い者「レメディオス」の存在も重要。

一家を消滅までに向かわせた力は「負」の方が大きく働いてしまう傾向があるのでしょうか。

2)一家の最後の者「アンカー」の使命

決して年齢の順番ではないかもしれません、一家の最後の者はその後の子孫がいないことで当の本人が自覚するところとなります。

先祖代々永久に続いていくことのみを願っても、この少子高齢化のご時世には難しいこともあります。

最後の者は、先祖を敬いその存在を現実的な記録で確かめることも良いのではないかと思うのです。

お墓の存在の確認や戸籍の確認もその1つ、冒頭の「原戸籍」への興味はこのような背景から生きている者が可能な限り出来ることではないかと思ったのです。

「このような人がいたんだ」と写真で確認するだけでも、先祖に目を向けたということになると思います。

古いアルバム写真や記録などもこのデジタル時代にはかえって貴重なのかもしれません。

そして、現在高齢の家族に自分が知らない範囲のことをエピソードとして聞いておくというのも良いと思います。

そういったコミュニケーションは、「整理整頓」という物質的な行動にとどまらない重要な理解や深掘りだと思っています。

3)ぼんやりと小説を読むスタイルが結果完読へ

ところで、当「百年の孤独」は、以前に【1397】で投稿しました、「アブサロム、アブサロム!:ウィリアムフォークナー 著」からの影響を受けている作品とのこと。

大変驚いたのも、アメリカ文学の中からたった1つ選択した「アブサロム、アブサロム!」にそうとは知らず手にした「百年の孤独」が関連していたことです。

こうしたミラクルを大変嬉しく思いますし、今こうした分野に興味がある自分に寄ってきてくれたのかもしれません。

「アブサロム、アブサロム!」も同じく長編でしたし、むしろこちらの方が人物が複雑で分かりにくいような気がしました。

読む前に「よし、細かく理解するぞ!」と意気込んで力を入れて読んでしまうと、途中で脱落してしまう可能性があります。

それよりも、分かりにくい部分もそのまま「分かりにくいな」と受け入れながら、さらさらと流すように「ぼんやり」とした読み方の方が完読できます。

あとがき

初版は1967年のようなのですが、2024年に話題になっていた本で、きっかけは新聞での紹介。

図書館には当時は無かったので購入をしたものであり、の返却期限のある図書館の別の本の方を優先していたから読みかけになってしまったのです。

そして2026年、読みかけの本をすべて読んでいこうと決意しこのたび完読したという経緯です。

不思議な話とも決して言えません、誰にでも思い当たる心の奥底に眠る一家のストーリーは、家族の在り方などを見直すきっかけとなる本だと思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

ナイロン40%程度でもここまで顕著に表れる気泡問題、不織布芯をパーツにベタ貼りせずに縫い代部分だけ留めることで回避【1511】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグ製作に必ず付ける重要なお部屋「ポケット」。

背景地にキルトを先にかけたことで貼り付け式のフラップポケットデザインを充当。

このたびは、ポケットのフラップに利用したシルバーグレー色の生地の性質が特殊であることで起きた気泡の姿とその回避策をお伝えする回です。

以前の投稿でも複数回お伝えしていまして、ナイロン/100%はもちろんのこと、ナイロン/40%程度の混率であってもあからさまに起こる「気泡問題」に気を付けねばなりません。

ナイロン40%混さえ不織布ハード芯ベタ貼りはプクプクの気泡だらけ、この問題は縫い代内の縁のみアイロン接着で解決

別の投稿番号の【111】【764】でもお伝えしましたが、ナイロン/100%もしくはナイロン/40%程度であってもナイロンの弾力性の伸び縮みに馴染みやすい「ニット芯」がマストです。

このたびは更に重ねて貼った「不織布芯」がここ最近入手した接着タイプであることで同じことが起こりました。

2種目の芯地の利用でも、全く同じことが言えるということを忘れがちだったのです。

一度目はうっかり全面貼りをしてしまったので、この機会に記録に残しておきました↓。

不織布芯(接着タイプ)を全面貼りでアイロン接着してしまったその後:大きく全体に気泡が出来てしまいボツ。
気泡解決策:裁断し直し考えた案。アイロンを縫い代部分1cm内にのみかけて縁だけを留めるという方法。

