まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は少し特殊な形の巾着袋を製作。
仕事用の商品撮影用の壁紙収納の筒にかぶせるカバー作りです。
イメージはゴルフクラブのカバーからのヒント。
筒の中にほこりが入るのを防ぎます。
スカーフをかぶせるだけではフィット感が無かった、後に別の使い道も見込める細長い巾着袋型でインテリアの中でなじむような柄での製作に決定
まずは、カバーを作りたくなったきっかけはこの風景。
茶色のスカーフをかぶせて対応していたのですが、スカーフではあまりすっきり感がないのと、周りのボタニカルな雰囲気のインテリアに対してこの柄が浮いているのが分かります。
それが気になっていたので、なじむようなボタニカルな雰囲気の周りと同じように綿の花柄生地にしようと決意。
まず真ん中でカット、さらに真ん中でカットして、縦45cmx横27.5cmほどの細長い長方形のパーツ4枚で裏地付きで巾着袋を作っていきます。
カバーなのに巾着袋?それには理由があるのです。
カバーなのだから巾着袋にする必要は本来ならありません。
しかしながら、これまでの経験からずっとこのままカバーとして使うかどうかは分からないと思っています。
常に気持ちは変化します。
それに伴い、感じ方・意識が変わるといずれカバーの役割を終えるかもしれません。
けれども長く同じ物を使っていきたいという面もあるので、そうしたことを考えたデザインというのは、こういったものに落ち着きました↓。
この形に作っておけば、後々、もしかしてカバーとして使わなくなる時にこれが別の用途で使いやすくなるためです。
巾着袋であれば、持ち運びとか口が閉まるということで、使い勝手の幅がもっと広がりますので、何か違う使い道が見つかりそうだと考えました。
ということで、結論は長い将来のことを考えて長持ちさせるための策だということでした。
気になっていた違和感ある風景の劇的変化
もうこれで柄が他の物となじみます。
最初の写真と比べていただきたいのですが、あのゴージャススカーフよりもこちらの方が上手くなじみました(^-^)。
柄のサイズが一番手前から大、中、小とリズムを刻みます♪。
製作は巾着袋の作り方と全く同じです。
紐を通すトンネル内も縫い代の始末がされていてぼそぼそと糸が後から出てこないようなことは、むしろこうしてよく使うものに対してはマストな仕様だと思っております。
あとがき
布でカバーやケースを作ることは案外長持ちです。
そして、好きな柄を選んでおけば、飽きもなかなか来ないです。
人それぞれ入れたいものが違うことが多いので、こんな細長い巾着袋はあまりニーズはないかもしれません。
しかし、実際に少なくとも私は必要としたわけでありまして、人それぞれ目的によってサイズが細かく違うものなのだということです。
そうすると、あるサイズを勝手に決めて製作して販売することがいかに無駄な踏み込みをし過ぎているかということを改めて考えます。
こういったことは、後の「コンテンツ制作」のきっかけになりました。
この「コンテンツ」とはハンドメイドバッグ作りのノウハウのことです。
いろんなバッグを作ってきた者ができることは、もしかして「情報」を実直にお伝えし広めていくことなのかと考え始めたのです(^-^)。