安定感あるその柄は家のドアにも使われる、市松モチーフ同士のコンビの巾着袋【1140】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

日本の伝統的な柄の中に、「市松」という柄があります。

縦横平等に配置されたその柄は安定感があり落ち着いています。

かつては、携帯電話のモデルにもそれが取り入れられて、その素敵さに愛用していた時期もありました。

さて、このたび「インテリア収納袋:小」がループエンド未定のまま仮完成しました。

あまりにメンズライクで、いつものすずらんループエンドがマッチしないという事態に(^_^;)。

別でそういった場合に用意していたコイル型のループエンドは、穴が小さすぎて紐とのバランスが合わず新しいループエンド待ちとなりました。

仮完成ではございますが、いったんここでこの製作の記録を投稿たいと思います。

市松柄同士のコンビに洒落を効かせる

「インテリア収納袋:小」:<サイズ>縦22cmx横19/34cmxマチ15cm。・・・まだループエンドを取り付けていませんがそれ以外完成しています。

表面の凹凸感が素敵です。

<表地:黒>生地名不明(ジャバクロスという生地の仲間として入手)、混率不明(おそらく綿/100%)、原産国不明(おそらく日本製)。・・・詳細が正確に分からずごめんなさい<m(__)m>。
類似の生地の方は詳細が分かっていますが、それとセットでいただいたはぎれがこちらです。
とても美しい整った織り目にはうっとりとさせられます。1マスずつが刺繍のような様相です。
<裏地:薄グレー市松>デニムコーディネート、綿/100%、日本製。・・・かつてのマスク不足時代の2020年春にマスク製作用に調達した生地の残りです。

こうして、やっと年月を経て、すべて使い切ることができました。

デニムマスクの仲間としてイメージをそろえてのマスク製作でしたので、セルヴィッチデニムよりはうんと柔らかいですが、マスクとしてはこの柔らかさが機能的で使いやすいです。

セルヴィッチデニムであると、珍しくはありますが、重いですし肌触りはこちらの方が良いかもしれません。

けれど、もともとこうしたバッグなどに使用する方が相応しい素材だと思いますので、今回の遅ればせながらの製作で結局一番多く生地を使用できたかもしれません。

マスクは面積が小さいので、生地屋さんの切り売りが5cm単位でもやってくれるお店での購入が絶対にコスパが良いです。

縦の長さぎりぎりの10-15cm程でも十分にマスクは2-3点作れます。

市松コンビで出来上がった巾着袋はメンズライクに出来上がりました。

あとがき

もうこの時点で残る製作はあと3点となりました。

ここでいったんインテリア収納袋シリーズは終了です。

全部で50点強コツコツ製作してまいりました。

その連続の製作の中で、自身の得意技も分かってきました。

もちろん、綺麗に作るコツとかそういったことも学びましたが、これだけ頻繁に連続製作したのは今までの中では断然今回が一番です。

<得意技>
・表地と裏地のコーデ
・均等な4本ステッチ(ショルダー/取っ手)
・ラッピング
・大花アップリケ
・ダイヤキルト(中綿/ソフト厚芯)

今回の中でラッピングは出てきていませんが、得意技には入りますので、一応入れてみました。

何と言ってもやはり、テーマは「コーデ」なので、一番上の表地と裏地のコーデが一番の売りになります。

と、こんなことを自分でお伝えするのもおこがましいのですが、マーケティングの本を現在読んでおりまして、自社の強みは熟知していなければいけない大切さを学んでいます。

よって、このように得意技を数点挙げることができたのも、有難いことです。

中には苦手だったものもありますが、ひたすら上手くなるように頑張って得意技とまでになったラッピングなども実はそういった苦労の賜物です。

これらの得意技は、得意技で終わりません。後に制作を増やしていきます、デジタルコンテンツ「共有型のハンドメイドバッグ」に盛り込んでいきますので、結局は多くの人へお伝えするゴールに向かいます(^-^)。

かわいい巾着袋の中でひときわクールな存在、大花柄が特徴の高級フクレジャガードニット素材で作ったシックな巾着袋【1111】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

ずっと連続製作をしていますインテリア収納袋の巾着型ですが、ここへ来てモノトーンが増えてきました。

もともと、生地ストックを全部使っていこうということで考えた製作で、比較的早く完成できる巾着袋デザインか時々トートデザインを入れ込んでいます。

今回は巾着袋で、モノトーンでも黒xグレーのバイカラー使い。

夕方の撮影でグレーに赤みが差していることをここで前もってお詫びしたいと思います<m(__)m>。

実際はねずみ色と呼ばれるような青味のグレーですので。

表地も裏地もニットで製作の巾着袋の雰囲気を味わう

「インテリア収納袋:小」:<サイズ>縦22cmx横19/34cmxマチ15cm。

柄がぷっくりと浮き出ていて非常に美しいです。

<表地:黒xねずみ色グレー>フクレジャカードニット、ポリエステル/62%、再生繊維(テンセル)/35%、ポリウレタン/3%、日本製。・・・このお写真が実際の色です。撮影以外の別の時の写真を引用致しました。グレー部分はねずみ色です。
<裏地:黒>ちりめんニット無地、アセテート/72%、ポリエステル/25%、ポリウレタン/3%、日本製。
ひもは、5mmという太めの江戸打ち紐、レートん/100%、日本製。その先のすずらんループエンドは、「アイリス」社製。ネットではあまり広まっておらず(こんなにかわいいのに)、アイリス様からの直接の仕入です。

