キャッチコピーやキャッチフレーズなどのコピーライティングの作業の裏側を知れる本【1192】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

何か1つのことをご紹介する上で、その結果の華々しい状態を人は見せたいもの。

そんなこととは裏腹な、そこに至るまでの苦労や裏側を見せて下さるコピーライター様ご本人が書かれた本、「広告コピーってこう書くんだ! 相談室 袋とじ付き:谷山雅計 著」を読ませていただきました。

この本を手に取った理由は、現在まさに私がコピーをうまく書く必要性を目の当たりにしているからでした。

そんな状況から、プロのコピーライター様のお話の中から何か参考にさせていただけることがあればと思ったのです。

キャッチコピー1つで企業様の行く末が左右される重要なお仕事の裏側

製造して物を作って販売するというお品は目に見えるのでその良し悪しは目で見るところから始まります。

ではキャッチコピーを書くようなコピーライター様の商品というのは。。。を考えてみますと、目ももちろんキャッチ―な文字として、英語なのかカタカナなのか、ひらがななのかということもありますが、耳に聞こえる音のリズムや響きなど言葉1つの奥深さが影響する非常に繊細なお仕事だと思えました。

さらに、心に訴えるという点では、言葉の底力みたいなものを知ることができるということです。

この本の面白味というのが、その1つのキャッチフレーズを決定するまでには、様々な切り口からの発送を100種以上絞り出すかのように考える、「考案」の段階に時間を費やすことを教えてくれる点です。

本の中身にも書かれているのですが、付録みたいに最後の方に著者様自身のノートを私たちに見せてくれています。

あれこれ考案することって意外と皆がやっていないことであり、それほどまでの数の考案の中からの渾身の1つが決定されるということがものすごいことだと感じました。

私が、あれこれ試行錯誤だとトライしている数などそこには到底及ばないと考えると、いかに、「考える」という形には表しにくい、表れにくいことの連続が地道であり、コツコツと積み重ねるお仕事であることも初めて知ったことです。

この本を読んで自身のSNSなどの発信に活かせること

どちらかというと、ブログのタイトルとか、商品のネーミングは自身の事業でも楽しくサクサクと決めていって楽しんでやっているので好きな方ではあるのです。

ただ、もっと、考え抜くことで、不十分である現在のタイトルなどもMAXに改善できる可能性があることをこの本で知りました。

現在、過去のブログを1つ1つ手直ししていっています。

途方もない作業で年月がかかることですが、特に、現在からは遠いブログ開始当初のタイトルや文章の書き方がてんでなっていないことにびっくりしています。

やはり読まれている記事であると解析の結果で出ている記事は手直しがあまり必要が無いことも改めて実感。

この目に見えにくいほんわかした言葉の羅列ですが、結局見られている記事というのは、読みやすくキャッチ―なタイトルであり、リズムの良い読みやすい文章であるのだとと導けるかと思います。

よって、この本を読む前から始めている記事の手直しを今後もできる限り早めに改善できるよう続行していきたいと思います。

そして、ここ最近作ったランディングページを当サイトにダイレクトでご案内したURLの行き先の最初のページになるよう設定し始めました。

この本を読んだ効果が良き実りに繋がると良いと思っています(^-^)。

あとがき

ネット販売の事業をしている以上、元は苦手なWEBであっても、コピーライティングなどはWEB技術というわけでもなさそうです。

文章や言葉によってお客様にご注目いただく工夫の1つであるわけで、WEB技術云々とは違う部分であるかと思います。

技術的なノウハウが必要とされるWEB製作を外注でお願いしたとしても、コピーは、もしかして、本来当社で考えるべきことであるのかもしれません。

自社の事は自社が一番分かっているからです。

それを他の人が分かろうとすると、情報の提供はもちろん必須で、そのように多くの企業がプロのコピーライター様に外注してやっていることだとは思いますが、自身で考えていくことも大事だと感じました。

