50万円相当の真珠のネックレス、照り、ツヤ以外にここを見る【619】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

弔事用としてずっと30年くらい持ってきたあこや真珠のネックレスがあります。

祖母に買ってもらったもの。

その時にお店の方から良質さを見る興味深いポイント箇所を教えていただいたことがあります。

よく真珠は「照り」「ツヤ」を見るというポイントが紹介されますが、そことも関連するのかもしれませんが、また違う具体的な視覚的な見方があります。

今回はこれを記録したいと思います。

真珠選びにお役立ていただく1つの何かアドバイスになればと思います。

あこや真珠の8mm珠程度のショートネックレス

こちら、今回の話題のお品となります。

ライトが効いた写真は、白っぽくぼやけるので、光をかなり落としてありまして、暗い写真になります。これがあこや真珠の50万円相当のお品。ツルリとして珠がなかなかのボリュームサイズの8.5mm辺りかと思います。シルバークラスプの留め具も凝ったデザインで透かしにサファイアが設置されている点にすでに高級な部分が感じられます。

一度、当初なぜか4珠ほどよけてあったのを、その後なくさないようにと一緒につなぐリフォームにお願いして、珠の間に何かクッション性のパーツを入れることもしていただいたものです。

その他、留め具周辺で珠が終わる最後に、凝った感じのシリンダーパーツが取り付けてあります。

当たり前に今までずっと持ってきたので、あまりに自然なお品でしたが、こうして見てみるとかなり凝ったものなのかも。

そして、今回のポイントの点です。

見るところは、珠の正面に映る「青い影」です。

これが、はるか昔の購入時のお店屋さんがおっしゃるには、「この青い暗い影が良質の証と見るのです」とのことでした。

こんな感じで見たときに青い暗い影が映ります。これがはっきりと表れるものが良質だとのことで、もしかしたら照り、ツヤと関係しているのかもしれないですが、具体的な物理的な見方のようで、とても分かりやすいですね。

何か、その青い暗い影は、クールというか神秘的というかそんな感じの影です。

あとがき

真珠をどこまで良質なお品で持つのかというところは価値観が分かれます。

私も実際、今回ご紹介のあこや真珠でない、カジュアル使いのものもあり、あまり良質ではない保存状態の悪かったビンテージを思い切って重ねてラフに使う使い方もしております。

そういった型破りな使い方もとても楽しいので、そのお品の良質さだけが価値だとも言い切れない部分もあります。

真珠は、お手入れ方法がほとんどなく、非常にデリケートで、海の中でできるから水と相性の良いものと思いがちですが、実際にこういったネックレスなどになった真珠に関しての取り扱いというのは、お水が不可で、水洗いで傷んでしまうというデメリットを持っています。

なので、真珠系統は、柔らかい布で汗を拭きとったりする、「ふく」という行為だけにかかっているようなものです。

ただ、私もそういったデメリット関係なしに真珠は素敵でとても好きなアイテムなので、たくさん集めてきたことと、現在の事業のレンタルジュエリーにも10セット強ほどのお取り扱いがございます。

デリケートな点は真珠である以上運命というもの。仕方がない部分ですね。