トートバッグから巾着バッグに後から変更できます、巾着ホールタブを10個後付けし巾着ひもを通して使い方の可能性が広がりました【1269】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「創造」というのはそれほど綺麗な順番でも完璧でもない。。これこそリアルな実態です。

ハンドメイドバッグ活動においても、同じことがあります。

2022年に製作して一度完成したトートバッグが、その1年後の2023年で不足の部分を見直し追加、更には2024年のこのたびに更なる追加をしたケースがありました。

こうした、年月をまたいでの変遷こそ、当ブログ記事ではお伝えできることではないかと思います。

このたびは、2022年で一度製作したトートバッグがルーズな出来上りであることが気になり、2023年でスタイリッシュなピンタックを入れたがそれでも使い勝手が悪いふにゃふにゃ感を、更に2024年で巾着袋への思い切ったアレンジに行き着きました。

その完成の様子とノウハウをご紹介しながら、本当のリアルな記録のあり方ということもお伝えできればと思います。

その時だけで完結するように持っていくような「操作」を決してしない、本当の製作のスタイルの姿をお届けする決意を新たにした姿です。

劇的アレンジ、トートバッグに巾着ひもホールタブを10個後付け、そこへ生地で仕立てたひもを通して取っ手付きの巾着袋にすることができた

まずは、2022年の最初の完成の写真から順にご紹介してまいりたいと思います。

2022年:縦がやや短く実際は口が開きっ放し、使い勝手が悪いトートバッグ。それゆえ自分使いとなった未熟さ。
2023年:四隅にピンタックを入れることでフォルムをしっかりさせてスタイリッシュにアレンジしました。

しかし、こうまでしてもあまり実際の手応えとしては変わらず、相変わらず使いにくいものだったのでした。

口が開いてしまうということが一番の心地悪さ、この口の部分の解決が「巾着」だと思い付いたのです↓。

2024年:後付けで巾着ひもホールタブを縫い付け、巾着ひもを追加して巾着袋に生まれ変わりました。

これで、使い勝手の悪さは解決して、行き着くところまで行きました。

相変わらずのふにゃふにゃ感は元の工夫が不足の仕方の無さ。

ハードな芯地を入れ直して作り直さない限りは変わらない風合いですので、とりあえずここまでで納得しました。

では、ここからは、簡単に過程をお伝えしてまいります↓。

「巾着ひもホールタブ」用のはぎれを探しました。黒が良いと思っていた中、すでに裁断済の10枚を発見。
裏面に接着芯、縦10cmx横7.5cmの縦折り、次にその線に向かった三つ折り、短い両端は1cm強内側へ折る。
本体に等間隔で縫い付け。両サイドの間を空けてしまいましたが、本来は前後互いに近い位置の方が良いです。
巾着ひも作り:ぶつ切りのはぎれの黒を集めて、左右対称に並べて、同じ配置の2本を繋げながら作ります。
5cm巾のぶつ切りのパーツをつなげたら、四つ折りの観音開きに折り、ボックス状にぐるり1周ステッチで固定。
完成:元々取っ手が付いていましたが、なんと内側に自然に行ったのです。口はしっかり閉まるように。

あとがき

このたびのアレンジは、自分の品物に対してです。

こうして、自分の持ち物を高めていく際に、あることに気付きました。

他人のためのものよりも力が「入らない」のです。

「自分の物だからいいや」と妥協してしまう点を感じました。

それでも丁寧にはやっているので、これは本人にしか分からない微妙な感覚なのかもしれません。

ここで改めて、人のためのお品物を丁寧に心をこめて製造していくことの意味と大切さを感じ、その方がピクチャレスクの場合は向いているという方向性が決まっていきました。

「どうぞ、今後も安心して当ハンドメイド品に対して対価を払っていただければ。」ということがはっきりとお伝えできると思います(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

巾着袋製作の生地が余ってナップサックにしてみた。。ひょんなことからその後の大きな製作活動の変化に影響したイレギュラーな製作の重要度【1144】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「インテリア収納袋」というシリーズで過去の在庫生地をひたすら製作しながら消化していく製作活動をこの2022年でやってまいりました。

短い時間で製作できるシンプルなトートバッグ型か巾着袋かを選択しながら、最大限の容量ということをポイントに50点強を終了。

シンプルなアイテムを連続製作する機会というのは1点物製作の中ではレアなケース。

そうした単調な感じのように見える中に、時々イレギュラーもありました。

巾着袋を作ってもまだ生地が残り、共布ベルトを仕立てナップサックに製作したという、たまたまいつもと違うことをしたのです。

実は、この「はみ出し」こそが、その後の製作の方向に大きく影響していくことになった重要な瞬間だったのでした。

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.10.24からおよそ2年後の2024.10.11にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

現在の2024年の製作は事実2022年のこの時のきっかけによるところが大きいです。

生地を余らせずに使っていくという活動が生んだ、イレギュラーとして製作してみたナップサック、後の製作スタイルに大きく影響していった

「インテリア収納袋」のシリーズでイレギュラーだったナップサック。後にこれがメインになっていくのです。

現在は「ピクチャレスクのおしゃレポ」にYouTubeのチャンネル名が変わっていますが、2016年に初めてYouTubeに投稿した当時は1年位に渡り100投稿近くの「アクセサリーの部屋」というチャンネル名で1年間投稿し続けました。

内容はジュエリーの組み合わせのみ。

その投稿途中で、時々イレギュラーに「番外編」という投稿を入れ、ジュエリーとは別の投稿で「コーデ」などをアップしていたのでした。

そのたまたま「番外編」で投稿した中の「501ジーンズのコーデ」という当時50-60点持ち合わせていた「リーバイス501」をパンプスをはいたドレスライクに寄せるコーデを盛りだくさんにご紹介。