自分で思う存分自分の事業のアピールができるということである意味自由です。

ここに使う時間はたっぷりかけるべきであるのではないかと思いました。

外注するにしても、その話し合いの練り部分は十分時間を取るべきである重要なことが、コピーライティングだと。

まずはこれを認識、外注作業によってつくられたコンテンツは著作権が自分だけじゃないこと【1173】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「コンテンツビジネスによく効く、著作権のツボ:八代英輝 著」を読ませていただきました。

この本はある目的を持って手にしたものになります。

現在制作中のハンドメイドバッグの製作手法のコンテンツ制作をしています。

いずれ、多くの方にそのデザインと製作手法が私から著作権を解放した自由な商業利用可能なお品になってご利用できる共有型です。

こういったことは著作権の本来の自身の権利を守るという考え方と対極にあるスタイルであるし、せっかく自分が生み出したアイデアを手放すということは心理的にも躊躇するものです。

それが、私の場合このデザインや手法さえ広まれば、自分だけのものでなくても良いとの結論に至り、それを形にしていくことになりました。

同時に、こういった考え方も1つあるのだという、「自身の考えたことを手放すスタイル」もご提案できそうです。

そのきっかけは、自分で製作してもその完成品のバッグやリュックがあまり広まらなかったことのあきらめからでした。

ただ、あきらめるからやめるのではない、別のルートに舵を切ったという次第です。

これは、やめなかったことで実現できることだと思っています。

実際、今後も私自身も共有型なので利用させていただけるのです。

そして、これまでと同じように、ハンドメイドバッグも作り続けることもしていきます。

ただ、私だけのデザインやアイデアではなくなるということなのです。

コンテンツの冒頭では、著作権についての注意事項やルールに賭ける時間を多くとらせていただきました。

それくらい著作権が大事であり、その著作権に関するお話の部分だけでもコンテンツのユーザー様は、初めて認識する事項も出てくると思うのです。

その重要さ重くとらえ、今一度自分がお伝えする話の内容と照らし合わせるようなつもりで、いったん制作を止めて、学ぼうということになったのがこの本を手にとった理由です。

外注が含まれるコンテンツは著作権が複数存在することの認識

以前は、私もお恥ずかしながら著作権はシンプルに1つだけだと思っていました。

実は著作権の中にも枝分かれでいろんな種類があったのです。

私は著作権という言葉だけを使用して、ハンドメイドバッグの生地は生地製造メーカー様の著作権があるからそれぞれの生地について守るように。。。などというお話の仕方をしています。

確かに、この本を読む前に生地を一から自分で製造しない限り、少なくともハンドメイドバッグでは著作権が2つは存在するのです。

1つは、デザインの案を考え、手法を考えた自分が自明のものとして持たせていただける著作権、もう1つは、生地メーカー様の著作権です。

そんな風にいろんな材料があるとそれぞれの材料の種類ごとに著作権が別の権利者のものであることで、著作権の集まりでできているのがコンテンツなのです。

まずはこの認識が大切です。

よって、特に著作権の量が莫大な映画などは、違法コピーなどとんでもない複数の著作権の侵害をしているという見方をすると大変な罪なのです。

コンテンツのすべての著作権をフリーにすることの危険

私が現在制作、今後も作って行きたいハンドメイドバッグのコンテンツも、含まれるすべての著作権をフリーにすることがまずい、もしくは不可能です。

それは、上述の材料の生地はご提供はせずコンテンツご購入者様が独自で調達するので、責任はご本になるわけですが、そのほかにまだ著作権があるのです。

それは、そのコンテンツのソフト自体の著作権です。

これをフリーにしてしまうと、コンテンツをコピーして、転売が可能になり、中身無視のただのコンテンツというそのパッケージだけに価値を付けた商業利用が可能になってしまいます。

この辺りを、この本を読む前にも気にしていまして、最終的に転売禁止の判断をルールに設けました。

そうすると、私独自のルールがやはり必要になりますので、コンテンツ内でも、そこもじっくりご説明しています。

ということで、私が著作権フリーを謳っているのはある一部分の著作権だけなのです。

それは、自明の私に与えられた著作権である、「型紙、デザイン、手法などのハンドメイドバッグのある1つのデザインに関する商業利用の自由」だけで、その他は私がどうこう決められるものではない他者様の著作権なので、不可ということがほとんどなのです。

