<引越シリーズ⑪>床マット敷き詰めの時のでこぼこ部分、でっぱりの両端にハサミを入れてなじませたらぴったり敷けた【891】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在2022年2月頭に行いました引っ越しの際の工夫や学びを<引越シリーズ>の①-⑭に投稿しています。

⑩からが新居での作業となっておりまして、前回の⑩で床マットを敷き詰めた作業の結果、でこぼこしたラインの場所が気にかかりました。

このたびの⑪では、⑩でいったん敷いた床マットの端っこのでこぼこしていたラインを整えていく工夫をしました。

このちょっとしたでこぼこ部分にどう密着させてマットを敷くのかという工夫をした結果がなかなかのものでしたのでご紹介したいと思います。

出っ張った部分の両サイドにカットを入れることで、でこぼこに吸着マットをうまくなじませる策の成功

床マットの敷き詰めに拘りたい場合、どうしても、柱とか支柱のでこぼこに当たることがあります。

丸ごとマットをいったん敷いて、浮いた部分を左右2箇所縦にまっすぐにハサミを入れます。3mm-5mm程です。

こういった幅が数センチのでっぱりがドアの横にはあることが多い物件です。

少しのでっぱりですが、ハサミを入れると入れないとでは大きく差が出ます。

そうして、カットによって柔軟になったマットを柱のでっぱりに密着させて完成です(^-^)。

とても簡単な方法です。わざわざマットをあれこれカットしてパズルみたいにせずとも、少し切り込みを入れるというだけで良い結果が出たのでした。

わずかな労力で随分効果が出るようなのです。

思えば、旧居の20年間のスタートの2002年は、まだこうした30cm四方の細かい床マットは業務用に限られていたのではないかと思います。

面積の大きな絨毯を特注し、お部屋のいびつな隅っこの形を作図して仕様書として提出し、いびつな切り口をすべてミシンでロック処理をしてもらったオーダーメイドをした覚えがあります。

それほどまでに敷き詰めにこだわっている過去の自分は現在と全く変わっていない部分でした(^_^;)。

早速住んだその年にもう紅茶をこぼし、一部分大きなシミを作ったという苦いエピソード付きです。

ただ、大きな1枚物は取り換えに融通が利かないですし、ある一部分だけの汚れを落とすにも、丸ごと取り換えるにしても易しい作業となるのです。

あとがき

そもそも賃貸物件は凸凹なラインの縁であることは多いのではないでしょうか。

なかなか箱のような四角いお部屋はかえって珍しいです。

現在の物件もそうなのですが、決まってドアの横が枠の木製柱とのコンビの作りで、ドアの多いお部屋でもあるということがこのたびの場所が複数あったこととリンクしていました。

細かいところまで整然と敷き詰めたい場合に是非この度のやり方をご引用下さいませ(^-^)。

<引越シリーズ⑩>すべてはここから始まる、床マットの色むら/濃淡の原因はマットの向きにあり、統一感ある美しいブラウンカラーへ【890】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2022年2月頭に、20年間お世話になった住まいを離れました。

頻繁に引っ越しなどするタイプではないのですが、この時期はまさに今がその時期だと強く感じたその心境の変化に従ったものでした。

そんな引っ越しからの学びや工夫を<引越シリーズ>として①-⑭に投稿致しました。

このたびは⑩、ここからが新居での作業になっていきます。

まず最初にした作業、まだ荷物が投入していない時のチャンスとしまして、床マットを敷いておくというのが効率的です。

ここ近年定番の30cm四方の吸着マットは、「セリア」様「ダイソー」様「キャン・ドゥ」様の100均でお世話になりました。

ほぼすべての床にすき間なく敷き詰めた拘りは、旧居の2002年からずっと使用の1枚仕立ての大きなカーペットからの切り替え。

カーペットでは融通の利かない一部分のお洗濯や取り換えも可能です。

では、吸着マットを床に敷く様子と、美しく敷く視覚的な面からの工夫をこのたびはお伝えしたいと思います。

濃淡の毛並みの向きがある吸着マットの性質に気づく、濃淡が起こらぬような統一感ある向きの敷き方

天然木のフローリング:質は大変良いのですが、色がオレンジであったことが床マットを敷くことになった理由。

お部屋はチョコ茶やダークブラウンのインテリアで統一。

オレンジ茶はあまりマッチしなかったこともありましたし、床はマットを敷く嗜好が大きくありました。

何も考えていなかった敷き方:こまめに敷き詰めましたが、色むらがあります。1/3くらいが薄い色に映ります。

これには原因があります。

床マットのこのタイプは布製なので毛並みがあります。

ボアやパイルに毛並みがあるように、この素材も少しパイル気味であり、毛羽のある素材だったのです。

そういった毛足の長い素材は向きが存在するのです。

遠目で確認しながら少しずつ全体を俯瞰してみて、向きを直していきました。

近くで見てもあまりよく分かりませんので、遠目で見る必要がありました。

毛並みを揃えた敷き方:この風景は今しか目に映りませんが、最初に整えておくと、大変気持ちが良いものです。

こういったことは、ただの拘りでもあるので、こうあるべきだとは思いませんが、非常に気持ちが良いと感じました。

床マットの向きを統一した色むら解消のbefore/after(左:向きが不ぞろい、右:向きを統一)

とこんなところからのスタートをして、新居でのインテリア的な作業に入っていきました。

あとがき

旧居に住み始めた時代が2002年でしたので、こういった細かくカットされたマットなどは業務用が多く、今みたいに入手しにくく、そんな発想がありませんでした。

よって、ものすごく大きなじゅうたんを隅っこのでこぼこを設計して家具屋様へ依頼してカットしていただき、隅から隅までの敷き詰めで大きな1枚を敷いていました。

ただ、その中での悩みはマットの下をチェックしにくく、敷き直しなどがしにくいので、抗菌済みの良質さはあっても、あまり気持ちが良いものではなかった点がデメリットでした。

こういった細かいマットを敷いていくことは、一部分だけを汚れによってお洗濯も可能で、取り換えることが気軽であることが大きなメリットです。

吸着マットは全部で250枚使用、キッチン周辺も同じようにやっていますのでほぼ床全面となりました。

旧居と新居が同じ30m2なので、比べ易いのですが、旧居の絨毯1枚仕立ては、¥55,000と記憶しています(モカ色でした)。

今回の250枚分は、100均の計算では、だいたい合計¥25,000であったということになります。

お世話になった、100均の「キャンドゥ」様、「Seria」様、「ダイソー」様、ありがとうございました(^-^)。