ハンドメイド、比較的小さいパーツの芯貼り風景-量産バージョン-【615】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

細かいパーツに接着芯を貼る時、しかも複数の時。

そんな時にお役立ていただける粗裁ち方法をご紹介したいと思います。

スムーズにな接着芯貼りになりますよう(^-^)。

芯地は大きな面積で用意

少なければ、そのまま生地の裁断に芯地を1枚1枚合わせてカットしますが、20パーツともなると結構な量です。

この効率を高めます。

このように、芯地の大きな1枚パーツに細かいパーツを並べます。
接着には、アイロン(中)の温度で、クッキングシートを使います。耐熱なのでこれに向いていますが、いずれ破れますので消耗品ですがね。これをうまく使うと糊がアイロン台にたくさん付くことを制限できます。このように上にして使っても、下に敷いて使っても両方出番があります。
ある程度定位置に固定できたら、しっかりアイロンをかけます。その内の一度は、直接生地にアイロンを触れて行う方が良いかと私は思っています。アイロンはあまりこすらず、ぐっと押さえるかけ方で。
まとまった量はせいぜいこれぐらいです。これまで見てきた分量が、全部ごっそりまとめてではなくて、20パーツあるうちの5パーツ程度を4かたまりほどに分けてやるのが、アイロン台とのバランス、クッキングシートとのバランスが良くて上手くできます。あまり一気にやろうとするとかえって時間がかかってしまいますね。この「小分け」も1つのポイント。
そして、きっちりと表地に忠実にカット。20パーツの芯貼済のラッピング布の完成です。

とこのような段階で行いました。1つ1つよりははるかにスピーディーであることと、ごっそりまとめて20パーツやろうとする困難と失敗のリスクを考えると5パーツずつを4度に分ける感じで行うというやり方のご紹介でした。

あとがき

芯地に対しては、少しこだわりがございまして、「織芯:布帛-ふはく」に徹しています。

これは薄芯である接着芯に関してだけですが、不織布よりも、より生地の地の目にうまく沿う感じがします。

同じ白色のニット芯をこのたびは使いましたが、芯地自体がとても良質のもので、常にまるごと1反(たん)購入していろいろな場面で利用しています。

今回の生成の表地は、色も黒などよりは、白の方が何かと良いかと思います。

ふとした時に透けて黒っぽく映る場面が起こらぬよう、表地に色をある程度合わせていくのが結局、良いお品などということにもつながっていくようなこともあるものです。