ご依頼者様から指示書をいただいて製作した多機能のハンドメイドバッグ製作記録【3】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

当記事は、実際に製作したオーダーメイドバッグが2018年10月の製作でしたが、その時にブログ記事にしておらず、現在2020年7月7日で、YOUTUBE動画を振り返りながら記載したものになります。

このオーダーメイドは、間違いなく、その後のハンドメイドバッグ製作において、機能を重要視した製作に大きく影響を与えたことだったと思っておりまして、貴重な経験をさせていただきました。

オーダーメイドご依頼者様はドラマー、そのお仕事らしさが機能に表れた指示内容

この時のオーダーメイド内容は、ショルダーにもなる、リュックにもなる、そして、ドラムのスティック入れも設置されている。。。などいくつかの機能が明確でした。

指示書も書いていただき、ご依頼主様の頭の中が理解しやすいものでした。

私の友人が習う、ドラムの先生で学生の方(男性)です。

年齢が20歳前後でお若い(^-^)。

学生さんらしい緻密な指示書は、希望が伝わりやすい具体的なものでした。

では、指示書をいただいてから出来上がるまでの特に機能の部分にスポットを当てたショットでご紹介したいと思います。

〇ショルダーとリュックを兼ねたデザイン・・・支持書は1枚。写真に納まりきらなかったので、2枚で上下になっていますが、A4程度の用紙にびいろいろなポイントが書かれていました。リュックがショルダーになるなんて初めての経験でした(^_^;)。
〇仕切りがしっかり決められ多数のポケット:この指示書を読ませていただく限り、ご依頼者様の趣味嗜好がよく分かります。何か入れるものを常に入れ物におさめたい方です。
例えば私だと、かなりおおざっぱな1部屋タイプのバッグでも十分なのですけれど、小部屋をいくつか設ける設計のバッグになる見込みです。
〇小物入れの充実:先程の指示書の一番下あたりが実際この作りとなりました。ペンと書いてありましたね。そして、ケーブルとかモニターとかタバコ、ライターもそれぞれのお部屋へ入れたいそうです。ちなみに生地は、ダイヤの織柄が入った黒無地。綿/100%、日本製です。
〇取り外し可能なリュックショルダー:2WAYでリュックとショルダーに使いたいとのこと、有難いのは、よくわからない部分をおまかせにしてくださった点。ちらの面は、リュックのショルダーを取り付けてある背面。リュックが中心で、たまにショルダー使いとのことなので、取り外し可能なリュックにしてあります。
〇こぼれにくい対策のペットボトル入れ:ペットボトル入れも欲しいということで、さてはてどこに付けたものかと思案致しまして、ご指示のようにリュックにしたときの向きがメインなので、その向きのサイドの下の方です。巾着型のボトル袋です。
〇かっこよさも追求の赤いライン入り:デザイン的に赤の十字ラインを付けたいとのことで、赤いサテン生地でテープを作り、ミシンでたたきつけました。ちなみに。最後に撥水加工もしております。この水滴は撥水施工中。
〇市販のイメージも取り入れたく、メッシュ素材の利用:また、中側に何かメッシュのケースをポケットとして取り付けてほしいとのことで、大サービスの上下2点を違うタイプで。上はゴムの入り口のくしゅっとなった貼り付けケース。下は、縦長の貼り付けケース。見にくいかもしれませんが、右側は、ドラムスティックが6本入る縦長ポケットです。
〇内側の様子:バッグをショルダー使いにした時にあま蓋を開けたときのすぐ内側の様子。
〇ドラムスティック入れの機能:ドラムスティックポケット周辺の様子再び。底板も取り付けてあります。あまり大きすぎずということでしたので、ドラムスティックの40cm相当が丁度くらいで収まらねばなりませんので、その辺りが、ぎりぎりサイズの製作になり大変難しかった点です。横向きになっていますが、ドラムスティックの上部(左側)を共布ベルトが支えます。
〇私ならではのサービスの強力撥水っ加工:リュック仕様のてっぺんは、こうなっています。左側の手前に見えているのは、ショルダー使いの時のショルダーベルトです。車のシートベルト材と同じ物を使用。

あとがき

ということで、このように作りました。完成したしっかりした写真が残っていなかったのが残念(+_+)。

本当は十字の赤いラインの表面をお見せしたかったですね(^_^;)。

YOUTUBE動画を貼りますね。

かなりいろいろ勉強になったオーダーメイドバッグでした。

この経験をいただきました、ご依頼者様、そして、直接の友人に感謝したいです<m(__)m>。

その後、2年程経過した現在、もし再びこれを作るとなると、またその後のいろんな考え方が混ざりかなり違った箇所がでてくると思います。

その時点ならではの貴重さもあるのかもしれませんが。。。とにかく1点物ということになりました。