<旧59>ペンダントにリンクのラウンドスクエアバングル、マーカサイトの葉っぱ柄が共通の3点ジュエリーの良き関係【321】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

「sterling silver:スターリングシルバー」は、確かな銀製の証という意味の呼び名。

「sterling」という言葉が、「本物の・生粋の」などという意味です。

銀の含有量が大半の92.5%から、純銀に近く通称「925」と呼ばれる刻印のものに等しい存在です。

当「本物志向のレンタルジュエリー」の「本物」というワードにも相性が良く、2020年の開始当初は全67セットの3分の2が925ベースのセットでした。

その後、2度の大改良(2022年・2024年)と途中の部分的差し替えの変遷を経て、当ブログ記事の「手直し」の2025年においては、シルバーベースは全面廃止となっています。

これも、ユーザー様からのフィードバックによる発展であり、現在は、高級地金の18金やプラチナに宝石質のストーンの組み合わせのジュエリーのみに特化しています。

しかし、シルバー925ジュエリーも、真珠や翡翠などの連物も、工業的素材のコスチュームジュエリーであっても、ジュエリーとしては非常に魅力的な存在。

このように過去のラインナップを記事に展開し、装い方のご提案として記録に残しているのです。

このたびは、遥かアメリカから届いた2010年代のコレクションの1つ、その後2020年レンタルジュエリー開始当初のラインナップに並んだマーカサイトペンダント中心のジュエリーコーデをご紹介したいと思います。

遠目に映るフォルムの揃いが瀟洒、葉柄のマルチカラー天然石が差し色のスターリングシルバージュエリーのまとまり

<旧59>全4点:ぱっと見のすっきりさは、遠目の四角フォルムの映りが共通であることの効果が大きいです。
<旧59>ペンダント:925製の3cmx1.5cm。葉は天然石とマーカサイト。ステンレスフィガロチェーン60cm。
<旧59>バングル:「シャネル」様のプラスチックバングル。ロゴマークはシルバー色で4箇所。内周19cm。

微妙なサーモンピンクでしたが、所々にオーロラのようにパステルカラーのピンクやブルーが入り混じる点もペンダントに近づけやすかった点です。

<旧59>リング①: 925葉柄のマーカサイト。幅5mm。サイズは13号程度。ペンダントの葉柄にベストマッチ。
<旧59>リング②:淡いパープル系の瑪瑙(メノウ)の多面カットくり抜きリング2個。サイズは共に13号程度。
お洋服とのコーデ例:ベージュの透かし編みセーターと白のスラックスと共にパステル寄せ。

あとがき

遠方からの入手のペンダント、その後同じ物は見つけることはできていませんので、その時の出会いが貴重だったと振り返ります。

こうしたジュエリー集めは、短い期間ではできないこともあり、このたびの葉っぱモチーフのペンダントと合わせるその続きには随分悩みました。

ペンダントとリングの間の橋渡しのような存在のバングルやブレスレット、2箇所ではない3箇所配置同士のまとまりは、少なくとも2点の関連付きでセット完成までのコマを進めていきました。

すべてが全くのお揃いでなくても良い、かえって別物の3点が集まるミラクル・ドラマチックな背景を体感しながら、素敵な組み合わせを作り上げようとしています(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

ジャガードの裏面使いは新しい生地と出会ったような新感覚、2倍の価値を持つ素材で製作の2点のミニポーチ【90】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

このたびは、高級生地の風通ジャガードの残布を隅々まで活かしたいと、2点のミニポーチを製作。

メインバッグ製作は【39】のドーム型ショルダーバッグでした。

こうしたミニポーチを作るシリーズの最初の3点セットは【88】の投稿から始めておりまして、このたびは二度目のセット製作となります。

【88】には反省点がありまして、はぎれで作る製作を製造者自らがバイヤスの目線で見てしまっていたこと。

その結果として、裏地無しで縁の縫い代始末さえしていない簡素過ぎる作りが、愛着を持てないいずれは廃棄する気持ちになるようなアイテムになってしまいました。

その見直しから、「はぎれ・残布・残り物」などのいかにも価値が無さそうなワードを決して後ろ向きに捉えず、そこに価値を生み出す製造する者の役割を考えました。

そして、このたびからは、こうしたミニサイズのポーチであっても必ず裏地を付けるお仕立てを徹底していくことを決意。

つまり、「いい加減なものは何一つ作らない」という意味のハンドメイド製作すべてに対する姿勢を見直したということになります。

裏地付きの最初の製作は、ファスナー付きの水平型ペンシルポーチとマチ付きのファンデーションケースとなります。

是非、【88】からの変化として、当【90】をご覧になって下さいませ。

マルチカラーのジャガード生地の裏面に発見した新しい世界観、エキゾチックなブルー地のボタニカルなミニポーチ2点

表地(柄):風通ジャガード、ポリエステル/75%、絹/22%、ナイロン/11%、イタリア製。裏地(焦げ茶):ナイロンタフタ撥水アクリルコーティング、ナイロン/100%、日本製。
ファンデーションケースの方の裏地:表地と裏地を別々に縫い合わせた袋同士を合体するトートバッグの作りです。
ファンデーションケース作り:ピンタックステッチを縦四隅に入れてスタイリッシュに。マジックテープ開閉。
ペンシルポーチ作り:底は生地が不足の為「わ」ではなく「はぎ」。内部の三つ折り始末は手まつりで行いました。

