まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
YouTube動画を事業として投稿するようになった2018年以来、ブレイクタイムに動物の動画をよく拝聴するようになりました。
動物をそれほどじっくり見たことがなかったこれまで。。知らなかったキュートさを知ることに。
現在、ハンドメイドバッグ製作をある1つの括りで連続製作する<〇〇シリーズ>を続行中。
このたびから新しい括りとなりまして、<動物シリーズ>を始めます。
1シリーズでは3点を基本として連続製作、同じシリーズ内でも更にそれぞれの違いや味わいをお伝えできればと思います。
まず1点目は「犬」、犬のお顔を模したボディーバッグの特徴は、お顔の形を八角形で表現したことです。
こうした「デフォルメ感」によって子供っぽく仕上がりがちな動物モチーフを、かえって大人っぽく仕上げていければと考えました。
見る側も心をキュンと打たれるようなボディーバッグになれば。。犬の顔を模したタオル地の黒い八角型ボディーバッグ

このモフモフした柔らかい素材で作ること自体、触りたくなるような犬のイメージがまず1つ生まれています。

通常の「中表」ひっくり返しで作り上げるやり方ではこのような8角形の角を鋭利に出すことができません。
あらかじめ縫い代の始末を角を強調しながら「外表」のまま解決しておくという点がポイントです。



中表同士でボックス型にステッチ後、真ん中を直線カットし両端はY字にカット。
その次に、表側にある裏向きの「ラッピング布」を裏側へ返すことで、ボックス枠の縫い代すべてが包まれるという構造です。
いにしえのどなたかが最初に考えられたのでしょう、素晴らしい物理的な機能の発見に対し脱帽です。



この時のファスナーの左右(実際には上下)のパーツのサイズがアシンメトリーな理由は、力のかかる底部分にハギ目が行かないようわざと見えない場所を計算しずらしています。
見えない場所というのが、ポケットを覗いた時の手前側になりまして、正確には「視界に入りにくい場所」です。



最初に、ポケット枠の作図の時に左右を2cmずつ空けた効果はこの時の作業のゆとりに現れます。
1.5cmの縫い代で縫うところを最初から1.5cmしか空けないと狭くなって融通がありません。



あとがき

多角形パーツのフォルムで子供っぽさを解消しながらもボタンの目はキュートにと言うバランス。
残る2点は、「うさぎ」「ねずみ」と続きます。
このたびのシリーズには大人気の動物の「ネコ」は登場していませんが、犬の耳の形だけを変えても作ることができるかもしれません。
「動物愛」の1つの表示としてこのようなバッグを持っているそのスタイル自体がかわいいと映ると良いです(^-^)。
