バッグの中で飲み物をこぼしている人に捧げる、ペットボトルだけを入れる特殊なサイズのバッグ【1231】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、思い切った専用バッグを作ります。

それは、「ペットボトルバッグ」です。

ペットボトルも飲み物を飲み終わればゴミ箱行きとなりバッグが空ッポになります。

それでも、思い切ってある仕様を取り入れたくてというのもあり作ってみました。

キャラメルの箱風タブを取り入れた立体的なフォルムの実現

平面ミシンでここまで立体的な物がつくれるのだという一例としても是非ご覧くださいませ。

「ペットボトル専用バッグ」:高さ23cmx巾10cmx奥行き10cm。
こちらが正面です。目印に何か悪銭ンとが欲しいですね。
内側の生地のお花の形にリンクのデイジーアップリケの黒白はどうでしょう。
<表地:黒>防水・撥水コットン/100%という生地名、綿/100%、日本製。
キャラメルの箱風タブ
:いずれもピンタックを適正な位置に二度縫いステッチして、角張った様相を表しました。
<裏地:黒白花柄>モノトーン花柄系撥水防水ストレッチプリント(2層)という名前の生地、
ナイロン/100%、日本製。
ペットボトル用なのに四角いので、容量があります。
もしかして、長財布を縦に入れる普通のバッグの使い方ができるかも♪
マジックテープの設置:もとは無しの予定でしたが、少し折り曲げ部分の分量が不足。
マジックテープの固定力を拝借です(^_^;)。
ショルダータブ:このタブは、サイドの蓋に縫い付けます。
順番としては、サイドの蓋→タブを外から縫い付けということになりました。

この辺りは行き当たりばったりしでしたが、縫い付けとタブの位置が遠いことで後付けができました。

ゆったりとしたある程度のゆとりがあることで後付けの場所が確保されるわけで、そこは他の製作にも活かせるようなポイントです。

メインの蓋とサイドの蓋がぴったりくっついた設定であることのデメリット:隙間の無いきっちり感が実現。
しかし、きっちりなことで、縫製ならではの横伸びが起きて、
全体では上の方が開いた形になって出来上がりました。

しかし、それを解消しようと裾ラインに向かって斜めに型紙を作る場合は、ぴったりくっつかなくなります。

どうしたもんでしょうね(^_^;)。

この蓋同士の隙間のぴったり感も今回ならではの1つの達成なのでしょう。

この度の製作で新たに生まれた仕様-幅の狭い1.2cmに4本ステッチの美しさ

1.2cm巾の細いショルダーに4本ステッチ:今までは、このような細いショルダーには3本ステッチでしたが、今回から、差別化の強化ということで4本ステッチの導入です。
よってすべての巾のショルダー統一の4本ステッチとしていきます。

はいはい、分かります。

手間が増えるということでしょう。

しかし、どうでしょう、美しい物を作るためには、ステッチを1本くらい増やしたところで、その苦労なんて買ってでもしていきたいと思いました。

なぜ今までやっていなかったというのも、固定観念です。

細いから3本でしょう、という何か変な機械的な割合みたいな考え方でやってきました。

けれど、3本ステッチはバッグではどの製造業者様もやっていることです。

今回もステッチの数が4本になることで、ショルダーが中に接着芯しか貼っていないようなやわらかな生地なのにもかかわらず、しっかりとしたものになってくれました。

この後、続く製作を予定していますのが、大きなキルトバッグです。

そこへ支柱/取っ手を縫い付けるのですが、巾を今までやってこなかったビッグバッグにもかかわらずスタイリッシュな1.2cm巾で予定しています。

この大胆なバランスが不格好ではない素敵なビッグバッグになる可能性があります。

次へつながる良い前進が出来たという意味で、この4本ステッチ仕様の新バージョンは大変意味がありました。

あとがき

上述にもありました、ペットボトルでなくても長財布が入るかも。。という件は、実際長財布が入りました。

更にスマホも入りまして、まだその他にも入ります。

縦長であるけれど要領は結構あるみたいです。

となると、ペットボトル入れということさえ固定観念なのかもしれません。

使い方にすごく夢があふれますね(^-^)。