まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ハンドメイドバッグ製作を、ある共通の分類で括る<〇〇シリーズ>として続行中。
現在は<デニムシリーズ>で、デニムを含む類似素材で同じデザインの丸底バッグを連続製作しています。
このたびは、このシリーズの2点目。
前回の1点目は、「セルヴィッチデニム」という正真正銘のデニムで作りました。
このたびからは、素材に少し変化を付けていきたいと思います。
前回と同様に正面にアップリケをしていきますが、アップリケの構図はまた別のタイプになります。
アップリケの違いによっても、同じモデルのバッグにそれぞれの味わいをもたらす無限の可能性を感じていただければと思います。
<デニムシリーズ②>セルヴィッチデニムよりもエレガント、裏面の濃さを薔薇アップリケの凹凸感に活かした丸底バッグ






その他、寸法ミスで失敗することがあり、本体の底辺の長さ(出来上がり寸法)と楕円底の1周(出来上がりライン)の一致を型紙の時点で徹底していなければなりません。
この調整方法は、前回の【94】の投稿で、<楕円底のタック解消の型紙ピッタリの調整の仕方>と題して生地内に記録がございます。
実は、この時まだ未熟であり、徹底していないことでこうした失敗が起こりやすくなっていたと反省。

付け位置は、斜め対角線同士の2箇所です。





あとがき

このたび利用させていただきましたデニムライクな生地は、「綿無地」という何とも地味なネーミングでありネットなどでは見つけにくいものです。
この生地は、「大塚屋」様で購入のもの、店舗で実際に目で見て探す良さはこういったところで実感しました。
所謂掘り出し物のような存在、「大塚屋」様の店舗においては、「デニムライク」がたくさん見つかります。
たくさんの生地の中に埋もれた優れた存在は、私達のようなバッグを製作する者が発見した時にこうしてアウトプットしていくことでより世に知られると思うのです。
製作するだけではなく、せっかく出会えた生地の有難さの感謝の意味をこめて、「このようなエレガントな雰囲気のデニムも実はあるのです」とお伝えしていく任務のようなものを感じました(^-^)。