アイロン接着はほんの部分的なので、気泡も起こりにくく少し起こっても縫い代内に隠れるという結果でこの課題をクリアできました。

縁のみアイロン接着後の表面:気泡はできませんでしたので、このたびの策は成功したということになります。

気を付けねばならないことは、その後の作業でも決してアイロンをかけてはならないことを忘れてはなりません。

仕上げアイロンは本来はかけたいものですので、ハード芯でハリコシをどうしても出したい場合にナイロン混の生地をそもそも選ばないということが一番です。

完成したポケットフラップ:変更前の気泡だらけの当初のフラップではとてもこうはなりません。

あとがき

このたびのYouTube動画は「ショート」で掲載。

バッグがまだ完成に至らない部分的なパーツ製作の解説には、「ショート」も良いものだな。。と通常動画との差別化のアイデアがこのたび浮かびました。

ショート動画も1動画としてのカウントをしている方針、こうした配分によってバッグの完成の動画の方も近くに集まり見やすくなるかもしれません。

このたびのナイロン/40%混の生地の実際の完成品フラップは、ポケット袋に対して左右5mmくらいずつ縮んでいることが分かりました。

ナイロンという素材の良い意味での伸び縮みの機能は、静止したバッグではデメリットになる場合もあるという学びです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

暖色系ミックスツイードの色の混じりのぼやけは黄緑色のショルダーがカバー、カジュアルなのに美しいナップサック【1510】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、ツイード生地で定番のナップサック型「餅巾着」を製作しました。

完成の姿は非常に美しく、最初に生地の崩れやすさに悩んだ裁断の事を思えば信じられない程です。

こうして、裁断では得られなかった手応えも完成品では生まれることもあるということを体感しました。

一度作り上げてみないとすべては分からないということなのでしょう、今後の製作の良き教訓になったのでした。

ミックスツイードの遠目のぼやけはショルダーの無地でアクセント、楽しくて明るい気持ちになるナップサックのお勧め

正直、最初の生地の印象は、「快活な色使いながら、子供っぽいかな?」と思ったことでした。

実はこの生地、まだ複数がリピートできるので、裏地を変えながらそれぞれのまたとない1点ずつになるよう残りも作っていきたいと思います。

このたびは、第一印象の「子供っぽさ」そのままに沿った陽気な雰囲気でまとめました↓。

使用生地(全5点):左上から右下へ①-⑤として詳細を記します。ただこのたびは混率や原産国不明が多いです。

①表地・ポケットフラップ(黄色系ミックス):絣ツイード、アクリル/65%、ナイロン/20%、毛/15%、原産国不明。

②裏地(ビビッドグリーン):生地名不明(ツイル)、混率不明(綿混)、原産国不明。

③ショルダー(黄緑):ツイル生地(おそらくカツラギ)、混率不明(おそらく綿/100%)、原産国不明。

④巾着ひもホールタブ(ライトグリーン):天日干しボイル麻混、混率記録取り忘れ(綿麻)、日本製。

⑤巾着ひもホールタブ(ライトイエロー):コットン無地、綿/100%、日本製。

ここ最近の製作ではこうして多数の生地を一度に利用するように。。以前は表地・裏地・別布の3種程度でしたが、より「コーデ」を意識するようになったからだと思います。

表地にかけた4cm四方のボックスキルト:こうして近づいてよく見ないと分からないほどの馴染み、目的は固定。

選択した糸の色はライトイエロー、真っ白よりも目立たず柄に埋もれます。

崩れやすいツイードは、ボックスキルトで四方の固定をすることで安定、必ずキルトをかけるようにしているのは、生地の固定の目的が一番にあります。

裏地にかけた4cmのボックスキルト:基本表地と同じキルトの種類を選択、ボックスの理由は絣柄に合うため。
貼り付けポケットにもボックスキルト:貼り付けポケットの位置はキルトの柄が繋がるように計算。
カラーバランス:表地のミックスのぼやけは、ショルダーの黄緑や少し見える裏地のビビッドグリーンがカバー。
ナップサック「餅巾着」完成(黄色系ミックスツイード):<サイズ>縦41cmx横31/42cmxマチ18cm。
背負う面:美しい生地は、こうした広い面積のシンプルなデザインでは生き生きと映ります。
サイド:こんもりとしたかわいさ。中にバスタオルをロールに畳んで3点収納していますが、4点目も可能。
底:前回の「フランス綾」の製作の時と同様、表地も裏地も底面との縫い合わせ前にブランケットステッチ。
お洋服とのコーデ例:カラフルバッグが引き立つシンプルなオフハイネック半袖プリーツカットソーとデニスラ。

