古着チョイスの視野が広がるリフォーム可能な洋服の着目点【825】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

1つ前の【824】では、実際に私が自前の洋服のリフォームをした体験をご紹介しました。

今回は、これまで自主リフォームしてきた洋服を実際に着用した体験から、古着市場の中でチョイスする可能性をもっと広げていけることへとつなげていくための目的を持った内容です。

何かがおしい、もう少しウエストサイズが大きければ。。。などの古着が自分にとって満たされていない部分をリフォームによって着用可能にしていくことでたくさんの中から本当にお気に入りをチョイスできるという幸せな瞬間へたどり着くことにご協力できればと思います。

ということで、3つの箇所にスポットを当て、ここを見ればリフォーム可能なのかが分かるという洋服の一部分をご紹介したいと思います。

一番一般的なパンツやスカートの裾上げは、周知なので省きました。

リフォームすれば着用できる可能性を秘めたアイテム、ここを見る!

では、早速1つ目です。

1)ウエストのサイズアップ、ダウン・・・ダーツやタックが豊富なものがリフォームが可能

これは、過去に実際に私もお直しをしました。

当記事では、【207】の記事でアップさせていただいております。

その時のタイトスカートもタックとダーツがコンビになって、しかも前も後ろも左右に入り、合計4箇所x2つずつという豊富な物でした。

そうすると、ダーツやタックで作られた丸みとか立体感も活かしつつ、少しずつつまんだ部分を浅くすると、ゆうに5cm以上はサイズアップ可能でした。

ここまで豊富でなくても、ダーツやタックが左右に1つずつ入っているだけでも可能性が見えてきます。

ここに着目して古着を選んでみてくださいね(^-^)。

2)パンツラインの変更・・・ワイドからテーパード寄りへの変更が可能

2つ目は、パンツラインの変更です。

少し前にテーパードが流行し、その後逆とも言えるワイドのガウチョが流行。

ものすごい大ブームというわけではないにしろ、このように洋服というものはどうしても流行を入れていかないといけないような構造があるようです。

そのため、ここで、ワイド気味からテーパードへ一気に大胆に変えてしまうのではなく、ややテーパード気味という目で見て変化が分かる範囲ながらできるだけどの時代にも、違和感のない角度というのが私からのお勧め。

すでにテーパードもブームというのは越したかと思いますので、今この2021年冬にやったことというのは、ややテーパード寄りという選択でした。

せっかくお直ししたのだから今後末永くはいていけるようにと思うと、ここで流行を色濃く入れていかない方がよいというのが私の考え方です。

参考になりましたら幸いです(^-^)。

3)デニムなどの股上の深さの変更・・・股下の長さに余裕があれば、股上を深くも浅くも可能

これは、私は一度も体験しておりません(^_^;)が、YOUTUBEで熟知されている方の動画を拝聴させていただきました<m(__)m>。

デニムも股上の深さで流行があるので、好きなメーカーの色落ちの素敵なジーンズを発見した時に、ただ股上が浅すぎる。。。などの惜しい部分があったとすれば、丈が余裕があれば、リフォーム可能。

ざっくりとは、股の部分のつなぎ目周辺をカットして、深くしていく、その分丈が上に上がるという具合により、股下に余裕がある必要があるのですね。

私もその内やってみようと思っています。

これができるとやはり過去の、丈夫なのだけどデザインの流行遅れで眠っているもったいないようなジーンズ達を呼び起こすことができるでしょう(^-^)。

あとがき

今後、大量生産時代のような、私達が入手しやすい洋服がいよいよ入手困難になっていくのが大きな流れだと思うのです。

一部安定の企業は今までの大量製造はある程度続けると思われますが、その製造自体が多くのメーカーさん達が立ち行かなくなっているのが現状ではないかと思います。

そうすると、どこから洋服を手にしていくのかという時に、古着市場という手があるのです。

ここには、1点物と言える、数が少なくて個性を出しやすいお品がたくさん見つかりますし、ある意味残っているものを整理することでエコに貢献できます。

私自身についても、ここ10年以上一度も新品を購入したことがありません。

古着の方が魅力的な物が多く見つかることを知ってしまったからです。

古き良き味わい、良質な作り、現在忘れがちな丁寧な真心こめたお品なども見つかることもあります。

古着も全身古着ということでも良いのですが、その辺りはバランスです。

ブランドバッグとの組み合わせとか、古びたものとあえて、パンプスを合わせるなどの、新しい組み合わせ方ということで、かっこよく、新しく着ていくことができる。。そんなご提案を私達のようなファッション分野のお仕事をしている者がご紹介していく使命のようなものを感じています(^-^)。