素敵な生地と良質さがちゃんとミックスされたハンドメイドバッグになっているか、それとも柄にあやかっているだけなのか【1143】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回は、ハンドメイドバッグを素敵な生地で製作することの中で、1つお伝えしたいことを記事にしてみました。

根っこにある考え方だと思いますので、その後の流れや長い目で見た今後に影響し、非常に重要だと思っています。

誰もが使う人気の生地の選択も間違いではないが。。。

リバティーとか、ブランドテイストの強い生地などはやはり人気です。

自分で作る範囲であれば、今回の記事は当てはまらないので、大丈夫だと思います。

しかし、商業利用して製作品を購入していただくようなタイプの製作の場合にお伝えしたいこと。

それは、「柄頼みになっていないか」ということになります。

確かに柄にあやかるのは、一時的に流行にも乗れ、そこそこ受け入れられることがあるのかもしれません。

けれども、長い長いハンドメイドバッグ製作人生と考えた場合には、ずっと続いていくものではないかもしれません。

一時的に生地のテイストの流行みたいなことが起こり、その流れでよく見てもらえたりすることもあるかもしれませんが、問題は流行など無くなってしまった場合に見向きもされないことになると悲しいということです。

その原因は、柄の素敵さで寄せ付けていたことになるかと思います。

その柄の素敵さの盛り上がりの反面、冷静に、地下でひっそりと技術や機能を高めていく工夫がないと、流行が去った時などには一気に状況が変わるかもしれません。

 そのためには、日の当たらない日陰の部分での見えない努力とか工夫こそ最も大切であることを一度お伝えしたくこの話題を取り上げてみました。

あとがき

例えば、「リバティ」という記事は、柄がほぼ無限に生み出されることが可能であるようなことを聞いたことがあります。

パターンの繰り返しの柄ですものね。

生地屋さんには豊富にラインナップがあり、どれを1つ選択して良いか迷うこともあるリバティ生地。

多くの人が同じようにこの同じ生地を使って製作し、商業利用する可能性の多さもその材料の豊富さが意味するところです。

そうしますと、その中で自身の製作品が素晴らしいものであると認めていただけることを目指すには、柄だけで勝負というわけにもいきません。

柄も可愛いけれどもそれに加えてプラスの部分である特徴ある作りや機能などを加えずして、たくさんある中から選んでもらえることは難しいかと思うのです。

地道で、日陰の部分の工夫こそ本来はスポットライトが当たるべきことなのだと思っています。

しかしながら、やはり現実はぱっと見の世界が一番のようで、柄の可愛さがまずは、購入に至るインスピレーションのようです。

写真の技術とか見せかけることの技術もとても重要だということですね。

私の場合、たまたまそういうことが苦手で、何度写真をとってもうまく撮れない、上達しないという不器用さから、別の面の影の部分を高めようとしてきたので、そんな私ならではの助言となります。