あとがき

もしも、このような美しく明るいバッグが素敵な1日にお供することができれば幸いです。

人間に付帯する大切なアイテム、入れ物の機能を越えた素敵なひとときにも貢献できるようなバッグを今後も製作していきたいと思いました(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

デニム以上に硬く美しい「フランス綾」は前向きな右肩上がりで士気を高める、2重に重なるところまでに制限すれば針は通る【1509】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

デニム生地の紺以外を探していたある時出会った、ものすごい迫力の生地「フランス綾」の黄土色。

決してたたんで収納してはいけないハードさ、このたびのナップサック製作においてもくるくると丸めた筒形の収納をしてまいりました。

帆布・デニム・カツラギはバッグの材料として注目される素材の定番ですが、更に「ツヤ」が特徴のフランス綾、ナップサックに出来上がった状態を是非ご覧いただければと思います。

デニムを凌ぐ迫力「フランス綾」のナップサック、5種の生地をコーデした田舎っぽくならない黄土色の使い方

使用生地(全5種):左上から右下へ①②③④⑤と番号を付けて次に詳細を記します↓。

①表地(カラシベージュ):フランス綾、綿/100%、日本製。

②裏地・巾着ひもホールタブ(ブルー系ミックスチェック)、先染めリネン、麻/100%、原産国不明(おそらく日本製)。

③ショルダー(茶系大格子):カーテン地、混率不明(おそらくポリエステル/100%)、原産国不明。

④フラップ表(カーキグリーン):麻混無地、麻/55%、ポリエステル/44%、日本製。

⑤フラップ裏・ポケット(ライトイエロー):コットン無地、綿/100%、日本製。

「餅巾着(ナップサック」完成(フランス綾黄土色):<サイズ>縦41cmx横31/44cmxマチ18cm。
背負う面:ハギ目は背負う面に配置、この位置に沿い楕円底はDカンタブが付いた方をハギに合わせるのです。
入り口の巾着開閉:フランス綾までの硬い生地を絞れる融通は、対極の薄手の巾着ひもホールタブのおかげ。
底面:ハードなので歪(いびつ)に映りますが、ぴったりと底面と本体が合わさったことを確認しています。

動画内でじっくりご説明しましたが、底面と本体面の合体の時に、表地も裏地も両方共ブランケットステッチを手縫いします。

待ち針を先に留めて、そのままブランケットステッチでずれないように固定する役割とほつれ防止の役割の2つ。

待ち針のみだと硬い生地では「ずれ」がどんどん最後の方へしわ寄せとして移動して、結果部分的なタックの原因となってしまいます。

待ち針+ブランケットステッチの状態のままミシンステッチを二重がけしたことで、劇的なまでに縫いやすくタックが起こりませんでした。

サイド面:こんもりとしたゆったり容量が確保できる内部だと分かります。
ポケット構造:先に裏地キルトをチェック柄になぞってかけたことで、貼り付けタイプにしました。

ストライプ・ボーダー・ボックス・ダイヤいずれのキルトでも、予めポケット口の切り込み部分を除外しておけば「片玉縁風」と呼んでいますシームタイプのポケットも可能です。

ポケットのカラーについて:2種のカラーはいずれも裏地のチェックのミックスの中にあるカラーにリンク。
お洋服とのコーデ例:ブラックデニムに合わせてみました。ジャケットのカラーがバッグに近いです。

大変申し訳ないのが、どうしても写真ではフランス綾のカラーが正確に映りませんでして、現物はもっと黄色味が強い黄土色なのです↓。

実際の表地のカラー:ベージュを大きく超えた黄土色らしいカラシがかった色をしているのです。

この色はかなり田舎っぽく、いかにスタイリッシュに見せていくのかはこのたびの課題、当方としてはクリアできたと思っております。

裏地の中に入り混じる補色的存在のブルーやパープルの存在こそ、非常に重要だったのです。

ショルダーを大格子という柄にしたことや、ホールタブに裏地チェックをのぞかせている点も田舎っぽさの解消です。

あとがき

このような黄土色にショルダーをどういう生地で選択するかに悩みました。

無地のくどさの緩和策として柄が入ると良いのだけれど。。と思っていたところへなんと少し見えている巾着ひもホールタブと同じ色が入り混じる大格子柄のカーテン地が見つかった偶然がありました。

