カジュアル感のあるイメージのネイティブ柄をシックな裏地に使う例【865】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ハンドメイドバッグ製作が次のアイテムへ移りました。

今回はさすがに、春に向かうような素材かなーと思いながらも、全体としては特に流行とか季節感を入れていません。

このことというのは、これまでのファッションのゆがんだ季節感に対する自分なりの反抗です。

川の流れでいうと上の方であるハイブランドは、牽引者である位置付けなので、特にコレクションなどは全く逆の季節に洋服を企画提案しなければそれを真似た追随グループとしては、該当時期に売り場に並ばないという構造。

いっそのこと流行なんてなければ良いのだと思うことがあり、昔から、何となくではありましたが、末永く着られるデザインが好きでした。

その小物アイテムの1つのバッグもそんな傾向はあるのでしょうが、現在私が追求しているデザインはいたってマイペース。

ただ、大きく見ると、昔ながらのショルダーを脱して、現在はリュックしかお作りしておりません。

ある意味で流れにも乗っているのかもしれませんので、流行を大きくとらえると意識しているのかもしれませんね(^_^;)。

こんなネイティブ柄もある、マルチカラーのラメとの組み合わせに考えたコンビ

ハンドメイドリュック「餅巾着」をこの3種の生地で製作予定:左が表地、真ん中が裏地、右が巾着袋地。
<表地:黒ベースのマルチカラー>ラメ入りシーチングプリント、綿/100%、日本製。
<裏地:黒ベースのマルチカラー>トリアセテート(こういう名前の生地なんです)、トリアセテート/55%、ポリエステル/45%、日本製。
<巾着袋地>生地名不明、混率不明、原産国不明(生地屋さんからいただいたもの)

ネイティブ柄というと、結構カジュアルに仕上がるものですが、今回の場合、まず、プリントではなく糸染めであり、ジャガードみたいな織柄になっていて、裏面も使えそうで、なんとなく商品なイメージです。

こういった本来のイメージより少しずれた感じが新しいと考えます。

全体にざらざら感で統一して、内側に設置の巾着袋も黒無地のややざらついた素材です。

この素材名前など不明ですが、先回も使用させていただき、非常に良質であるとの感触から、今回も利用します。

生地屋さんがくださったものです。

詳しいことが分かっていませんが、ポリエステル/100%の日本製ではないかと考えています。

喪服などに使われそうな生地っぽいですが、イメージよりも重くてしっかりとした目の詰まったものです。

今回もダイヤキルトを表地にかけていくので、一番左の表地のラメ素材は、今この写真のイメージから、また少し変わるかもしれません。

前回はボア生地だったので、中綿を入れずに、ソフト厚芯という1mm厚の芯地を貼ってハード薄芯も貼ってキルトをかけましたが、今回は中綿を入れようかなと思っています。

あとがき

こうして、量産品ではなかな見られないような意外性のある生地の組み合わせとか、個性的な感じを出していきたいと思っています。

なにせ、デザインは同じで統一ですので、素材でその違いを表すところに大きな工夫が向かったりします。

たんすにたっぷりと集めた生地がまだまだありますので、この1年でどれだけたくさん消費していけるかということになります。

今回の表地のラメなどは、調達時期が結構前になりまして、画像のデータで見ると、2020年10月でした。

もう、1年以上は経過したものですが、今この生地を生地屋さんで探してもどこにも見当たりません。

だいたい1年くらいで、入れ替わってしまうのが生地の生産の特徴なんですね。

そこがまた魅力かもしれません。

その時にしかない少量の生地の中からのチョイスというところが価値ですね。

小さめなサイズながらたくさんのパーツで成り立つバッグ【854】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回から、定番ハンドメイドバッグとしている「餅巾着」のリュックデザインがありますが、こちらの製作を開始しました。

今回からは、表地にキルトをかけていこうと思っています。

キルトは丈夫に強固にする働きがあるので、デザインだけの効果ではない、長持ちになる効果もあるようです。

たくさんあるパーツのご紹介(主にYOUTUBE動画にて)

芯地を粗裁ちしたところの段階なので、少しはみ出していますが、パーツに裁断後接着芯を貼るところまでの進捗度です。左上が、メインの表地です。テディボアという名前で、アクリル/100%、日本製。そして右は、先染チェックという名前の生地で綿/100%m、日本製。下は、黒色なのですが、薄手です。生地名は不明で、混率も不明<m(__)m>。喪服なのどのようなしわが寄りにくく丈夫さのある生地でとても良質なのが分かります。原産国は不明です。

テディボア生地が表地、タータンチェックは、裏地と内側の巾着袋の外面、黒無地は巾着袋の内側です。

こうして、これらの生地のコーデで製作していきますが、YOUTUBE動画で裁断後のパーツを1つずつどこに使うのかのお話をさせていただいています↓。

あとがき

最近だんだん考え方が変わってきてしまいました。

この2022年スタート時点では、4デザインにデザインの種類をかなりしぼったつもりでしたが、早くも1点「卵焼き」デザインを外すことを決断しました。

上手くいく時と行かない時があるので出来上がりが不安定だったのです。

それが理由です。

この餅巾着には、現在は見込みを感じておりまして、多くを今年は製作していくつもりでいます。

こういった気持ちの変化というのも、これだけ追求して長くやってきてのことですから、確かなものなのだと思っています。

表地にキルトがかかっていくことで、前とはイメージも変わりますので、かなり変化するかと思います。

その点をどうぞ見守っていただきたいと思います(^-^)。