黒以外の古物の気になる1点物、自らの気持ちを説得し受け入れ普段の黒コーデの中にカラーを取り入れてみる【1452】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフしかも黒コーデライフを続けておよそ20年くらいになります。

昔のアルバムを実家で見た時に、「ハッ」としたのは、昔からモノトーンコーデを好んでいた傾向が見られたこと。

変わらずにずっと続いている黒好き、黒にはどの色にも混じらないという強いイメージとコーデが簡単という敷居の低さを感じています。

ただすべてが古着で、バッグも靴もベルトも黒。。ということになりますと希望通りには行かない時もあるのです。

これまでの古着探しから分かったことは、黒は最も王道な多くの人が好む色であり、古物で見つけることが困難であるということなのです。

黒はそもそも手放さない、黒を古着市場で見つけたら先に発見され売れていく。。と言ったイメージです。

反対に、古物で良い状態で見つけられるのが茶色です。

裏を返せば、茶色の実際の出番の少なさを証明していると思うのです。

ブラウンは黒と同様に濃い色なのに受容は圧倒的に黒が現実なのではないかと、良い状態で古着市場では見つかりにくいことが教えてくれました。

気を付けねばならないのは、良き状態の茶色を喜んで購入しても、入手後の実際の出番がなかなか無かったりするものです。

そんな経験を幾度となくしてきまして、今では滅多に茶色は購入しないと決めています。

このたびは、黒以外に古物に残っていたカラーで納得できた2色のカラーを実物と共にあくまでも「例」としてですがご紹介したいと思います。

黒では見つからない場合に、カラーの購入が最初は「妥協」であっても、最終的には「愛着」になればと願いながら、このたび2色「ボルドー」と「オリーブ」の魅力を綴ってまいりたいと思います。

黒コーデ好きが古物で入手する黒以外のファッションアイテム、気負わないボルドーとオリーブで集めた現状のご紹介

黒に替わる2色の色は「ボルドー」と「オリーブ」です。

ボルドーは茶色にも接触するトーンがありますが、茶色よりもむしろ組み合わせの難易度は高くはないと見ています。

黒にもマッチしますし、グレーにも合うことがあります。

ボルドーのファッションアイテム:真っ赤にはない落ち着きと親しみやすさがあります。
オリーブのファッションアイテム:馴染みにくい印象のグリーンも、オリーブはベージュに合いますし黒もOK。

こんな風にどれもが必ず出番があるようにと、合わせる相手をあらかじめ決めてそろえました。

下に貼りますYouTube動画内ではお洋服を基準にして小物を集める順番を推奨致しましたが、逆もあり得ます。

例えば、古物市場でバッグを検討する際に、このバッグに合わせたお洋服を後から選ぶ覚悟のようなもの、その後の予定をイメージすると良いです。

気を付けていただきたいのは、お品物そのものだけの素敵さで検討する視野の狭さです。

それ1点だけで引き付ける魅力はお品物の素晴らしさでもあるのですが、結局使う出番が無いとコスパが悪く意味がありません。

出番があってこそのファッションアイテムは、動き続ける脈と同じ「人生」の一部というほどのものだと、こうした業界に携わるファッション好きは考えているのです。

あとがき

このたびのボルドーとオリーブはあくまでも一例です。

しかし、古物市場で黒が思うように見つかりにくいという現実は誰もが感じる共通の悩みでしょう。

それだけ新品購入では黒が主役的存在なのだと言えます。

このことを逆手にとれば、黒いカラーに特化した製造というのはある程度受け入れられる可能性があるということになります。

ただ、黒も本当に黒同士がぴったりマッチするのかどうかは、実際の上下を別々で組んだ時に濃淡・茶色がかかった黒・青味がかった黒と種類が細かく分かれることもあります。

この黒のトーンの話題に関しては、また後日専用に投稿してまいりたいと思います。

古着ライフでは、またとない1点物アイテムに対して柔軟性や寛容な姿勢も必要、自分の体型すらも合わせていくなどと並び、黒以外の色も受け入れてみてくださいませ(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

「ヴィンテージは30年から」という過去に見た定義がしれっと塗り替えられ、「ヴィンテージはせいぜい50年前以前」という新しい価値観が生まれていた【1418】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

2018年にスタートしました、当「ワードプレス」様を利用させていただいております当ブログ記事でもこれまで随分ファッション分野に関して投稿させていただきました。

10個のカテゴリーの中では、<コーデ>がアパレル分野の所謂「ファッション」という分野の内容に合致するものです。

その中で、「ヴィンテージ」というワードを時々使わせていただいていたのです。

この「ヴィンテージワンピース」などというように。。

ブログ記事を投稿するにあたっては可能な限りを尽くして、「正確さ」は意識しておりますので、ちゃんと調べて30年もののワンピース(今からは1980年代-1990年代初めくらいのもの)などを自己確認のもと「ヴィンテージ」と綴っていたのでした。