本当にうれしいミラクル、柄同士なのに馴染むという良き効果を有難く利用させていただきました。

実は、同時進行で本体がマルチツイードの方も完成したのですが、こちらに関してはショルダーの生地選びに失敗、浮いてしまいました。

選び直したカラーで完成したら、次回の投稿でツイードバージョンもご紹介します。

心から納得するまで、やり直しながら腑に落ちる製作をしていきます。

時間がかかっても少しずつの進捗であっても、その先の未来を考えたならばやり直しなど一瞬のことなのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

自分らしさがちゃんと表現できているのも「無我」だからというユニークな矛盾、東洋哲学の教えは日常に落とし込めるもの【1508】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび「自分とか、ないから。:しんめいP 著」を拝読。

複数の東洋哲学の考え方の違いをひも解き、シンプルに面白くお伝えしてくれた本でした。

教科書などによる説明ではどこかぼやけた印象で、本質的な違いがどこなのかという分かりにくさをカバーしてくれるようなお役目に感謝。

お寺を巡り自らも修行に関わった著者様の行動も見逃してはなりません。

全ての人々のための教えと言っても良いと思う程、日常的であり普遍的なのです。

取り上げられた7名の哲学者それぞれに考え方の根本の違いがある点は、「7名の東洋哲学者のどの考えが好みですか」との投げかけをされています。

東洋哲学者ごとの考え方の違いを最も自分らしい言葉で紡ぎ出された説明、空っぽは存在感無しの無能ではない

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中身が空っぽな人間ではいけない。。と思いながら知識だけを詰め込むことは、結局は中身の無い人間なのかもしれないという矛盾。

反対に、「空:くう」こそ、その人らしさを最終的に作り上げるような教えであるこの矛盾がとてもユニーク。

不思議な点であるとは思いながらも、日常の「整理整頓」を考えてみると頷けます。

ビシッと整理整頓され、余計な物を極めてミニマムに配置したお部屋を作ることで、その後に見える世界が変わるというのは自らも体験しています。

仕事場であると、物品が溢れたごちゃごちゃしていたところから、「引っ越し」と共に物を最低限に持つ姿勢の意識改革も伴い、現在では随分違った仕事場になりました。

毎日目にする風景の影響はただの風景にとどまらず、なぜか考え方の変化や新しいアイデアをもたらします。

整理整頓によって空いた部分が生み出すパワーというのは、想像を超えてゆくほどの影響力があるのかもしれません。

常に、物理的にも精神的にもすっきりとしているという状態は、「整い」として近年意識していることです。

毎日のルーティーンである、掃除・エクササイズ・ウォーキング・読書は、おそらく「整い」に繋がるものになっているのではないかと。

この本の中の「空:くう」に、このような自らの日常を重ねてみると、上述の「矛盾」も矛盾ではないと思えてくるのです。

あとがき

この本の中で取り上げられている人物「空海」様・「達磨大師:だるまたいし」様・「老子」様・「荘子」様・「親鸞」様・「法然」様・「ブッダ」様など多くの方々も、元は神的存在ではなく人間であるということが重要。

様々な逸話は神がかった存在として伝説になってはいますが、同じ人間からの教えであるということが受け取り易さです。

日常のあらゆる出来事の中で引用されていて、1つの出来事に対して真っ只中で暴れまわり混乱し自分を見失うなどということなく、冷静に俯瞰して目の前の状況を受け止めたいです。

そんな時に、東洋哲学者様達の教えのフレーズを思い出すことで、後押しや説得のようなことが得られるという希望を持ちました(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

産地品の古物天然石ネックレス・メッキブレス・マーカサイト石付きリング、価格無関係に創造できるコーデは平等な概念【1507】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」では、18金やプラチナの高級地金と宝石質のストーンのコンビに特化した本格派ジュエリーが並びます。

