「切餅」という名前のエコバッグ型のコンテンツをじっくりとコトコト調理中の今お伝えしたいこと【1075】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

いよいよ、大きく季節が変わり始めました。

本日は9月1日。

いよいよ年末までのカウントダウン的な雰囲気も出てきますね。

まあ、そうは言っても、時間の経過をコントロールすることは不可能。

少しずつ、その日に出来る精いっぱいの事をやっていく、これに尽きるかと思います。

現在は、「切餅:きりもち」という角ばった一重仕立てのエコバッグタイプのバッグを今まで自分でデザインして、自分で作って、自分で販売というよくある一番シンプルなルートで活動してきました。

しかしながら、あまり目立つこともなく手ごたえが不十分なまま1年程が経過。

ここで思い切った方向へ転換を決意し、その手法、コツ、テクニックをコンテンツにまとめてご提供して行くことに変えていきます。

現在、私が製作する所要時間の中では最も短いバッグのこの切餅を最初にコンテンツにまとめることにしました。

最初に一番長いのをとも考えていましたが、コンテンツのボリュームが大きいので、製作にも時間がかかります。

よって、とりあえず、始めの一歩が早く踏み出せるにはふさわしいこのデザインを選びました。

どんなコンテンツになるのか

まずは、胸を張って、価値のあるコンテンツであると言いたいです。

作り方ひと通りだけでなく、途中に入れ込む考え方とか選択の面なども盛り込み、良き情報を手にしてもらえたと言えるようなものにするつもりです。

著作権をこのデザインで多くの人が共有できて、私もそこへ混じって、元は私だけのデザインだったというようなことを手放して、みんなで使ってもらおうというものです。

それしか、広がる手立てがもう見つかりませんでした。

私がちょこちょこ作っても広がることはないと確信したのです。

そして、大きな意味で、作った人がその先に商業として販売しやすいように、著作権のややこしい問題を取っ払うということをまずしたいわけです。

そして、どちらかというと、良質な高級なお品の方向の商品であるということです。

エコバッグ型なのでよりそのことが分かりやすいと思います。

エコバッグってどこかで景品でもらったりすることが多く、なかなかお金を出して購入することはありませんが、その景品であるお品でもそこそこちゃんとしたものになっています。

それを超えるものということになりますので、見たことがないような素晴らしい作りでなければいけないということです。

素材を変えるとエコバッグもそれ以上の高級品になる可能性のあるデザイン

「切餅」・・・取っ手とひと繋ぎの支柱が走り、4本ステッチが美しいバッグです。ざっくり折りたたむこともできます。

一重仕立てというところに注目していただきたいのですが、一重仕立てだから格安品のようだということでもないのです。

この素材を例えば、ゴブラン織りで仕立てたとします。

そのメリットは、ゴブラン織りが分厚過ぎて、裏地を伴うとミシンの針が通らなくて製作がkん難であることも数多く過去に経験してきました。

それならば、一重仕立てに利用するという考え方です。

一重仕立てなら、ゴブランでも職業用ミシンであれば、行けます。

高級な素敵な柄のゴブラン織の生地で、このデザインを作ってみると。。。

もうエコバッグらしい姿はそこにはないかもしれません。

高級な使いやすいバッグへと生まれ変わるかもしれません。

そんな夢が見れるような高級な姿にも変身できる可能性を秘めたアイテムでありたいと思っています。

このデザインのユーザーのイメージ

つい最近も別のブログで書いたことがありますが、自分の為に作るお品というのは、手抜きの連続です。

「まあいいや、自分使いなのだから」ということがどうしても出てきてしまいます。

自分使いをする目的の場合、より簡単でらくちんな製作を求めますので、こういった手間をかけて良いお品を作るような技術は求めないと思われます。

そうすると、こういった技術を必要とする人というのは、「商業利用していく人」になります。

ハンドメイドバッグを作って販売していく人向けであるわけです。

もちろん自分のために作りたい人でも良いですが、この根本の「苦労を買ってでもする」という精神を持ち合わせた人でないとなかなかコンセプトがマッチしないかもしれません。