ところが、ここ最近の世界的ファッションアイコンなる方(私もとても尊敬する方)が、インタビューの時に、「ここ近年は、かつての素敵な古いお洋服が見つからないから残念だ」というような内容を発信されたようなのです。

そのことがすぐにライター様により記事になり、みんなが見るようなネット上の公開記事として掲載。

注目は、この記事に対するコメントでした。

「20-30年やそこらではヴィンテージと呼ばない、せいぜい50年前以前でなければ。。」というコメントが軒を連ねていました。

本当に、偶然に発見した記事でしたが大いに関係ある話題であり、是非ここでピクチャレスクとしても、この「ヴィンテージ」というワードに関して綴りたいと思いました。

古着のブランディング化、「ヴィンテージは何年から?」は、かつては確か30年と聞いていたのに、現在は50から70年前でなければならないようだ

インタビューを受けた方は、決してヴィンテージの定義を語ったのではありません。

「ここ最近良き古きお洋服が古着市場で見つけられない」という古き良き味わい深いお洋服が減ったという嘆く内容をおっしゃっただけなのです。

しかし、コメントは、「ヴィンテージが何年からなのか」という切り口に替わっているところが不思議でした。

このことが何を表しているのかが、ピクチャレスクなりに理解できましたので、紐解いてみたいと思います↓。

まずアンティークの定義は「100年以前」としっかり線が決まっていますが、ヴィンテージは「100年未満」とだけで、範囲が曖昧なのです。

様々な解釈の仕方が溢れるのも仕方が無いのです。

確かに2018年辺りにブログを投稿するにあたって調べた時には、「ヴィンテージは30年以前」という「30」という数字を多数見つけていました。

しかし、あれから約6年が経過。

その間には、インタビューを受けた方が感じている「良き古着が見つけられない」ということが起こってきました。

もともと希少価値が高かった古い素敵なドレスなどをゲットできていたレベルの高さを持たれていたファッション通なる人なのです。

その方が、お手上げだと言われているということは、ファッションの先陣を切る方の正直な現実を見た感想なのです。

そうして、今後何が起こっていくのかというのは、「ヴィンテージ物」というますます希少価値が高まったアイテムの「ハイブランド化」だと見ています。

そうしますと、昭和時代の1980年代のお洋服全盛期のデザイナーブランド古着であっても、希少価値などまだまだだというようなレベルなのだということの裏返しのようなもの。

ただ、ヴィンテージの年数をルール付けするようなところまで本当にする必要があるのでしょうか。

そのように縛り付けて本来の装いの自由スタイルを奪い、かえって本当にその品物の良さを逃すと思うのです。

「ヴィンテージ」という観念に囚われて、「プライド」「ステイタス」でお洋服を選ぶような方向へ行きかねないのではないかと考えます。

本来お洋服を纏うことは自由であり、「表現」である以上このワードを使いたいこともあると思うのです。

その時にルール付けされた「ヴィンテージ」という言葉に対して躊躇してしまうことに繋がってしまうと予想します。

あとがき

ただ、「50年以上前ではないとヴィンテージとは呼ばない」というご意見にも頷けるところがありました。

よって、こうして自らの考え方も語る上では、まず「ヴィンテージ」というこれまでの使い方を別のワードに換える「手直し」をしています。

おそらく、今後ピクチャレスクのブログからは「ヴィンテージ」という言葉はこの記事以外には消えていきます。

この代替ワードを聞いて「かっこ悪い」と思われたら、「ヴィンテージ」という言葉に依存しているのかも。。

「もともと定義が曖昧なら、それぞれの着る人の価値観でヴィンテージと謳えばよいのではないか。。」これがピクチャレスクの考えです。

「こうあるべきだ」などとルール付けしたり縛り付けたりせずに、自由に一人一人に表現させてあげようではありませんか。

もっとお品物そのものの良さをちゃんと平等に1点1点見るべきであり、ただの「観念」だけではお洋服は成り立たないと思うからです。

人間の身体のラインを美しく表現するものが、もともと衣服ではなかったか。。そう思い直すと言い方など「ヴィンテージ」である必要などないのです。

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書き手:ピクチャレスク

<母のクローゼット②>古着物をお洋服へ。。巷ではエレガントな装いに解釈されている中、カジュアルなフード付きやファスナー付きでアレンジ【1393】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「着物」は日本特有の文化なので残っていくと良いのですが、何しろ着付けを伴い気軽に着ることができません。