開始は2020年で、最初は自前の収集物をそのままを事業へ献上、その後ラインナップをどんどん改良し内容を高めました。

開始当初はSV925・天然石の連物・真珠・ハイブランドコスチュームジュエリーが入り混じるものでした。

その後の1年間で特化型を目指し上述の素材はすべて廃止へ、レンタルの意義をしっかり考えた末の現在です。

過去の廃止のラインナップから現在まで変わらず3点1セットを貫いてきました。

このジュエリーコーデの素晴らしさを、この先もジュエリーの価格によるレベルのみで判断せずに、フラットな目線でご提案する活動にしたいと思っています。

2025年からスタートした「お洋服とのコーデ例」を1セットずつきちんと付けていくという発信でこの考え方をアウトプット中。

過去のラインナップから現行までのセットは、タイトルの頭に<旧><新><新新>が付きます。

このたびの投稿は、ラインナップにさえ並ばなかったレンタルには及ばない超リーズナブルに入手可能な3点セットに挑んだ記録です。

リーズナブルな3点であっても、何ら高級感ある素敵なコーデができる可能性を、是非探ってみてくださいませ。

コストをかけないメッキやリーズナブルな天然石で組みあわせた3点セット、抜け感の中にもちゃんとあるエレガンス

日常ジュエリー3点セット:パッと見てすっきりとした印象を受けていただいたならばコーデは成功です。
ネックレス:「十勝石:とかちいし」という北海道産の天然石の連。留め具はフローラルなシルバークラスプ。

「十勝石」は、過去のラインナップにも登場していまして、この真っ黒タイプとは違い、溶岩のような色の赤が入り混じる柄入りタイプです。

リーズナブルとは言え、一定のレベルを持つのがこのネックレス。

32面カットの珠もよく煌めき美しいのです。

ブレスレット:シルバーカラーのメッキ素材。幅広でハワイアンな花柄デザイン。

メッキだから粗悪な作りということは決してなく、留め具も観音開き折りできちんと作られている点が素晴らしいです。

メッキとは言え、地金を存分に使った優れたお品物だと思うのです。

リング:925台にマーカサイト装飾。ストーンがイミテーションなのか天然石なのかは現在のところ不明。

動画内でも、塗りつぶしたようないかにも染色っぽさがあるとはお伝えしたものの、ジュエリーではこういった考え方をしていきます↓。

第一印象は、これらのストーンがいかにもイミテーションに見えたのもはっきりとしたクリアな原色っぽさからの怪しさでした。

「ストーンがイミテーションなら、台はメッキに違いない。。」この考え方がジュエリーにおけるバランスです。

ところが、よく見たら「S925」の刻印があったのでした。

刻印があると、周りの装飾的な枠組みは「マーカサイト」だと判断するのが妥当。

それならば、9粒のストーンは本当は天然石のはずなのです。

不思議なことに、青色の部分のストーンだけ1点がグリーン、この不揃いさも本当は天然石なのではないかという可能性を残します。

今後、本当のことが分かった暁には当ブログ記事に立ち戻りお知らせしたいと思います。

並べ方を変えてみた様子:この3点が集まることで相乗効果的に1点ずつの良さが高められます。
お洋服とのコーデ例:ボタニカルな木の実柄のカットソーは色がリングに通じ、柄はブレスに通じます。

もちろん、黒ベースのカットソーですから、ネックレスの黒にリンクしている点がベース。

カジュアルであるような日常着のデニムコーデですが、どうでしょう、エレガントに寄ったものになったのではないでしょうか。

あとがき

今後も、こうしてレンタルには無いジュエリーも、価格差無しに平等な「コーデ」の部分にフォーカスしてお伝えしていきたいと思います。

一般的な印象においては、コスチュームジュエリーのプラスチックと18金ジュエリーを同時付けするよりも、3点のレベルが均一である方がしっくりきました。

日本人には、「使い分け」の観念が色濃いと言われています。

「慶弔用」に花珠(はなだま)を、「日常」に古物のやや傷みがあるあこやを。。というシーン別の使い分けは、その着用時の「心地」に繋がるものです。

アクティブなシーンにおいて思い切って活動的に過ごせるのも、ジュエリーが軽やかなリーズナブルなものだからという心地があるからです。

こうしたシーン別の使い分けの一例にもこのたびのセットが良きヒントになればと願います(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

音楽の分野に拘らずすべての音楽をフラットに聴いてみる、その中の「ジャズ」は様々な媒体に溶け込む柔軟性が特徴【1506】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

