デニムロングスカートを身長とのベストバランスで着こなすための裾上げリフォーム【1114】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このほど、ヴィンテージデニムスカートを購入。

ブルージーンズと並んで、薄ブルーのあのヴィンテージ感がとても素敵だと、アメリカン古着を探した結果見つかった1点のロングスカートがあります。

しかし、身長158.5cmの私にはやや重い雰囲気だと感じ、カットを決意。

お直し屋さんでお願いしようと思いましたが、ここは、この機会にやり方をアウトプットさせていただくことで、何かお役にも立てるかもしれなく、自分で体験することとなりました。

ボリュームたっぷりのギャザースカートは裾の広がりも大きく、縫う箇所が長いというのが特徴です。

お直しの前に、デニムロングスカートコーデを日本人女性様とパリジェンヌ様で見比べてみた感想

MADE IN USAのデニムロングスカート・・・デニムといっても薄手ですが、その作りはジーンズにそっくり。
この色の落ち具合がまさにブルージーンズ寄りでとても惹かれました。

最初は、このまま着用しようかとコーデの参考をさせていただくためにスナップ写真をネットで拝見。

その時にハッと思ったことがあったのです。

日本人の方のデニムロングスカートの着こなし方は、全体に丈が背丈のバランスには重すぎる傾向があったのです。

ロングではき過ぎておられるなあと思いました。

ということで、パリジェンヌ様の同じロングデニムスカートの着こなしを見てみました。

そうしますと、誰もが、足の脛(すね)辺りをあえて見せるはき方だったのです。

以前読んだ本で、「服というものは、体の美しさを表現することである」という言葉が思い出されます。

日本人の多くは、足を隠し過ぎていて、肌の見え方が少ないようでした。

パリジェンヌ様達は肌の見える割合が日本人より多く、遠目で見た感じのバランスが非常にすっきりとして感じが良かったのです。

背丈は確かに欧米の方の方が上ですが、全体のバランスというのは同じように考えられますので、長めではき過ぎているのか、バランスが取れているのかを見比べてみると、パリジェンヌ様は、第3者が見た遠目からのバランスをとても意識した着方をしていらっしゃいました。

これは、国の文化とでもいえるのかもしれませんが、普段から全体コーデとして、全身が映る鏡でトータル的に自身のコーデをチェックしているのかどうかもあるかと思います。

当然ながら、洋服は見られる方の人数が圧倒的なわけで、着る側からの視線は自分だけなのです。

いかに主観的に見ているだけなのか、もっと俯瞰した見方をした方がかっこよいバランスが知れるというものです。

私の場合10cmカットの出来上がり73cmとなった裾上げ

158.5cmの新調の私の場合は、10cmをざっくりカットすると決意。

本当は、古着ならではの汚れがあり、そこを除外していきたかったのがもどかしいですが、あくまでロングスカートを探していたので、スカート丈も維持したいのです。

最初の10cmカットしない状態でも引きずる感じ程も長くはなかったのですが、とても気になる汚れが裾周辺にいくつかあり、10cmカットによって、そこそこ解消されました。

後のYOUTUBE動画内でその箇所を是非ご覧になってくださいね(^-^)。

では、ここでは、簡単に作業の手順を振り返ります↓。

まずは、しっかりサイド、前後のハギ同士を合わせて裾ラインをピッタリ合わせて待ち針します。
裾先端から10cmの位置に細かく印を付けて、ハサミでカット。細かく印を付けるとカーブのラインが忠実に出せます。
10cmの印の箇所をを切り落とし完了。ギャザースカートのすそが弧を描いています。
アイロンで折って三つ折りステッチ。1cmの幅です。
出来上がりです。ギャザースカートはジーンズの裾上げの長さの延長といった感覚で行けました。フレア―スカートはバイアス裁ちなので、少し難易度があるかもしれません。フレアースカートだとまた話が違ってくると思いますので、別の機会で。

お直し後の喜びが倍増のコーデ例のご披露

上下ともアメリカン古着のコンビです。すべてのアイテムが古着です。ベルトはランセルの本革メッシュベルト。ネックレスは鼈甲のオレンジ(白甲:しろこう)。靴はリーガルのローファーのヴィンテージ物。