このすずらんループエンドは今回はシルバー。ゴールドとシルバーが調達してありますが、生地によって使い分けています。

お気づきだとは思いますが、今回は、表地もニット、裏地もニットです。

ニットの巾着袋ってこんなにふんわりやわらかな雰囲気なんだと思われたことでしょう。

よく伸びるタイプのニットであれば、表地も裏地も両方ニットの方が一緒に動いて相性が良いです。

硬めのニットの場合は裏地に織物を持ってくることもあります。

ニットを縫う場合も糸は変えていません。通常のスパン糸かテトロン糸です。

その代わり、接着芯に融通を利かせます。

ニット芯を使って伸びる表地に沿うようにしながら、縫い糸にも柔軟に接着芯の方側から糸へ対応していく形で、全体が上手くおさまります。

こうした巾着バッグであれば、洋服とは違い、大きく力がかかって動きが複雑だったり、長-く伸ばすこともないのでこの辺りの対策で十分だと思っています。

糸をニット専用に変えると糸を持ちすぎて使わない時は余計なストックが増えますものね。

そう考えると、接着芯は常にニット芯で織物にもニットにも両方を兼ねると考えると、ニット芯をまず手持ちに置いておかれることがお勧めですね。

ただ、織芯にもその良さがある種類もあり、ハリコシがニット芯よりもよく出る種類のものもあるので、余裕があると使い分けもそれぞれの良き味わいが活かされるかと思います。

あとがき

この製作どこまで行くのでしょうか。

残りの生地はこうしたモノトーンが結構ありますが、他のカラーの色もまだ残っています。

裁断済のもので、20点くらいかな。

年内に作ってしまいたいと思います。

もとは、在庫を一掃することで、生地販売も並行していますが、完成品にしていく方向も同時にしています。

やはり、生地の方が全体としては手ごたえがありますが、イメージというのは人それぞれで、浮かばなさそうなものは、生地でも手ごたえがないものとなっているようです。

そういったものは無表情っぽい生地がやはり多いです。

華やかなぱっと見の生地はやはり目を引くみたいな単純なことのようで、そちらは、生地のままでもお届けできる可能性が高いです。

一方、そうでない、なかなか煙たがられる存在のような難しいものを製作で私が変化を付けていきたいと思います。

真っ黒の無地なども生地だと何ら特徴がないように見えますが、そういったことも年末までにその生地の良さが分かりやすく伝わるものに作って行きたいと思います(^-^)。

マチの縫い代ラッピングも美しく♪、真っ黒な裏地の中の小花柄のコントラスト効果【1106】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

今回も巾着袋製作を続行中です。

ちょっとスタートの仕方がいつもと違いまして、製作途中で保管したままの別の型の袋状態の仕掛品を活かした製作になりました。

時が経過していて、その時の続きとしてはとてもテンポが合わず。

今回製作中の「インテリア収納袋:小」に合わせていきサイズを途中から変更しながら製作しようということに。

どこまで作ってあったかということなのですが、ほぼ完成していました。後は、マチの縫い代を始末する策を考えるという状態でした。

そのマチが10cm。それを15cmへ変更するということで、内側を地縫いし直して余分な縫い代をカットするやり方でサイズを変えることができました。

そして、カットした縫い代の始末を、ラッピングで隠して完成という見通しを立てました。

特別仕様のマチの縫い代ラッピングの巾着袋

まえがきのお話はイメージ沸きにくかったですかね<m(__)m>。こんな意味です。内側の両マチの縫い代が見えている状態なので、ここへ表地と同じ生地でラッピングをしたのでした。ついでにブランドネームも挟み込みました。

裏地が真っ黒なので、表地の反転のコントラスト効果が素敵です。

「インテリア収納袋:小」:<サイズ>縦22cmx横19/36cmxマチ15cm。・・・途中で別のデザインを現在のサイズに合わせた兼ね合いでいつもとサイズが違う部分がありまして、横の広い方です。ル雨情34cmで出来上がるのですが2cm広い36cmです。
<表地:白x黒小花柄>花柄レーヨンプリント、レーヨン/100%、日本製
<裏地:黒>生地名不明、混率不明(おそらくポリエステル/100%)、原産国不明(おそらく日本製)・・・生地屋様からのいただきものの生地で詳細が分かっていません<m(__)m>。とても良質な喪服みたいな生地です。

生地も薄手であれば弱いということはなく、薄くても丈夫な生地というものがあるものです。

主に4種、①厚手で丈夫、②厚手でゆるい、③薄手で繊細、④薄手で丈夫などの4つの違いを今まで経験してきました。

表地のレーヨン生地も、薄手のとろみのようなイメージですが、実際はイメージよりもしっかりしています。

そして、がさっとした感じの感触が裏地と共通します。

これで完成ではなく、まだ続きがある

ここへ、後日デイジーデザインのアップリケを黒と白で重ねてワンポイントに正面に飾る予定です。

少し柄が単調なので、ワンポイント的に正面にアップリケを付けて視線を集めるのが目的です。

現在手配中。後日到着したら縫い付けたいと思います。

あとがき

ここ近年、私自身が黒x白のシンプルさに興味を持っています。

お洋服のコーデなどもそんなところをポイントにしています。

黒白は飽きが来ないし、自然です。

無彩色の良さを自分自身味わっていまして、是非お伝えしたいです。この後の続きの製作にも黒x白が登場する予定です。

また違う生地と柄のの黒白なのでその違いも興味のわくところですね(^-^)。