これを勘違いしてもらわないようにしっかりご説明に時間をかけるということになるのです。

その時に、著作権のどの部類の著作権なのかというのが今回の本の中で分かれば。。と思いました。

あとがき

「コンテンツビジネスによく効く、著作権のツボ:八代英輝 著」。

本の著者様は、お名前でピンとくると思います。テレビに多く出演されている方です。

その例もテレビなどのケースが多く、具体的で読みやすかったです。

ただ著作権の複雑さには重っ苦しいものがありました。

私のように必要に応じてという読み方ではないにしても、この世の中がいかに著作権で囲まれているのかが見えてきます。

だから、こうなんだね。。。という疑問などが紐解ける瞬間がありました。

テレビがそのままアーカイブでYOUTUBEで流せない理由などもあるのです。

ライブだと良いということも実際にライブ的にYOUTUBEで流されている番組だけは見つかることの答えが著作権にあったりします。

ご一読の価値は大いにあります。

著作権に関しては、当たり前くらいに意識するべきだと思いました。

私のハンドメイド分野では、著作権があまりに無視され過ぎていて、リメイクが最も顕著です。

この本の中のリメイクは主に映像のことであり、たくさん並んだ中の1か所という位置付けであったので、ハンドメイドのリメイクに関しては今後もっと勉強する必要があると思っています。

なぜなら、リメイクしたいからです。

リメイクしたいのに、商業利用がどうしても不可能なので、そこが壁です。

ちっとももったいない洋服をSDGsを意識しながら活かすことができないのです。

ただ、もったいないことだけに焦点を当てていてはいけないのもとても重要です。

作り手が一生懸命努力した証のお品を簡単に解体して違うものに作り変えてしまうことが、相手の気持ちを踏みにじった行為である。。。それがSDGsであるわけがありません。

むしろ権利を侵害した、対極にあるひどい行動になるのです。

洋服のメーカー様にリメイクして商業利用しても良いかを実際にお問合せしますと、答えは決まって「ノー」です。

なので、リメイクも単純に何かを作って売るという考え方では成り立たないし実現できません。

じゃあどうすればリメイクできるのか。。。

日々考えています。

販売はテクニックの羅列ではお客様がお見通し、本当に大切な事【1166】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたび、1冊の本を読みました。

