片手で開け閉めのポケットの実現にはフラップにマジックテープを付けないことがかえって心地よい使用への気づかいである【121】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

バッグも中の物をしっかり守りたいのでセキュリティー性が高いことがとても嬉しいことなのですが、そうとばかりは言えない場面もあります。

急いでいる時に、ポケットから中身を取り出したい時にポケットのファスナーが片手では開けにくく、ややストレスを感じるなどの場面です。

そうしますと、せっかくセキュリティー性を追求したファスナーという機能が時にストレスになることもあるのです。

このことから、フラップにマジックテープを縫い付けてフラップの中から物がこぼれにくくするという機能も同じことが言えます。

マジックテープが煩わしい時

家の鍵などをバッグに入れて持ち歩く際に、ミニサイズの内側に設置のポケットはとても有難い機能です。

これは、実体験からなのですが、マジックテープ付のフラップの付いたポケットを開け閉めすることが時にストレスを感じることがありました。

マジックテープもなかなかしっかりしたものなので、片手が難しいのです。

しかも、内側なので実際は手探りになります。

本当に使う現場というのはこういうものです。

まじまじと見ながらポケットを開け閉めすることは少ないものなのです。

そうした時に、マジックテープがしっかりくっつきすぎていて、一度で開けられず何か煩わしさを感じたのです。

その後、マジックテープを付けなくても、フラップ自体の護衛機能の働きと、メインファスナーでしっかり閉じる仕組みであれば、問題ないのかなと思うようになりました。

どうなんでしょう、マジックテープの開閉の煩わしさか、それとも厳重なセキュリティー性なのか。。

ここ最近そのことを再検討しています。

マジックテープ無しのフラップを今後取り入れてその開け閉めの心地良さを実感してみたいと思います。

六角形のスタイリッシュなポケットのフラップをご紹介しました

ここ最近YOUTUBE上で始めた<HMB教室>というカテゴリー。

ハンドメイドバッグ教室の事です。

実際に製作のハンドメイドバッグの機能の1点1点の細かいパーツごとの作り方には変遷があります。

研究しながら、反応を見ながらいろいろご紹介させていただくということになります。

私の場合、ハンドメイドバッグ教室は、将来バッグを商業利用して販売をしていく人向けです。

よって、ただの作り方ではなく「綺麗にできる作り方」がコンセプト。

少々手間はかかるものもありますが、綺麗にできるということは「宝」であり「資産」です。

ただ作るだけよりもはるかに価値があることだと考えます。

そして、この教室でアップさせていただきましたやり方をそのまま自分のバッグ販売に商業利用していただいてもOKな旨を動画でお伝えしました。

長い目で見て、こういう作り方が広まれば良いと思っています。

少々手間はかかっても綺麗に作りたい人に共感してもらえると、私と志を同じくする仲間が増えるようでゆくゆく良い結果をもたらすのでは。。と考えました。

片手間で簡単にゆるーく作業したい人にはどちらかというと向いていないです。

手間をかけたやり方が多いですので、綺麗に良い物を作っていきたいという強い気持ちがある人が向いているかと思います。

今回は、こんな感じの角がシャープにきちんと美しく出るようなフラップにする手法をご紹介しました。

あとがき

ここからは、後のブログ記事の手直しで書いている部分です。

その後、私も自分で多角形フラップを作っていったのですが、YOUTUBE内でご紹介したような内側に縫い代を織り込んで貼り合わせるやり方でなくても、ひっくり返すやり方でも大丈夫だと分かりました。

その理由は、尖ってはいても、完全な90度でない多角形だからです。

90度はひっくり返した時に、先端がとがることが非常に難しいので貼り合わせ手法はもっともです。

しかし、多角形の場合角度は90度よりもうんと広がりますので、縫い代が1か所に集まってボコボコしてラインが出にくいことが解消されます。

ただ、とがった箇所は縫い代にハサミを途中まで入れて、縫い代が遊べるように開くようにする工夫をします。

そうしますとちゃんと上の写真のような尖りが実現できることが分かりました。

日々学びなので、何年経っても新しく得られることもたくさんあります。

何も「先生」などという立場ではなく、「共有」という形でHMB教室(ハンドメイドバッグ教室)を投稿しています。

リアルな実店舗の教室は行いません。無料のいつでも気軽にご訪問いただける教室なのです。

どうぞ、YOUTUBEやブログのカテゴリー<HMB教室>へお立ち寄りいただき、一緒にハンドメイド道を歩みましょう(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク