まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ハンドメイド製作において、デニム、帆布などはその頑強さの利点から多く材料に使われます。
このたび、自身も実際にもったいなく余ったセルヴィッチデニム生地で蓋付きのボックスを製作致しました。
同時に余っていたタータンチェックがいかにもデニムに相性が良いと感じ、ネイビーカラーのテイストで初めて箱を作るということをしました記録です。
14オンスといえどもやはり所詮は生地であると、次回への課題を持った「贈答品を入れる梱包材」のようなデニム製蓋付きボックス
まず、表地は、セルヴィッチデニムの14オンス相当の硬めの物。
そして、裏地は、デニムによく映える黄色の色が入ったタータンチェックです。
角のカーブは、誰がやっても簡単ではないので、ある程度仕方がない部分ではありますが、コツはあるのです。
集まって集中するしわを縫う場所と無関係な内側へ寄せて縫う場所をいかに平らに確保するかをミシンを時々休止しながら手で調整することがコツです。
カルトナージュなどとの違いは、あくまで直立の状態を生地の硬さが支えることです。
縫い代をバッグ作りと何ら変わらぬように同じように隠します。
箱と言ってもたくさん開くので縫いにくいことはなかったです。
もし、ここへハード厚芯のようなものを入れていたとしたら。。
また別の縫いにくさや針が通らないという悩みが出るかもしれませんが、このたびは生地だけです。
あまり思うように出来なくてほぼお手上げでしたが、とりあえず、形を整えるために、4隅にピンタックを入れちゃんとした真っすぐフォルムを出そうとしてみました。
もし、次回同じように蓋付きボックスを布で作るとしたら全面キルトにしてまずは1面ずつの頑強さを追求するところにポイントを置くと思います。
またの機会に別生地で製作にあかつきには、当ブログ記事でご紹介してまいりますね。
この度のボックスは、お取引先様への開店祝いのプレゼントを入れる梱包ボックスとして利用させていただきました。
あまりずっと使えるものではないと判断し、「遊び心のある梱包材」といったところです(^_^;)。
あとがき
デニムの使い道はバッグだけではないということの1つの例になったと思います。
もっと改善していけば、デニムで縫製による蓋付きボックスは可能だと思いました。
蓋にも箱にも裏地キルトをかけることでちゃんとしたフォルムが出来、ラインがまっすぐになっていくと見ています。
最初1発では成功はなかなか実現できないものです、現実の厳しさをことこん味わいました。
例えば、A4の書類を保管するための箱1つにしても、100均なのか、こうした縫製によるハンドメイドボックスなのかでは希少価値がぐんと変わります。
「あまり世の中で実現されていないアイテムをあえて縫製で挑戦する」、よろしければ、ハンドメイドをしている方はここを引用してみて下さいますとうまく共有できそうです(^-^)。