「買った後を想像させれば誰でもこんなに売れる!:坂本りゅういち 著」です。

あえて難しめの言葉を使わずに読みやすく考えられたかのような文章は、まさにお客様の立場に立つように読み手のことをよく考えた販売のプロの書き方だと見て取れます。

著者様は、多くの賞も受賞されて、これまでの経験からの例などが本の中に豊富に盛り込まれます。

特に、商品を売るということに力を入れていくべき私にとりましても、この本は一読したいと手に取ってみました。

内容に関しては、実際に読んでいただいて感じていただくということで、今回の投稿は、この本を読ませていただいた上で私が思う販売の考え方を1つお伝えしたいと思います。

塩粒までのきめ細やかな気遣いも伝わる 

著者様がおっしゃっていることの中で、ほんのわずかなことに対してでも、気をまわすことで効果があるお話がありました。

たった一言の言葉の重みというものもあると思います。

それくらい人相手というのが実は繊細である行為なのです。

店舗販売の接客がいかに高レベルな難易度の高いものかを思う

大部分の人が嫌う、店員さんがすぐに近寄ってきて押し売りされるような危機感を感じる場面。

これってものすごいジレンマだと思います。

じゃあ全く知らん顔で空気のような存在が良いのかというと、無関心こそが自身を無下に扱われたと感じるものです。

そうしたはっきりとこれだと言い切れない難しさを多くの販売に携わる方達が悩み、もがき、工夫していくわけです。

究極なことを私は思ってしまうのですが、そもそも店内に店員さんがいることの存在が押し売りされるイメージを作っているとさえ思います。

あの構造とかシーンを根本から考え直すことも1つ案としてはあるかと思います。

しかし、無人店みたいなものが、そこらじゅうにごろごろ生まれているわけではないところに、やはり人から買いたいという潜在的な願望が人間にはあるのだと見ています。

人間はあれこれワガママな生き物です。

いとも自然に、しかし押しつけがましくなく心地よい接客が得られる場面でお買い物を実行したいのです。

そう考えますと、店舗での接客販売というものはたやすいことではないと思っています。

技術はあれこれ学ぶものの結局1つだけ大切な事

接客の技術のようなことはこの本からも大いに学べます。

実際に接客を長い間してこられたベテラン様であるわけで、そのノウハウは確かなものだと思います。

最後に、私なりにこの本を読み終わったあとに、改めて対人間の販売というものに関して考えてみました。

そうした時に、1つ「自分らしさが伝わること」だと思いました。

変な内側に隠しこんだ気持ちがない、素直なそのままを言葉や表情でお伝えしていくことで、お客様がそれを感じ取ってくれることの結果が、「信頼」や「信用」につながるかと。

自分自身すら気づいていないことをお客様が感じてくれることもあるのです。

ほんの短い時間で培えるものではないからこその小さなことの積み重ね。

上述の塩粒ほどの細かいことまでも。。。ということにも通じますが、その塩粒が何か成し遂げるということではない、いろんな積み重ねの大切な一部となり、その集まりが売上へと導いてくれるのだと思います。

あとがき

お客様というのは、想像をはるかに超えた見る目の鋭さを持っておられると思います。

よって、あれこれ技術を駆使した機械的な接客や販売も見抜かれると。

本当はそんなところではないもっと奥にある部分を見ておられるのだと思えてしょうがありません。

初めての対面の販売などに就かれる場合であってもまずは、まっすぐにお客様に接するところからのスタートではないかと思います。

目まぐるしい変化のご時世でマーケティングの本を読むなら現時点で最新の本がお勧めである理由【1152】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近は、読書を新書に絞って図書館でお借りしています。

ファッション分野の事業に関わらず、とにかく新しい本を読んでいくというスタイルにしています。

その中で、結果的には大いに関係付いた内容になりまして、マーケティングの本を手に取りました。

「はじめてのマーケティング:久保田進彦/澁谷覚/須永努 著」です。

今更初めてではないのではないかということもあるのですが、いやいやそんなことはなかったです。

逆に分かりやすく、実際の事業の例をいくつも引用して書かれている点がタイムリーに感じますし、分かりやすかったです。

今がスタートではない事業者のこの本の読み方の醍醐味は、自身の行っている工夫などがマーケティングの本に書かれていることと照らし合わせながら読んでいける点です。

知っているようで知らなかった「ポジショニング」が当「本物志向のレンタルジュエリー」では何になるのかを考えてみた

この本の中で登場の項目の「ポジショニング」は結構大切です。

〇〇と言えば、picturesqueの「本物志向のレンタルジュエリー」だね、というような、競合他社との差別化ができる独自の持ち味みたいなもの。

ただ、これも、真似ごとが起きるとだんだんレッドオーシャンになっていくようですが、常にそういったことを意識するということで多くのお客様に自社の商品に振り向いてもらうということになります。

私のレンタルジュエリーの〇〇に当たる部分は、「コーデされた」という言葉です。あらかじめコーデされてセットになったジュエリーが1商品になっていることという意味です。

これによって、あれこれジュエリー同士を組み合わせる時間の短縮とか、よく分からない場合にとても安心で楽に利用できるなどを見込みました。

あまりジュエリーには普段は注目していない方がたまにご利用いただく場合にはこのあらかじめコーデされたものはとてもメリットが大きいです。

ただ逆に、ジュエリーに精通していて、大好きでしょっちゅうジュエリーに触れる機会がある方などは、この組み合わせに不満があることも。。。

私はそこを徹底的に、これぞ一番の組み合わせである、これ以上の相性は無いという気持ちで組み合わせに力を入れていますので、この組み合わせられてしまっていることのデメリットを解消してきたつもりでいます。