そして、伝統的な着方のしきたりもあるので、道を外したいわゆる「邪道」はステージ衣装のような分野にとどまるようです。

このたびは、古着物ファンである母のクローゼットを再び拝見。

この度は<母のクローゼット②>で古着物のお洋服のご紹介としては後半になります。

前半は、過去の記事の【1378】で綴らせていただきましたので、よろしければ後ほどお立ち寄りどうぞ。

今回は、前半の①では登場していなかった別のお洋服。

すべて古着物自主リメイク品としてご紹介。

このたびならではのポイントとしましては、カジュアル嗜好の母らしく、ファスナーやフードを付けたコートを作っている点です。

着物はエレガントに解釈されることが多く、リメイクではドレスの形やワンピースが多いです。

よって、特徴が現れたカジュアルな点に是非ご注目していただければと思います。

ぼかしやマルチカラーが美しい「洋」の要素を持った着物を選択した日常着へのアレンジ

着物素材を「特別なシーン用」とせずに、お出かけに気軽にはおれるようなコートやジャケット中心です。

フード付き、ファスナー付きのコート:裏地も古着物。コントラストが綺麗。
フードの中も柄のコントラストが見えます。ボトムには、黒や茶やグレーと選ぶカラーが複数見込めます。
正面のファスナーを閉じた状態:比翼仕立ても特徴であり柄がつながり美しさが壮大に感じられます。

次は、3点を同じ着物から解体してリメイクした半袖のプルオーバーx3点。

3点共少しずつデザインが変えてある点にご注目くださいませ。

ハイネックのような襟の半袖。
スタンドカラーの襟の半袖。少しの違いですが印象は変わります。
真夏が涼しそうなフレンチスリーブ。1点の着物から3点は夏物のトップスが作れるということでしょうか。
季節は秋のイメージ。裏地のもみじ柄は「長襦袢:ながじゅばん」を利用。表地の葉っぱのジャガードが美しい。
紅色に黒のストライプはよくリサイクルショップの古着物コーナーで見かけます。くるみボタンが高級感出ます。
「洋」のような幾何柄です。胸元周辺は柄の向きを正位置に計算すると良いですが、生地が不足だったのかも。
このタイプも古着物では見かけます。景色が古き良き味わい。暖色系マルチカラーは明るいイメージです。

と、このようなラインナップで着物リメイク服をご紹介致しました。

最後に、母ならではの「カジュアル嗜好」を追求している部分が、合わせるボトムにスラックスやスカートではなく、コットン素材のカジュアルなパンツを徹底。

こんな風にステッチの入った綿パンやデニムを合わせてカジュアルに寄せているそうです。

あとがき

このたびは、母の古着物との接触の仕方でしたが、では私の場合はどうなのか。。ということです。

過去には、随分バッグを古着物で作ったものです。

お洋服であると、「身体にフィットする洋服好き」であることで、着物のリメイクのゆったりとした感じはあまりそぐわないのでもったいないからと躊躇しています。

もし、1点あるとすれば、やはり黒のワンピースが良いです。

ノースリーブで重さを軽減し、ラインがスタイリッシュかつシンプルなデザインが良いですね。

少し柄の部分も入ると着物から作ったものだと分かって、オリエンタル(東洋的)で面白いと思います。

まだまだ世の中には、過去の古い着物が眠っているのではないかと思います。

母だけでもクローゼットの中が着物で作ったお洋服であふれかえっているわけですから。。

そう考えると、お洋服時代は比較的まだ最近で長い長い間日本人は着物を着てきたということなのですね(^-^)。

古着ワンピースのみのワードローブでクローゼット内を埋め尽くす、極端に特化した拘りを演出する方が「おしゃれ度」は高まる【1373】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

無彩色カラーを深堀りした色の展開・身体にかっこよくフィットするライン・そして凹凸感あるフクレ素材多用の「アルマーニ」ブランド。

ここ近年、このブランドの古着に特化した着方をしています。

「アルマーニ」様の素晴らしいお洋服をワードローブにラインナップする特化型の着用を考えてまいりました。

同時に、その中にどうしても足りないアイテムを埋めるように古着のオーダーメードワンピースを取り入れるという「2本立て特化のお洋服の集め方」になっていったのが現実的な事情からです。

当ブログ記事は、最初の投稿の2023.12.07からおよそ1年後の2024.12.26に、ブログ記事の「手直し」の順番でタイトルから見直し綴り直しをしています。

後で貼りますYouTube動画では「アルマーニ」服と「オーダーメイド」服を同時にラインナップした内容ですが、当ブログでは、ワンピース特化型オンリーで綴ってまいります。

