まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
今回は、<簡易リュックシリーズ②>です。
前回の【91】と全く同じ生地ですが、色が変わります。
デザインはもちろん1点物志向なので、新しいデザインです。
今回も複雑な仕様はなく、単純な作り。
作るのには、敷居は低いものとなっていますが、共布ショルダーにジグザグキルトをかけるということで、際立つものにしてみたいと思います。
同じ生地で色が違うことによる見比べ
前回と全くの色違い。こちらもかなりかわいいです。
地のサーモンピンクがとてもフェミニンなんです。
今回も同様に、生地の名前が不明で、耳にpaper printed,suedeとの記載。
紙のプリント?、スエード?このあたり、もう少し情報がほしいのですが、
分かりませんでした<m(__)m>。
もしかすると、paper printedは、「ペーパー捺染法」という転写的なプリント手法のことを指しているのかもしれません。
特徴が、プリント液が裏面に浸透しない表面だけのものとなっていることから、裏面が真っ白の状態であるという状態と一致していることから、そう考えます。
多分これですね。また、研究しておこうと思います。
共布ショルダーにジグザグキルトをかける方法
過去の製作の中で、メンズのボディーバッグが初めてブレイクした時辺りににボディーバッグのショルダー部分と大きなタブというか翼のような共布を取り付けていました。
その時に、そこにおおざっぱではありますが、ジグザグキルトをしていました。
今回は、その時の経験を思い出し、リュックの左右のショルダーにそのようなジグザグキルトを施したいと思います。
写真の手順①-⑩でグワンと弓のように形がしっかり整ったショルダーに仕立てます。
完成品ご披露
ショルダーは調節機能なしのミドルレングスです。
挟み込んで縫い付けるのみ。
上部はハの字に斜め縫い付け、下部は、底を縫う時に一緒にできるだけ端の方に縫い付けました。
ところで、リュックのショルダーのハリコシにご注目を。
しっかりとした質感で、グオンと弓のようにきれいな弧を描いています。
中に入れたソフト厚芯とジグザグキルトのコンビのたまものです。
入口のメインタブに関しては、今回やや長すぎたように思います。
あと5cm短くしてもいいかも。
物をたくさん入れるとマジックテープが引っ張られますからこれで良いのかな。。
フラップの程好い長さは、後の研究にしていきたいと思います。
あとがき
シンプルだけれど、凝る部分は凝るということで、素敵なリュックになります。
今回のジグザグキルトは難しいものではないと思います。
なぜなら、初めての時も失敗しなかったし、ジグザグステッチに関しては、出来が悪かったと思ったことが一度もなかったからです。
ということは、「気軽にできる優しいデザインであるようだ」ということです。
ご参考にどうぞ。