同じブランドばかりで集めたクローゼットの幸せ【975】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前読んだ本で、「ファストファッション」という本がありました。

その中の印象的なサブタイトルみたいにもなっていた、「クローゼットの中の憂鬱」というフレーズが製造業者視点から末端の消費者視点へのワープみたいですごく興味深い表現だと思ったものです。

その本も、2010年代のルポタージュ本であって、ここ2020年代へ来て、それと対極のような考え方が少し浸透している様子です。

マーケットサイトの「メルカリ」様などでは古着があちこち行きかい、いろんな人の手へと渡っていく様子が見られます。

私の場合同じブランドばかりを集めているここ最近です。結構注目していて、その古着の行方すら追えることもほんのたまに出てきて驚いています(あの時のお品を購入した人がまた販売しているのかもといったようなこと)。

しかし、それらも、捨てられないという点では、価値があるから残っていくのだと思います。

今回は、あくまでも私の感想にはなるのですが、実際にファストファッション服であふれかえったクローゼットではなくて、厳選した数の少ないハイブランド古着のクローゼット、しかも同じブランドにこだわったお品が並ぶ配置であることを実体験した場合にどのような心持地になるのかというお話です。

「飽き」というものの深みを知る

同じブランドばかりで集めると、飽きてしまうのかと思いがちですが、実は実際はその反対なのです。

同じブランドが集まることで、色濃く特徴が集まって、よりブランドパワーが強まる感じがしました。

ブランドは「アルマーニ」:アルマーニの中でもいろんな名前がありますが、「エンポリオアルマーニ」。「アルマーニコレツィオーニ」、「ジョルジオアルマーニ」のネームタグの3つのどれかを選んでいます。「アルマーニエクスチェンジ」、「アルマーニジーンズ」などは、詳しくは分かりませんが、製造ラインが違うことがお品からも感じられ、チョイスしていません。
クローゼットのイメージ:クローゼット内のお洋服が5セットしかないということでも、普段着のユニフォームのようなジャージスタイルの私の場合だと可能です。それぞれの季節にこの5セットを割り振れば良い。そして、1シーズンに2セット程を着ていくイメージです。

実際は、現在13セットです。

この「セット」というのは、私の洋服の持ち方の特徴でして、上下をペアにして決めてしまう集め方です。

かわいくて購入したけど、結局ぴたりと合うものが無くて着ていない。。。などはよく聞くお話。

非常にもったいないと言えます。宝の持ち腐れです。コスパ悪いです。

その購入前の計画がポイントになりまして、上下のセットのイメージを決めてから購入、もしくは、片方のアイテムで気に入ったものがあった場合に、そこからさらに、それに合うアイテムをその時点で探すという、同時期に上下を決定するという集め方です。

これは、後に出番がないなどということは決して起こりません。とてもお勧めの集め方です。

着方も、「着回し」ということもありますが、あれは結構テクニックが必要で、優劣の差がどうしてもできます。

あれとあれはベストだけど、あれとこれだとあまり腑に落ちない組み合わせだ。。。などと差ができるので、着回し術というのは、高度なテクニックだと思っています。

それよりも、最高の1セットをそれだけ着ることの最強さこそ素晴らしいのではないかという考え方に基づいたものになります。

あとがき

お品そのものの価値ももちろんあるのですが、同じブランドを同じクローゼットに集めることの価値というのは自分が作って行ける価値だと思っています。

何か同じ物が集まることがパワーが増すといった、特徴が色濃く出るといったようなことが感じられて、それらの洋服を確認して目を通す時に「気持ちが良い」というような心持地になります。

以前に読んだ本の冒頭でのお話の「憂鬱」というような気持ちとは反対のものです。

洋服ハンガーが1つ余った時にしたこと-それに見合う洋服を選んでハンガーを全部使う【938】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

とてもインテリア好きな私ピクチャレスクですが、洋服ハンガーにも少々拘りがあります。

木製のブラウンカラーにかかった洋服で気分が2倍にアップ。

好きな木製を洋服と絡めることで、一掃ワードローブが楽しくなり、ハンガー自体も楽しんでいます。

今回、ハンガーが1本余り、そんなところからのスターとのある動きをお伝えしたいと思います。

1本余ったハンガー、そのまま保管かそれとも。。。

トップス用のハンガーが1つ余りました。

もともと、洋服に合うハンガーをいかにお得にあてがっていくかということで、セット購入などをした結果なのですが、1本だけトップス用のハンガーが余りました。

アウター用のハンガーはトップス用のハンガーより少し厚みがあり、違う種類です。

写真の手前のものが余ったハンガーで、この時にどうするかを一瞬考えます。

そして、出した直観的な答えは。。。

「このハンガーに合う洋服を買う」でした。

本来主役である洋服にハンガーをあてがうのに、なんと、この時は、ハンガーが主役。

こんな考え方も面白いものです。

そして、1つの答えへたどり着きます。

「長袖のワンピースだ」。

年間のお出かけ着は全部で10着程度。

その少ない中であと1つだけ追加するとしたら。。。

ということで考えた結果が、長袖のワンピースでした。

割合としては、スラックス型のパンツが大半を占めていて、スカートが1点だけ、真冬の羊革のフレアースカートです。

あとは、エンポリオアルマーニ、アルマーニコレツィオーニのジーンズがそれぞれブルーとチャコールで1本ずつです。

夏にはミディ丈のスカートも。

そこへあと1つとして、すでにあるビンテージワンピースの半袖の仲間として、長袖のビンテージワンピースというのがしっくりと来ました。

現在探し中であるので、まだ結果がご報告できていませんが、とてもワクワクしています。

不思議なのが、主役でなかったはずなのに、心躍ること。

なので、結果の満足度は、どういった経緯で洋服を買うことになったかが関係ないのかもしれません。

ハンガーが空いていたのを埋めたいがために探した洋服探しがこんなに楽しいものだとは思いませんでした(^-^)。

あとがき

その探し中の長袖ワンピースは、すでに持っている半袖のワンピースの素材であるちりめんと同じにすることでこだわりが濃厚になるのもいいなあと思いながら、逆に、ちりめんのようなテイストとは違ったヴィンテージの良さみたいなのも発見できればとセットアップタイプにも目を向けています。

それほど慌てずに、渾身の1点を見つけたいと思います(^-^)。