きちんとしているようで「抜けた感じ」も表現できる可能性を持った古着ワンピース、「ロング丈」「モノトーン」に特化して集める

長袖の季節用の3ラインナップの古着ワンピース:きちんとしていますが抜け感を出して着用するところが醍醐味。

その他の小物で、じっくりと雰囲気を出していけるポテンシャルを持ったワンピースだと感じています。

オーダーメイド品の核には、「一人の為のサイズ」ということがあるのだとこうして様々な古着を手にしながら実感。

ベルトがありますので、ワンピースは大きめを選んでおけば、大は小を兼ねる融通があるので古着としては集めやすいのです。

あとがき

このたびは意外なのお洋服の集め方の特徴をお伝えしました。

いよいよ2023年12月5日にヨーロッパ「EU地域」にて売れ残った洋服や靴の廃棄を禁じる法案が出来たもよう(2023.12.06日経新聞夕刊トップページより)。

このことに対して「はっ」とした私。

今後は遠いよその国の出来事では済まされないかもしれないと。

製造業者だけではなく、ユーザーの方もそれを捨てるべきなのかどうかをデータによってジャッジされるというのです。

製造する者、購入する者双方が直面する大きな動きになっていくのです。

今一度お洋服の持ち方を見直す時が来たことを感じています。

本当に着る見込みのあるもの、着たいものだけをミニマムに持っておかないと、簡単には手放しにくくなってしまう時代が来るのではないでしょうか。

そうしますと、本当に自分が求めるものをしっかりと知り、クローゼット内をすっきりさせておくためのこうした取り組みは大切。

決してお洋服を軽視せず、遊び半分なことではなく、罰金を払うことになりかねないことだと真剣に取り組むべきです。

お洋服を持たない人は人間である以上誰一人いません、一人一人が今後自らが着る衣類を真剣に考えていく事柄です。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

古着スラックスのバラエティー豊かな裾上げデザインの違いに注目してみる、先端にまでおしゃれ度が高く追求されていた【205】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

世界からも「質の良い綺麗な状態の古着が見つかる」と称賛されている日本製の古着。

その中で素敵なスラックスが見つかることも多々あります。

このたびは、すべて古着で集めたスラックスの裾のデザインや仕上げの仕方の違いのバラエティーの豊かさを知り、エレガントな表現が見事に実現している要の部分を探ってみたいと思います。

高級感やドレス感あるスラックスの裾の始末の仕方、複数のパンツで比較して分かる先端に及ぶまでのエレガンスの追求

では、4種の特徴あるスラックスの裾のデザインやその仕立て方をじっくりと見てまいります。

まずは、よく見る量産品に一番多いスラックスの裾上げのデザインからです↓。

黒のシングルスラックス:「カステルバジャック」様の古着。ベーシックな裾のデザインです。
「シングル」のデザイン:ロック+機械でのまつりがされています。シンプルですがきちんと両割りされて整然。
黒の3段フレアーワイドパンツ:「エンポリオアルマーニ」様の古着。裾の始末の仕方に思わず共感です↓。
「三つ折り二重ステッチ」のデザイン:二つ折りの時点で一度ステッチをし、三つ折りでもう一度ステッチ。

表には1本のステッチのみが出ていました。

「こんな風に始末しても良いのだ」の例のようなもの、「アルマーニ」様の方針のような者を時々垣間見ることがあります。

ボルドーのウール素材のスラックス:ブランド名無記入、オーダーメイド品とのことで古着で購入。
「三つ折り手まつり」のデザイン:スラックスの厚みを活かし、ステッチのすくい上げは表に出ていません。
黒のウール素材のスラックス:「ジョルジオアルマーニ」様のもの。ダブルの裾がエレガントさを一層アップ。
「ダブル折り」のデザイン:イメージしていた単純な一方方向への折り曲げではないようなのです。
ダブルの構造:一度シングルに深く折り曲げておき、表へ希望の幅の分折り返し両サイドを固定という構造。

内側の見かけはシングルと全く同じ、ダブルというのは、シングルからさらに1工程進んだ追加のデザインだと分かり易く解釈することに。。

黒のレザースラックス:本革レザーでセンタープレスが入り、ダブル折りというデザインが珍しかったです。
たっぷり曲げてある例:表側には比較的大きな4cm幅相当が曲げられていますが内部はこれだけです。

あとがき

スラックスにも複数の裾の表情があるのですね。

YouTubeのラストでもお伝えしましたが、カジュアルなイメージで解釈されるデニムであっても裾上げの仕方でエレガントに寄せることが出来ると考えます。

パンプスやジャケットと合わせるようなデニムパンツならば、長さが十分にあり裾のステッチの途切れが「ツン」と出ていることがない、奥に隠されているようなちょっとした始末がエレガントさへつながると考えます。

要するに姿勢のようなもの、丁寧にきめ細やかな作業はエレガントに寄る可能性があるということです。

パンツの裾は先端部分、爪の先までのおしゃれと同じで、この末端部分こそ緻密さや繊細さの表現の場所なのでしょう(^-^)。

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書き手:ピクチャレスク

<リメイク図解>古着の柄や素材が気に入っていて手放すことに躊躇するケース、着用はしないが別の姿へ自主リメイクの準備だけしておく【1200】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今後、ますます環境に配慮した「サスティナブル」な行動が意識されていくと思います。