そのジュエリーに精通しているお客様が得るものは、「共感」で、そのコーデをこれぞというものですね、と納得していただけることです。

とこのように、本を読む前に実は私自身もただの「工夫」というシンプルな言葉で考案してきたことがたくさんあります。

今回のポジショニングの項目では、その言葉を新たに知ることと、自身のやってきたことを確認するためにはとても読んでよかったと言えます。

その他、マーケティングノウハウのすべてを意識できていたわけでもなく、やっていなかったこともあったわけで、やはり、一度はこういったやるべきことを読む価値はあります。

この本の素晴らしい点

すべてのノウハウが書かれた最後に、「とはいえ、マーケティングは簡単ではない」と述べられている点がとても正直です。

これだけやればOKとか簡単な物であると述べられた本よりもよほど実直であり、とても好感が持て信頼が持てました。

そういった著者様の志みたいな点がこの本に対する全体の私が良かったと思えるレビューになります。

あとがき

ポジショニングの他に「ターゲティング」という言葉も聞かれますね。

こちらは、似たタイプの人の束というざっくりしたものの分類のようです。

人間がそこまで似たタイプの人が集まっていることを認識するのもとても難しく、なかなか目に見えないものです。

では、最終的な感想です。

この本がまず、分かりやすくて実直な点がとてもお勧めであるということがまずとりあえずの一番の感想です。

そして、同時にマーケティングというものは技術のようなものであることも否めませんでした。

マーケティングは確かに売れていくためのノウハウであり知っておくべきテクニックではあると思いますので重要です。

ただ、結局は、技術のあれこれを駆使するだけではお客様は永久のお付き合いではないかもしれないと。

そう考えると「信頼」ということが結局は、一番長い期間を経て築き上げていく大切な事であると思っています。

マーケティングの手法は多くの人にリーチしていくためのものであるので、技術ばかり駆使していては、信頼を得るというところが希薄になってしまわぬよう注意するということもちゃんと心の片隅に持っていたいと思います(^-^)。

写真が本当の美しさを最大限に伝えてくれるというわけではないことを説く手法の画家のお話【1149】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ここ最近は、読書のし方を思い切って変えました。

これまでは、事業の内容に合致するような学びを得たいために、過去のファッション史や、宝石の図鑑などを中心に読んできました。

時々ブログの書き方とかマーケティングに関するものも取り込んできましたが、どれも図書館で借りる過去の5-10年前の発行の本が多かったです。

ファッション史などは永久的なものですので、もっと昔の発行のものになります。

ひと通りそういった読書の仕方の期間を終え、目まぐるしく変化のスピードがある2022年現在の読み方として、新書を片っ端から見ていくことにしました。

片っ端といっても本というのは数が多いです。その中から、ピンときたものは、小説であってもどの分野であっても読んでいこうと思い始めました。

垣根を作らずに、多分野の内容を読む読み方に変えたのです。

2022年11月現在であれば、3か月くらい前の発行のものになります。

今回の本も2022年8月の出版の本です。

「ゲルハルト・リヒター 絵画の未来へ:林寿美 著」です。

写真と絵画のミックスの抽象画スタイル

リヒター様の特有の描写の手法に名前が付いています。

この本の中に多く何度も登場するキーワードです。

新書でありますし、ここではお楽しみということになりますが、そのコンセプトは素晴らしいものになるかと思います。

写真だけがその情景を最大限美しく伝えてくれるものではないのかもしれない。。。

このような追求から、見たものを最大限に美しく伝えるということに焦点を当てて、徹底的にそれを追求した結果の作品になっているということになります。

思ってもみませんでしたが、写真と絵は別のものはなく、合体することでもしかしてそれが本当の姿なのかもしれないということさえあり得るということを説いておられるのです。

人間の「目」という機能さえも、装置に過ぎない、窓辺から差し込む光の干渉なども相まってこその本当の美しさになるのではないかということです。

そういえば。。。

私にも心当たりがあります。

天然石にも、光の干渉で美しくマルチカラーに映る石があるのです。

それは、「アンモライト」。

このハートのペンダントですが、もやっとした原色カラーが目に映りますね。

これは、元の実物そのものの色ではないのです。

こうして目で見たときに、光が差し込むことで、このように最大にカラフルに映し出してくれているのです。

それがなければ、ただの黒っぽい石の塊で終わったかもしれない「アンモライト」という希少な天然石です。

ある意味ダイヤモンドより見つけにくいとさえ言われていますので、私は貴重に感じています。

光の干渉というのも一例ですが、絵を見る時の立ち位置の距離感でその様子が違ったりする絵も本の中に登場していました。

そんな風に絵を考えたことが無かったので、とても新鮮です。

距離や角度を違えて見ることでその美しさとか見映えが違ってくることを考えると、周りの万物の影響を受けながら最大限に美しく見える姿というのはやはり、写真1枚では到底及ぶものではないのかもしれません。

