まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
ハンドメイドバッグをデザイン、製作、販売する過程で、私が苦手な部分があります。
それは、撮影。
割と最終段階の作業と言えますが、事業スタート時点からかなり苦戦してきています。
現在それなりに自分らしい背景にはできているもののやはり、ネットでの販売というのは写真の写し方、良い映りなどが物を言います。
これにつまづくと、商品に注目してはもらえない、などという厳しい分野であると考えます。
それでも苦手は苦手。今までなかなか大きくは進歩できずにいました。
背景は白が一番という固定観念はあながち間違いではないが。。
私が白に背景を持ってきていた理由は、もともと背景は白が一番見やすいとの情報からです。
よく分からない分野で苦手な分野ではあるのでそういった情報を信じてそれなりに納得してきました。
なので長いこと背景を白で撮影してきたんですね。
で、最近、仕事仲間からの指摘で黒背景だとぐっとよくなるかも。。との声により、黒背景を試みたわけです。
私も黒というベースというのはもともと好みです。
洋服も黒ベースばかりですし、靴とかバッグもほとんど黒無地もしくは黒ベースに柄が入っていたりします。
背景は白が鉄則というような固定観念は、やはりネット情報がスタートです。
どなたかが書いたブログか何かだったと思われます。
専門的な意見であろうからと信じてきましたが、やはり自分の目というのも持たねばなりません。
私の作るバッグなどは、もしかしたら、黒背景向きなんてものだと言えるのかもしれません。
背景を白の場合と黒の場合とで同じ商品を撮影して比べた検証をした結果
さて、そういうことで、早速黒の壁紙が届いたので写真撮影をし直します。
カメラは生地の素材などに一番向いていると言われている一眼レフで(キャノンEOS)撮影。
素材の雰囲気を最も出すとのモードのチューリップのマークのものに合わせておいて行います。
ここで思いました。
これは、自分の商品のテイストどのように表現したいかで好みが変わるかと。
私の商品の場合エキゾチックな花柄が多数です。
子供っぽい感じのプリントのかわいい柄であればもしかして、白い背景がマッチするかもしれませんが、おそらく私の商品の場合は黒も効果的なのでしょう。
ということで、徐々に、黒背景に写真を改めて撮影し直している最中です。
撮影していく途中で、明らかに黒背景に変えて劇的に変わったバッグが、ネズミのボディーバッグ。
不思議ですねえ。
何か商品のラインまで変わったように感じるのです。
写し方もあるのかもしれませんが、劇的なのです↓。
今回大きな学びが1つあります。
それは、黒っぽいものを黒い背景で写すということへの、なじみすぎて上手くいかないのではという固定観念のまずさ。
このねずみがそうでないことを証明しました。明らかに黒背景でこそ素敵に映っています。
自分がやってみてもいないのに思い込みとか何かの情報で判断して結論付けてしまっているのはよくないことでした。
あとがき
お客様が商品をネットで買う時の勝負どころである写真撮影。
とても大切です。それなのに苦手というこの不利な状況。
より人の話に耳を傾け、気づかなかったところをすぐにやってみたことで新たに発見が複数ありました。
苦手な物ってあまりいろいろ触りたくないものです。
なのでなかなか改善もしにくいという悪いスパイラルが起こりがちです。
それには、必ずしも今現在の状態に納得してしまわないことが大切かもしれませんね。
ついでに言えば、この記事を書いているホームページのWEBデザイン系もとても苦手なんです。
変にしゃれたプラグインで後々アップデート時に不具合で真っ白になってしまうと訳が分からなくなってしまうからと、とても単純な使い方しかしておりません(^_^;)。
そのカバーというかフォローも兼ねて内容を充実したものにしたいと思っています。
撮影もいろいろな背景をテクニカルに行うことは無理なので、シンプルであってもポイントである商品がそれで一番活きるのかどうかの部分は見逃してはならないですね(^_^;)。