ここ何十年もの間、洋服は古着しか購入していない「古着ライフ」を送っていますが、古着購入も成功ばかりではありません。

ネットなどで見て決めたものが実際に手にした場合のギャップや、古着だと分かっていていったん受け入れたものの、デザインがどうもある時代の流行が強調され過ぎて、今そのまま着ることにためらうことがあるのです。

そこで、一度は入手した古着ではあるものの、今後は着用はしないアイテムを今一度見直し、その様相を変えて持続していくというご提案です。

確かにミシン技術も要しますので、どうぞ、ミシン1台をお持ちになることもご検討いかがでしょうか。

生地や素材だけを今後も活かして、別のものに作り変えていくいわゆる「自主リメイク」をします。

同時進行で実際に今行っていますホットな情報として裁断の粗裁ちと接着芯貼りをご紹介したいと思います。

リメイク・リフォームは、元のアパレルメーカー様の「著作権」「商標権」の侵害をせぬよう、あくまでも「商業利用は不可」であることを心得ることです。

「自分で使用する範囲のリメイク」ということでご理解いただければと思います。

そして、当記事に投稿する際にも実物写真を控えますので、「アイデアのみ」「図解のみ」の解説になることをご理解下さいませ<m(__)m>。

ブラウス・カバー・着物から継続の大変美しい柄だけを活かす、そのままにしておかないための一歩を踏み出した前準備段階の「粗裁ち」

素敵な柄の古着を大き目パーツで粗裁ちしておく:お洋服そのまま保管よりも一歩を踏み出している状態。

やはり、洋服も作られたままのデザインで残っていくことが一番良いのですが、実際そうはいかないものです。

そこで、一度購入したものを他の人にそのままのお洋服のまま転売しようとしてもなかなか受け入れられなかったケースに引用できると思います。

一度購入した古着を最後まで責任を持つという方向を選択する1例です。

まず、お洋服を四角に近い形で粗裁ちします。

そうして、そこへ接着芯を貼っておくのです。

素敵な絹/100%であるツヤのある素材の良さ、そして、そこにのせられた素敵な花柄を今後も継続して別の形で使っていく決心をして保管していたものです。

結構間が空いた今、その続きを次のステップとして作業したのです。

この後は、型紙に当てはめて小物を作って行くと思います。

もう一度お洋服にお仕立てだと、子供服など小さいものになるかもしれません。

袋物の技術しか持ち合わせていない私はバッグを選択。

そして、出来上がった小物が立派になれば、元のお洋服も違った形で活かされたという1つの成果が生まれます。

元のお洋服ありのままの姿で残ることは一番の理想ですが、お洋服には「流行」が付き物で現実そんな綺麗には片付かないものなのです。

究極、元のお品の「破片」でも残っていくことができるということでも十分ではないでしょうか。

あとがき

アパレルの過剰在庫問題は簡単には解決できない現状があります。

これまでの商業上の構造が余計な需要以上の供給を生んだ結果の姿ではないかと。

「必要最低限」ということがどれだけ素晴らしいことなのかを今一度アパレルには無関係とも言えないミシンを使った作業をする者として、今後も考えていきたいと思います。

一番誰でも可能なことは「古着ライフ」だと思うのですが、それでも失敗があり、間違った買い物をしてしまうことがあります。

そもそも買い物の仕方から研究して「成功・失敗」のはっきりとした区別も必要だと思っております。

衝動的なお買い物の際に冷静になる、余計なお洋服ではないだろうかを事前に確認できるワードローブノート、手持ち全体のイメージを常につかむ【1177】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

街をぶらりと歩く中でお洋服を衝動的に購入することがあります。

リアル店舗ではなくても、ネットサーフィン中のお買い物でも同様です。

このたびは「サスティナブル」の高まりに相応しく、本当に必要なお洋服だけを選りすぐる集め方のワードローブ作りのお話になります。

クローゼットの片隅に一度も着用する出番のないお洋服を購入してしまわないよう、どれも出番があることが「コスパが高い」という結果になるのです。

日常生活には切り離せないお洋服を各々が気持ちよく管理できることを願いながら綴ってまいりたいと思います。

お洋服に愛着がわく要素になる、購入時の価格を始めとするそのお洋服の背景がまとめられた情報をノートに書き記すワードローブ管理の例

1アイテムのお洋服について、5つの情報を盛り込み記録します↓。

現物のノートであればお出かけの際に携帯できます。常に気軽にチェックできる「エクセルシート」は私の例。

購入したらすぐにメモしておくと、まだ情報がホットですので正確に記録が残ります。

これは、おしゃれなミニノートやメモ帳でも楽しいですし、デジタルの形でも修正がしやすくて良いです。

①アイテム名:ワンピース・セーターなどのワード。

②購入価格:ネットの場合は送料込みの支払い金額が良いでしょう。結局いくら投資したかのコスパを見る時には送料が含まれた方が良いです。

③ブランド名:ほとんどのお洋服にはブランドネームが縫い付けてありますが、まれに、オーダーメイドや自作品には何も付いていない時があります。そんな時には、「手編み」「オーダーメイド」などと記すとブランドと同等の見方ができます。