あとがき

今回の本は、私の「共有型のハンドメイドバッグ」や「本物志向のレンタルジュエリー」に役立つ本なのか。。。

当然役立つ本になりました(^-^)。

アンモライトのペンダントを思い起こさせていただいたこともつながりましたし、ハンドメイドバッグにおいても、「美しさの最大限の追求」ということにおいては、大変刺激を受けました。

絵画や音楽は少し通ずるところがあり、いずれも好きなので、今後も注目していきたいと思いますし、本も読んでいきたいと思います。

現在同じく図書館で借りている新書の中で、音楽の分野の本もあります。

とても楽しみです。

また、読んだら必ず良かった本はブログ記事にアップしていますので、ご紹介してまいりますね。

事業が伸びるには必ず言葉で説明できる理由があった【1067】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今年2022年に読んだ本の数は、私の中では過去最高かもしれません。

一度に6冊同時に借りることができる県営図書館でお世話になっていますが、特に最近は、ビジネス本もよく読んでいます。

事業のことが書かれている主に経営の分野が多いですが、過去の本であってもとても面白いものも多いです。

そこから自分なりにヒントを見つけては自分の事業へ活かせればと思いながら読んでいます。

今回は数社の例が挙げられた、急成長をした会社についてその急成長のポイントを研究した本になります。

「急成長のメカニズム:日本政策金融公庫総合研究所 編」です。

これまでの事業を見直した事業内容のシフトの例

よく言われる、変化をし続けるという言葉がありますが、過去やってきたことを見直して、見切りをつけて同じ分野の業界ながらも別の内容へのシフトという例が一番身近に感じました。

アパレルの会社さんの例でしたこともあり、たまたまの偶然だったことが1つ、この会社さんが以前勤務していた会社の取引先だったことを思い出しました。

進化して名前が少し変わっていましたが、間違いないと思います。

アパレルもなかなか過去を捨てきれず同じことを繰り返して、短い季節に無理やり合わせて不良在庫をかかえて、ぐらりと揺らいでいたわけですが、コロナよりも数年前にもう別の事業へシフトされていました。

そして、成長中の良い状態の時点でこの本が出版されるわけですが、その後、コロナが襲ってきましたので、ここでまた大きな分岐点がどの事業にとっても少なからず起こったと思います。

コロナによって、自分の事業の抱えていたリスクが浮き彫りになったということだと思いますが、この本の出版の時点はコロナ前。

コロナで慌てて見直すにも時すでに遅しというところも多かったかと思いますと、早い段階でのシフトという判断がとても良いアンテナをお持ちであるかとこのアパレル会社さんに対しては思いました。

まだこの先に来ていない未来を見通す先見の明ということは、社長様とか、プチ個人事業主の主である私達が行う最も重要なお仕事です。

良くないのが、いま現状の満足と過去にとらわれることだと思います。

思い切って過去を一掃するほどのシフトも判断としては後に合っていたということもあるのかもしれません。

1960年代以降の作れば売れたウハウハ時代の心地良さがいつまでも忘れられずにいて、古い体質がいつまでも残っているとも言われてるアパレル業界。

そんな中でも、俯瞰して見ることができることはとても前衛的であり、素晴らしいと思いました。

その他、食関係の会社さんも紹介されていて、よく知る冷凍食品会社さんのお話も出てきました。

ご一読どうでしょうか(^-^)。

この本の構造の良さ

普通、こういった政府系の発行者様であると、堅苦しい文言が並ぶイメージですが、そうでもなかったところが読みやすかったです。

本の読み方は人それぞれ自由です。

何も最初から1文字1文字逃さずに読むことが良いということもなく、読み方に関しては自分で決められるのです。

必ず、1社紹介の章の終わりに、急成長のポイントになる点がまとめられていますので、読み方としては、時間がなければそこだけ読んでみて、興味があれば深堀りして本文を読むなどの読み方もできる本だと思います。