分かりにくいのですが、ファスナーの色は濃紺です、黒を配置しないところはマイルドさを幾分か演出したもの。

コスメケース2点セット:<サイズ:左>縦6cmx横9cmxマチ3cm。<サイズ:右>縦5.5cmx横18cm。

専用ケースをイメージした方が良いとコスメ分野にしていますが、様々な物が入ります。

あとがき

ジャガードの裏面は意外な美しさを発見することがあります。

ちなみに、【39】で完成していたメインバッグの表面使いは、こちら↓。

同じ生地なのに、ベースの背景色が違い世界観が変わります。カーキグリーン背景の本来の表地はこちらです。

1つの生地に2つの価値があるとその有難さを存分に喜び、メインバッグ製作にも一部を裏面に使って引用すると、素敵な生地の全体像がより一層感じられます。

色違いのような配置がなされた1点のバッグ内部、バッグを覗いた時などにうっとりと眺める楽しさが生まれます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク

1点物バッグ製作者の生きがい、表地と裏地のまたとないコーデをじっくりと創造する時間を惜しみなく過ごすこと【33】

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まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

生地を選び生地の表地と裏地の組み合わせを考える時間、ハンドメイドバッグ製作者にとって至福の時です。

バッグが完成する前の、柄が広々と配された美しさを100%で感じ取れる段階なのです。

この生地のままの美しさをいかにして完成品(バッグ)に継承できるのかということを意識するようになりました。

良き完成品にならなかった場合は、最初の段階の素敵さを仇にしてしまったと思うことがあります。

このたびは、現時点での製作予定の生地を複数ご紹介しながら、グループに分類して、より生地の性質や存在を大きく見てみる回としたいと思います。

当ブログ記事は、最初の投稿の2019.08.11からおよそ5年半後の2025.02.02にブログ記事の「手直し」の順番で、タイトルから見直し綴り直しをしています。

ここに登場のすべての生地は、その後の製作でバッグに作られていきました。

多くが失敗を伴った未熟な期間だと今思えばそう振り返ることができますが、どれも2019年でしか出会えなかった貴重な生地、ほとんどが2025年では見つけることができません。

では、ピクチャレスクの視点で分類をしながらご紹介してまいりたいと思います。

すべての生地に、細かな混率や原産国の情報がありますので、そういった点にもご注目いただければと思います。

たとえ無地でも織柄やミックスカラーを選択、「ジャガード」「マルチカラー」がキーワードのハンドメイドバッグ生地集め

ヨーロッパ製のジャガード生地6点:ジャガードにも様々な種類があり、それぞれの立体感の表現があります。

左上から時計回りに詳細を記載します↓。

インテリアジャカード(うろこ柄)、綿/100%、トルコ製

②ジャガード(暖色系大花柄)、綿/55%、ナイロン/45%、イタリア製。

③ジャガード(黒xゴールド薔薇柄)、ビスコース/70%、ポリエステル/30%、イタリア製

④風通ジャガード(グリーン系ボタニカル柄)、ポリエステル/75%、絹/22%、ナイロン/11%(全体で100にならないため、生地屋様の記載間違いだと思われます)、イタリア製。

⑤ジャガード(シルバーグレーxピンク丸花柄)、ポリエステル/100%、イタリア製

インテリアジャカード(原色系花柄)、綿/100%。スペイン製

日本製のプリント花柄生地6点:曖昧な色こそ「手間」が入っていて高級で優れた生地だと見ることができます。

①ちりめんジャガード(グレーxエンジxモカ花柄)、ポリエステル/100%、日本製。

②つむぎシルクプリント(黒地xブルーグレー小花柄)、絹/100%、日本製。

③エスパンディーニットプリント(白地赤小花柄)、ポリエステル/100%、日本製。

④スエードプリント(濃ピンクx黄緑薔薇柄)、ポリエステル/100%、日本製。

⑤サッカープリント(黒地xセピア薔薇柄)、綿/100%、日本製。

⑥paper printed(ライトグリーン地xマルチフラワー柄)、ポリエステル/100%、日本製。

ネイティブ柄の生地2点:抽象的な模様がかえって落ち着いた感じに映ります。幾何柄のような柄も含みます。

左から順です。

①ジャガード(インディゴ)、綿/100%、日本製。

②バティック(ピンクxグリーンx黒マルチカラー)、綿/100%、タイ製。

柄の外枠が必ずゴールドの線で囲われたこの作りは、「バティック:ろうけつ染め」の特徴です。

ボタニカルテイストの草木柄生地x2点:フローラルとは違ったかっこよさがあり、お花よりもクセが無いのでは。

左から順に行きます。

①インテリアジャガード:フィーユ(カーキグリーン)、ポリエステル/100%、日本製。

②ジャガードプリント(カーキグリーンxオレンジ)、ポリエステル/100%、日本製

無地ライク生地x5点:無地と謳われながらも織柄が出ていたりミックス感がある糸のカラーの織り交ぜが美しい。

左上から時計回りにまいります↓。

①フクレジャガード(黒)、綿/97%、ポリウレタン/3%、日本製。

②塩縮プリント(黒)、綿/100%、日本製。

③パイルニット(カーキグリーン系ミックス)、綿/100%、日本製。

④合繊無地(キャメルベージュ)、ポリエステル/100%、日本製。

⑤クリスティーヌ(ゴールド)、ポリエステル/60%、メタル/40%、日本製。

裏地に色違いで何度も使わせていただいた万能生地:ジャガード(まだら柄)、ポリエステル/100%、日本製。

あとがき

生地の状態の時にも画像や動画でできるだけユーザー様にもお伝えするようにはしていますが、生地の状態をじかに味わうことはバッグの製作者しかできないこと。

十分に眺めイメージしながら楽しませていただく部分は作り手としては必要な時間であり、バッグを作る者にとって大切なことです。

そうして、味わわせていただいた良き心地と引き換えに、良質で素敵なバッグを全力で製作していくのでございます(^-^)。

山田絵美
書き手:ピクチャレスク