たったその1つの動画のみが1,000を超え10,000に近づいた視聴回数をいただいたのでした。

2018年の事業活動スタート後は、この2016年のYouTube投稿の経験から、特化し過ぎないカテゴリーを複数設置した投稿スタイルが合うのだと思ってまりました。

もし、「アクセサリーの部屋」で2016年に特化型の投稿だけをしていたら、ここまで続けてこれなかったと思うのです。

確かにYouTubeは特化型が良いという風潮ですが、そこは投稿者がまず楽しく投稿できるかが大切で、窮屈よりも自由を選んでいます。

話は戻りますが、こうしたほんのわずかな「イレギュラー」の体験こそ貴重であり、このたびにも大いに関連付くことなのです。

ナップサックの裏地にはキルトをかける仕様を統一、表地は厚手特化、時々表地もキルト加工するという絞り方。

ただ、まだこの時は、巾着袋そのままの延長で、本体に巾着ホールを作っていましたが、後にどんな厚手の生地でもしぼれるようにと、巾着ホールを巾着ホールタブに変更して本体と分離することに。。

そして、こんなモデルに行き着きました↓。

口がしっかり絞られたその巾着ホールはタブの集まり、タブを薄手にすれば厚手の生地でも口が閉じられます。

更にその後なのですが、このトートバッグの延長のようなモデルは、切り替え部分が多く、表地にキルトをかける上の写真のような場合にキルトの柄自体がハギ目で合わないということが気になり始めます。

そこで、そういった悩みが皆無の丸底へ変更したのが、2024年のこと↓。

ここにキルトがかかるタイプでも一繋ぎの側面はダイヤキルトのダイヤ柄の大半が繋がるのです。

上のリップクロスでの製作では、サイズが小ぶりなので、2回りほど大きくサイズ変更して、それに伴いショルダーも幅を広げていきます。

これが2024年現在の行き着いた製作の方向です。

いろいろなモデルを作ることはせず、絞ったわずかな厳選モデルだけを生地の違いで1点物製作していく「特化型」のスタイルです。

あとがき

なぜここまで全ての生地をカバーできるためのモデルにしようとしているのか。。それは「コンテンツ制作」にこのノウハウをまとめるためです。

ハンドメイドバッグ製作技術を高めるために試作したりする中で研究しやすいようにとそんな役割を担う活動の方向へ進んでいるからです。

私がスポットライトを浴びるのではない、スポットライトを浴びる素敵なバッグ製作者様を増やしたいのです(^-^)。

2020年開始・2022年大改良・2024年再大改良の2年後ごとに見直したジュエリーのラインナップ、「本物志向のレンタルジュエリー」の発展【1128】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

冒頭から恐縮なのですが、当ブログ記事は、最初の投稿の2022.10.12からおよそ2年後の2024.10.05にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し文章すべてを綴り直しています。

現在は2024年ですので、この2024年にも当「本物志向のレンタルジュエリー」の大改良を致しました。

「何たる偶然!?」と後で思ったのですが、いずれも6月、何なら2020年の開始の準備も6月からでした。

今更ながらこのシンクロに大変驚いている次第です。

どんな風にこの2022年時の記事を綴ろうかと考えたのですが、実は2024年の大改良は専用のブログ記事を新しく投稿していません。

というのも、【1010】の記事でも行った「手直し」で2022年と2024年は比較しているのです。

このたびは、2020年開始当初のラインナップの全体写真が残っていなかったことの代わりに、一部の残っている写真からクリップを作成。

2020年から2022年への変化を主体に、「高級地金+ストーン」に特化のラインナップへの発展の姿をお伝えできればと思います。

2024年では、2022年の時よりも1点ずつのボリュームを充実させているという改良です。

大きな流れで見ますと、2022年が現在の2024年の基盤を作った重要な年でもあったとも言えるのです。

「本物志向のレンタルジュエリー」開始当時の2020年からの改良 、連物の廃止・HBコスチュームジュエリーの廃止等「やめたこと」の視点で比較

2020年の夏に開始の「本物志向のレンタルジュエリー」は、あれが当時の精一杯の姿でした。

それまで集めたジュエリーをすべて献上、とりあえず一歩を踏み出したものであり、早くに一歩を踏み出した分、後に多くを見直すことになったのでした。

冒頭で綴りましたように2020年の全体写真が無いのですが、これらの写真は実際の当時のお品物です。

主に上のようなアイテムを2022年で思い切って全面廃止。

ここで大切なことは、「やめる」「廃止」などの一見後ろ向きのような言葉ながら、この行為で新しい余白を生み出し、次のステップへ向かえたことが間違いないということです。

2022年6月完成のラインナップ:18金やプラチナの地金ベースに完全特化、より高級ジュエリーに発展しました。

下に貼りますYouTube動画は、2022年のラインナップを1セットずつご紹介したものになります。

あとがき

このたびは、2020年開始当初から2022年へのラインナップの改良の記録を視覚的にご覧いただきました。

事業者本人もこの変遷とともに一緒に変化しています。

こうして変わっていくことに対して保守的になりなかなか新しいことへは消極的であった過去、事業活動のおかげで随分変化できたと思います。

事業活動の中では、変化しないことこそ死活問題とも言えるのです。

変化するためには、日々の「アンテナ」が大切であり、少しの違和感を大切にしながら、そして己の気持ちに正直になることも大切です。

違和感を感じながらそのまま続けてしまったり、仕方がないと割り切り過ぎたりすることに対して「違うんじゃないか」と「見直し」をかけていくことに対して労力を惜しんではならないのです。

むしろ、ここに時間をかけ、この苦労は買ってでもするべきではないかと考えます(^-^)。