まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
【1312】でワンショルダーバッグを黒無地と赤のタータンチェックのコンビで完成していました。
その途中では、失敗があり、やり直してをしての完成でした。
場所は、「巾着ひもホールタブ」、厚みがそこそこのタータンチェック生地で設置してしまい、口が完全に閉まらなかった失敗があったのです↓。
「これはまずい」と思った理由は、わざわざタブホールの仕様にした理由が口をきゅっと絞める目的だったからです。
それなのに閉まらなければタブがただの機能を持たないデザインになってしまいます。
そうであれば、本体そのままを折り曲げてホールにしていく通常の巾着袋の仕様と変わらないからです。
よって、このたびはこのタブx10個をすべて薄手の生地(この製作の中では別布のエステルポプリンという生地)に取り換えていきました。
もう1つ同時に、ショルダーに調整機能を加え、「線コキ」を設置するということもやってみましたので、合わせてご紹介していきたいと思います。
「巾着ひもホールのタブ」の生地は融通の利く集まり方をしてくれる薄手の1択、口がきゅっと閉まることが「売り」であることを今一度しっかり思い出した
最初のタータンチェックと比較すると、隙間が解消されています↓。
もっと言うと、修正後の生地のエステルポプリンも実は、ブロードの2倍の番手の糸で織られた生地。
表地のごわついた生地に対しても、「巾着ひもホールタブ」だけは、思い切って極端に薄手の生地で作ったタブを設置することがポイントとなると思います。
表地とのバランスを変に考えてしまってそこそこな厚みのタブを設置してしまうと、失敗してしまうのです。
アーモンド型のショルダーの位置がややきついと感じる感触をユーザー様に委ねる、調節機能に「線コキ」付けた
この2wayの機能の1つであるワンショルダーの方は、Dカンが中心に1つになるので、ハの字ではなく、アーモンド形になります。
長すぎると下に下がり過ぎ、ちょうど位に設定すると短すぎて背負いにくいような感じであることから、ユーザー様にその調整を委ねる意味で、調節機能の意味が生まれます。
あとがき
一応ご紹介しました調整機能の線コキ付けは、このモデルを廃止することで使わなくなると思います。
ただ、金属パーツが付くことで装飾的と言いますか、プロ仕様みたいなものを感じてもらえるのかもしれません。
しかし、ピクチャレスクとしましては、既製品頼みのようなことはあまり良しとしないスタイル、絞る巾着タイプには調整機能は無しで今後は製作していくと思います。
とはいえ、作り方や一歩足を踏み入れていくことは研究段階では意味があったと思っております(^-^)。