④混率:毛/100%であれば、真冬なのか春先のまだ少し寒い季節なのかなど、着用季節の判別には有効です。

⑤購入先:店舗の名前、「メルカリ」様などのサイトの名前を記録しておくと購入したイメージが後になってもわきやすいです。

こうして、すべての詳細を把握しきれないワードローブのアイテム1点ずつを記録していくことで、末永く着用していく気持ちになればと思うのです。

それで、この記録は、1アイテムずつなので、ワードローブ全体をまるでクローゼットを開けて見渡したかのように分かる表が1ページくらいのコンパクトなサイズで一見で俯瞰できると良いです。

ここからは、季節ごとに持ち分を把握することに役立つ記載の仕方を深堀り、長年実際にやってきた、今でもやっているまとめ方です↓。

季節ごとにグループを分けますが、1ページ内。全体のお洋服の数が一目見て分かりやすいように番号を付けます。

洋服コーデを上下のセットで決めてしまうセットアップスタイルです。

これと同じタイプの方をYouTubeで拝見しましたので、「いらっしゃるんだー(喜)♪」と共感。

実は、当ブログ記事は、最初の投稿の2022.12.14からおよそ2年後の2024.10.22にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直しここまで綴り直しをしてまいりました。

2024年現在では、セットアップに組み合わせた状態で各季節8セットずつです(ワンピースは1点で1セットとカウント)。

普段ジャージスタイルでお出かけ着だけを集めたお洋服の集まりですのでジャージを含んでいない割には多めです。

何なら5セットくらいずつでも十分な量ですが、見直してもこの結果になりましたので今はこの分量で納得しているのです。

季節は、ここ近年春夏秋冬が綺麗に配列していないような、前日暑かったのに翌日急に寒くなったなど季節の変化が急です。

そんなことも考慮し、3つの季節に分けていまして、1)「冬・梅春・晩秋」というグループ、2)「春・秋」というグループ、3)「夏」というグループに分けました。

「初夏」や「初秋」は3)の「夏」に入るイメージです。

この分け方の良い点は、同じグループでも気温の違いがあることで同じ数にまとまりやすかったということです。

2024年のワードローブ:一時期増え過ぎたところから再び絞り込んだ状態がこの8セットずつの分量の現在。

あとがき

「サスティナブル」なお洋服ライフ、無理をしてやっていくのではなくて、日常の当たり前を見直しながら楽しくやっていくことができます。

完璧ではなく、幾度も失敗をし、余計なお洋服をついつい購入しては手放しています。

当ブログ記事の「手直し」に当たって、つい先ほどワードローブを見直した状態です。

びっくりするほどの黒ベースが実現しています。

他のカラーを取り入れる途中の段階も以前にはあったのですが、結局は最終的に黒に行き着くスタイルこそ私らしさなのだと思いました↓。

ほぼモノトーンのみのワードローブ:「アルマーニ」製の古着もしくはオーダーメイド古着に特化。ニットは箪笥へ。

「結局こうなるんだな」と納得、黒は最も拘りを表現できる1つのカラー。

バラバラテイストよりもパンツスタイルに拘ったりブラウス中心であったり特化する点は色以外にもありますので、どうぞ楽しみながら相応しい拘りを見つけてみてくださいませ(^-^)。

ここまでベスト(VEST)に溺れた、透け感の部分的遮断・立体感の演出・抜け感の扉、素敵なコーデを担うBEST(ベスト)な役割【1147】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

古着ライフを送っておりまして、すべてのお洋服をリユース品でカバーしています。

独自の特徴は「着回し」とは対極にある「セットアップ」スタイルで、上下の組み合わせをあらかじめたった1つ決めておくというもの。

このたびは、上下にさらにもう1アイテム加わる「VEST:ベスト」というアイテムに注目し、その役割を視覚的にお伝えできればと思います。

ジャケットの内部に隠れるようなかつての着用とは対極の外側着用、それぞれの特徴を持った上下に加わる第3のアイテムへ

まずは主役であるベストのお写真を先にご覧いただきます。

5点をその素材やテイストの違いでピックアップし並べました↓。

①Fele De Feal(日本製)②BISON(日本製)③GORIGIO ARMANI GOLF(イタリア製)④EMPORIO ARMANI(イタリア製)⑤Gizenne(日本製)、すべて古着。
それぞれのベストをトップスと合わせました。もうここですでに立体感が生まれています、黒同士であても。。

小寒い季節の①③④・真冬には⑤と防寒の役割りもかなりあります。

ボトムx5選:同じ番号の上に合うボトムを配置。他の番号には合わなくても1つ合えばそれでOK。
全体コーデx5選:どれもそれぞれが着回しなど必要ないほどの相性。ある意味この組み合わせ方が楽です。

