ラメ素材ハンドメイドリュックの完成と【868】の入り口伸び止めテープの効果の検証結果報告【871】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回1点ハンドメイドリュックが完成しました。

今回はなかなかスムーズ。そうは言っても、結局は5日程は要していますので、1日や2日のものではないということです。

また、後日のブログで、大きな作業のくくりをご紹介するつもりです。

今回は、臨時で表地不足による裏地で代用のショルダーの部分がポイントであったことと、【868】の記事で裏地の入り口に伸び止めテープを貼ったその対策が効果があったのかを検証いたしました。

そんなあたりが見どころになります。

ショルダーだけ異素材というもののイメージ

表地のラメ入りシーチングプリントという生地は幅が110cm。

それほどは十分にない幅であったこともあり、ショルダーのパーツが不足していました。

そうして、ちょうど余っていた裏地のネイティブ柄をショルダーに使うことを決意。

左下のネイティブ柄の裏地はとろみ生地。よって、ショルダーの中には基本的には入れ込まないハード薄芯を入れ込みました。柔らかい生地の場合柔らかい芯よりも硬めがうまくできるようです。通常はショルダーには接着芯以上は何も入れないですが、今回は特別です。そうして、元の生地の厚みが違っても、完成品はだいたい他の物との出来上がりの厚みなどをそろえています。
そして、定番の4本ステッチをかけてこんな感じで表地にコーデした柄が映えました。こうして、お部屋などにかけて保管する場面を考えると、柄の位置が左右でそろっているのが美しいですよね(^-^)。

裏地の入り口に一周貼った伸び止めテープの効果の検証

効果あり!!:十分に効果が見られました。この裏地部分ですが、伸び止めテープを貼らないと決まって2箇所程ははタックが寄ってしまいます。横に生地が伸びるから余るのですね。今回その予想を見込み、【868】で伸び止めテープを入口に1周貼りました。その効果が絶大でした。
見る場所も変えてみます。先端がピシッとまっすぐです。気持ちが良いですね。中を開けるたびに視線が行く場所ですので重要です。

ということで、伸び止めテープの効果が得られたということになり、対策が成功しました。

今後も裏地には決まって毎回貼ろうかと思います。

完成作を見る

表はこんな感じです。<サイズ>縦27cmx横27cmxマチ11cm。
蓋を開けるとこんな光景です。
外のリボンをほどきます。内側に巾着袋が設置。
巾着袋のひもをほどきます。内側に黒の袋が広がります。二重仕立ての裏地付き巾着袋です。
フラップポケットです。
入り口はタルカンにナスカンを引っ掛けて開閉。ヒネリ錠、差し込み錠、マグネットボタン、ドットボタン、いろんな開閉機能がありますが、留め具の中ではこの方法が今まで試した中で一番永久的でした。生地に全く穴をあけずに取り付けることができる点がまずは一番気に入っている点です。
入り口の蓋が口を覆います。物を多く入れたときにぷっくりふくらんだことにもこのフラップが対応してくれます。
底の感じです。底板が内蔵されていますので、安心です。

今回の製作は、なかなか順調でした。キルトタイプにもいよいよ慣れてきました。

あとがき

次回は、柄物を表地に持ってきますので、また印象が違ったものがご覧になれそうです。

今回のように4種ほど生地を組み合わせて1点を作ることから計算すると、今年1年ずっと作って現在の在庫の200点オーバーの生地をALL使い切るようなイメージです。

細部も地の目の向きをそろえるのが良し、バッグの八角形タブに矢印を記すという策【870】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

