まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
現在、長財布と携帯電話+α程度が入るようなコンパクトなミニリュックを製作し始めました。
完成は、少し先の【60】の記事になりますが、当【58】の記事においては、材料である生地がパッチワーク仕様になるための生地チョイスをポイントに、事前準備段階の様子をお伝えしたいと思います。
無彩色なのに素敵なパッチワークになる予感
表地は、透かしのメッシュが大変ユニークで、色使いがオフ、グレー、黒の3色展開です。
パッチワークの柄は、ボーダー柄で行きます。
このシュミレーションよりももっと細かいボーダーにしていくので、同じ色が2度繰り返されます。
配置は、上からオフ、グレー、黒とこの上のシュミレーションで置いた通りにしました。
底には汚れやすい薄い色を持ってこないとか、底辺に重い色(暗めの色)を持ってくるとバランスが良いのでは。。。いうような考え方をして、3段階に分かりやすく、ライト、ミドル、ダークというカラーで配置しました。
今回はボーダーで行きますが、ストライプも可能だと思いますし、ブロックのような市松柄も可能だと思います。
こういったパッチワークのバッグは、過去の【4】や【7】【8】でも製作してまいりましたし、今後も得意分野として末永く取り入れていきたいと思っています。
今回の生地はニットであることでなかなか面白いものになるでしょう。
マルチボーダーパッチワークシートの完成と裁断
YOUTUBEが長尺の30分ですので、ここでは大まかにご紹介したいと思います。
まず、こんな風に1cmの縫い代で長方形の1色パーツを他の色と縫い合わせます。
上述の3段階の順番に配置して縫い合わせをしていきます。
裏面にはあらかじめ接着芯が貼ってある状態でその後縫い合わせるという手順です。
そして、更に、つなぎ目の溝の両サイドを表側から、それぞれの生地の色に合った糸のカラーでステッチして固定します。
全くぴったりの位置にカラーのハギ目が来なくても、今回のデザインは間にマチ布が入りますので、作りやすいです。
黒白系のモノクロではありますが、定義に沿った3色以上のカラーが同時に使われているということで、立派なマルチカラーなのです。
あとがき
パッチワークを柄のデザインとしてどこまでいろいろ展開できるかを考案していくことがとても楽しいものです。
すべての辺がつながるのは、ボーダー、ストライプ、市松、多角形(難易度あり)が可能だと思います。
とにかくつなげるためには、まっすぐの線が繰り返されている必要があります。
カーブなどが混じるモチーフは無理なのでは。。。と思いきや、それも固定観念に惑わされています。
重ねることで不可能ではないと見込めます。
一部ヒラヒラとさせ、一部は縫い付けてあれば、そこそこ無限にいろんなデザインを実現できそうです(^-^)。