まえがき
こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。
長年のうさぎ好き、マスコットや雑貨類のうさぎモチーフを随分たくさん収集してきました。
現在、ハンドメイドバッグ製作を1つの括りで<○○シリーズ>として続行中。
このたびは、<動物シリーズ>の2点目になります。
1点目は「犬」のボディーバッグを製作した【98】の投稿。
お顔だけをバッグに仕立てる点が当シリーズの特徴であり、全身よりも製作の難易度は低く、大人も楽しめる動物バッグになればと思いました。
お顔なので目を最後に設置するわけですが、前回の「犬」と全く同じ目の材料である大きなボタンを使用する点の出来上がりの印象の違いもお楽しみいただければと思います。
<動物シリーズ②>数多くの小花柄から選んだ生地、うさぎさんが最もキュートに仕上がるためのフォルムと目力
かわいらしさもありながら、大人びたテイストもある小花柄は服地の分野で見つかりました。

「エスパンディー」は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)の収縮率の違いを利用した生地の作り方の1種。


ストレートラインを平(ひら)で、カーブラインを(バイヤス)で使い分けました。


サイド部分の始まりから下が「中表」の後半作業部分です。

とは言っても、本体にもカーブがあるにもかかわらず取っ手の間のカーブはこのたびは特別「外表」で。
生地の性質でしょう、カーブもそれほど難しい折り込みではなかった手応えでした。

このやり方により、縫い代の始末がされていませんので、マチの縫い代を両サイドとも共布ラッピングで覆いました(右下)。






ここからは、ひっくり返して内側の様子を見ていきます↓。


通常の裏地付きトートバッグの縫い代始末とは随分違ったやり方を体験したことになります。
あとがき

動物モチーフで作るバッグは、子供っぽくなりがちです。
お顔そのものをバッグ全体にすることでユーザーの幅を大人まで広げることができるのではないかと考えました。
次回は「ねずみ」になります。
これまでの2点は「犬」「うさぎ」共に正面でしたが、3点目の「ねずみ」は横顔になります。
かわいい動物のキュートな角度違いの瞬間としてお楽しみいただければと思います。
すべての動物達は、おそらく元は同じ地球の中の自然の秩序の中で共に歩んできた仲間。
互いに尊重しながらその素敵さ・かわいさから「癒し」「喜び」をプレゼントとしてもらっているのです(^-^)。
