ネットのお買い物の古着選びにお役立ち、サイドから見たスラックスのヒップのラインのカーブが有るとゆったりはける【1387】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

スラックスというアイテムがとても好きです。

あのセンターラインの整然さは自然に背筋が伸び、まっすぐに堂々と歩きたいという心理さえ呼び起こすパワーを持ちます。

スーツが大切なシーンには欠かせない物であるいことをスラックスをはいた時に実感することがあるのです。

このたびは、スラックスにおいて、ネットの写真とウエストだけをたよりに購入した結果がヒップがやや窮屈なはき心地だった体験を活かします。

その窮屈さは、いったい見かけのラインのどこに現れていたのか、購入時の写真だけで気付くことができる可能性を見つけましたので、お伝えしたいと思います。

スラックスをセンターラインで折った時のヒップのカーブが無いものは窮屈であると判断、はかずにはき心地を写真だけで知る方法がある

購入した年代物だと予想する手作りスラックス:ファンシーツイードが素敵。ラインがなんとなく1970年代かと。
ポケットが付いていないこともあり前後を記しました。ウエストラインが上がっている方がヒップ側。

ウエストにはゴムが入りとても融通は利いていました。

ところがウエストの割にはヒップは非常に窮屈に感じました、パンパンです。

そのことが気になり、他のスラックスと比較することに。。↓。

比較対象のスラックス-1:こちらも手作りのスラックス。右のヒップラインが丸いです。履き心地はゆとりあり。
比較対象のスラックス-2:「エンポリオアルマーニ」様のお品。こちらもヒップラインが丸くしてあります。

比較対象の2点は、はき心地はヒップに沿って、良きフィット感なのです。

ところが、ファンシーツイードは窮屈。

この答えが、ヒップのカーブラインの有り無しの違いにあると結論付けました。

3点一緒にヒップラインだけ比較してみます↓。

3点の同時比較:明らかです。ファンシーツイードには丸みが不足、もしくは無いということになります。

ということで、もし、ネット購入などでウエストだけしか情報が無くても、こうしてヒップのラインが丸みを出してあるのか丸みを感じない真っすぐなのかで、はき心地をある程度想像することができるのです。

店舗で試着できない状況であってもスピーディーなお買い物のメリットは十分にあるのがせっかくのネット購入の良さです。

その他は蚤の市や野外マーケットの場合もなかなか試着までできる環境が少ないです。

そういった時には、是非「メジャー」だけはお持ちになりながら、ウエストはメジャーで計り、同時にヒップのラインの丸みをチェックするということをしてみて下さいませ。

これは予想なのですが、1970年代辺りにヒップラインの真っすぐな流行があったかもしれません。

実は、このファンシーツイード、前面のおなかに関してもあまり丸みが無いと感じました。

全体にパターンが扁平に作られているようなのです。

ヒップと同じことがおなかのラインにも言えると思います。

お腹の場合は「タック」によってゆとりも表されていることが多く、こちらも奥が深そうですが、またの機会にお伝えしたいと思います。

見た目でも十分に判断できる1つのポイントとしてこのたびの人間の身体のふくらみのパーツが実物にちゃんと落とし込んで表現された「機能」になっているのかをチェックする勧めです。

確かに窮屈ですが、はけましたので、これも味わいとして持っていきます。

1つコーデを考えましたのでご紹介したいと思います↓。

クリーム色のセーターに合わせオレンジ系の小物で押さえたファンシーツイードスラックスのコーデ。

あとがき

基本的に古着オンリーのお洋服スタイルで望むのですが、何ら古着と言ってもピカピカで着れるものです。

古着の中には、それほど着用されていないお洋服がたくさん見つかるのです。

特に日本の古着は世界的にも良い状態のものが多いとの評価があるようで、そのことに東南アジアの国の人がすでに気付いているようなのです。

その価値に気づいていないのは、むしろ私達日本人なのかもしれないのです。

今後はアパレルのかつての大量生産の構造が現在以上にもっと成り立たなくなると思います。

良い市場の位置を押さえた大手だけが大量生産で成り立ち、それ以外の中間的な層の業者は姿を消していく傾向にあります。

ニッチな層やそのお店ならではの際立つ何かを持った製造業者だけが残ると見ていますが、本当の事は分かりません。

大量生産型の普遍的な品物・高価な少数生産型の品物に加え、「綺麗な古着」も選択肢にあるのです(^-^)。

ピクチャレスク-山田絵美-ブログラスト
書き手:ピクチャレスク

マチ付きバッグの視線が集まる場所はここです、底のハギ目がぴったりと十文字になった美しさの追求のための技術【184】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

以前に、「シャネル」様のキルティングがかかったバッグについて、柄合わせの徹底さから、目に映る細かなラインの細部まで美しく整ったものを作っていく「姿勢」というものがとても素晴らしいというお話をブログの記事の中でさせていただいたことがあります。

あのキルトの柄のつながりを見て、チェックやストライプ、ボーダーのバッグを作る時に柄合わせを意識するようになりました。

見た側もとても心地が良い、柄がぴたりと合っていることの美しさと、そこに込められた強い熱意や徹底した方針も見られます。

今回は、<ハンドメイドバッグ教室>でマチ付きバッグのマチの綺麗な出し方をご紹介します。

マチの十文字ピタリと綺麗に出すコツ

マチは、長方形で縫っておいて、つまんで、ハサミでカットという方法もあります。

ハサミでカットしてはいけないような裏無しの場合は仕方がありませんが、間違いなく、マチ付きのバッグの型紙は、最初から角を削った形で用意し、裁断しておいた方が綺麗にできます。

このようにマチ部分を最初から削った型紙で裁断したやり方の方がマチが綺麗に作りやすいです。

それは、目に映りやすい位置にマチの重なりの十文字が来るので、整えやすい状況にまずはあるというのが、その理由。

そして、その環境が上手く整えられた状況で、マチを作りますが、その時に、マチの先端周辺だけを見るのではなく、奥3cm程入った部分までのハギ目の線のつながりを見るのです。

まずは、きちんと両割れしている必要がありますので、事前のアイロンも重要です。

こんな風に3cmほど奥までハギ目部分の線を見ながら十文字を合わせるということをします。
上の方だけを表面的に見ているよりもはるかにぴったり合ってきます。
そして、十文字にぴったり合った位置を指で固定し、真ん中のハギ目に待ち針を打ちます。
決して動かしてはいけません。固定した位置を確実にキープします。
左右もそのままぴたりと合った状態で待ち針を留めます。

コツを実行した結果のマチの出来具合

やることはやったということで、マチを縫った後ひっくり返します。

とりあえず、合格ライン。十文字が綺麗に出ているハギ目は美しく、気持ちが良いです。
これ1つでも良い仕事ができた証(あかし)と言えるのではないかと思います。

あとがき

良い仕事ができたことが分かる商品はやはり価値が上がります。

マチの十文字もいわゆる柄のようなもの。

「シャネル」バッグが徹底して柄を合わせてあるように、左右1つずつのシンプルなものではあるけれど、マチの十文字柄も同様のこと。

ここは重点を置きたい場所です。

マチ部分は、バッグを一目見た時に、視線のいく場所の1つであるかと思います。

びしっと綺麗な十文字にするまてにこのコツを取り入れていただくと、「ハンドメイドバッグ道」のワザが増え、1つステップアップできるのではないかと思います。