追加だけならタブ式を推奨、マグネットボタンの交換なら跡をカバーできる直接式で、マジックテープのトートバッグへの取り付け方2通り【1199】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近自身でいろんなバッグのリフォームをやっています。

キャンパス地の非売品の頼りなさを丈夫にしたり、素敵なトートバッグなんだけどマグネットボタンが磁気によってカードなどを狂わせることを懸念してマグネットボタンを外したり、スポーツメッシュだけでできているやや頼りないナップサックを解体して接着芯や裏地を追加した巾着袋に仕立て直したり。。。

もうとにかく、リメイクの領域にも入ってしまうので、なかなか写真や動画で写せずにいますが(著作権に触れるのが理由)、手法としては図解でご紹介できそうです。

リメイクに関してはなかなか実物が写せないというのがもどかしいのですが、今後、「サスティナブル」な世の中が進んで行くにしたがって、壁になる部分だと感じています。

しかし、実際にメーカー様では、商業利用が不可であるとのことで、改造したお品自体を販売することは不可なのです。

それで自分使いの範囲内でやっているだけにとどまりますが、広めるためにはどうしたらよいか。。

ということを考えたときに、「図解」しか思い浮かんでいないのが現在です。

YOUTUBE投稿に関しても、お問合せしたメーカー様のお返事では、「ロゴが映らなければよい」とご回答いただける程のご理解をいただいた会社様もありますが、実際YOUTUBEは広告が付くので、商業利用なのです。

一番硬い考え方がリメイクは発信しにくい、できない、してはいけない。。こんな感じだと思います。

なので、もっと違うアイデアが出てくるまでは、こうした実体験を図解でご紹介していくことになります。

そこの点をご理解どうぞ、よろしくお願いします<m(__)m>。

トートバッグにマジックテープを付ける方法の2種

こんな感じで、マチ付き、マチ無しともに簡易なバッグが一番世の中にたくさんあるデザインだと思います。

ここへもっと使用シーンを広げるために、マジックテープを付けていきます。

その付け方としてご紹介したいのが今回私が実際に行った2通りです。

①直接式:マグネットボタンを交換でマジックテープを利用しましたので、
マグネット設置の時の切り込みの跡をマジックテープで覆い隠すという役割と共に
新たな機能も同時に追加という一石二鳥の作業です。

このやり方は、元がマグネットが付いていたために、その時にカッターナイフなどで切り込みが入ってしまっています。

とてもかわいそうなそのような状態はカバーして覆い隠してあげたいじゃないですか(#^^#)、。

よって、マグネットボタンの跡を目印にマジックテープを縫い付ければよいので、印が分かりやすいことも付けやすさの1つ。

ただ、デメリットは、マジックテープ周辺の容積をマジックテープがせき止めてしまい、実際には、容量が存分に使用できないバッグになりがちです。

たくさん入れるとマジックテープが留められませんので、ひかえめで上品な物の入れ方になってしまうのです。

なので、あくまで、マグネットボタンの交換の時にお勧めではありますが、何も付いていない状態に新しく付けるならば、次の方法をお勧めしたいのです↓。

②タブ式:生地を用意して、タブを作りそこへマジックテープのオスとメスをそれぞれのタブに縫い付けます。

こちらは、図だけでは作りがイメージしにくいので、影響がないタブ部分のみを撮影した実物写真をご用意しました。

かなり立派な使えるタブ式マジックテープになりました(^-^)。

タブ式マジックテープの実物:左-タブをオープンした時(上がオス、下がメス) 
右-タブを留めた時(オスとメスがくっついています)。

マチ無しなので、タブの脚が短いです。

マチ付きであれば、もっと付け根を長く用意すれば可能です。

タブは裏地と共布で作りました。

実際に大変セキュリティー性が上り、内側の裏地も大きなポケット付きで設置しました。

もうエコバッグを越えた、お出かけ用のバッグになったと言えます。

では、このタブ式にはデメリットはないのでしょうか。。。

いやいや、あると思います。

タブを留めて使用していない時にやぼったいのです。

そういった場合に生地を傷めないように工夫した収納式のタブも過去に製作しましたが、どこまで機能を高めていくかの限度も、その目指すレベルに応じて考えます。

今回は、ここで終わるリフォームです(^_^;)。

あとがき

今回のマジックテープの設置方法は、既製品に対しても満足のいかない点があったりする時、最初から自主製作する時のいずれにも使えるやり方です。

「シンプルなデザイン」と呼ぶのも奥が深いと思うのです。

シンプルだから、何も機能がないことがかえって良いのか、シンプルと呼ぶものでも、有ってほしい機能は最低限の1つに加えるのか。。

この入り口のセキュリティー性は今までも工夫してきたことですが、価値観もかなり分かれます。

実際に私の場合、近くへ持ち歩くエコバッグには入り口のマジックテープな無い方がストレスが無いと思っています。

ただ、やや遠くへお出かけするような際に人混みを通り、交通機関を利用するとなるような場合は、セキュリティー性が気になります。

どちらにも対応できるのは、「ミシン1台携えて、自主リフォームが可能な技術」とも言えるかと思います。

外注もリフォームは結構高価です。

確かに腕前は抜群であられますので、たまにであれば良いですが、複数のリフォームを連続していくような心機一転の見直しの場合などは、自分で自由にアイデアそのままを実行にその場で移していけることもスムーズですね。

私は、今後もっと、こういったミシンで行うバッグ関連の手法などをご紹介していく役割をたくさん担っていくつもりです(^-^)。