YouTubeの「再生リスト」に好みの曲を集めて公開もしています。

たまたま我が再生リストをきっかけにYouTubeの視聴者様が新しい曲を知り、気に入ってくださることに少しでも貢献できています。

その拘りは、「ドラマチックなメロディー」にあり、様々な分野の音楽どこからでもとにかくドラマチックだと感じた私らしい選択になります。

民謡・ロック・演歌・ポップス・クラシック・ジャズ。。と分野は問いません。

そして、リリース年に関しても全く関係が無く、オリジナルが聴き辛い場合は、カバー曲のアレンジがより良ければそちらを選択することも。。

その様々な音楽分野の中で、「ジャズ」についての本をこのたび拝読。

「戦後日本のジャズ文化 映画・文学・アングラ :マイク・モラスキー 著」です。

日本文化を長年研究されてきた研究者様の一人です。

下に貼りますYouTube動画の中でも複数の項目別に初めて知ったことと今思うことを交えながらお話しました。

当ブログ記事では、特に自分がジャズという音楽に今後どう触れていきたいかを綴りたいと思います。

レコード時代だったからこその浸透、昭和の日本映画のサントラや1960年代隆盛のジャズ喫茶が証明してきた普遍性

YouTubeの中でお話したことを先にアップしてみます↓。

・ジャズの日本での浸透は、1950年代末期-1970年代

・そもそもジャズという音楽は何からの引用で生まれたのか

・現時点でジャズに対して思うことや願望

・ジャズが部分的に取り入れられた進化した音楽

・映画の中にもサントラとして引用されるジャズ

・かつてあったジャズ喫茶の存在意義

・カフェの「有線」でかかる音楽に惹かれる時

もし、気になる話題があれば、下に貼ります動画をご視聴いただければと思います。

さて、当ブログ記事では、この中にはあまりお話していないことを盛り込みたいと思いました。

今現在の自分のジャズとの接触の実態を綴りたいと思います。

元のリズムがはっきりと土台にあるジャズは、音を載せやすい音楽だということがまず1つ。

現在は、やはり高尚な文化としてプロの活躍が目立つのも当然。

商業に利用されることで、演奏側と聴き手2極に分離しているのです。

「プロ」という地位があれば当然のことであり、どの音楽もコンサートやライブのスタイルは基本的に二極化なのです。

考えて見れば商業はすべて同じ、売主と買主があってこそ成り立つもの、音楽も商業化されているものなのだと改めて思うのです。

しかし、民謡が生まれた頃や舞踊音楽が出来た頃というのは、もっと人々により寄り添った日常の中で生まれ、商業とは分離していたのです。

だからこそ黎明期の音楽も大切、ジャズに限らず元音源が生み出された頃に近いものを現在何らかの形で聴く機会も非常に貴重ではないかと。

例えば、以前の投稿の【1505】にも関連するのですが、日本の演歌はメロディーの「5音階:ヨナ抜き=4と7の音を除外」によって悲哀の心情を表現するもの。

ちょっとした法則のようなものです。

ジャズも、古典的なジャズをずっと演奏してきた方の中には「このような音はジャズではない」などと、本格派ジャズとそれ以外を線引きしたい意向を感じる声も。

日本に浸透してからは、映画「酔いどれ天使」「嵐を呼ぶ男」「さらばモスクワ愚連隊」「黒い魔力」に馴染むように引用されました。

そして、1960年代に隆盛の「ジャズ喫茶」は、一般市民が訪れる喫茶店という日常的な場所にたくさんのレコードと共にジャズが存在していたという形態は振り返れば「文化」なのです。

ジャズコードを学ぼうとテキストを少し持ち始めたのが2025年。

まだ本格的には進めることができていませんが、コードを習得したいという願望を持ちました。

特にジャズの道に入ろうというものではありません、古典的なジャズをしてきた方にお叱りを受けてしまいます。

そうではなくて、自分らしいメロディーにジャズ的な自由な要素を盛り込み、エモーショナルな音楽を生み出せればとても素敵だと思うのです。

何か音をアウトプットしているのかに関しては、YouTubeのエンディング曲を自作しているところにとどまる現在ですが、この先の願望としては上述のようなコードの習得なのです。

あとがき

あくまで、「自分らしいジャズとの向き合い方」が大切。

ほんの僅かにジャズ的テイストが盛り込まれた音であっても、ジャズに触れているのです。

このように「引用」「盛り込み」ができる音楽である点こそ、ジャズらしさではないかと思うのです。

本当は、ジャズは日常的であり普遍的な音楽なのではないかとという風に思わざるを得ないというところにたどり着いたのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

昭和の歌謡曲の分類という見方はもっと後の時期、演歌の黎明期は明治で日本の民の心の吐露は情念として継承される【1505】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