あとがき

今、少し思っているのが、コンテンツの作り方の本を読むのかどうかです。

読むとこうするべきという固定概念ができてしまうかもしれませんが、もしかして、スムーズに進むヒントもあるのかもしれません。

そういったWEB知識が疎いにもかかわらず、自分でいったんやろうとしています。

コンテンツ作りなら新刊のような本が良いですよね。

じっくり読む読書だけじゃない、ぱらぱらとめくるだけの読書、目次からのピックアップの読書などの読み方例【878】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回、4冊の本を手にしました。

そのすべてをじっくり読んだわけではなく、おおざっぱな読み方も含めて、少し触れただけというようなものがほとんど。

それでも、何かしら知識は得られます。

小説などストーリーの結末が待ち遠しくて、気づいたらサクサク読んでいたというのも楽しい1つの読み方だと思いますので、いろんな読み方があって良いのだということです。

じっくり読んだ本

やはりファッション系は好きな分野なので、結構入り込みやすく、じっくり読んだ本に当たります。

「ビジュアル博物館 服飾:L.RAWLAND-WARNE 著」

です。洋服の起源がどこにあるのか、などが興味深く、図鑑のようなもので、シリーズが分野別にいろいろあります。

その中の服飾という文化をまとめた視覚的な読み方ができる本です。

そのような中でも、やはり、1920年辺りのコルセット解放の流れは非常に大きいものがあり、今まで読んだシャネルの本とか服飾史の本の成仕様に重なる部分がありました。

本来なら博物館でしか見られないような超ビンテージ級の洋服がこの本では写真で掲載。

薄いですが、アイテムの名称などが確実に分かり、洋服について学ぶ際には一度は読むと良いかもしれません。

じっくり読まない、パラパラとめくっただけの本やピックアップして読んだ本

「美しい幾何学:谷克彦 著」

この本は、ハンドメイドバッグに多角形を取り入れていて、その時はインスピレーションみたいなことで8角形を採用したけれども、他にはどんな図形があるのかなどその8角形の位置付けなども含めて読もうとした本。

しかしながら、図形は必ず数学の分野の式が入ってきてその羅列みたいに感じで、じっくり読むことに早くもお手上げ。

パラパラとめくるだけにとどめました。

少し興味のありそうな場面に目を止めて読んでみるのみといった読み方です。

それでも何も手に取らないよりは違いがありました。

目を止めた箇所というのがそもそも頭に入りやすいような興味あるか所だと思うので、そんなワガママな読み方もよいのでは。

過去に歴史的な有名な学者様達が証明してきたことが図形のスタートとなっています。

建築の分野に利用されることも多く、これはこの建築に引用されている形などの例がとても興味深いです。

2019年の本なので、見やすく分かりやすいはずです。

書庫内の古い本も一度手にしてみましたが、どれも見ることさえためらうような文字と図の羅列で、キャッチ―ではなかった。

こういった本は新しい本であるとより手に取りやすいということでしょうね。

「新しい物質の科学 改訂2版 身のまわりを化学する:鈴木孝弘 著」

2つの科学と化学を使い分けたタイトルが何か興味深いですね。

この本ではピックアップ形式で、読みたい部分のみ、私の場合だと宝石の事が書かれているコラムの部分1ページと、繊維についての生地の章のみピックアップして読みました。

「図解 ねむれなくなるほど面白い化学のはなし:科学評論家 大宮信光 監修」

↑最後は、この本です。

タイトルが大変ワクワク感がありますが、とても身近な様々なことを集めていて、Q&A形式の書き方なので自分の疑問にも当たるものがあるととても興味が持てるような本ですね。

