「かけ継ぎ」は素人では難しい、せめて表からは分からないニットの穴の補修、ハンガーに裏向きにかけたままセーターの肩の穴を埋める【937】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「かけ継ぎ」というセーターなどの虫食いの穴をふさぐリフォームの技術がありますが、我々が到底たやすくできるものではないみたい。

針と糸を使うだけでなく、実際の残りの部分から繊維を採って、それを糸にして使っていき、元のデザインと同じような編み柄・織り柄も出していくようなものなのです。

動画で拝見させていただきましたが、その技術を拝見することにとどまります。

実際は、そのような完璧を求める穴埋めなどが通常のお直しと同じように考えて、同じような色の糸を使って簡単できるはずもなく、過去の作業も、跡の分かる素人作業の域を超えることがありません。

「かけ継ぎ」は特に高度な分野のお直しなのだと考えます。

そうはいっても、虫食いなどの小さな穴空きは塞ぎたいものです。

元々古着のセーターですから、せっかくのお得なブランド服を低コストに抑えたい。。

多少跡が付くだろう前提で、それでもできるだけ跡が残らないようにやってみるという「糸によるる穴埋め作業」の風景をこのたびはお届けしたいと思います。

できるだけ引っ張り過ぎない、裏向きにハンガーにかけながらの「穴埋め」作業の出来上がりの跡は許容範囲か!?

穴が開いている状態:セーターの肩に虫食いの穴が開いています。この穴をハンガーにかけた状態でふさぎます。

セーター自体は「裏向き」にした状態で、ハンガーにかけたままピンと張った状態のメリットを考えました。

同色の糸1本取りで編み目のように糸で穴を埋めていきました。

引っ張り過ぎないように自然にと。。

出来上がり:少しぐしゅっとなっています。極力引っ張らずにやってこれです(*_*)。

元の編み目の柄は無視しているので違和感のあるヶ所がどうしてもできてしまいます。

思うようにはいかないものでしたが、引っ張り過ぎない注意をしながらの作業がどのようなものかを見ていただきます。

様々な角度で撮影、実際の視覚的な効果を見てみました↓。

右肩の上からの視線:少しひきつっていて補修したことが分かります。
真横の上からの見方:こちらもやはりボーダー状の柄の途中に変なポッコリしたふくらみが見られます。
右肩の正面寄りからの見方:それほど目立ちません。

時々分かって、時々分からないこともあるということで、絶対な物ではないということになります。

それほど、この穴ふさぎが難しいものであるということを再確認のこのたびでした(汗)。

あとがき

古着ライフを送る中で変化もありました。

以前は、古着のコスパばかりを考えて、お直しも適当、古着自体をどんどんリニューアルしていきワードローブを洗い替えしていた過去。

ここ近年の、2022年辺りからです、ブランドをしぼり、出来るだけ長く持っていくスタイルへと変化。

そうしますと、クリーニングは最初の入手時には必ず行い、リフォームに関しても必要とあればプロにお任せしてその後の永遠を見通しながらの選択をするようになりました。

この時のニットは本当に最終的な古着でしたので自分でやってしまいましたが、ニットはどうしても傷みが出ますので、これも判断の結果でした。

これまでのような頻繁なお洋服のお買い物はめったにありません。

お気に入りだけを流行に決してとらわれず末永く着ていく・持ち備えていく方向に変化しています。

シミ抜きなどもかなりクリーニング屋様の技術が素晴らしいです。

どうしてもそのブランドのそのモデルを今後も着ていきたいのだというはっきりとした意思表示の表れでもあるのです(^-^)。