紹介されている本を読んでみるということを時々しています。

データ的には複数の人が手に取ったであろうこと、その時期の情勢に見合った内容は、たとえ過去の古い本でも見直されることから乗ってみるものです。

図書館で借りるスタイルの者が、特設場所にあったいろいろな切り口の「文化」の集まりの本の中から手にした1冊です。

「創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史:輪島裕介 著」です。

音楽を浴びるように聴くことがあり、そのジャンルは問わないため世界中の音楽を「ドラマチックなメロディー」と感じたものに特化して集めるということをしています。

その中には、演歌寄りという印象の「夢芝居」「アカシアの雨がやむとき」を入れています。

この本を読む前は、「演歌」を「歌謡曲」のような分類として考えていたのですが、それも昭和生まれの自分の目線でしかなかったということになります。

日本生まれのメロディー音階の「演歌」、他国独自のそれぞれの音楽と同じく根底には「悲哀の情念」が込められていた

アイキャッチ画像1505

かつては、「艶歌:えんか」という遊芸の場で歌われた歌として存在していた時期もあります。

当ブログ記事では、最後に貼りますYouTube動画ではお話していないことを綴りたいと思います。

反対にYouTube動画では、「流し」の存在や、現在の演歌歌手の方が古い歌を歌うことの意義などをお伝えしています。

そもそも演歌の最初の歌手は誰なの?ということについて。

明治時代の「自由民権運動」の頃、政治批判の意味合いの気持ちの吐露が最初。

「演歌師」と呼ばれる歌い手は、「添田唖蝉坊:そえだあぜんぼう」様の「ラッパ節」・「川上音二郎:かわかみおとじろう」様の「オッペケペー節」・「神長瞭月:かみながりょうげつ」様の「残月一声:ざんげついっせい」。

その歌詞の内容は「社会風刺」が色濃い、当時そのままの本音をアウトプットしたものだと思います。

戦後は、アメリカ的な文化が入り、ジャズ要素が入ることでこうした日本独自らしさで溢れる音楽が昭和時代の者が良く知る歌謡曲の中の演歌というようなテイストへ。

日本人に生まれた者として、ジャズ以前の演歌を一度は聴いておくと良いと思うのです。

かつては、どちらかというと演歌はやさぐれた低い位置付けの世間から撥ね退けられるような存在であったとも。。

なかなか文章のみでは曲のイメージが湧きにくいかもしれませんが、皆が知る「盆踊り」の音楽の世界観をイメージされると曲の要素が入り混じっています。

テレビ時代になった晩年に芸者時代そのままの名前で出演されていたことがある「市丸:いちまる」様や「神楽坂ハン子:かぐらざかはんこ」様。

戦後に新しい音楽が入ってきた時をまたぐ時期の方であり、「市丸」様の「三味線ブギウギ」は戦後の要素入りです。

ただ、日本髪結いの芸者姿は、「神楽坂ハン子」様の「芸者ワルツ」と並び、黎明期からの「演歌」の流れが入り混じる貴重な存在。

正確には、かつてはラジオでしか流れなかった過去の曲を、テレビが登場後にテレビ用の演出と共に歌われた映像を拝聴したのだと思います。

こうして演歌の元の姿を知ることで、1970年代以降のテレビを当たり前に見る時代に商業的な背景の現在に繋がる演歌とはかなり違っていたと思うわけです。

ただ、「進化」は自然な形、時代の流れと共にそのままのスタイルで残ることはないのでしょう、今の演歌のスタイルとの違いは進化の姿だと見ています。

歌の中の暗さは、世への失望と哀しみを歌った当時の心の内が存在している証。

商業主義的なヒット曲を目指す曲の生み出し方ではない、民の心をしっかりと刻んだ情念混じりの歌にこそある価値、そのような部分に探究を巡らせた著者様の拘りを感じます。

あとがき

冒頭の「アカシヤの雨がやむとき」は、後の歌手の複数の方々がカバーされた1つがきっかけで知りました。

古い曲は、もしかしたら忘れられてしまうのかもしれない、新しい形に発展させながらも色褪せないその歌詞と音源メロディーは歌い手によってどんどん引き継がれると良いです。

「なんでこんな古臭くて暗い歌なのに何度も聴いてしまうのだろう」。。決して太陽みたいに明るい淡々とした曲に引き付けられるばかりではないのです。

暗さは、その当時のその時の心情そのままが何十年も引き継がれてきた証。

かつてよりもはるかに裕福な現代では分からないことが、歌に残っているのです。

心のやり場の無さの表現の1つとして「歌」という文化の存在意義があるのだと思いました(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