カーナビはなぜあんなに良い働きをしてくれるのかなどとても身近な例ばかりの集まりです。

後半の3冊は、ほとんど読んでいないような感じもしますが、目を通したり、ピックアップして一応目を通したのです。

自分でスポットを当てている点が実は印象に残るみたいです。

ということで、

・ぱらぱらとめくってピンと来た箇所だけじっくり読んでみる

・目次を見て興味のある箇所だけ読む

こんなおおざっぱな読み方もプチ読書の1つとなりそうです(^-^)。

あとがき

結局のところ、その先に、1つでもアウトプットできるくらいの知識として何か得られるものがあれば、どんな読み方でも構わないのだと思います。

本もじっくり読むには時間が必要で、例えば、最初にレビューであらすじなどを教えてもらってから読んだりということだって、難しい本の場合は有効です。

今回ご紹介しました以外にも読み方の例はまだあるかも。

新聞のシリーズものの切り抜きを集めて自分だけのコンテンツをアナログ冊子で作る例【776】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

よく、「これは、永久保存版ですねえ」などと口では言うものの、実際に永久保存している例がいくつあるでしょうか。

デジタルの時代、いつでも閲覧できる可能性が高まり、保存版という言葉が、口頭だけの文句になっているような場面も見られます。

それは、安心感というのか、コンテンツが消えてしまう可能性が薄いことが定着したからなのでしょうかね。

そんなデジタルな時代ながらも、アナログなコンテンツ作りのご紹介をさせていただくのが今回の記事です。

実際、私は未だに新聞もペーパーの状態で読んでいますし、本も何かデジタルが落ち着きません。

そんな方も結構な割合ではいらっしゃるかと思うんです。

新聞の中にある興味あるシリーズを集めて冊子を作った例

新聞の中身というのは、大きくは、「文化」とか「産業」時には「事件」だったりします。

新聞の種類にもよりますが、おおわくそういった身近な生活にかかわる内容ですね。

その中で、シリーズものも数多くあり、担当の記事の一部分を専用の記者様やライター様がコンスタントにアップされています。

結構芸能人の方などもある一定の期間担当されているのもよく見かけます。

そんな記事がわんさか集まった新聞という大きなコンテンツの中で、是非これは価値のあるものだと思ったシリーズがありまして、バラバラとある一定の期間、毎日の新聞に掲載されていた切り抜きを集めて、1つに冊子にすることを決意。

内容などは著作権の兼ね合いで一切お伝えできませんが、そういった作業の例としてのご紹介になります。

図書館でコピーしたり、実際に新聞から切り抜いた記事をA4のコピー用紙に貼り付けて、まとめて、1つの冊子にしました。すき間を確保してコピーして、右端1cmの部分に糊付けして、最後に表紙と裏表紙を糊付け。布ガムテープ(巾2cm程度)で背面を覆います。コピー代のコストは¥200程度。とてもエコノミーなコンテンツです。

これを本みたいに読んでいくのです。

自分だけのコンテンツでの利用にとどめ、人に貸したり、ましてや商業利用で内容をYOUTUBEやブログにアップは禁物。くれぐれもご注意くださいね。

自分だけのコンテンツなならでは。マーカーなども自由に引けますね。

あとがき

料理のレシピなども、例えば、このメニューを作るなら必ずこのレシピなどのストックは有効です。

ほとんど、ネット検索で、その場だけの利用のレシピであることが私も多いのですが、実際そうしてみて思うのは、あの時の味付け良かったなあ。。。などと思うことも多いということです。

もう何も保存していなかったため、行き当たりばったりのネットのあふれかえったコンテンツから同じものを探し出すことが大変。

何度も同じレシピで作り、記憶にとどめる例もカレーライスで行っていますが、何しろインドカレーのスパイスが10種近く入ったものを1つ1つ大さじだったのか小さじだったのかさえ危うくなっていきます。

しばらく作らないとそうなってしまうものです。

そうした経験からも、こういった切り抜きの冊子というのも悪くないと思っています。

デジタルの時代だからこそ溢れすぎて1回限りになってしまう可能性もあるデメリットもあるわけですね。

ということで、コストがコピー¥200程度におさまった、本よりははるかにエコノミーなコンテンツを自分で集めて作ってみるという例でした。

楽しいものです(^-^)。