現在製作中のハンドメイドリュック「餅巾着」ですが、完成の一歩手前で本日のところは切り上げました。

総合してみると、製作には、約1週間かかるみたいです。

とても3日やそこらでは完成しないものになってまいりました(^_^;)。

ダイヤキルトをほどこしたり、とにかくパーツの数が多いのでいろんな段階があるのです。

よく調べてみると、1週間かかるということで1か月だと4-5点しか作れません。

1年で50点そこそこです。

そう考えると、私一人の力ではたくさん作って行くことすらできません。

そうすると人数を増やすなどを考えがちですが、もっと違う考え方をしてみました。

ゆくゆくなのですが、他の方にもこの製作方法をご提供して自由に使っていただける道を作って行こうかと考えています。

これだけ世の中で生地の種類が豊富なわけで、私が作ったデザインと全く同じものを仮に他の人が作ったとしてもそれは違うテイストのものになるに違いありません。

そうすると、何ら、デザインや型紙をご提供することなどたいしたことではないのではないかと思うようになってきました。

今年は、この「餅巾着」を自分でも製作しながら、ノウハウの詰まったコンテンツ制作にも着手していこうと思っております。

YOUTUBE動画だとピックアップしてじっくりとお伝えするのが向いているので、補足的なものにしかならないです。

一連の作り方というような形式的な内容はコンテンツにまとめた方が分かりやすいのではないかと私は考えています。

また、このことは、実際に進んでいった時にご紹介致しますね。

作り方などを参考に私のブログをごらんいただいている方は、今年はご注目いただくと良さそうです。

完成までに1週間もかかるようなお品ではありますが、商品というものである以上当然です。

1つずつの細かな作業は実は単純で、その単純の集まりです。

この製作手法で作ったお品というのは、手軽さを追求したようなお品とは一線を画すことになりますので、後の販売などの時に高付加価値が得られますので、充実したコンテンツになるかと思います。

今後の行く末をたびたびチェックしてくださいませ(^-^)。

パーツの裏側のハード薄芯上に矢印を記載する方法

生地というのは、縦横の向きが存在しています。

原反でいうと、巻いてある棒を横向きに長く置いた時に両サイドが耳になり、人間と同じように体に耳が付いているのが両サイドで、人間の背丈が縦向きと覚えます。

細かく裁断してしまった時に縦横が分からなくなることが多角形や正方形などで起こります。

そんな時に、手で引っ張ってみると伸び具合の違いに気づきます。

少しぼやけてしまっていますが、8角形のパーツを横に引っ張っている様子です。よく伸びていますね。これが横向きです。縦は、こんな風に伸びません、とても硬いです。

接着芯のみを貼っている段階では、こうして手で引っ張ってみて縦横の向きを確認できます。

織物は特にそれが分かりやすい。ニットは縦も横も伸びるので逆に難しいです。その代わり編み目が手がかりになるのかな。

そうして、縦向きが分かったら、ハード薄芯の粗裁ちの時に、ハード薄芯に縦向きの印をシャープペンで記載します。この矢印の方向が縦向きだよという意味です。そして、ボンドを貼る時も動かさないようにパーツを置いたままめくってボンドを貼るやり方で向きを固定して貼り付けます。
そして、こんな風に貼り付いたら、周りを表地にぴったりにカット。

あとは、縫い付けるまでは、矢印の向きをたよりに、縦向きを把握していきます。

ハード薄芯を貼った後は手で引っ張りにくいので、この印を記載するタイミングがとても重要ですね。

本体に八角形の取っ手の付け根パーツが正しい縦向きで縫い付けられました。

今回のこのラメ入りシーチングプリントカットが正確にできます。

ほつれにくくしっかりと整っているので、裁断がとてもしやすいです。

出来上がりも八角形がくっきり出ます。

この生地の名前にプリントと付いていることから、おそらく、よく見るとうねりみたいな模様がありますが、この模様がプリントでしょうね。

そして、カラフルな赤や青のラメが加工してくっつけてあるといったイメージです。

綿/100%なのが意外です。

あとがき

3cmのダイヤキルトも手間のかかるものですが、とても楽しいです。

なぜ楽しいかというと、素敵になるに決まっているのでワクワクしながらの地道な作業だからです。

完成がかなり立派なものになります。

このキルトをかける手間が完成時の感動や喜びになります。

だからこそきちんと綺麗にできる方法というものも同時に大切になるわけですね。

次回は、完成がご覧になれます。

特徴としては、表地が不足により(もともと生地幅が1m以内の特殊なもの)、ショルダーのみ裏地のネイティブ柄のマルチカラーになります。

どんな感じになるのでしょうか。お楽しみにどうぞ(^-^)。