アパレル業がどんどん衰退していってしまう中、片隅で小さくアパレル分野の事をやっている私。

大きい会社がやると在庫を抱えて無理があるアパレルも、多くの人がプチ商業をやることで自作する文化とか、布からバッグを作る技術を多くの人が持っているなどということが広がったらとても素敵だと思いました。

日本人は、ミシンを使って物を作ることが得意な人種である。。。

こんなイメージが海外の人にも広がると良いと思います。

あとがき

特に、WEB技術の無い私ですが、動画のYOUTUBEを頻繁に投稿しているわずかな最低限の作業の延長のような感じでとにかく早く出来上がることを優先に制作しているコンテンツです。

最初はかなり前に作ってみたのですが、全部が動画だとものすごい容量でダウンロードさえできませんでした。

よって、動画部分は肝心なところを容量が行かないように工夫せねばならなく、その点が編集に時間をかける部分となります。

あとは、解説を聞こえるように分かりやすくお話するということで、ナレーションタイプにすると、後からの編集で入れていくことになります。

字幕もとても有効だと思います。

バッグを作りながら、サイズなどをスマホで見てミシンの横に置いて作業していただくイメージを浮かべています。

ハンドメイドリュックに内蔵の裏地付き巾着袋の巾着ひもホールの3種類のステッチのそれぞれの意味【859】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在、ハンドメイドリュックの「餅巾着」のパワーアップした仕様の表地にダイヤキルトがかかったボア素材の黒色で製作を続行中です。

決算作業が追加的に修正などがあってまだ続いていたので、作業を中断したりしていています。

少し心配なのが、あったか素材なのに完成が春に近くなっていく感じがしています(^_^;)。

まあそうなったらそうなったでタイミングは悪かったけれどアパレルでありながらアパレルのしきたりにはそれほど従ったものではないので、気にしないことにします。

今回は、ある部分だけにスポットを当てました。

内側に設置の裏地付き巾着袋のひもホールのステッチが3本であるそれぞれの意味です。

3本は少し多いと思われるかもしれませんので、それぞれの意味的なものをお伝えしたいと思います。

巾着袋のホールに掛ける3種類のステッチのそれぞれの意味

手前は、巾着袋の外面と裏面を合体して地縫いをした後両割りをして、更にその縫い代1.5cmを半分の0.75mmずつで折ってステッチをかけている場面です。細かい作業です。さらに後で表側から固定のステッチもかけるのです。
ここがひも通しホールになっていく部分です。上の写真は、この縫い代の始末をしているところです。この時点で結構綺麗に始末はできてきましたが、まだ縫い代がぐらぐら不安定ですよね。これを一番最後に表面から縫って固定するステッチを入れていくのです。
表地と裏地を縫い合わせた後ひっくり返しした直後の場面です。返し口は、マチの部分をまだ縫わないので、マチの穴からひっくり返せます。便利ですね。そして、表面の中に裏面を入れ込んだ様子がこの写真。
ここから、アイロンで内側の黒生地を少し控えてきちんと整えてからステッチのスタートです↓。
<3本のステッチの意味>①一番上:裏地の固定、②真ん中:縫い代の固定、③一番下:トンネル構造の受け皿部分

3本のステッチが映っていますね。

<3本のステッチの意味>

①一番上:裏地の固定

②真ん中:縫い代の固定

③一番下:トンネル構造の受け皿部分

ということになります。

③はほぼ必須。①もきちんとした作りのお品にはやってあります。

②が私ならではのステッチと言えるかと思います。

こうして目指していくところというのが、「良質な商品」ということになります。

あとがき

巾着袋も口をぎゅっと絞る時に圧力がかかります。

ひもホール内は内側でありながら外側みたいなものだとよくブログでお話させていただいております。

今回は特に、ひもホール内の見えない部分の強化も大いにあります。

使っている間に、何やらひもホール内から糸が出てきたなんてことはインテリア雑貨などの中でよくあることです。

これを良いお仕立てで長持ちのコスパの良い商品に仕上げようとしているわけです。