まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
このたびカーテン作りの実体験をシリーズとして記録にまとめています。
本格的なカーテンを作ったことはこれまでありませんでしたので、実質初めての製作となります。
このたびは、②の過程におけるポイントになりまして、生地に柄の向きがある場合の把握の仕方について解説致します。
花柄やペイズリーは一見方向などが無いように織られているイメージですが、よく見るとこのたびの取り扱いの生地には方向性がちゃんとありました。
そのことから、こんな場合もあるのだという例として、方向のある柄を正しく見抜きながら、カーテンの上下の向きを決めていきます。
ペイズリーとフラワーコンビの柄の中の細かい部分、葉っぱ付きのお花には天地の向きあり、左右それぞれ2枚を正しい向きで繋げた
このようにパッと見たところ何の方向性も無いように感じますが、よく見るとありました。
登場したこのモチーフの向きはどれも一方方向だったのです。
と、こんな感じで、この「株」みたいなフラワーモチーフが必ずこの向きで織柄として出ていることから、この向きを注目ポイントとして、上下の向きを決めたのです。
このパーツを正しい向きにしていくと、その他の大きな柄もそこでやっと向きがあるのだと感じてきました。
ただ、どちらでも有効な大きい方の柄でははっきりと向きが分かりにくいので、この度ピックアップの小さな部分がより頼りになるのではないでしょうか。
あとがき
ボタニカルな柄は向きがどうにでもなるように融通性を持って織られているジャガードも多いです。
しかし、このたびのように、ある1つのパーツをすべての箇所で登場する様子を見てみるとそうとも言い切れないのです。
「〇〇を探せ」という楽しい遊び感覚で、1つのパーツに着目して、全体の中の他の場所に位置する同じパーツの向きを見ていってご判断下さいませ。
さて、こんなスタートを切りながら、カーテンを初トライして作っていきます。
途中山あり谷ありでしょうが、独自のフィルターにたくさんの苦労をこして最後に美味しいコーヒーをホットにお届けできるようじっくり作っていきたいと思っております(^-^)。