スーツライクなセットアップやボーダーTシャツのエレガントな表現、オールシーズンデニムコーデが教えてくれる様々な表情【1504】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

デニムコーデに関する投稿は過去にもさせていただいておりまして、【799】【828】【1394】【1438】が該当します。

どれもが、上下を渾身の1択にセットし、「着回し」と対極の濃厚な1セットを作るというワードローブの配置をお勧めしたものです。

このたびは、同じコンセプトながらも、やや切り口が変わります。

デニムそのもののメイン素材である「綿」を真冬や真夏などの末端の季節を含めたオールシーズンで1セットずつ微妙な季節に分けた5セットでご紹介します。

そして、季節の日にちごとの僅かな流れや、1日の中の日中と晩の気温の違いにも対応できるような「機能」をコーデの中に盛り込みました。

ベースとしては、すべてが古着のお洋服で組み立てるコーデとなりまして、新品のここ最近の流行のアイテムなどは入りませんことをお伝えしておきたいと思います。

オールシーズン一周デニムコーデ、「真冬」「梅春・晩秋」「陽春・初秋」「初夏」「盛夏」の5つの微妙な季節感の違いで表現

末端の「真冬」から順番に季節別で5セットのデニムコーデをご紹介してまいります↓。

①真冬:「ミカレディ」様のアクリル混セーターと「ラングラー」様のデニムスラックス。

厚みあるデニムスラックスは、冬でも寒さをしのぐ緻密な織があります。

ウールパンツなどとの素材感の違いは、毛/100%のいかにも真冬なセーターを当てなかった点でバランスをとりました。

アウターコートを暖かい毛/100%で着用する体感の調整は可能です。

②梅春・晩秋:オリーブジャケットは「ジョルジオアルマーニ」様、ベージュ透かし編みセーターは「エンポリオアルマーニ」様、ミドルブルーデニムは「フェンディ」様。

ぽかぽかの春になる手前の季節と寒い真冬になる前の秋深まる季節は、離れていますが体感としては似ていますので共通にしています。

上着無しでは厳しい真冬前後の季節用ということです。

ジャケットはシルクが割合の大半を占める素材で、1日の中でも着脱が可能な重ね着コーデです。

また、少しだけ移り変わる次の季節へのシフトの細かな段階としても有効、つまり「機能」を持ったコーデでもあるのです。

③陽春・初秋:モノトーンバイヤス柄のカシュクール風シャツは「オーダーメイド」と予想、ブラックデニム(ダーク)は「バイスラー」様。

②と同様で、春と秋との季節の違いがあっても体感が似ている季節同士を共通にしました。

この季節は、暖かいと呼べる心地良い季節にマッチしたもの、着脱などは無く1日そのまま1枚で過ごせる季節ということです。

④初夏:ブラックデニムジャケットは「マージナルグラマー」様、モカ茶幾何柄ノースリーブシャツは「LOUIS JOONE」様、ブラックデニム(ライト)は「アルマーニコレツィオーニ」様。

別々の場所から一緒になる色落ちデニムのセットアップは、ぴったりに色が合うことが難しいものです。

少し濃淡がありましたが、納得の範囲内ということになりました。

Gジャンをインディゴカラーでまとめられる自主セットアップが多いので、ブラックデニムのジャケットデザインでのセットアップはレアです。

⑤盛夏:グリーン系マルチボーダーTシャツはおそらく手作り品、ミドルデニムパンツは「MCM」様。

カジュアルなイメージのボーダーTシャツでさえエレガントに寄せていきます。

背にファスナーが付いたカットソー的なボーダーTシャツをお作りになった方の解釈が素晴らしいと思いました。

あとがき

以上、このように5つのシーズンが繋がるように、デニムコーデをご提示してみました。

デニムがかつてのカジュアルに寄ったイメージからの広がりの1つとして、エレガントな装いの1つの素材として違った映り方で感じられたのではないでしょうか。

たまたまエレガントにデニムを装ってきた者がこうしてお伝えしているわけで、これもただの1つの考え方に過ぎません。

元はアメリカ生まれの「リーバイス」様が象徴的な作業着からのスタートだったデニムパンツ。

軍服なるものがトレンチコートへと、その名残を各パーツに残しながら変化してきたことに似ていると思いました。

人々の大きな意識的なものが動き、きちんとした場所でさえデニムが着られるという解釈が生まれても何ら自然な事なのです(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク