リサイクルショップに並ぶ古着物の中で一際輝きを放っていた洋と和の狭間のマルチカラー大花柄のウール着物【1232】

まえがき

こんにちは。picturesque(ピクチャレスク)です。

最初に古い着物が素敵だと感じたのは、近隣にあった今は無きディスカウントストアです。

どのくらい古い物なのか、素材は何なのかなどなかなか背景が分からないところがもどかしく、ミステリアスなのが古着物です。

着物にはかつて品質表示が付けてこられなかった文化というか法律というかそんなこともあり、手がかりが見た目でしかつかめないことも多いです。

それでも、お店の配慮で、着物も「正絹:しょうけん」であれば、タグにその記載をしてくださったり、ウール、レーヨン、ポリエステルなども情報があれば記載があったりするとても良いディスカウントストア様でした。

そのディスカウントストア様というのは、「キンブル」様です。

愛知県で数店舗の展開の地場的なディスカウントストア様です。

これまで、モルガナイトの珠ネックレスや翡翠の珠ネックレスなど、古き良きジュエリーなどもいただいたことがありました。

そして、また別のリサイクルショップですが、このたび、素敵な着物を発見。

こちらは、「BOOKOFF SUPERBAZAAR」様。

最近は着物も積極的に取り扱われているようなので、よくある柄は目が慣れてしまいます。

そんな中でキラリと光るお品を発見しました。

黒ベースのマルチカラーは1つの自身の好みの王道

着物の状態が一番大花柄がゆったりと広がっています。

マルチカラーがすごく美しいですね。

地は黒です。よって、カラーがネオンカラーみたいに映えてより美しいです。

着物でこうした色使いがちょっと珍しいと思ったこともこの着物に注目した理由です。

もっと柄や素材に寄ってみます↓。

上半身辺りの様子。たたんでも生地にしわが寄りません。保管がとても楽ですね。
素材の情報が全くありませんが、がさっとしています。そして少し毛羽立ちがあります。
正絹ではなさそうで、毛、レーヨン、ポリエステルのいずれかであると予想しますが、
たたんだ時の皺の無さからは、ポリエステル/100%というのが私の現在の予想です。

これを今後どうしていくかの考案

私は解体して作るとしたら、バッグ専門なのですが、まずは、着物そのままで着用というのもかなり素敵だと思いました。

洋服にアレンジするとすれば。。。

例えば、袖だけのリフォームでコートみたいにアレンジできるかもしれません。

とにかく柄が大花柄なので、ゆったりとした大きな面積での利用が本来は柄が活きると思うのです。

着物のリメイクの著作権についての考え方としましては、私は、これも著作権があると思っています。

洋服と同じで、プリントである以上、このお花の構図を描いた人というのが存在するわけで、本来は自明に発生する著作権がこの柄を描いた人にまずは存在します。

ただ、着物はグレーゾーンとして、著作権があいまいであることもささやかれており、そこが、いろんな著作権の考え方を複雑にしています。

けれども、私としては、この着物を解体してバッグにして、販売していくという、この「販売」に関してはやっておりません。

着物リメイク品の商業利用は著作権侵害にあたると思っています。

ということで、現物の元のままのお着物の状態をご紹介するこのたびの投稿にとどめたいと思います。

リメイクも自身の利用であるならば良いので、自分のものを何かしら作るかしていくと思いますが、図解でこんな感じのリメイク方法があるよというようなご紹介は可能。

後に当ブログで、ご紹介してまいりますね。お写真は難しいと思いますので残念ですが。。

あとがき

現在読んでいる本がちょうど日本のファッション史のような内容で奇遇です♪。

着物というのは、明治時代以降にだんだん洋服に変わっていったのですが、それでもものすごい量の着物が古着物して現在でも存在しているようです。

着物も文化としてはまだ残っていますし、日本古来の伝統ある文化である「お茶会」などの席、「披露宴」などでは、着物が活躍しています。

私としては、やはり「和と洋の中間」のテイストのものに目を向けています。

正絹でなくても、とにかく、こういったテイストの柄は、着物ではなかなか珍しく差別化になります。

和一辺倒も着物らしいのですが、多くの方々が古着物に注目している昨今で、「テイストをしぼって集める」ことの価値を考えています。

なかなかないですが、見つかることがある時には希な機会であるということで、入手したいと思っています。