コーデについて、少し解説させていただきますね。

上下は、全く色同士のリンクはないですが、色のトーンが優しいレベルであることが共通になっています。ブルージーンズの色にヴィンテージシャツのシティ柄です。

このシティ柄。ネーミングは私が勝手に決めさせていただきました。

建物とか街の様子が描かれています。

時々、道路脇の木々や、車が走っている柄もシティ柄。

最初は、ヨットや海のシャツを探していましたが、ハワイアンシャツとかアロハシャツの部類にどうしても行き着いていまって、多く存在し過ぎていました。

レア感があまりなかったので、やっと見つけたシティ柄の2点の内の、こちらをチョイスです。

襟が1980年代なのでしょうか。その年代を物語っていますね。リフォームなどして襟の形を変えることはやめました。このままで素敵でした。

あとがき

今回のリフォームでロングスカートのままをキープしながら、デニムスカートを着用していけそうです。

以前はずっしりと重量もありましたし、10cmカットによって何かすっきりとしました。

アメリカ製はもともとサイズも大きく、丈も長いのですね。

とにかく冒頭のお話の背丈とのバランスは大切です。

せっかくの足元のかっこよさも長すぎる丈で隠れて影の存在になってしまうのはとてももったいないことです。

足の先端の靴の細部まで視界に分かるような、ぱっと見の美しさに影響するような良きアイテムなのかもしれませんから(^-^)。

まるっとした可愛い花柄が活きるインテリア巾着袋の出来上がり風景【1080】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

先日、コンテンツ販売用の「切餅」のデジタルコンテンツが合計1時間30分で完成。

その容量は、410MB(メガバイト)。

動画だらけにしたいところを、コンパクトにして使いやすくしなくてはならないことも考えねばならず、字幕や写真も豊富に追加。

最終のチェックでは、何度か修正などを加えました。

やはりユーザー様が混乱するような紛らわしい説明だったりするとその内容は価値あるものではなくなってしまうので、じっくりと時間をかけながら、立場を使用目線で考えながらチェックすると、出るわ出るわの不足部分だったのです(^_^;)。

そして、やっと納得できた時点で販売を開始する運びとなりました。

現在は、当HP内のみでの販売です。ダウンロードURLをご案内してのダウンロード型コンテンツです。もしご興味がございましたらば、お願いします<m(__)m>。

コンテンツ作りをするから私はハンドメイドバッグを作らないかというと、これが継続していくのです。

そうすることで、私も自分でやる中で何かお伝えできることが生まれるかもしれませんし、逆に、今までは自分だけで作っていたものをお客様と共有することで私も新しい学びがあるかもしれません。

この共有というのが、著作権などをさておいた、デザインや手法をみんなで使うという著作権フリーの商業利用可能のかなり自由なコンテンツです。

また、このコンテンツの使い方などのご説明などは、ちょくちょくYOUTUBE動画で新しく作っていって、やってみたい、コンテンツを見てみたいという方へご紹介するプロモーション的な内容で発信していきますね。

今回の記事は、前置きが長くなりましたが、巾着袋が完成したご紹介となります。

まあるくて、かわいい花柄の巾着袋ができあがりました。

商業利用がOKの生地が多いコスモテキスタイル様の生地は使いやすい♪

まえがきと少し関連があるのですが、生地には著作権がありますので、デザインが著作権が無くても、材料である生地には存在する場合、そのお品は完全フリーのお品ではなくなるのでちょっと複雑でありとても大切なことですね。

洋服とかバッグもいろんな材料でできている構造であるわけで、メイン材料である生地というのも当然メーカー様が存在することなのです。

そうした時に、著作権に関しては難しく考えなければいけないことになってしまうのですが、今回使用生地のメーカー様のコスモテキスタイル様というのは、かなりのプリント柄をフリーにされている点がとても嬉しく、感謝していますとともに、素晴らしいと思っています。

以前に、メールでお問合せをしまして、その該当生地が商業利用がOKの物かどうかをお聞きした時に、一部のキャラクター性のある動物や人物など以外はほぼOKのような感じでした。

その時のお返事メールが保管してあり、コスモ様の生地の使用の際に見直しています。

<表地>綿60ローン生地(リトルガーデン)、綿/100%、日本製。
<裏地>エステルサテン、ポリエステル/100%、日本製。
表地のマルチカラーの中の際立つ紅色に合わせたワイン色の裏地をチョイス。そこそこ厚みのある裏地なのでスカートなどの裏地よりももっと分厚い感じになり、使いやすいです。

表地のコスモテキスタイル様の花柄は、過去にも可愛い椿柄を利用させていただきました。

かわいいデザイン性のある花柄なのに商業利用OKにしていただく、そういった姿勢がとても好感度が持てます。

こういうことを見ながら、私も自分のデザインを著作権無しにしたひらめきにつながったと思っています。

<インテリア収納袋:中>縦36cmx横28/46cmxマチ20cm。

接着芯は前面に表地も裏地もしっかり貼っていますが、やはり「袋」というアイテムの領域だと思います。

お部屋のインテリアを兼ねながら、何かを入れてストックするためにお使いいただくイメ―ジです。

あとがき

今回のお花柄のチョイスに私ならではの拘りが入っていて、黒ベースという点ですね。

黒コーデがお洋服でもてっぱんの私の趣味嗜好が表れたチョイスになっています。

かわいいんだけど大人っぽい女性をイメージした落ち着きのあるマルチカラー袋です(^-^)。