<ベストの役割>

1)洋服が重なること・異素材の重なりであることで凹凸感が生まれコーデが素敵になる。

2)重ね着としての防寒の役割を果たしてくれる。(冬にセーターにベストを着ると暖かい)。

こんな風にベストの役割を見つけました。

見た目のかっこよさだけではなく、「機能」を発見したところがこの度一番お伝えしたいことです。

あとがき

ベストというものは、多少流行もあった過去があり、古着市場の中でもデザインの展開があります。

このたびの5選のベストは、すべて襟無しで集めていたことに改めて気付きます。

無意識でしたが、おそらく衿無しはより「抜け感」を感じるデザインであったからではないかと。

このことは拘りとなって、かえってワードローブが潤います。

古着市場では、ベストは綺麗なまま残っていることが多いです。

その理由が、かつては内側に着用していたことで汚れが付きにくかったとも言えるでしょう。

今度は表舞台で着用することで古着が古着とも感じない、小綺麗な古着を演出できるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

長ければかっこよいわけではないバランス、「パリジェンヌ」様に見習うロングデニムスカートの思い切った10cmカット【1114】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このほど、古着のデニムスカートを購入。

ブルージーンズと並んで、ライトブルーカラーが素敵だと、アメリカン古着で見つかった1点のロングスカートがあります。

しかし、身長158.5cmのにはやや重い雰囲気だと感じ、裾の思い切ったカットを決意。

これくらいの裾上げなら、自主的にミシン1台あれば行えます。

特に手まつりを必要としない裏無しのデニムの例として是非ご覧いただければと思います。

身長によるバランスを考えたロングスカートのはき方、日本人は長めにはき過ぎている現実はネットのスナップ写真に表れる

MADE IN USAのデニムロングスカート:デニムといっても薄手。作りはジーンズにそっくり。裾周辺汚れあり。

最初は、このまま着用しようとコーデの参考をさせていただくためにスナップ写真をネットで拝見。

その時にハッと思ったことがあったのです。

日本人の方のデニムロングスカートのはき方は、背丈のバランスには長すぎて重心のバランスが悪いと感じる傾向があったのです。

ということで、パリジェンヌ様の同じロングデニムスカートの着こなしを拝見。

そうしますと、誰もが足の脛(すね)辺りをあえて見せるはき方だったのです。

おそらく、お直しをせずにはける背丈があるということで特に意識したことでもないのかもしれません。

以前読んだ本の一説によります「服というものは、体の美しさを表現することである」という言葉が思い出されます。

日本人の多くは、足を隠し過ぎていて肌の見え方が少ないと思います。

パリジェンヌ様達は肌の見える割合が日本人より多く、遠目で見た感じのバランスが非常にすっきりとしていました。

ヨーロッパには、第3者が見た遠目からのバランスを意識したお洋服の着方をする文化が根付いていると見ています。

長ければカッコイイということは決してない、10cmカットの出来上がり総丈73cmとなった裾上げによる身長158.5cmとのバランスの完成

158.5cmの身長の筆者の場合は、10cmをざっくりカットすると決意。

本当は、古着ならではの汚れがあり、そこを除外していきたかったのがもどかしいですが、あくまでロングスカートを探していたので、スカート丈も維持したいのです。

最初の10cmカットしない状態でも引きずる感じ程も長くはなかったのですが、とても気になる汚れが裾周辺にいくつかあり、10cmカットによって、そこそこ解消されました。

後で貼りますYouTube動画内ではその汚れの箇所も写していますので、外国製の古着の「着古され感」もご覧いただけます。

日本製の古着がいかに綺麗なままの状態のものが多いかもかえって知ることができます。

では、ここでは、簡単に作業の手順を振り返ります↓。

まずは、しっかりサイド・前後のハギ同士を合わせて裾ラインをピッタリ合わせて待ち針します。
先端から10cmの位置に細かく印を付けハサミでカット。細かい印付けは、カーブのラインが忠実に出せます。
10cmの印の箇所を切り落とし。ギャザースカートのすそが弧を描いている部分も忠実にカットすることです。
アイロンで折って三つ折りステッチ。1cmの幅です。スカート用のデニムはちょうど良い縫いやすさがあります。
リフォーム完成:ギャザースカートはジーンズの裾上げの長さの延長といった感覚。裾の大きな汚れが除外。

