日傘の留めベルトのリフォーム-別生地の調達等-【625】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

昨年末くらいから、肌がボロボロと荒れたり、乾燥したりしてきたのが、この5月くらいで限界に達し、いよいよ皮膚科へ。

なんと、アトピーのもよう。

はぁ、アトピーかぁ。ショックでしたが、薬を塗って懐かしのツルツル感を味わいます。

けれどそれは薬で押さえているだけなので、根本的な治りというのは、まだこの先のようです。

私の予想としては、きっかけのその去年末の時期というものが、多忙による食事内容がやや外食気味に偏ったこと、そして、その遡ること夏の暑い時期にすっぴんで外へ出歩くなどが思い浮かびました。

多忙の食事がまだ相変わらず自炊に戻せておらず、これも今後そう戻していきたいのですが、紫外線対策として、今まで使っていなかった暑い時期の日傘を導入することを決意。

外出といっても少しですが、その少しだって影響があるはずなので、UVファンデーションの化粧をしているのとすっぴんの違いが大きくあるのかもしれません。

ということで、このたび、日傘を探しました。

何でもいいといってもなんとなく、バッグの中などに入れたり、洋服とのコーデになるので、傘の部類も立派なファッションアイテムの1つにもなります。

素敵なレトロ日傘に出会う

いろいろ探していましたが、日に焼けていたり、なかなか見つからず、これは素敵だ、と思ったお品にやっと出会います。

メルカリでした。

そして、このような日傘が届きます。

布そのそのままっぽい感じがお洒落な日傘:メルカリにて

いろいろ探した中、こちらがビンテージっぽさがあってダントツでした。

持ち手の部分も木製で彫りがしてあり結構凝ったものです。

持ち手が木製。彫もお洒落。

さて、今回のリフォームは、この日傘の留めベルトなんです。

ここがお直しの必要があった箇所となります。

なぜかまったく留めベルトの長さが届かないのです。今回これを別布を調達することで作り直していこうというものです。

なぜ、このような状態なのか詳しくは分かりませんが、とにかくこの状態だと留め具の機能がないので、収納できないんですね。

と、そこで、そっくりさんの生地を探しました。

しじらという名前の織り方の生地。マルチストライプの雰囲気もピッタリではないとはいえ、同類みたいに合わせられそう。型紙は4cm巾の20cmの長さ。生地には接着芯も貼りました。
縫い代をすべて隠すようにアイロンで折り込みます。まず半分、そして、更に真ん中に向かって半分ずつ。
短いサイドの部分も内側に折り込みます。そして、ぐるり1周ボックスにステッチ。
ベルトの出来上がりです。
もともと付いていたリングはそのまま使います。こんな感じの一般的な傘向けのリングですが、ベルトで隠れてしまい面積が奪われる点が、芯地はやめた方がよかったかなと思う点です。手縫いの2本取りで3度固定。
その後は、手縫いが続きます。こちらも3度を2本取りで手縫いで本体へ縫い付けます。ここはミシンでは、生地が傷む原因になるのでソフトな手縫いがお勧めですね。そして、右下のようにリングの穴より小さめのボタンを縫い付けます。
そして、留め具機能の様子を確認。・・・やはり、リングの面積がもう少し足りないですね。少し時間がかかります。芯地で分厚くしてしまったことも影響するかも(^_^;)。
見栄えはこんな感じ、なんとか生地は馴染んだかな(^_^;)。のちに、さらに、このリングにつまみタブを付けることで、もっとボタンにリングがはめやすくなると思うので、最初そのように作ってあった通りに後でミニタブを追加しています。
さらに袋に入れて収納完了。実はこの袋もかなりきついので、最後のスナップボタンがとまらないんですね。とても不思議。いろんな場所がサイズが合わない理由は何だったのでしょうね。謎です(^_^;)、

あとがき

最近の日傘は確かにUV加工はしてあるものが多いのですが、その関係かツルツル素材が多いので、オシャレというところに注目して探すとどれも似たり寄ったりで魅力がありませんでした。

その点今回のビンテージな日傘は、布そのままという感じであるけれど、デザイン性があります。

先ほど、上述の袋のサイズがきつい件を詳しく見てみましたが、タックがよせてあることから、タックを無しにする、そして、縫い代が少し余っているので、広げるというお直しが出来そうなところをチェックしました。

もしかして、このリフォームには続編があるかも(^.^)。

もしリフォームを行った際には、続編でまた、アップしますね。