一方、フレア―スカートはバイアス裁ちなので、少し難易度があると思います、また別の機会で。。

お直し後の着用例、同じアメリカン古着のトップスと共に独自の表現を楽しみます

上下ともアメリカン古着のコンビ:すべてのアイテムが古着。ベルトは「ランセル」製、靴は「リーガル」製。

ネックレスは本鼈甲の珠の連、3箇所のオレンジ茶がリンク。

上下は、全く色同士のリンクはないですが、色のトーンが優しいレベルであることが共通になっています。

ブルージーンズの色にパステルマルチカラーの「シティ柄」です。

この柄のネーミングは勝手に決めさせていただきまして、建物とか街の様子が描かれています。

時々道路脇の木々や車が走っている柄もシティ柄。

最初は、ヨットや海のシャツを探していましたが、ハワイアンシャツやアロハシャツの部類にどうしても行き着いてしまい、多く存在し過ぎていました。

海辺の景色はたくさんあり過ぎましてレア感があまりなかったことと、求める色味のパステルカラーがほとんど見つかりませんでした。

やっと見つけた一番重視のパステルマルチカラーは、建物を中心とした街の風景画だったのでした。

襟が1980年代なのでしょうか、その年代を物語っていますが襟の形を変えることはやめまして、年代を表したままで着ることに決めたのでした。

あとがき

この時のお洋服は、かつての当ブログやSNSアイコンの撮影に顔映りの良さで活躍してくれました。

当ブログ記事は、最初の投稿の2022.09.29からおよそ2年後の2024.10.01にブログ記事の「手直し」の順番で当記事のタイトルから見直し綴り直しをしてまいりました。

2024年で残っているのは柄が良いのでリメイクして再利用しようとしているブラウスのみ。

それ以外すべてを手放しています。

このようなリフォームをしてもなお、心境の変化に伴う手放しがあるものだとこの2年を振り返ります。

ただ、同じことをし続けることはあまりにもせっかく入手したお洋服に対してのもったいなさ。

その後は「USA古着」からの離脱を決めました。

全体的に縫製が「粗め」であるからどうしても「ファスト」に寄っているのです。

2024.09.29現在では増えることも減ることもないそのままのワードローブが健在。

中身は、「アルマーニ」様の古着と「オーダーメイド古着」中心に特化したすべてが古着ということを続行の現在です。

お洋服の価値は何年越しかで分かることもあり、飽きが来る・来ないでもはかることが出来ると思っております。

不変的な美しいラインは流行をも越えていく「アルマーニ」様に対して非常に尊敬しています。

そして、オーダーメイド製の古着に対しては、その作りに「優しい心遣い」を感じることがあります(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

メリハリある黒白コーデを作ってみたい、白いブラウスに定番に付けられる生成カラーのボタンから真っ黒のくるみボタンへの交換【1001】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「お洋服をもう少し自分らしく変えてみたい」という願望は、「ボタン替え」でかなり実現できることがあります。

これまでも幾度となくいろんなアイテムのボタンを交換してきた過去があります。

その理由は、ボタンが元々馴染んでいないような気がしたということもあったのですが、合わせたいお洋服により合う方向へ寄せたいからという理由もありまして、このたびもどちらかというと後者。

ボタンを交換するだけでここまで印象が変わるのだという不思議さや面白さを味わって下さいまして、なぜ「無難」よりも「一癖」の方へ寄っていくのかを解き明かしたいと思います。

黒コーデをしたい、あえて黒との相性をヒントとして提案したような、元の生成カラーを真っ黒のくるみボタンへ交換するリフォーム

このたびとてもラッキーなことがありました。

古着ではあったのですが、値札の¥19,000が付いたままの新品の麻/100%のブランドブラウスを入手できたのです。

特にこだわって収集の「エンポリオアルマーニ」様の中には見つからなかったことで他のブランドを探した中で見つかった偶然、「麻のレトロな感じのブラウスが欲しい!」と思って出会った1品になります。

「MAX SPORTS」様のお品、レベルあるブランド様です。

before:元はナチュラルなボタンが付いていることがが使いやすいのですがあえてクセあるものに付け替え↓。
after:白地に黒いアクセントとして、黒のくるみボタンを配置。以前よりも黒コーデがしやすくなりました。

beforeよりもafterの方が、黒コーデへいざなわれているかのように感じるものです。

よくある白シャツに1つの解答をくれたような、「これしか合わない」とまで思わせるクセのある黒ボタンの存在感なのです。

あとがき

一癖出ることで、あえて分野が絞られる分かりやすさが生まれましたこのたびのボタン替え。

確かにbeforeの方がボトムの選択肢が豊富であったことかと思います。

しかし、「一番のコーデ」が見つかることがこの無難なボタンのせいもあり未知のもの。

一方afterの方は、ゴールが近い感じがするのです。

時々浮かぶ言葉がありまして、「万能は無能」というもの。

随分に非情なフレーズではあるのですが、このことは、いろんな分野にもヒントになるものです。

マーケティングにおいても、ターゲットを絞ることがかえって濃いファンが付くといったようなことにも。。

「1つだけ最高のゴールがあればよい」という考え方は、いろいろなところでそう思うことがあります(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク